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お知らせ マイフォトの新シリーズスタート

いつもTOMOの鉄日誌を御覧いただきまして有難うございます。

さて、JR東海では来年度からの313系増備再開が決定し、置き換えの対象となる国鉄形電車の動向が注目されていますが、今回、その置き換えの対称になるであろう、113・115・123系の全編成の撮影作戦を実施。順次、マイフォトにて公開することにしました。そして、この度、第一弾として123系電車からの公開を開始しました。このマイフォトによる写真館では、全車両の撮り潰しを目標としていますので、駅撮りによる形式写真が主体となります。

なお、この作戦は来年度の313系の増備終了時まで続ける予定です。マイフォトの中身も順次更新していくことになります。ご期待ください。

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明日でお別れ!京急700形

明日、11月28日限りで現役を引退する車両がある。それは京急700形である。18メートル車両でありながら、片側4扉で作られており、京急の中では通勤用というイメージが強く、地味な存在である。全盛期には4連を3本連結し、12連となって通勤快特に使用されたこともあるが、最近では京急川崎から小島新田までを結ぶ大師線専属で使用されることが多かった。

京急700形の最後の活躍を撮ろうと、私は23日の午後、この大師線へと向かった。品川から新1000形による快特で京急川崎に着くと、高架下の大師線ホームには大勢のファンがカメラを持って待っていた。停車中の車両は1000形であったので、後続の列車が700形と言うことになる。私もホームの車止め付近で待機。5分ほどしてやってきたのは、予想通り700形。さよならヘッドマークが付いていないノーマルな状態の編成だった。

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撮影後、この700形に乗車する。途中、どこかで下車して撮影をしようと考えながら、一番前にかぶりつく。快調に出発するが、すぐに減速。かなりきついカーブを曲がった。そのS字カーブで撮影している人が多かったので、カーブに近い一駅目の港町駅で下車した。改札を出て、先程のカーブの所へ向かう。次の電車がさよならマークつきの700形なので、かなり人も多くなった。

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港町手前のS字カーブを行く700形さよならマーク付き編成

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同じ場所でマークなし編成も撮影

港町では、もう1箇所、小島新田方の踏切でも700形の撮影をしてみた。

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撮影後、再び駅へ戻り、大師線を先に進む。やって来た車両は、さよならマーク付き編成だった。車内には沿線の幼稚園児が書いた700形の絵や、一昔前の700形の写真が貼られており、お別れムードがさらに高まる。700形同士のすれ違いを期待して、一旦、川崎大師で下車したが、残念ながらホーム上からはすれ違いは撮れなかった。

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後続の1000形に乗車して、今度は終点の小島新田へ。ここは川崎貨物駅のすぐ目の前。ここで700形を駅撮りした。

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700形を一通り撮影して、さらに川崎貨物駅で貨車やディーゼル機関車を撮影。日も暮れてきたので、大師線を後にした。帰りに乗車したのは1000形。700形引退後は大師線の主となるのだろうか。この車両も本線には新1000形の増備が進んでおり、700形の次は、この車両の淘汰が更に進むことだろう。

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京急川崎に到着した1000形による大師線列車

700形は明日で引退となるが、一部の車両は琴電へ譲渡され、新たな場所で活躍を始めている。最後まで残った2編成も、もしかしたら琴電へ向かう車両があるかもしれない。新天地での新たな活躍に期待したい。

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ロマンスカーで夜の前面展望を楽しむ

昨日は、静岡地区へJR東海の113・115系などの撮影に出かけた。ダイヤ情報誌によると、ドクター東海の運転予定もあり、道中撮影できれば良いなと思ってはいたのだが、結局は撮影できなかった。(ドクター東海の運転情報が出ているようなサイトがあれば教えてください。)

その帰り道、小田原から小田急を利用する事にした。小田原駅の小田急線きっぷうりばにあった特急の空席案内を見ると、次の特急「はこね46号」に空席がある事が解った。試しに指定席券売機を操作すると、新宿まで前展望席の最前列が空いているではないか。ならば夜の前面展望を楽しもう。無事に最前列席を購入し時間が余ったので、改札横の箱根そばで腹ごしらえ。

