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20年ぶり 歯医者さんで歯の治療を受ける

今週に入ってから、どうも左の奥歯に痛みを感じ、昨日は食事も大変なほどの状態になってしまったので、今日の昼間、地元での仕事の合間を利用して歯医者さんに行った。

これまで私は歯が丈夫な事が自慢になるほどで、最後に歯の治療をしたのは今から20年前。小学6年生以来の事だったと思う。当時行っていた歯医者さんもあるのだが、地元の人からの評判を聞いて、当時とは違う歯医者さんに行ってみた。そこは小児歯科も兼ねていることから、先生も歯科衛生士の方も皆さん優しい人ばかりであった。診察の時、先生から痛いところを訊ねられたので「左の下の奥歯です」と答えたのだが、実際に痛かったのは上の奥歯だった事が解った。先生の話によると、実際に上が痛いのに下から痛みを感じる事はあるらしい。

一通り先生に診察してもらったところ、親不知の上の歯が一部欠けていて、その掛けた部分から虫歯になっているとの事。しかし、それも先生曰く「不運な結果による虫歯」との事で、全体的には歯は綺麗で管理が行き届いているとお褒めの言葉を頂いた。今後、欠けている歯を治療し、その関連で僅かに虫歯になっている歯もあわせて治療するとの事。全部であと2回ほどの通院が必要らしい。

診察を終えて、職場へ戻ったのだが、朝までの痛みが嘘のように今は消えてしまった。今日は仮の治療なのだが、その結果、痛みは殆ど感じなくなり楽になった。歯は大事なもの。今回の事で今まで以上にそう感じた。これからも自分の歯を良い形で維持できるように気をつけたいと思う。

ブログの更新も遅れ気味でしたが、これより回復運転に務めます。

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西武 101系更新車259F 多摩湖線で営業運転開始

多摩湖線の更新101系第2弾となった259F。19日に玉川上水車両基地にいるところを撮影し、当ブログでもその模様をお伝えしたが、なかなか営業運転に入らないでいた。ようやく本日の夕方から出庫する305運行で営業運転を開始したので、その模様をお伝えする。

私が乗車したのは、国分寺18時50分発の西武遊園地行。ホームへ向けて歩いている時に、入ってくる電車が独眼流スタイルだと言うのは確認が出来ていた。だんだん近付いてくると、どうも塗装が綺麗で、ブレーキをかけたときの音が261Fと違うなと思い、車番を見てみたら259Fだったので、慌ててカメラを取り出したのだ。

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この角度で見ると、もうお馴染みのスタイルなので、全く違和感はないのだが・・・

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側面のナンバーを確認すると、20000系スタイルのプレートで1259になっている。

撮影後、車内に入るが、既に5月から営業を開始している261Fと殆ど変わらない。唯一変わっているのは、優先席付近の吊革が最近はやりのオレンジ色のものになっていること。これは多摩湖線では初登場である。

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走り出すと、モーター音は入場前と同じ、旧701系に近いタイプだった。萩山までは車内も混雑し、優先席付近の撮影は難しいので、今日は萩山で下車せずに武蔵大和まで乗車した。一旦下車し再入場後、折り返しの国分寺行きに乗車し萩山へと戻った。

ちなみに、本日の夕方、多摩湖線で運用に入っていたのは225F・257F・259Fの3本。従って、独眼流スタイル同士の並びは実現していない。独眼流スタイル同士の並びは明日以降にお預けとなりそうだ。

多摩湖線101系更新車第1号、261F営業初日の模様はこちらを御覧下さい。

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西武 スカートのない2021F

今月の初め頃より、2021Fのクハ2021のスカートが外されていると言う情報を聞いていたのだが、私が見るときは、いつも中間に連結されており、先頭に立つ姿をずっと見られないでいたのだが、26日の夜、帰宅時に国分寺線に立ち寄ったところ、2021Fが単独6連で営業に入っているのを見つけ、そのまま小川駅で撮影する事にした。

ここ小川駅は、拝島線と接続している関係で、ホームの長さに余裕があり、夜でも国分寺線の列車が撮影しやすいのがありがたい。私もこうして撮る事が出来た。

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このタイプの2000系には、もともとスカートは無かった。数年前より開始された2000系の更新工事の際、新2000系にあわせてスカートの取り付けが始まったのだ。現在では、未更新の車両も6連と2連の2本ずつを残すのみとなった。2000系の更新も長い間行われたために、様々なタイプがあり、途中から御覧のように方向幕のLED化も行われた。その為、スカートの無い2000系のLED行先表示仕様車と言うのは、基本的には今までに無いタイプ。今回のように事故によりスカートを破損したとか、そんな理由が無ければ有り得ない姿である。

この後、国分寺からの列車がやって来たが、その列車が同じタイプの2027F。こちらは当然の事ながらスカートがしっかりと付いている。

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こうやって肩を並べていると、両車の違いが良く解るかと思う。個人的にはLED行先表示機仕様車ならば、スカート付きの方が似合うと思うのだが、そう思うのは私だけだろうか?

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EF64重連を撮る!

国立駅での撮影を終えてから八王子へ行ってみた。前日に大宮で貨物列車を見ていたら、中央線の貨物列車も見たくなったのだが、最近、中央線ではEH200が大幅に増えてしまい、見慣れたEF64の重連列車はすっかり陰が薄くなってしまった。

しかし、24日の夕方はちょっと違っていた。八王子に行くと、更新機ではあるが、運良くEF64の重連貨物がいた。

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本音を言うと国鉄色の方が良いのだが、EH200が進出してきた以上、あんまり贅沢なことは言ってられない。更新機とは言え重連が撮れた事を感謝しなくてはいけない。

その後、立川へ向かうべく、上りホーム2番線へと向かう。ホームを歩いていたら、なんと3番線にはEF64重連牽引の貨物がやってきたのだが・・・

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せっかくの重連なのに、気がついたのが遅く、もうホーム上から前を撮るのは不可能。よってこのアングルから撮ったのだが、やはりこれでは諦めきれない。おそらく、この列車は立川から南武線に入るか、国立~西国分寺間から武蔵野線へ入るだろうと予想し、立川で張ることにした。たぶん5番線に入るだろうと思って6番線で待つ。30分ぐらい待って、ようやくさっきの貨物列車が入ってきた。

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欲を言えば、後ろの115系がいない方がより良いのだが、115系も立川では少数派だし、まあ中央線らしさを出すには逆に良かったかもしれない。

ロクヨンもカッコいいなあ。つくづくそう思った。

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国立駅 線路切替前の様子

9月24日の深夜から25日の早朝にかけて、中央線は西国分寺~立川間で線路切替工事が行われた。この工事は、2年前から行われている三鷹~立川間の高架工事に伴うものだが、今回はいよいよ立川方でも切替を開始。まずは上り線から仮線へ切り替えられることになった。

これまでの三鷹~国分寺間の工事と違い、今回の工事で駅ホームの変更があるのは国立駅のみ。そこで最終日の上りホームの様子を記録しようと24日の夕方、国立駅へと向かった。まずは下りホームから上りホームを見る。

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今度は駅ホームと上り電車を撮るが、お天気が良くなかったこともあり、通過列車の撮影は不可能。そこで停車を狙うのだが、時間帯が悪かったのか、上り列車が停車すると下り列車がやって来て停車しているところを旨く撮れない。ようやく4本目の正直ぐらいで撮影する事が出来た。

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そして下りホームから西国分寺方を見てみた。この位置からは解りにくいが、既に武蔵野線との分岐点付近には大量のバラストとポイントが置かれている。

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今度は上りホームに行ってみた。翌日朝からは、壁で覆われた部分の反対側が新上りホームとなる。たまたま見つけた隙間から見てみると、仮上り線上では最後の作業が行われていた。

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とりあえず、これで最低限の撮影は済ませた。次に国立駅を訪れる時は、下りホームから閉鎖した上りホームを撮ることにしよう。


