東葉高速鉄道に乗る!
昨日は午後から仕事で千葉県の佐倉市へ出かけた。
目的地の最寄り駅が京成電鉄の志津駅。西荻窪の事務所から行くとなるとどのルートが良いか、色々と考えていたら、私の頭の中にあの運賃の高い私鉄が浮かんだ。そうだ、これで行こう。
と言うわけで、西荻窪からまずは東京メトロ東西線直通の西船橋行きに乗車した。やって来たのは05系第43編成。これが最新編成だろうか。日中のJR直通便は両方向共に葛西で、東葉高速線直通の快速に抜かれるパターンである。私も東陽町で下車し、後続の快速を待った。
後続の快速電車は、中野駅停車中の時から東京メトロの5000系である事は解っていた。このところ5000系に続けて乗車しているが、同車の活躍はそう長くはないから有り難く乗車することにしよう。地上へ出ると速度を徐々に上げて、地下線内とは違った魅力があった。この辺りから徐々に眠気が襲ってきて、気がつくといつの間にか東葉高速線内に入っていた。北習志野から先は乗車した事がなく、初乗りであったが、終点の東葉勝田台まで殆ど覚えていない。せっかくなので、5000系を撮影しておこう。
折り返しは御覧のように三鷹行きの快速だった。撮影を終えると、隣のホームにもまもなく列車が入ってくるようだ。そのまま待っていると、東葉高速の1000系が入ってきた。
この1000系は、そろそろ夕方のラッシュ時に入るために、車庫から出庫してきた編成だった。東葉高速1000系も東京メトロの5000系を改造した車両なので、こちらも近いうちに消え行く運命にある。しかも各駅停車の中野行きという、日中ではあまり見られない組み合わせだ。この時、東葉勝田台駅のホームでは、この両車が並んだのだが、残念ながら並びの撮影は無理だった。
さて、志津駅近くでの仕事を終えて、再び東葉勝田台駅へ。帰りはこの駅からきっぷを買った。すると西荻窪まで通しで買えるのだが、運賃はなんと1070円!定期券の入口でもある阿佐ヶ谷まで買うことにしたが、ここまで買っても1040円であった。地元では「日本一高い私鉄だから乗らないように!」とも言われているらしいのだが、西荻窪までほぼ直進で帰れるのは有り難い。1040円のうち610円が東葉高速の運賃だった。
ホームに下りると、なんと停車していたのは東陽町行き。こんな時間に東陽町までしか行かない電車が来るとは・・・
結局、この電車には乗らずに、後続の各駅停車三鷹行きに乗ることにした。車両は東京メトロの05系第27編成。このタイプの車両、座席が凄く堅い。座り心地が悪いのは何とかして欲しいものだ。車掌のアナウンスによると、やはり葛西で快速の通過待ちがあるらしいのだが、快速が中野行きというので、西荻窪まで行くには、この電車に乗り換える可能性が高いので、そのまま乗り通す事にした。この電車の車内で気が付いたのだが、東葉高速線も新型車2000系投入により、自動放送やドア上の車内案内機を使用するようになったようで、この乗車した05系も、自動放送と車内案内機が使用されていた。ただ、05系の場合はお顔の違う新タイプの車両だけが対応しているのかもしれない。
帰りも1時間20分以上乗るので、車内ではうとうとと眠ってしまった。3社直通電車の乗り通しというのは、今回が初めてだったかも。自動放送も3種類聞く事ができた。しかし、腰の痛みも残ってしまった。乗り換え回数が少なくて便利ではあるが、これだけは勘弁してもらいたい。誰もいない事務所に帰ってきたのは20時近くであった。
それにしても、東葉高速鉄道の運賃は高いなあ。次に全線通しで乗るのはいつの事だろうか・・・
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コメント
運賃を調べてみました。
高いと思われる「ちほく」「りんかい」そして「東葉」です。
ちほく 北見ー池田 140kmで3410円 キロあたり24.35円
りんかい 新木場ー大崎 12.2kmで380円 31.14円
東葉 勝田台ー西船橋 16.2kmで610円 37.65円
となりました。りんかいとは互角の勝負ですね。初乗りも両者とも200円とトンネル主体の会社の運賃標準がわかりました。高いと思うちほくが意外に安かったのには驚きました。
東陽町行きはおそらく車両交換の意味合いだと思います。
投稿: SATO | 2005/09/23 16:23
SATOさん、コメント有難うございます。
こうやって見ますと、改めて東葉高速の運賃の高さがわかりますね。ちほくの場合は、北海道の赤字ローカル線を引き継ぎましたので、元々利用客は多くないです。そこに高い運賃を設定すると、益々利用客が減少することも考えられますから、あまり高く設定できないと言う事もあるかもしれません。りんかいと東葉は新規開業路線ですから、やはり建設費の問題もあり、運賃が高いのは仕方ないのかなと思います。
投稿: TOMO | 2005/09/24 13:09