発車8分ほど前に改札に入り、売店でスーパードライを1本購入。缶ビール片手に車内に乗り込む。やって来た車両はLSEであった。現存するロマンスカーでは最古参に入るが、最近ではシングルアームパンタに載せかえられ、まだまだ当面は現役のようだ。早速、最前列のシートに座る。ちょっと足元が狭いのが難点だが、それは我慢。

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列車は小田原駅を定刻通りに出発。発車するとすぐに3000形の急行とすれ違った。この景色が楽しめるのがロマンスカーの醍醐味である。列車は夜の街を快走。最初は真っ暗だった景色だが、だんだんと都心に近付くにつれて明かりも多くなる。すれ違う車両を見ると、3000形が圧倒的に多く、おでこにライトがあり、貫通扉に方向幕のついた、小田急顔の少なさも気になった。町田駅に停車時には、数少なくなった4連の9000形を発見!

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町田を過ぎると、登戸までは列車の速度が遅くなる。多摩川を渡り、複々線区間に入ると再び速度が上がった。複々線区間では走行中に各駅停車を2本追い抜いた。走行中の追い抜きもロマンスカーの展望席では迫力がある。工事区間の様子も良く解った。

新宿までの1時間10分はあっと言う間に過ぎ去ってしまった。21時20分、LSEは新宿駅1番ホームに滑り込む。到着後、車内整備の上、折り返しは「ホームウェイ」となるようだ。

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夜のロマンスカーの展望席もなかなかなものであったが、今度は出来れば明るい時間帯の展望席も味わってみたい。最新鋭のVSEも乗ってみたいものだ。

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府中本町駅で見たレアモノ2つ

26日の午前9時過ぎのこと。武蔵野線で府中本町駅に着くと、向かい側のホームには数少なくなったオレンジ色の103系が停まっていた。

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あれだけ沢山いた武蔵野線の103系も、山手線から転用してきた205系がほぼ出揃ってきたこともあり、今は2本だけとなってしまったようだ。そのうちの1本をここで見たことになる。と言うより、あと1本早い武蔵野線に乗っていれば、この103系に当たっていたことになる。

そして、その横を1両の機関車が通過していった。

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EF64 1015号機である。先日、米タン列車のレポートでも取り上げたが、このカラーのEF64は、後にも先にもこれ1両のみである。

一瞬の出来事ではあるが、朝の府中本町駅で2つのレアモノをゲット。私は、このあと、JR東海エリアへ向かうために南武線ホームへと向かった。

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3ドア車8両の急行

23日の昼頃、所沢駅で暫くの間、車両観察をしていたのだが、休日ダイヤと言う事もあって、3ドア車8両編成の列車が目立ち、池袋線・新宿線共に急行列車で運用されている姿を目撃する事が出来た。

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新宿線3017Fによる急行本川越行き2647レ

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池袋線239F+241Fによる急行池袋行き2142レ

池袋線の場合、優等列車は10両編成が主体となっているだけに、101系の8両編成による急行は本当に久しぶりの遭遇であった。新宿線も3000系にスカートが付いており原型ではないのだが、この際、そんな贅沢は言ってられない。一昔前だったら当たり前の光景が、今では本当に珍しくなってしまったのだ。

この後、私は京急大師線へ向かうため、新宿線の急行で西武新宿を目指したのだが、このときに乗車したのが、今となっては数少なくなった未更新の2000系2連口である。しかもクハにはAK-3コンプレッサーが設置されているので、走行中にも足元から「ゴトゴト」と言う良い音が聞こえてくるのだ。これも一昔前では当たり前の光景だったが、AK-3の音もすっかりご無沙汰してしまった。西武新宿までの間、たっぷりと楽しませてもらった。