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西武 101系229Fが秩父鉄道へ

最近、2ちゃんねるの秩父鉄道スレや西武鉄道の関連スレを見て、とても気になっている事がある。それは、秩父鉄道が急行用車両の置き換え用として、西武鉄道の101系を購入すると言う話が出ているのだ。秩父鉄道の急行用車両3000系は、あの165系の改造車であり、原型は殆ど留めていないものの、直流急行型電車としては最後の急行運用車と言うことになる。私も秩父に行く時には、機会があれば秩父鉄道の3000系の撮影をするほどだ。

そんな時、秩父鉄道スレや西武鉄道関連スレには、23日の夜に101系の送り込み回送があるという書き込みが幾つかあった。この噂話、半信半疑だったのだが、3000系の老朽化の事を考えると、十分にあり得そうな話。ちょうど3連休の初日でもあるし、飯能辺りまで出かけて、騙されたつもりで張り込んでみるかと思い、大宮からの帰りに飯能に回ってみた。

暫くの間、ホームで張り込んでいたが、実際に来る列車はいつもと同じ顔ぶれである。あれはガセだったのかなと思っている矢先、ホームの発車案内機に「回送」の文字が見えた。もしやと思いながら、そのホームで待つと、電気連結器のカバーが白い101系がゆっくりと入ってきた。車両番号を見ると廃車予定の229Fである。ここで私は、やはりあの話は本当だったのかと思った。

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ホーム上から車両の進路を見ていると、やはり秩父方面へ向かっていった。そこで私は後続の列車で追跡することにした。もし、秩父鉄道へ行くならば、横瀬辺りである程度停車するんじゃないかと言う、甘い予想もあったのだが、内心は不安であった。途中、武蔵丘付近で101系の4両編成を見たのだが、これが229Fだったかどうかまでは確信が持てなかったが、そのまま西武秩父へ向かった。

西武秩父駅に到着すると、さすがに21時を過ぎていると言う事もあって、昼間は賑やかな仲見世通りも店は全て閉店しており真っ暗。そのまま仲見世通りを秩父鉄道の御花畑駅へ向かうと、西武鉄道との連絡線上にある2番ホームの照明が点いていた。どうやら229Fより先着できたようである。暗闇で待つことしばし、連絡線上をゆっくりと列車がやってくるのが見えた。229Fである。

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229Fは、5分ほど停車した後、秩父方面へ走り出していった。私は229Fを見えなくなるまで見送り、再び西武秩父駅へ戻って、飯能行き最終電車で帰宅した。

本日、2ちゃんねるの秩父鉄道スレを見ると、広瀬河原の車両基地に229Fが留置されているとのこと。ここで秩父鉄道向けの改造が近いうちに始まるようだ。どんな形に生まれ変わるだろうか。そして165系の生き残りでもある3000系、いつまでその姿を見る事が出来るだろうか。近いうちに秩父鉄道へ様子を見に行ってみようと思う。

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客車の見本市 オクシナを撮る

JR東日本の列車の中に、通称「オクシナ」と呼ばれている客車の回送列車がある。ブルートレインなどに使われる客車は、上野駅近くの尾久車両センターに配属されているが、尾久駅からは東京駅へ直結できないので、東京口で使われる客車は品川に常駐している。しかし、このままでは検査などが受けられないために、尾久~品川間を定期的に回送列車が運転されている。その列車は、一旦東大宮操車場を経由して運転されており、いつの頃か、尾久から品川へ向かう回送列車を「オクシナ」、品川から尾久へ向かう回送列車を「シナオク」とファンの間で呼ばれるようになっている。

昨日の午前中、鉄道ダイヤ情報を読んでいたら、「オクシナ」に「夢空間」が連結される事が解った。客車の定期的な移動のための列車だから、他にもいろんな車両が連結されている筈。そこに「夢空間」が追加されているとなると面白そうだと思い、時間に合わせて大宮駅へと向かった。

大宮駅の通過は16時10分頃だった。私は11番線の下り方で待機。同じ事を考えていた方が他に3人ほどいた。「オクシナ」は9番線を通過するのだが、先にホームのない10番線を通過する貨物列車のヘッドライトが見えてきたので、少し冷や冷やしていたのだが、途中からは「オクシナ」の方がスピードがあり、何とか被らずに撮影することが出来た。

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この日の「オクシナ」は御覧のとおり、EF65のPF形が牽引しているが、いきなり機関車の次位にはオロネ25が連結されている。このような組み合わせは、営業列車では見られない組み合わせで、ちょっと面白い。

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この後、同列車は東大宮操車場で機関車の向きを変え、今度は品川を目指す。大崎までは湘南新宿ラインのコースを走るので、こんな珍編成が池袋・新宿・渋谷を堂々と通過していくのだ。これも「オクシナ」の魅力でもある。そこで、今度は折り返しの列車を池袋で撮影することにした。

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ちょっと天気が悪いので明るさが確保できず、こんな画像になってしまったのだが、池袋を通過する珍客の雰囲気はお解かりいただけるかと思う。

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普段は後ろに出ることのないオロネ25が反射板をつけて走り去る姿と言うのも、この「オクシナ」ならではの光景。これもこの列車の魅力の一つである。昼頃に運転される品川~尾久間の「シナオク」も含めて、この列車は毎回編成が違っており、時にはこのように、新宿駅を機関車のみが通過すると言うこともある。

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こんな模型的な編成も見られる。

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機関車も運が良ければ、あのお召し機のEF58 61が入ることもあるらしい。まさに「何でもあり」と言った感じのこれらの列車は、模型をやられている人も色々と参考になる列車であることは間違いない。たまには、こんな回送列車を追跡するのも楽しいものである。

 

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大宮で貨物列車ウォッチング

昨日の夕方は、久々に大宮駅に行ってみた。

16時頃から30分ほど11番線で貨物列車の観察をした。貨物を見るのが目的ではなかったのだが、この時間帯、貨物列車が次々とやって来て、結果的には観察してしまった。機関車好きには堪らない時間帯かも。まず最初にやってきたのがこれ。

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この機関車、国鉄型直流電気機関車の代表作とも言えるEF65の1000番台(PF形)のトップナンバーである1001号機だ。JR貨物所有のPF形は、更新工事が進められているが、この1001号機は今でも国鉄特急色を保っている。

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1001号機は9両のコキを牽引していたが、休日と言う事もあるのか、御覧のとおり1両もコンテナを積んでいない。この位置で牽引機を見渡すことが出来た。

続いてやってきたのはこの列車。

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EF64の1000番台車が牽引するコンテナ列車。この列車は、先程の列車とは対照的にコンテナ満載であった。この機関車、原色を保ってはいるが冷房改造されている。

さらに続けてやって来たのがこの列車。

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JR貨物の更新カラーになっているEF65 506号機だが、この車両、20系や24系などのブルートレインを牽引し、東海道・山陽本線を颯爽と駆け抜けていた事のある車両だ。国鉄が民営化の際、この500番台車はP形・F形問わずに、殆どの車両が高崎機関区に集められ、首都圏の貨物輸送に使用されてきたが、相次ぐJRF世代機(EF210やEH200など)の登場や旅客会社で余剰となった中古機関車の購入により、余剰となったEF65のPF形に置き換えられ、今ではJR貨物所有の国鉄特急色500番台車は僅か1両のみとなってしまった。貨物更新カラーにはなっているものの、数少ない貴重な500番台車である。

この後、JR東日本所有のEF81牽引による貨物列車や、あの「金太郎」の愛称でお馴染みのEH500牽引による貨物列車もやって来る。まさに貨物列車が集中する時間帯である。これからのシーズンだと撮影は厳しくなるが、夕方、大宮駅を通る機会があったら、是非貨物列車にも目を向けていただくと、新たな発見があるかもしれない。

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東葉高速鉄道に乗る!

