11月3日、この日は、毎年恒例の入間航空祭が開催される。入間基地へは西武池袋線稲荷山公園駅が最寄となるため、西武鉄道でもこの日は特別ダイヤでの運転となる。私は、毎年、11月3日の午前中は、この航空祭ダイヤを観察しており、昨年もこのブログで記事にしている。興味のある方は、こちらを御覧下さい。
昨年は、秋津駅での観察のみであったが、今年は他の所でも観察しようと、迷いながら家を出発。まずは所沢駅の4・5番ホームへ行ってみた。ちょうど各駅停車入間市行が到着するところで、ホーム上は大勢の乗客で賑わっていた。
3001Fによる入間市行。3000系は前回のダイヤ改正で小手指以遠では見る機会が減ってしまった。
この入間市行が到着直後、所沢駅上空を航空自衛隊の飛行機が飛んでいった。
ホームの端で3000系の入間市行を撮影し、今度は後続の飯能行きに乗り、稲荷山公園駅へと向かう。この駅に来た理由は、稲荷山公園駅に停車する臨時特急「むさし71号」を撮るためだった。航空祭に伴う特急の臨時停車も今回で3回目。すっかり定着したようにも見える。
稲荷山公園駅は駅員総出で対応に当たっていた。私もホーム上に乗客の姿が少なくなってきた頃を見計らってから、特急停車に備えた停車位置目標などを撮影した。
この日のために用意された停車位置目標。稲荷山公園駅はカーブ上にあるので、車掌用のモニターを共通にするために、特急用の停車位置目標が特別に設けられた。
こちらは稲荷山公園駅下りホームの発車案内機。臨時特急とはいえ、普段は特急通過駅となる稲荷山公園駅では、システムの都合上、停車でも「通過」と表示されてしまうみたいだ。
そして「むさし71号」到着!
最近リニューアルを受けたばかりの10104Fだった。
特急の撮影を終えて、今度は一駅手前の武蔵藤沢駅へ移動する。ここで入間市行などを撮影した。残念なことに2000系の幕車による入間市行は、移動中にすれ違ってしまい撮影できなかったが、20000系を中心に色々と撮影する事は出来た。
6108Fによる新木場発各駅停車飯能行き。小手指行きの延長運転である。
20151Fによる池袋発各駅停車入間市行き。
今年度の最新増備編成20108Fによる準急飯能行き。(これは定期列車)
東京メトロ07系による新木場発各駅停車飯能行き。種別表示のない飯能行きも航空祭ならではの光景である。
ここまでで武蔵藤沢駅での撮影を終了。今度は上りの快速電車に乗り込み、秋津駅へと向かった。昨年は上りホーム池袋方からの撮影だったが、今年は同じ上りホームでも下り方からの撮影とした。
20102Fによる準急入間市行き。所沢行きの延長運転である。
2000系LED車による各駅停車入間市行き。
新宿線用20101Fによる準急入間市行き。転属なのか貸出なのかは不明である。
これで本日予定していた航空祭臨の撮影は無事に終了。所沢駅前の「くすのきホール」で開催している「彩の国古本まつり」を見るために所沢へ移動。
すると、先程53Sとして飯能に向かった07系第3編成が、飯能到着後、各駅停車清瀬行きとして戻ってきていた。そろそろ帰り客も戻り始めているので、回送列車もこうやって一部区間で営業に入って対応しているのだ。通常、この位置で東京メトロ車の清瀬行きは見られない。
この清瀬行き撮影を以て、今年の航空祭ダイヤの観察を終了とした。朝の便は確認していないので何とも言えないが、今年の航空祭ダイヤでは20000系などのLED車の活躍が目立ったように思う。LEDは何でも表示できて便利な反面、撮影がし辛いと言うのも事実。出来れば幕車による入間市行きが増えてくれるとありがたいのだが・・・ 来年に期待しよう。
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