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西武 女性専用車両専用車体広告車 第2弾運用開始

西武鉄道では、今年7月に女性専用車専用の車体広告車を期間限定で登場させたが、今回、池袋線の6000系数本に女性専用車専用の車体広告車が再び登場した。今回は新宿線車両への設定が無いため、なかなか見る機会がなかったのだが、23日の昼間、所沢駅で偶然にも見る事が出来たので撮影した。

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今回、車体広告車になっていたのは6114F。「美ごこち」と言うアイスクリームの広告が貼られているが、今回は、夏の時と違って側面は全てドアの部分にステッカーが貼られている。ドア間の窓下とドア上とではどちらが目立つのだろうか。

なお、7月の女性専用車専用車体広告車については、7月24日付記事を御覧下さい。

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ライオンズファン感謝の集い号運転

11月23日、今日はプロ野球6球団でファン感謝祭が開催されたが、地元の西武ライオンズもファン感謝祭を実施。西武鉄道では、このファン感謝祭にあわせて、池袋からのノンストップ列車「西武ライオンズファン感謝の集い号」が運転された。

この特別列車は、これまでに開幕戦・巨人との交流試合の時に運転された特別列車と同じ様な内容で、今回も車内では文化放送の斉藤一美アナと今シーズン限りで現役を引退した高木大成氏によるトークショーが行われた。

私は、この列車を撮影する予定であったが、前夜の残業&飲み会が祟ったのか寝坊してしまい、特別列車には間に合わず、西武球場前からの折り返し列車を撮るのが精一杯。いつもの狭山線の踏切で撮ることにした。

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御覧のように今年度増備車の20158Fが充当された。これまでのライオンズノンストップトレインは、いずれも20151F充当だったので今回も同じかと思っていただけに驚いた。画像では見辛いのだが、この列車は、西武球場前発西所沢行き。西武球場前からの帰りは回送ではなく、一般の列車に充当されていたのだった。

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この後、私は西所沢駅へと戻り、20158Fの小手指への回送を撮影した。

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これで今シーズンのライオンズ関連イベント列車は終了。来シーズンもこのようなイベント列車が運転されるよう期待したい。


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四季彩VS風っこ 

歯医者さんでの治療の後は、先週に引き続き青梅線へと向かった。先週、行程上どうしても撮影できなかった、四季彩と風っこの並びを撮るためである。

昼過ぎに家を出発。西武線で拝島へ。そして拝島から青梅線に乗り換え、青梅に着いたところでまずは腹ごしらえ。ホーム上にある「想い出そば」で昼食とした。先週は大混雑だったので、乗り換え時間の10分間で食べられるかどうか心配であったが、どうにか間に合った。

注:青梅駅の想い出そばに関しては、当ブログの5月11日付記事を御覧下さい。

そばを食べ終えて、青梅駅13時35分発の奥多摩行きに乗り込んだ。御覧のように「四季彩」充当である。

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この列車が鳩ノ巣で奥多摩からの「風っこ奥多摩4号」と交換する。ただ、風っこの方は鳩ノ巣駅通過となるため、ほんの一瞬が撮影の勝負となる。この危険性を選ばずに、軍畑の鉄橋でもう1回撮ってもいいかなと思いながらロケハンしていたが、結局、御嶽まで来てしまった。もうここまで来たら鳩ノ巣駅1本に絞ろう。そう決意した。御嶽まで来ると空席もちらほら。四季彩号の座席に座ってみる。ロングシート側だったが、座席は一般車よりも座り心地が良かった。

鳩ノ巣駅に到着すると、やはり同じ事を考えているのか、ホーム上にはカメラマンの姿が目立った。私は並びだけを狙っているので、下りホームの先端から後ろ向きにカメラを構えているのだが、殆どのカメラマンは風っこの入線を狙っている。それだけに撮るタイミングが難しかった。やがて列車接近のアナウンスが入る。私も最初は風っこの正面にカメラを向け、すぐに振り向き、並びを狙う。「よし!今だ!」と心の中で叫びながらデジカメのシャッターを切った。撮影後、画面を確認。どうにか成功のようだ。