昨日は午後から仕事で千葉県の佐倉市へ出かけた。

目的地の最寄り駅が京成電鉄の志津駅。西荻窪の事務所から行くとなるとどのルートが良いか、色々と考えていたら、私の頭の中にあの運賃の高い私鉄が浮かんだ。そうだ、これで行こう。

と言うわけで、西荻窪からまずは東京メトロ東西線直通の西船橋行きに乗車した。やって来たのは05系第43編成。これが最新編成だろうか。日中のJR直通便は両方向共に葛西で、東葉高速線直通の快速に抜かれるパターンである。私も東陽町で下車し、後続の快速を待った。

後続の快速電車は、中野駅停車中の時から東京メトロの5000系である事は解っていた。このところ5000系に続けて乗車しているが、同車の活躍はそう長くはないから有り難く乗車することにしよう。地上へ出ると速度を徐々に上げて、地下線内とは違った魅力があった。この辺りから徐々に眠気が襲ってきて、気がつくといつの間にか東葉高速線内に入っていた。北習志野から先は乗車した事がなく、初乗りであったが、終点の東葉勝田台まで殆ど覚えていない。せっかくなので、5000系を撮影しておこう。

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折り返しは御覧のように三鷹行きの快速だった。撮影を終えると、隣のホームにもまもなく列車が入ってくるようだ。そのまま待っていると、東葉高速の1000系が入ってきた。

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この1000系は、そろそろ夕方のラッシュ時に入るために、車庫から出庫してきた編成だった。東葉高速1000系も東京メトロの5000系を改造した車両なので、こちらも近いうちに消え行く運命にある。しかも各駅停車の中野行きという、日中ではあまり見られない組み合わせだ。この時、東葉勝田台駅のホームでは、この両車が並んだのだが、残念ながら並びの撮影は無理だった。

さて、志津駅近くでの仕事を終えて、再び東葉勝田台駅へ。帰りはこの駅からきっぷを買った。すると西荻窪まで通しで買えるのだが、運賃はなんと1070円!定期券の入口でもある阿佐ヶ谷まで買うことにしたが、ここまで買っても1040円であった。地元では「日本一高い私鉄だから乗らないように!」とも言われているらしいのだが、西荻窪までほぼ直進で帰れるのは有り難い。1040円のうち610円が東葉高速の運賃だった。

ホームに下りると、なんと停車していたのは東陽町行き。こんな時間に東陽町までしか行かない電車が来るとは・・・

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結局、この電車には乗らずに、後続の各駅停車三鷹行きに乗ることにした。車両は東京メトロの05系第27編成。このタイプの車両、座席が凄く堅い。座り心地が悪いのは何とかして欲しいものだ。車掌のアナウンスによると、やはり葛西で快速の通過待ちがあるらしいのだが、快速が中野行きというので、西荻窪まで行くには、この電車に乗り換える可能性が高いので、そのまま乗り通す事にした。この電車の車内で気が付いたのだが、東葉高速線も新型車2000系投入により、自動放送やドア上の車内案内機を使用するようになったようで、この乗車した05系も、自動放送と車内案内機が使用されていた。ただ、05系の場合はお顔の違う新タイプの車両だけが対応しているのかもしれない。

帰りも1時間20分以上乗るので、車内ではうとうとと眠ってしまった。3社直通電車の乗り通しというのは、今回が初めてだったかも。自動放送も3種類聞く事ができた。しかし、腰の痛みも残ってしまった。乗り換え回数が少なくて便利ではあるが、これだけは勘弁してもらいたい。誰もいない事務所に帰ってきたのは20時近くであった。

それにしても、東葉高速鉄道の運賃は高いなあ。次に全線通しで乗るのはいつの事だろうか・・・

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人身事故の余波 快速河口湖行きに遭遇

つづいて今日の帰宅時の話。

今日は昼過ぎに中央線豊田駅構内で人身事故が発生した。昼間の列車本数の少ない時間帯ではあるが、一時的に電車の運転を休止したことにより、車両運用が狂ってしまった。

夕方、吉祥寺の書店に立ち寄ってから帰宅。吉祥寺駅の改札を入ってから、下り3番線へ向かう。最初にやって来た豊田行きは混んでいたので乗るのを止めた。1本見送っても電車は続けてやってきたのだが、次の電車の接近放送を聴いたとき、自分の耳を疑った。なんと各駅停車の河口湖行きが来ると言うのだ。そこでホームの発車案内機を見ると、しっかりと各駅停車河口湖行になっているではないか。

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河口湖まで入線する201系は1日2往復。朝の上りと夜の下りだが、上りは2本とも快速電車(休日は特別快速)だが、下りは2本とも通勤快速(休日は特別快速)になるので、これは数少ない普通の河口湖行きを撮影できるチャンスである。そこで吉祥寺駅では最後部付近へ行き、ある程度明るさが確保できる三鷹駅に行くことにした。

やって来た電車は、運行番号03Hと表示した分割対応編成であった。前6両の方向幕は「大月」となっていたが、後ろ4両は期待通り「河口湖」となっていた。早速乗車し三鷹へ向かう。車掌のアナウンスによると、都合よく三鷹で通勤快速高尾行きの退避があるので数分停車すると言うのだ。時計を見ると、この通勤快速が本来なら河口湖行きである事が解った。これで事態が全て判明した。本来ならば分割編成が入るはずの通勤快速が、昼間の人身事故の影響で、10両固定編成が入ってしまい、そのままでは富士急行線へ直通できなくなった。そこで、この通勤快速の前後に走る分割対応編成の列車と行先を交換して対応したのだろうと。この真相を確かめるべく、三鷹では通勤快速も撮影する事にした。

三鷹に到着後、まずは私が乗車した河口湖行きを撮影した。

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帰宅後、時刻表を調べてみると、この時間帯の03Hは、所定では高尾行きであることがわかった。そして、この後に続いてやってきた通勤快速は、予想通り10両固定編成だった。

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こちらも帰宅後に時刻表を調べてみると、この時間帯の27Hは、やはり通勤快速河口湖行きであった。本来なら分割編成の運用であるが、昼間の人身事故の余波で、このように10両固定編成が入ってしまったのだ。そこで、途中で追い越す03Hと行先を交換し、分割編成を確保したのだが、27Hの乗務員さんには行先変更がうまく伝わっていなかったのか、なぜか「通勤快速 大月」になっていたのだ。この辺りは、河口湖行きの車掌さんが、三鷹停車中に通勤快速の車掌さんに向かって、行先は高尾だと言う確認をしていた。

かつては201系も大月まで入れる電車は分割編成のみであったが、その後の高尾以遠直通電車増発に合わせて、現在では10両固定編成でもシングルアームパンタを採用し、どの編成も大月までは入線できるようになった。これで運用上の規制はだいぶ緩和された。しかし、富士急線に乗り入れるとなると、今度は編成を分割する必要がある。さすがにこれは数に限りがあるから、このように途中で追い越す電車に分割編成が入っていれば、好都合と言うことで、車両運用を差し替えているのだろう。以前から比べれば、柔軟に対応できるようになったが、このような運用変更を繰り返さなくてはいけないのは、支線区への直通運転をしている中央線ならではの悩みと言えそうだ。

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東京メトロ5000系 仕事帰りに2編成遭遇

昨日の帰宅時の話。

吉祥寺で買い物をしようと、西荻窪駅から緩行線に乗ることにした。1番ホームで電車を待つと、やって来たのは、すっかり数を減らしてしまった東京メトロの5000系だった。私も久しぶりに乗車したので、予定を変えて三鷹まで乗ることにした。

05系の増備が進んだ今、東西線の5000系は3~4本程度しか残っていないようで、私が乗車した5809Fは、数少ない10両全車戸袋窓有の編成であり、最若番の車両であった。三鷹駅到着後、折り返しの合間に車内のメーカープレートを撮影。昭和41年に東急車輛で製造された車両であった。

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この電車にそのまま乗車し、当初下車する予定だった吉祥寺へ向かう。ここの東京方ならば明るさがあるので撮影が出来る。そう思いながら先頭車に乗る。まもなく吉祥寺と言うところで、なんと5000系とすれ違った。メトロ直通列車が2本続けて5000系と言うことになる。最近では滅多に見られない光景だ。とりあえず吉祥寺で下車し、先に5809Fを撮影。

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撮影後、そのままホームで待機。続けてやってくる5000系を待った。総武線1本をはさみ、続けてやってきた5000系は、なんとアルミ車の5950Fだった。

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短時間の間に、最若番とアルミ車の両方を撮ってしまった。5000系は今年度中の引退が決定している。この2本が何となく最後まで残るんではないかと言う気がしてきた。あと何回乗れる事が出来るだろうか。


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米タンを撮る!

