大宮で貨物列車ウォッチング
昨日の夕方は、久々に大宮駅に行ってみた。
16時頃から30分ほど11番線で貨物列車の観察をした。貨物を見るのが目的ではなかったのだが、この時間帯、貨物列車が次々とやって来て、結果的には観察してしまった。機関車好きには堪らない時間帯かも。まず最初にやってきたのがこれ。
この機関車、国鉄型直流電気機関車の代表作とも言えるEF65の1000番台(PF形)のトップナンバーである1001号機だ。JR貨物所有のPF形は、更新工事が進められているが、この1001号機は今でも国鉄特急色を保っている。
1001号機は9両のコキを牽引していたが、休日と言う事もあるのか、御覧のとおり1両もコンテナを積んでいない。この位置で牽引機を見渡すことが出来た。
続いてやってきたのはこの列車。
EF64の1000番台車が牽引するコンテナ列車。この列車は、先程の列車とは対照的にコンテナ満載であった。この機関車、原色を保ってはいるが冷房改造されている。
さらに続けてやって来たのがこの列車。
JR貨物の更新カラーになっているEF65 506号機だが、この車両、20系や24系などのブルートレインを牽引し、東海道・山陽本線を颯爽と駆け抜けていた事のある車両だ。国鉄が民営化の際、この500番台車はP形・F形問わずに、殆どの車両が高崎機関区に集められ、首都圏の貨物輸送に使用されてきたが、相次ぐJRF世代機(EF210やEH200など)の登場や旅客会社で余剰となった中古機関車の購入により、余剰となったEF65のPF形に置き換えられ、今ではJR貨物所有の国鉄特急色500番台車は僅か1両のみとなってしまった。貨物更新カラーにはなっているものの、数少ない貴重な500番台車である。
この後、JR東日本所有のEF81牽引による貨物列車や、あの「金太郎」の愛称でお馴染みのEH500牽引による貨物列車もやって来る。まさに貨物列車が集中する時間帯である。これからのシーズンだと撮影は厳しくなるが、夕方、大宮駅を通る機会があったら、是非貨物列車にも目を向けていただくと、新たな発見があるかもしれない。
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コメント
こんばんわ。
せっかくなのでこちらのブログにも発言させて頂きます。
まず、カラコキ。これは毎日運転で、しかも平日休日問わず
荷はカラです。
宇都宮(タ)へのコキの回送のようです。
続いて64-1000。
こちらは2073レで最近の私のマイブームだったりします。
時折65が代走したりするので有名だったりしますが、64でも
原色釜が入る確率が高かったりします。
私はよく熊谷ー行田で撮りますが、そろそろ露出的に厳しそうです。
ちなみにこの続行15分ぐらいに安中貨物があります。
続いて65のタンカー。
こちらは郡山まで行きますが、高機65運用なので注目列車の
一つではあるのですがあまり原色は入りません。
特徴としては休日は荷が無く単機が多いですが、そろそろ需要期
がくるので荷が多くなるかも。
ではこんなもんで。
PS:磐西帰りでかなり疲れています。
投稿: HANSEN | 2005/09/24 23:57
HANSENさん、コメント有難うございます。
あの空コキは、毎日、空の状態なんですね。私は平日に見た事がなかったので、てっきり休日だからかと思っていました。安中貨物は、うっかりトイレに行ってしまった間に行ってしまいまして、もうちょっと我慢すればよかったなと後悔しました。
投稿: TOMO | 2005/09/25 22:12