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鳩ノ巣駅で並んだ四季彩と風っこ

これで今日の目的の1つが終了。次は、前回撮らなかった八高線の線内での回送の撮影だ。後続の四季彩による青梅行きに乗車する。さすがにハイキング客の帰宅と風っこ撮影者の撤収が重なると、四季彩では捌くのが厳しいようだ。往きはゆとりを感じるような乗り心地だったが、帰りは毎朝の中央線電車と大して変わらない感覚だった。青梅に着くと、ちょうどすぐ隣にはDD51と繋がった風っこが停まっていた。ここでも四季彩と風っこの並びを撮影。

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青梅駅でも見られる四季彩と風っこの並び。但し両者の顔の位置は揃わない。

撮影後は、向かい側のホームに停まっていた東京行に駆け込む。これに乗らないと八高線の線内までは先回りできないのだ。拝島からはさらに八高線に乗り換え。とりあえず、一駅目の小宮で待つ事にした。待ち時間は15分少々だったが、徐々に陽が落ちてきて暗くなり、風が冷たく感じる。そして陽がすっかり落ちてしまった15時58分、DD51に引かれて、風っこがゆっくりと小宮駅を通過していった。

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小宮駅を通過する風っこ。

撮影中はあまり感じなかった寒さが、いざ終わると身に染みてくる。後続の電車が来るまでの10分間が長く感じた。

小宮駅からは八王子へ向かい、風っこの留置状態を撮影することにした。横浜線ホームのすぐ近くに停められているとは聞いていたのだが、その姿を実際に見て、何となく違和感を感じてしまった。

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今日の運転を終えてヘッドマークを外された風っこ

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明日の運転に備えて、既にDD51を拝島方に連結した状態で留置されていた。

ところで、風っこには昨年の春、磐越東線で乗車した事があるのだが、その時に車両番号の表記の事が凄く気になっていたので、八王子駅でその辺りも観察した。気になったのはハイフンの事である。

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キハ40系列は、もともと形式名と車番との間にはハイフンは入っていないのだが、御覧のように1541号車の方についてはハイフンが使われている。何故1両だけこうなっているのかは解らない。全く不思議な話である。既に去年の春の時点でこうなっていたのだ。この状況を確認して本日の撮影は終了とした。

青梅線での風っこの運転は明日が最終日となる。これをきっかけに再び青梅線で運転される事を期待したい。

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5回目の通院

今日は5回目の歯医者さんへの通院日だった。

11時の予約だったのだが、呼ばれたのは11時20分ごろ。診察室に入ると、今日は珍しく、すぐに先生がやって来た。経過を聞かれた後、先生からの説明があった。虫歯の治療で削った歯が小さくなっているが、ここは奥歯でも力が入りやすいところなので、しっかり治療をしたほうが良いとの事。そして金属製の歯を入れる事を薦められた。1本45000円するらしい。確かに、その歯は虫歯治療で削ってしまったので、周りの歯から比べると、かなり小さくなっている。その為、噛み合わせも悪くなっており、痛んでいない右側で噛む事の方が多くなっていることも事実。それに歯を食い縛って力を入れるのもバランスが悪い。やはり先生の薦める金属製の歯を入れる方が良いという気持ちになり、結局入れる事にした。

で、今日は土台作り。治療を受けながら、やはり断るべきだったかなとか、頭の中に色んな考えが浮かんでくる。でも、これから死ぬまで歯は必需品だし、そう考えるとこの選択は正しかったのだ。と信じることにした。そのうち、確定申告の事を考えてしまうようになるのは職業病かしら?