玉川上水車両基地周辺の散策の後は、高麗の曼珠沙華輸送の様子を見に行ったのだが、拝島線の東大和市駅からの移動だったので、拝島~東飯能間を八高線で移動する事にした。

拝島に到着すると、駅構内に何やらタンク車が多数停車していた。今では青梅線唯一の貨物列車となってしまった、米軍横田基地への燃料輸送列車。通称「米タン」である。この米タンは、鶴見線の安善駅から南武線・青梅線を経由して、この拝島まで運転され、拝島から分岐する横田基地への専用線へ入っていく。この専用線は、西武拝島線の線路と交差していて、拝島駅の西武側出口を出ると駅前を横切っているので、専用線の線路自体は知っている人も多いだろう。通常なら休日は運転する事が無い筈だが、敬老の日と言うのは日本固有の祝日だし、米軍には全く関係ないのだろう。私自身、殆ど撮った経験の無い列車だし、八高線との乗り換え時間にも余裕があることから、この列車の撮影をすることにした。まず青梅線のホームへ向かい、この米タンを撮ることにした。既に電気機関車が立川方に連結されていることから、安善へ帰る空荷の列車なのだが、先頭の機関車を見て、自分の目を疑った。

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御覧のようにEF64 1015号機の牽引だ。このJR貨物塗装、EF64の0番台やEF65で見慣れたカラーなので、そんなに珍しくはないのだが、これがEF64の1000番台となると話が変わってくるのだ。

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最近では増えてきた1000番台の更新車。この1015号機は、1000番台の中でも一番最初に更新された車両だ。出場時に、EF65などで採用されている一般的な更新カラーを採用したのだが、更新第二弾となった車両からは、もう少し濃いブルーを主体とした全く新しいデザインのカラーになってしまった。よって、このカラーは後に先にもこれ1両のみの存在なのだ。この辺りは、マイフォトにて昨年の高崎機関区撮影会の模様を取り上げているので参照していただきたい。

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この後、八高線ホームからタンク車を撮影。1両撮ったらすぐに動き出してしまった。まさに間一髪と言うタイミングだった。私は、元りんかい車の八高線で東飯能へ移動。レアモノが続いてしまった。


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西武 101系更新車259F出場

久しぶりの西武ネタ。

昨日、r104さんより、玉川上水車両基地に出場したばかりの259Fがいると言う連絡があった。そこで19日の午前中に、玉川上水車両基地の様子を見に行ってみた。

最初は車内から観察したのだが、留置車両が邪魔をしているために一瞬しか見えない。そこで玉川上水駅で下車し、そのまま東大和市駅方向へ歩いて259Fに近付いてみた。まず最初に見えたのが多摩湖線の新101系では唯一の未更新編成となった257Fだ。

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引き続き線路沿いの道を歩く。この辺りは、遊歩道にもなっているので木も多く日影があるので、歩くのには助かるが、やはり駅から歩き続けると暑かった。

ようやく259Fの近くに辿り着く。ちょうどごみ処理場の近くで、辺りは生ごみの匂いが充満していた。

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御覧のように先に出場し多摩湖線で活躍中の261Fと同仕様で、独眼流スタイルである。御覧のとおりパンタグラフも上がっており、今にも動き出しそうな感じであった。営業運転開始も近いかも。

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ちなみに、19日の多摩湖線だが、午前中は225Fと261Fが使用されていた。夕方乗車した時は、261Fの代わりに、昼間玉川上水で休んでいた257Fが使用されていた。明日はどうなるだろう。まさか連休明け初日から259Fが入るなんて事もあったりして。

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あれから1年・・・

1年前の9月19日、あの日も今日と同じ様に暑かった。

あの日、私は午後から西武鉄道の曼珠沙華臨を撮影するために出かけようと、自宅マンションの裏通路を歩いていた時に転んでしまったのだ。すぐに病院へ行ったが、右足首の骨にひびが入っており、全治2~3週間と言う診断を受け、2週間ほど松葉杖生活を経験した。

あれから1年。今日はあの日と同じ様に西武鉄道沿線へ撮影に出かけた。出かける前にある物をもう一度拝んで、自分の頭の中に「慎重に行動しろ!」と言う意識を叩き込んだ。それは右足を固定していたギブス。そして、1年前は忘れ物を取りに帰ってきて怪我をしてしまったので、今日は荷物のチェックを念入りにした。

今日、私は駅構内や線路沿いの道をかなり歩いた。あの日の怪我の後遺症は、今でも時折残っており、1日中歩き回った日は、今でも右足首が時々痛くなるので塗り薬が欠かせない。この痛みが無くなっても、あの時の失敗だけは忘れないようにしようと思っている。

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小さな終着駅 東海道本線美濃赤坂駅を訪ねる

では、再び名古屋地区遠征記の続き。

伊勢鉄道の撮影を終えた私が次に向かった先は、東海道本線の小さな終着駅、美濃赤坂駅である。美濃赤坂へは、大垣から分岐する美濃赤坂支線に乗ることになる。名古屋から快速電車で大垣に降り立つ。目指す美濃赤坂支線の電車は、大垣駅の2・4番線の先端にある3番線に停車していた。

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この美濃赤坂支線は、営業距離5キロ。中間に荒尾と言う小さな駅がある。この2駅のために走る電車は、御覧のように313系の2両編成。しかし、本線の快速電車に使用される313系と同型のタイプのため、ワンマン運転ではなく車掌も乗務している。また車内も転換クロスシートである。

発車時間まで時間が僅かになった。私も急いで3番線へ行く。この3番線は、2・4番線から繋がって行けるのだが、現行ダイヤが基本となった1999年までの間、暫くホームの使用を停止していた時期がある。そのせいか、他のホームから乗車するよりもホームと電車との間の段差が気になった。担当車掌が私の後に来た乗客1人を待ってドアを閉め出発。本数の少ない路線だけに、こう言った所は優しさを感じる。

出発すると、車掌のアナウンスが入り、すぐに乗車券回収の案内が入った。この線は、中間駅の荒尾も含めて、全ての駅が無人駅だから当然と言える。私は青春18きっぷなので車掌に見せるだけだ。大垣車両区を見て暫く走り続けると、南荒尾信号所に入る。ここで米原方面へ行く本線と分かれるのだ。分かれた直後、すぐにホーム片面の荒尾駅に停車した。

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ここまで来ると、終点の美濃赤坂は目前。住宅地の中を単線の赤坂支線は走りぬく。意外にも線路沿いには宅地開発が進んでいた。この辺りは車での生活が中心だろうから、1日の運転本数が18往復と言う赤坂支線は、あまり相手にされないだろう。以前来た時は、こんなに住宅地と言う感じはしなかったので、これは意外であった。そんな事を思っていたら、すぐに終点の美濃赤坂駅に到着した。

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今日では、早朝の名古屋からの直通列車1本を除き、全ての列車が大垣発着となった美濃赤坂支線。長いホームの間に2両編成の列車がちょこんと止まる姿は、どこかさびしさを感じる。ホームをそのまま歩いて駅出口へと向かう。無人駅ではあるが、立派な駅舎が構えてある。

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ここ美濃赤坂で旅客列車は終点となるが、この駅からは貨物鉄道会社の西濃鉄道が分岐している。折り返しの間に駅周辺を散策すると、貨物駅らしい面も見る事が出来た。

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駅前の道を真っ直ぐ進むと、すぐに西濃鉄道線の踏切にぶつかった。

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そろそろ、列車の折り返し時間が近付いてきたので、駅へと戻ることにした。ホームでは車掌が出迎えており乗車券を発券していた。私は青春18きっぷをさっき見せたので、そのまま車内に戻り、再び大垣へと向かったのであった。

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東京メトロ スタンプラリー経過報告2

前回の経過報告から約1ヶ月が経過した。この間は、名古屋遠征もあり、東京メトロの各線に足を向ける事が無かったのだが、昨日の午後から再びスタンプを消化してきた。9月17日現在のスタンプ消化の状況は下記の通りである。

・銀座線・・・19駅中12駅(渋谷~表参道間、青山一丁目~溜池山王間、銀座~末広町間、上野)達成。

・丸ノ内線・・・28駅中28駅達成。

・日比谷線・・・21駅中13駅(中目黒~恵比寿間、霞ヶ関~秋葉原間、上野)達成。

・東西線・・・23駅中12駅(中野~門前仲町間)達成。

・千代田線・・・20駅中11駅(代々木上原~大手町間)達成。

・有楽町線・・・24駅中11駅(池袋、飯田橋~市ヶ谷間、永田町、有楽町~新木場間)達成。

・半蔵門線・・・14駅中14駅達成。

・南北線・・・19駅中9駅(目黒~白金高輪間、溜池山王~後楽園間)達成。

と言うことで、今回目出度く丸ノ内線を制覇した。早速、東京駅の駅事務所で景品も交換してきた。丸ノ内線は、池袋から大手町までを一気に押すことにより制覇。ちょうど地上区間も走るところだったので、後楽園駅で丸ノ内線の走行写真も撮ってみた。

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ところで、昨日は丸ノ内線と日比谷線のスタンプ集めの合間に、秋葉原に出来たばかりのヨドバシカメラに立ち寄ってみた。JR秋葉原駅の昭和通口からも直結しているので、日比谷線からも結構近かった。

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オープンしたばかりと言う事もあり、御覧のようにお客さんでいっぱい。実はネットでの情報によると、ここの鉄道模型売り場に、カトーの「さよならあさかぜ」など、一般のお店ではちょっと手に入りにくくなったものも在庫があったと書かれていたので、その辺りも気にしながら視察してみたのだが、さすがに昨日の時点ではそんなレアモノは無かった。品揃えについては新宿のホビー館の方が豊富かなと言う感じだった。私はトミックスのJRマークだけを購入して、駅へと戻った。売り場面積はかなり広いようで、8Fにはレストラン街もあった。大阪駅前に出来た梅田店も大きかったけど、あそこはまだ行った事が無いので何ともいえないのだが、秋葉原店と同じ様なつくりなのだろうか・・・


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伊勢鉄道の旧型車両を追う

JR名古屋駅から、快速「みえ」に乗車すると、四日市を過ぎた辺りで必ずと言っていいほど検札がある。その理由は、四日市の2駅先である河原田駅から、三重県の県庁所在地の津までの間、伊勢鉄道という第3セクターの路線を通過するためである。この伊勢鉄道、もともと国鉄伊勢線として運転されていたのだが、路線別で見ると採算が取れないということで、廃止対象路線になってしまった。全区間、立体化されていて、非電化ながら高速運転対応の路線であり、津・松阪や紀伊半島方面への短絡ルートになっている。そんな事から、この伊勢線は第3セクターの伊勢鉄道として残されることとなったのだ。

この伊勢鉄道も、他の第3セクター線と同じ様にレールバスが活躍している。開業当初から運用されていたイセI形は既に無く、富士重工製レールバスのイセII形1両と、新型のイセIII形3両で運用されている。

実は、2日夜に出席した名古屋でのオフ会の席で、この伊勢鉄道のイセII形がいよいよ無くなるらしいと言う話を聞き、是非記録しておきたいと思い、113系の「エキスポシャトル」撮影後に、関西線の普通列車で河原田へと向かった。伊勢鉄道の列車は、四日市から出発するのだが、青春18きっぷで乗っていることもあり、JR東海との分岐点である河原田から乗ることにしたのだ。

伊勢鉄道の河原田駅は、築堤上にあった。関西線の河原田駅は、その下にあるので、関西線ホームを降りて階段を上がり、築堤上の伊勢鉄道線ホームへ向かうと、誰も客はいなかった。無人の狭いホームで待っていると、すぐに快速「みえ」が物凄いスピードで通過。その後に、草取り作業をやっていた伊勢鉄道の職員さんがホームへとやってきたのだが、結局、私が乗車する普通列車が来るまで、客は私以外に現れなかった。

誰もいないホームで待つこと15分ほど、やって来た車両は新型車両イセIII形だった。

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後部ドアから整理券を引き抜き乗車。車内は数人の乗客が乗っている程度だった。前夜のオフ会の席で、車庫のある玉垣まで行けば、仮に運用に入っていなくても何とか撮影できるだろうと教わっていたので、とりあえず玉垣を目指した。新型車は乗り心地も快適。ボックス席に腰を落ち着かせ一息つく。さあまもなく玉垣に到着と言うところで、四日市行きとすれ違ったのだが、これがなんと目的のイセII形だ。運用に入っていたのは嬉しいのだが、このクソ暑い中、何も無い玉垣駅で1時間後の列車まで待たされるのかと思うとウンザリしてしまった。それならばと、予定を変更し、このまま伊勢鉄道を乗りとおして津へ移動。津ならば昼飯を食うことも可能だろうから、1時間の間に食事をして、1時間後のイセII形の到着を撮ることにしたのだ。

津駅周辺で食事を済ませて、私は線路に沿って歩き始めると、津駅近くの踏切付近に、順光で撮影できるポイントを発見。ここで待つ事にした。10分ほど待って、ようやくイセII形と対面を果たした。

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この後、JR東海の気動車も撮影。この列車は亀山行きである。

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伊勢鉄道が無かったら、優等列車も亀山経由で運転しないといけない。この列車を見て、高速運転の出来る伊勢鉄道の存在が重要である事を改めて認識した。

さあ、撮影を終えて名古屋へと戻るのだが、JR・伊勢鉄道共に列車が来ない。そこで帰りは近鉄を利用する事にした。最初は急行を利用するつもりだったのだが、特急の方が先着すると聞き、奮発して近鉄特急に乗ることにした。私自身、初めての近鉄特急乗車である。やってきたのは22000系と言う車両だった。

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通称ACEと呼ばれており、近鉄の標準軌主要路線全域で活躍している車両。俗に言う汎用型というのだろうか。旧式の12200系などを置き換える形で新製された比較的新しい車両だ。いざ乗車してみると乗り心地はいいのだが、座席がやたらに硬く感じた。これなら地元の西武特急の方が良いなとさえ思ってしまった。まあ、この辺の感じ方は個人差もあるかもしれない。

名古屋に到着後、暫く観察していたら、特急車最古参の12200系が入ってきた。

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難波行きの特急にも入るようで、ベテランもまだまだ活躍の場があるようだ。

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113系も動員!エキスポシャトル

名古屋から万博会場へのメインルートであるJR東海の「エキスポシャトル」は、普段、地味な存在であるJR東海211系の晴れの舞台となっている。日中は1時間に3本が運転され、中央線内快速運転のパターンと、中央線内が各駅停車のパターンとがあるが、どちらも愛知環状鉄道線内ではノンストップ運転である。それぞれの前面方向幕は、単純に「エキスポシャトル」と書かれているだけなのだが、方向幕の地の色がそれぞれ異なっていて、中央線内快速タイプは黄色地に黒文字、各停タイプは白地に黒文字となっている。