次回は12月4日。土台が入るらしい。年内に終わるかな・・・

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京浜東北線の助っ人に遭遇

18日の夜、仕事帰りに御徒町へ向かった時、秋葉原から京浜東北線の電車に乗ったのだが、これがとんでもない車両だった。

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車両は209系500番台車で、この事については、京浜東北線でも既に走っている車両なので問題ないのだが、よく見ると車体にある車両の所属表記は三鷹電車区を表す「八ミツ」である。さらに、この画像でも解るのだが、乗務員室内に下がっている編成番号札も黄色地の「515」と三鷹電車区時代のまま。

この車両、京浜東北線の209系の側窓開閉可能化改造を実施するための予備車として貸し出されたようだ。今年3月23日に京浜東北線で発生した車両故障では、乗客を長時間車内に缶詰状態にしてしまったことで換気不足となり、気分が悪くなった方がいたらしい。このような事を未然に防ぐために、209系の側窓を開閉できるようにするための改造を行うことになったのである。この工事は、京浜東北線以外にも常磐線のE501系など、同じ構造の車両に実施されるそうだ。

今回は、たまたま一駅乗車するだけだったのに、こんなレアな車両に当たってしまった。撮影のため、御徒町ではなく、一駅先の上野まで乗ることに。でも、これは「嬉しい誤算」である。この車両の写真も、もう少しまともに撮影したいが、次はいつ遭遇できるだろうか。

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再び代走 ホリデー快速河口湖号に183系新前橋車充当

ちょっと日にちが空いてしまったが、再び13日の話。

夕方、拝島から青梅線に乗車し立川へと向かった。立川に到着すると、大宮行き「ホリデー快速河口湖号」がやってくると言う。田町の183系でも使用されるのだろうと思いながら、同列車が出発する5番線が見渡せる6番線へ向かうと、何とそこに待っていたのは、新前橋電車区の183系S3編成であった。

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御覧のように、この編成には特急シンボルマークが残されている。この編成は、もともと松本運転所(現在の松本車両センター)に所属していたが、中央線特急へのE257系投入に伴い、新前橋電車区の165系置き換え用として転用された。中央線からの撤退前に、転用先での使用目的を考慮して、早くから国鉄特急色になった編成が何本かあり、この編成もその仲間であった。そして、平成14年2月2日には、「懐かしのあずさ2号」として、昔の「あずさ」を可能な限り復元したイベント列車にも充当。中央線183系のスター的存在であった。そのシンボルマークは、転用後も残され、今では新前橋電車区のアイドル的存在ともなっている。両先頭車が、485系のサハからの改造と言うのも、このS3編成の特徴でもある。

なお、同列車に新前橋電車区の183系が入ったのは、これが初めてではない。当ブログの2005年7月9日記事でも取り上げている。ただ、今回のように特急シンボルマークつきのS3編成が使用されたのは、たぶん初めてではないだろうか。

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青梅で再会!201系のラストナンバー車

青梅線へ「風っこ」を撮りに行った際に、こんな車両に遭遇した。

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一見すると、普通の201系だが、この奥多摩行きの最後部車両は、クハ201-155と言う車両である。

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タイトルでお気づきかと思うが、この車両が201系のラストナンバーである。この青10番編成は、両端のクハも、中間のモハユニットも、全てラストナンバーで固められており、隣の車両もモハ201-299と言う、こちらもモハのラストナンバーであった。

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同じ時期に製造された201系は、コストの面から、車内の窓ガラスの開閉方式を変更したり、車体に表記されるナンバーも切り抜き文字じゃなかったりするなど、部分的には103系に近いところもある。

ちなみに、この編成、平成9年10月の大月事故による車両不足を補うために、三鷹電車区から当時の武蔵小金井電車区に貸し出された事がある。その頃の塗装はカナリアで、もちろん中央・総武緩行線で使用されていた。しかし、中央快速線貸出に際して一時的にオレンジに塗り替えられたのだ。この時、10両編成全部は貸し出されず、2~9号車の8両のみが対象だった。その8両に快速用の先頭車2両(H9編成の1号車と4号車)をつなげた10両編成となって使用された。

豊田電車区には、ラストナンバーとは逆のトップナンバー車も所属している。時にはトップとラストが競演することもあるのであろう。そんな並びも引退前に一度は撮っておきたいとは思っているのだが、果たして撮れるかどうか・・・

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青梅線で「風っこ奥多摩号」運転

この週末、青梅線では、キハ40系トロッコ風気動車「風っこ」を使ったイベント列車、「風っこ奥多摩号」を青梅~奥多摩間に2往復運転された。私にとっては地元からもすぐ近くにある青梅線で、このようなイベント列車が走るとあっては見逃すわけにはいかず、13日の日曜日、青梅線沿線へと出かけてきた。