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1時間当たり3本運転の「エキスポシャトル」だが、東京からの新幹線の利用客が多い時間帯、名古屋駅8時台と9時台は、定期列車の「エキスポシャトル」では捌ききれない事がある。その為、夏休み期間中を中心に、臨時の快速「エキスポシャトル」を増発して対応しているが、既に211系が総動員状態で運転されているため、車両が足りず、なんと113系が「エキスポシャトル」に充当されている。そこで、今回の遠征の目的の一つに、この113系の「エキスポシャトル」の撮影を入れた。私が万博会場に行った3日は、この臨時「エキスポシャトル」の運転は無く、撮影は、翌3日の朝となった。

朝8時に岐阜の宿泊先を出て、一路名古屋駅へ。まず8時38分発の臨時「エキスポシャトル」を撮る。予想通り、この列車は113系だった。

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この列車、静岡車両区から応援に来た4連と神領車両区の6連との混結であった。特に先頭の4連は、1両のみ存在の奇数向きトイレつき方転車両、クハ111-2333が連結されていた。

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この後、1時間後に運転される臨時「エキスポシャトル」も観察してみたが、こちらも113系での運転であった。

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113系も来年度の313系の増備次第では消滅の可能性もあるだけに、まさにこの運用が最後の花道と言えるかもしれない。万博も終了まであと僅か。113系の臨時「エキスポシャトル」は万博終了まで毎日運転されるらしい。これから万博会場へ行かれる方は、この113系による「エキスポシャトル」にも乗車してみてはいかがでしょうか?


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愛知万博を見に行く

それでは、ちょっと間が空いてしまいましたが、再び名古屋遠征記を書いていきます。

9月2日(朝)、岐阜で朝食を食べた後に、万博会場へと向かった。ルートは、名古屋駅から「エキスポシャトル」に乗り継ぎ、さらにリニモで会場へと言うルートだ。さすがに9月突入と言うことで、もう「エキスポシャトル」も混雑していた。万博八草駅からのリニモは、約20分待ち。春に来た時は素通りだったので、やはり9月になると駆け込みで見に来る人が多い事が解る。

リニモを降りて入口へと向かう。私は入場引換券なので交換所へ行く。ここはガラガラだった。しかし、そこから会場入口へと向かうと、荷物検査の列はかなり長く続いていた。

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ここでも20分位は待っただろう。ようやく荷物検査を終えて中へ。同行していたミッチーさんと相談の上、まずは冷凍マンモスを見ておこう。マンモス会場へと向かう。ここも長い列が出来ていた。通路上の案内は90分待ちと出ていたが、実際には40分程度であった。

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ようやく自分たちの番が来た。建物内に入ると涼しさでホッとする。さあマンモスはと言うと、なんと動く歩道の上から見るだけ。写真撮影も出来ないのだ。でも、前回来た時には見ていないものだけに、見られたことは満足である。この光景は、何となくコアラが来たと言って多摩動物公園へ見に行ったときと似ていた。あれもただ見るだけ。40分ぐらい待って、さあコアラはどこかと探していたら、木の上で寝ていて良く見えなくてガッカリした。コアラとマンモスとを比較すること自体間違っているのだろうが、何となく子供の頃の記憶を思い出してしまった。

その後は、会場内をふらふらと歩いた。どこの会場へ行っても混雑が激しい。こんな時、屋外に展示してあるものは気楽に見られて助かる。この提灯もその一つだ。

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この後、お昼に掛かるので、昼食にしたいところだが、どこも混んでいるので、時間調整のため海外パビリオンへ。海外パビリオンも混んでいたが、比較的空いているエジプト館に入ってみた。しかし、この辺りで、同行していたミッチーさんの体調が急変。何か熱中症気味になってしまったようだ。とりあえず、日の当たらない側に列を移動し、冷房の効いているエジプト館へ入ったのだが、やはり体調は変わらなかった。とりあえず見学はしたものの、それどころの騒ぎではなくなり、あとは適当に休みながら見学と言う状態が続いた。空いた頃を見計らって昼食をとり、その後はミッチーさんは風通しの良い所で休んでいただき、私だけJR東海館へ移動したりしたが、ここも長い列が出来ており、見学は諦めた。

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見学は諦めたものの、前回来た時には無かったセレモニーである、アテンダントさん勢ぞろいの光景は撮っておきたかった。15時30分まで待って、そのシーンだけは撮影しておいた。容姿は別にして、これだけアテンダントさんが揃うと見事なものである。

この後、私も予定があったこともあり、ミッチーさんと共に会場を後にした。とても暑い一日で、ただ単に会場に人を見にいっただけのような感じもしたが、これも2005年の万博の光景であることは間違いない。今回は2回目の見学だったし、前回見られなかったものも見られたから悔いは無い。万博も残すところあと僅か。月日の経過を早く感じてしまった。


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情報求む!富士急のフジサン特急について

昨日の昼間、関西在住の痛勤形酷電氏より電話があった。例によって模型ネタなんだが・・・

何でもカトーのフジサン特急を3両だけ入手したらしいのだが、その際に、実車のパンタグラフがシングルアームパンタになったと言う話をどこかで聞いたらしい。

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痛勤形酷電氏も入手したカトーのフジサン特急の模型

実車は、5月のゴールデンウィーク以降、暫くの間、車両不具合のために運用を離脱しており、夏休みに入ってから、ようやく復帰したと言う話を聞いている。と言うことは、この運用離脱期間の間にパンタグラフを変更したと言う可能性は充分にありえる。本来なら、私が大月まで行って、この目で確かめたいところなのだが、暫く行けそうにない。

そこで、このブログをご覧になっている方の中で、最近、富士急のフジサン特急を見てきた。あるいは乗ってきたと言う方がいらっしゃいましたら、同車のパンタグラフがどうだったかを教えていただけないでしょうか?皆さんのお力をお借りしたいと思います。情報をお持ちの方、コメントをお願いします。

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鎌倉総合車両センターの公開を見に行く

名古屋ネタの途中ですが、ちょっとここで中断して、昨日の鎌倉総合車両センターのイベントの様子をお伝えします。

9月10日(土)、恒例の鎌倉総合車両センターの一般公開が行われた。この鎌倉総合車両センターは、旧大船工場と大船電車区を統合して出来た総合車両センターだが、聞くところによると、旧大船工場部門の方は、どうも閉鎖が予定されているようで、このイベントも今回が最後らしい。私も3年ほど前に一度行ったことがあったのだが、どうもそれ以来足が遠退いてしまっていたが、最後らしいと聞くと、もう1回見ておこうと言う気になる。そこで、今回、このイベントに行くことにした。

昼頃に大船駅に到着。駅ビルで食事をしてから会場へ向かう。鉄道ダイヤ情報誌には、京急バスで「JR大船工場前下車」と書かれていたのでバスを探したが、どうも解りにくい。会場に行っている知人に電話をかけて聞いてみると、湘南モノレールの湘南深沢駅下車の方が便利だとの事。確か以前に行った時もその駅で降りた。やはりモノレールで行くことにした。モノレール乗り場に行くと、ようやくJRのイベントのポスターを見つけた。同じJRの現場のイベントなのに、なぜJR大船駅には何も案内が無いのだろう。大宮総合車両センターや東京総合車両センターのイベントとはえらい違いだ。

モノレールの駅を降りると、すぐそばが鎌倉総合車両センターの入口だった。駅のすぐ裏はJRの社宅になっているが、既に閉鎖されており、総合車両センターの工場部門も含めて、土地を売却するつもりなのだろうか?