なお、この記事は、当ブログの総合リンク先であるTHE diary from 5丁目のr104さんとの協同取材となっておりますので、本編に出てくる画像などは、双方で似たようなものが使われるかと思いますが、予めご了承ください。

13日の朝、我々二人は、西武拝島線の車内で合流し、まずは拝島駅から撮影を開始した。この風っこは、気動車が種車になっているので、自走する事が可能だが、どう言う訳か留置先の八王子から、営業運転の始発駅となる青梅まではDD51による牽引となっていた。その回送列車を撮ろうと、拝島で待機することにしたのである。DD51も最近では活躍の場面も少なくなっており、首都圏でその姿を拝む機会は少なくなってきた。今回はお召し列車牽引の実績を持つ842号機の登板と言う事もあり、拝島駅でもかなり大勢のファンが集まっていた。

9時14分、予定通り、DD51に牽引された「風っこ」は、ゆっくりと八高線と青梅線上り本線との間の中線に姿を見せた。

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拝島での撮影は短時間で終わらせて、まずは青梅まで先回りをすることに。最前部車両に乗り込み、車内からロケハンをしながら途中で撮影可能なところを見つけていたのだが、なかなか良い場所が見つからず、結局は青梅まで乗り通してしまった。方針を変更し、青梅駅で待ち構えることに。

青梅駅は、拝島駅以上にファンの数が多く、狭いホームは観光客も混ざって大混乱であったが、何とか撮影する事が出来た。

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青梅駅に到着。ここでDD51を切り離し、営業運転に向けた準備が行われる。

撮影後、奥多摩行きで先行することにした。「風っこ奥多摩1号」は逆光気味になるので撮影場所に悩んだが、ダイヤ情報と睨めっこした結果、2分ほど停車する二俣尾駅で下車し撮影する事にした。最初は橋上駅舎の通路から撮るつもりだったが、駅を出てすぐにある踏み切りの感じが気に入り、逆光なのは覚悟の上でここで撮影することにした。逆光ではあったが、線路沿いに生えているススキが太陽の光に反射し綺麗に見えた。

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二俣尾駅を発車する「風っこ奥多摩1号」

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続いて、今度は2号の撮影に入る。今度は光線状態の良い所にしよう。そう決めて青梅線を更に奥へ向かう。最初、古里で下車したのだが、どうもイメージが合わず、結局、鳩ノ巣に行くことにした。ここなら下り列車との交換待ちで停車することもあり、確実に押さえられるからである。以前、鳩ノ巣駅の立川方にある踏切から撮影した事があったが、ここで失敗した経験があり、今回は最初からホーム上での撮影にした。

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鳩ノ巣駅に到着する「風っこ奥多摩2号」

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ここは4分間の停車時間もあり、余裕で撮影する事が出来た。そこでこんな物も記録しておいた。

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しっかりと列車名が入ったサボも入っていた。こう言うサボはしっかり記録しておきたいところだ。

続いて、今度は3号の撮影になるが、これから先は有名ポイントでも押さえておきたいと言う欲も出てきた。そこで目指した先は軍畑駅近くの鉄橋。ここは古くから有名なポイントだ。鳩ノ巣から駆けつけると、既に鉄橋の近くには多数のカメラマンが待機していた。以前だと、このポイントとは反対側のほうから望遠で撮影するのが定番であったが、最近は、線路沿いに埋まっている木々の成長により、だんだんと列車の姿が見えにくくなってきていた。今回、私は、2両編成と言う特徴を生かし、反対側から一眼レフカメラ(EOS7)の望遠で狙うことにした。お天気もよく、光線状態はバッチリ。最高のロケーションでその瞬間を待った。やがて踏切の音が聞こえてきて、連射モードでの撮影を開始。シャッターは5回切ったが、1枚ぐらいは物になっているだろうか。このところ、デジカメが主体となっていただけに、久しぶりに味わう緊張感はしびれる物があった。