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入口で案内図としおりを貰って奥へ向かう。まず、最初に私の目に飛び込んできたのは、解体された車両であった。

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解体中の103系車両。低運車なので鶴見線で活躍していた車両らしい。御覧のように、綺麗に二つに分かれて放置されている姿は、何とも哀れと言うか、言葉が出ない。

続いて、車両展示場へと向かう。まず最初に飛び込んできたのは、この車両である。

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101系と205系、新旧の南武支線用車両が仲良く並んでいた。惜しまれながら引退していった101系ワンマン車も、最後の1本が晩年の姿のまま、ここ鎌倉総合車両センターに保管されていた。そして、そのお隣には、昔懐かしい20系寝台客車が置かれていた。この車両はナハネフ22のトップナンバーで、今後、大宮に出来る新しい博物館に展示されるらしい。

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さらに20系の隣には、昔懐かしい茶色い旧型電車が置かれていた。クモハ11なのだが、なぜこの向きなのだろうか。これには訪れていたファンからも同様の声が聞こえてきた。

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再び、103系の解体現場の前を通過し、今度は検査棟へ向かう。ここでも113系湘南色とE231系、113系スカ色とE217系と言う、何とも意味深な並びが見られた。

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この反対側にある車体棟では、現役を引退した鶴見線の103系を使用した運転台体験が行われていた。

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その横には、同じ103系を使用した落書きコーナーもあった。

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まさに、103系最後のご奉仕と言えそうだ。その103系の横では、113系から外されたサロ124の211系編入改造中で、この車体棟内にも4両ぐらいは見えた。

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車体棟を出ると、まだ183系と211系の車両展示を見ていないことに気がついた。案内図を見ながら展示会場へ向かう。展示会場へ向かう途中、この車両センター内の入替車両が目に入った。

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この入替車は103系が種車なのだが、手前の車両は、地下鉄東西線乗り入れ用車として使用された103系1200番台のクモハ102が種車。現存する唯一の1200番台車である。後方の車両はクモハ103が種車なのだが、架線のない場所に車両を押し込むのが目的なのか、パンタグラフが移設されている。

入替車を撮影して、先に進むと房総特急用の0番台車と211系が並んでいた。183系の方に影が出てしまっているのはちょっと残念だ。

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この211系、実は展示用として回送されてきたのではなく、211系への改造工事が終了した旧113系2階建グリーン車の試運転用としてお迎えに来ていたらしい。183系の方も、前夜の「ホームライナー」で逗子まで運転された車両を、幕張に返す前に展示したようである。

そろそろ終了時刻が近付いてきた。最後に出口へ向かいながら、資料館へ立ち寄って、大船工場の歴史を取り上げた写真を鑑賞して、鎌倉総合車両センターを後にした。もうここへ来る事はないのだろう。そう思うと少しだけ寂しさを感じた。

おまけ 

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湘南深沢駅前で湘南モノレールを撮影。1編成しかない新型車5000系を撮影することが出来た。

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名岐間の常識を変えた車両!JR東海311系

現在、名古屋と岐阜の間は、JR東海の快速電車に乗ると、最速18分で移動することが出来る。

昔から、この区間は、国鉄(JR)と名鉄との間で、激しいライバル争いが繰り広げられてきた。国鉄時代は、長距離輸送が主体だったこともあり、名鉄が有利であったが、時代が昭和から平成へ。国鉄からJRに移行されてからは、地域輸送に力を入れるようになり、JR東海の巻き返しが始まった。

平成元年3月、大垣~蒲郡間に新しい快速電車「新快速」がデビューした。同年7月には、金山総合駅が開業。これに合わせて、新快速電車の約半数に新型車両が投入されることになった。その車両が311系である。

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311系は、211系5000番台車をベースに120キロ運転を対応にした快速用車両。車内には、普通列車用車両では珍しい、NTTのカード式公衆電話が導入された。公衆電話付きの車両は、現在でも特急用車両しか思い当たらないだけに、この設備は普通列車用車両では異色の存在と言える。

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311系が投入された新快速列車は、名古屋~岐阜間で20分を切る19分での運転を実現。一気にJR有利となった。311系の新快速は好評で、翌年春のダイヤ改正時にも車両を増備。さらに新快速の運転区間を豊橋~大垣間に延長し、新快速は全列車311系での運転に改められた。豊橋~名古屋~岐阜間をかっ飛ばす姿は、私がJR東海にはまる要因にもなったと言っても過言ではない。

平成と共に歩んできた311系だが、313系登場後は主役の座を譲り、現在では各駅停車主体の運転になっている。

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さらに311系には、さらに静岡進出と言う新たな使命が与えられた。これまで乗り入れていた大垣車両区の113系に代わっての事だが、静岡では3ドア転換クロスと言う姿は異色と言うことからか、2往復のみの入線に留まっている。

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関東人の常識から考えると、3ドア転換クロスシート車両が、各駅停車主体の運用になっていると言うのは、実に勿体無いような気もするが、最近では、岐阜~名古屋間の快速列車混雑緩和策として、各駅停車を名古屋まで先着させるようにダイヤが組まれている。岐阜始発の各駅停車はゆったり座れるので、この時は311系が当たると嬉しいものである。

さて、各停運用が目立つ311系ではあるが、数は少ないものの、今でも新快速運用が朝夕に存在する。

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御覧のように、単独の4両編成、313系の2両編成を連結し6両編成、311系を2本つなげた8両編成とパターンは豊富である。やはり311系には新快速が一番似合うと私個人的には思っている。

JR東海では、来年度から313系の増備が再開されるが、それに合わせて、この311系が静岡地区へ移籍するのではないかと言う予想している方もいるようである。かつて名岐間の常識を変えた車両が、今度は静岡地区の常識を変えるようになるのか、来年の今頃、311系はどんな使われ方をしているだろうか。

おまけ

311系は、先頭車両の冷房装置の効きが悪いと、途中から先頭車のみ大型のクーラーに載せかえられている。しかし、共通部品が少ないため、冷房装置に不具合があると、中間車と同じクーラーが載ることがある。この車両は、前後で冷房装置の形が違う。

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朝夕のみの運転! JR東海117系

かつては名古屋地区の快速列車の主役として活躍していた117系。2ドアと言うことが影響してか、313系が登場してからは、朝夕のみの運転となり、日中は、熱田駅・大府駅・豊橋駅構内などで昼寝をしている姿が目立つ。

今回の遠征では、「ムーンライトながら」で大垣に到着したので、当然、朝のラッシュ時間帯となる。そこで、117系の活躍する姿を見ることにしよう。大垣に到着してから約10分後、さっそく、米原からの快速金山行き2300Fがやってきた。堂々8両編成での運転である。

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現在の117系の運転は、米原~金山間の運転が多い。大垣駅で観察していると、この後も大垣車両区から117系の回送列車が出庫してきて、そのまま名古屋方面へ向かう列車もあった。これは岐阜始発の快速に使われるのだろう。

その後、岐阜駅周辺で朝食を食べて、岐阜駅8時51分発の快速金山行き2314Fに名古屋まで乗車した。これも117系だったが、何と4両編成。朝ラッシュ時終了の時間帯とはいえ、さすがに2ドアの4両編成では乗降に手間取るようだ。この列車、土曜・休日ダイヤでは、約10分後に快速名古屋行き5302Fとして運転しているようだが、こちらは何と8両編成での運転であった。

名古屋駅に到着する快速5302F↓

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さて、2日の昼間は万博会場へ行ったのだが、夕方、万博会場から岡崎へ抜けて、岡崎から岐阜まで117系唯一の新快速運用である2235F(土曜・休日は5243F)に乗車してみた。この列車も117系の8両編成である。

岡崎駅に到着する117系新快速(この画像は土曜・休日の5243F)↓

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117系は加速が悪いと言う声を良く聞くので、今回、モハ117に乗車してみた。乗車してみて解ったが、やはり加速は悪いようだ。走行中も力行運転が続いており、こうやって足が遅いのをカバーしているのである。117系もかなり無理をしている訳で、これなら昼間は運用に入らないのも納得である。この新快速、先行列車が遅れていたことから、名古屋付近で5分遅れでの運転となってしまい、当初は大垣まで行く予定であったが、次の予定に影響が出るために、岐阜までの乗車となってしまった。

JR東海では、来年度より313系の増備再開を発表している。国鉄型車両がその分廃車となるのだが、この117系も廃車対象となってしまうのだろうか。現行ダイヤに組み込むには、このような使い方しか出来ないだけに、今後の処遇が気になるところである。


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樽見鉄道の客車列車を撮る

それでは、そろそろ名古屋地区遠征記を書き始めます。

1日夜、東京発の「ムーンライトながら」で大垣に降り立つ。ここで降りる理由はただ一つ。大垣駅から分岐する樽見鉄道の客車列車を撮ることだ。

樽見鉄道は、今から約20年ほど前。当時の国鉄樽見線を引き継いだ第3セクターの路線だ。大垣駅の6番線(一部は7番線)から出発し、普段は御覧のようにレールバスによる運行となる。

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しかし、レールバスだけでは輸送力に欠けるのか、平日朝の通勤・通学時間帯に大垣~本巣間で運転されている1往復の列車だけが客車列車となる。元々、貨物輸送も行っていることから、DE10形ディーゼル機関車と同型のTDE10と言う機関車を所有しているので、当時の国鉄からも旧型客車のオハフ33を譲渡。後に、この客車も12系を経て現在はJR東海から譲渡された14系客車で運用されている。その客車列車も、そろそろ危ないと言う話もちらほらと耳にする。そこで、今回はこの列車を撮るために、平日朝に大垣に辿り着けるよう、1日夜のムーンライトながらで大垣に来たのである。

大垣駅で待つこと約30分。本巣からの客車列車がゆっくりと7番線に入線してきた。

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この14系も状態はお世辞にも良いとは言えないようだ。御覧のように、かなり塗装も剥げている。テールサインには「普通列車」と表示されているのも特徴の一つだ。

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この後、折り返し本巣行きとなるが、折り返し運転に向けて、機関車の向きを変える「機回し」を実施する。私も改札の外へ出て、入替風景を撮影した。

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かつては全国各地に存在した客車による普通列車。輸送力は大きいが、折り返し時の機回し作業が面倒なことなどから、徐々に気動車化、電車化が進み、現在では定期列車として運転しているのも、ここだけではないだろうか。


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ブログ開設1周年

お蔭様で、「TOMOの鉄日誌」も、本日9月6日で開設1周年を迎えることが出来ました。本日より2年目に突入いたしますが、引き続き皆さんに楽しんでいただけるよう、頑張って良い記事を書きたいと思います。今後ともどうぞ御贔屓に。

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快速特急INAJIさんよりお祝いの画像を頂きました。有難うございました。

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今日から運転開始!中央線の女性専用車

私にとっての夏休み明けとなった9月5日、いよいよ本日より中央線の女性専用車の運転が開始された。初日の様子はどうだろうか。私は、いつもの電車を1本見送って、普段は乗車しない2号車に見に行った。

国分寺駅では、1号車付近に駅係員と警備員が待機しており、警備員は御覧のように女性専用車のプラカードを持って立っていた。

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この列車は、国分寺駅8時23分発の東京行である。この画像にも映っているが、直前に21分発の東京行も出発していることから、この列車の1号車付近で待っている女性客はそれほど多くなかった。ただ、今日からと言うことを忘れて乗った女性客が、車内アナウンスを聞いて、試しに乗ってみようかと言う感じで移動している人は各駅で何人か見かけた。

私はこの撮影を済ませた後、2号車に乗車したが、2号車の前半分は、男性客ばかりが目立った。先週までは1号車に乗っていた人達なんだろう。

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男性客ばかりに囲まれて西荻窪駅に降り立つと、こちらも警備員や駅係員が案内をしている光景が見られたが、ちょっと国分寺駅とは様子が違った。この駅は、ホームの屋根から吊り下げられている筈の「女性専用車」と書かれた看板が付いていないのだ。これはどう言う事だろうか。手前の吉祥寺駅と違って、ここから先は八王子支社ではない。支社間同士で方針が違うのだろうか。このあたりは統一してもらいたいところである。

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中央線 女性専用車まもなくデビュー

3日間留守にしましたが、4日夜、無事に東京に戻ってきました。期間中のレポートはこれから順次アップしていきますが、まずは東京に戻ってきていきなり遭遇した中央線女性専用車&ラッピング電車ネタからお伝えします。

4日夜、熱海からの普通電車で東京駅に到着。中央線ホームへと上がると、最初の電車が武蔵小金井行きだった。国分寺まで乗車する私には、実に迷惑な電車。そのまま見送ると、最後部1号車には女性専用車のステッカーがベタベタ貼られているのに気付いた。そうか。いよいよ明日からだ。それにしても旅行前は何も無かったから、ちょっとショックが大きかった。

そして、次の立川行きに乗ろうと2番線で待つ。やって来た電車は新しく登場したラッピング電車。そして、この編成にも女性専用車のステッカーが貼られている。

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ラッピング電車と女性専用車と同時に遭遇したことで驚いてしまった。このラッピング電車は御覧のように正面にもマークが付けられている。

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日付も変わり、いよいよ本日朝からデビューする中央線の女性専用車。この女性専用車導入が、果たして吉と出るのか凶と出るのか。

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ムーンライトながら乗車中

今夜のお宿、ムーンライトながらです。4号車クハ372ー5に乗っております。車内は満席。通路挟んで隣は若い女性の2人組。何となく気分が明るくなります。では、おやすみなさい。

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今夜から名古屋へ

タイトルの通り、今夜の「ムーンライトながら」で名古屋に向かいます。

今回の遠征では、万博会場へ行く他に、樽見鉄道の14系客車による普通列車やJR東海117系新快速の乗車などを予定。帰京は4日の夕方になります。

期間中、原則的にブログの更新は休みますが、気に入ったネタがあれば、現地よりモブログによる投稿をするかもしれません。

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防災の日 午前10時の下落合駅

今日は9月1日、防災の日。

西武鉄道では、毎年、防災の日の午前10時に、大地震が発生した事を想定し、列車を緊急停止。その後、3分間の徐行運転を行う。この訓練の様子を観察するべく、毎年、この日に休みを取るようにしている。

今回、その観察に訪れたのは、昨年に引き続き西武新宿線の下落合駅。高田馬場駅9時58分発の特急小江戸7号と、高田馬場10時2分着の特急小江戸12号が、この訓練のために下落合駅に並ぶのではないかと予想しているのだが、果たして実際は・・・

10時1分頃、下り小江戸7号がゆっくりと到着。下落合駅に停車した。停車後に踏切が開いたので、踏切上から小江戸7号を撮影した。

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さあ、上りの特急はやってくるのか。ホーム上には、上りホームに列車通過のアナウンスが入った。並ぶのか。しかし、踏切が閉まらない。駅手前までは来ているみたいだ。その時、無情にも小江戸7号は発車してしまった。そして発車してすぐに、上り特急小江戸12号がゆっくりと下落合駅に到着した。

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到着後、黄色いヘルメットを被った駅員に、運転士が状況を伝達することになっているのだが、この小江戸12号は、10秒ほど停車した後、高田馬場へと向かっていった。よって、画像もこんな物しか撮れなかった。まあ、黄色のヘルメットを被っている駅員氏の姿で、防災訓練を実施したと言うことは、辛うじて解るかなという感じになってしまった。

このところ、首都圏では大きな地震が相次いでいる。防災グッズも売れているようだし、こう言う訓練の様子を見て、防災に対する意識を高めておかないと・・・

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