最後に4号。これも定番ポイントである、青梅~宮ノ平間で狙うことにした。ここは駄目だろうと思っていたのだが、意外と人も少なく、ここで撮影が出来た事は意外だった。

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この後、青梅駅から拝島駅へ移動。朝と同じ様に、留置先である八王子へ戻るための回送を撮影した。青梅線線内で撮影しようとしたものの、どこもそれなりに混んでいて、結局は拝島に来てしまったが、朝とは逆に八高線ホームから撮影することにした。その結果、これが意外にも大当たり。八高線の下り本線とはすぐ隣の線に入ってくれたのだった。

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そして、15分間の停車時間の間に改札を出て、西武との供用踏切から八王子へ向かう「風っこ」の回送をもう一度撮影し、一連の「風っこ」の撮影を終了した。

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秋の青梅線を颯爽と駆け抜けた風っこ号、実は19・20日にも青梅~奥多摩間を2往復運転する事になっている。もう指定席券は完売しているようだが、沿線は紅葉も見頃を迎えているので、美しい風景の中を走る風っこ号を撮影するだけでも楽しめるかと思う。今回の撮影では時間の都合上、四季彩との交換は撮影できなかったので、もしかしたら、次の運転時も撮影に行くかもしれない。


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幕張車両センターの183系を追跡する

12月10日のダイヤ改正まで、残り1ヶ月を切った。

このダイヤ改正では、房総半島の特急列車から幕張車両センターの183系が撤退することになっている。これは183系の定期特急運用の終了も意味していることになる。今、土日になると沿線では183系の最後の雄姿を撮ろうとするファンが殺到している所もあるようだ。

先週の日曜日、私は朝早くに家を出て、横須賀線の西大井駅へと向かった。幕張の183系を撮るのになぜ西大井?と思われる方も多いと思うが、この日は、千葉発伊豆急下田行きの「踊り子161号」が運転されたためだ。この列車に、183系が使われるのである。車両は幕張車両センターの183系8連。7番編成が使用された。ヘッドマークも御覧のように「踊り子」と言うステッカーが貼られ、リバイバル列車のようなムードが漂っていた。

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この7番編成には、ちょっとした異端車が連結されている。クハ183-1527がそうで、正面の飾り帯が他車と比べると若干低い位置についているのだ。

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飾り帯が若干低いクハ183-1527。

この後、私は横須賀線の電車でそのまま市川へと向かい、房総特急の撮影をした。ここは上下線共に綺麗に撮れることもあり、朝から同業者が多数来ていた。

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銚子発の成田線経由「あやめ2号」

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銚子発の総武線経由「しおさい4号」

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「あやめ2号」として東京駅に到着した編成は、折り返し幕張車両センターへ回送となる。しかしマーク変更は代替省略されるため、回送とは言え御覧のように下り「あやめ」のようにも見えてしまう。

この後、私は錦糸町へ移動。「あやめ4号」や「しおさい」用編成の入替作業を撮影した。

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鹿島神宮からの「あやめ4号」

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「しおさい4号」として東京に到着した編成は、御覧のように一旦錦糸町へ引き上げられ、再び東京駅へ向かって、定期列車に充当された。

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「あやめ4号」で東京に到着した編成も、今度は「しおさい」に入るが、時間に余裕があるので、一旦錦糸町へ引き上げてきた。既にヘッドマークも「しおさい」に変換済みである。

このように、幕張車両センターの183系を狙うには」、どうやら午前中が狙え目らしい。房総特急から撤退まであと1ヶ月。これからどんどん撮影に行く人も多くなると思うが、とにかく事故の無い様に撮影してもらいたいものである。

最後にお知らせです。

当ブログと相互リンクしています鉄道系サイト、痛勤形酷電どっと混む!では、JR東日本の183・189系全般の話題を取り上げるスレッドを、リアル板・模型板共に用意しております。いずれも画像対応掲示板となっていますので、183・189系に関する話題の情報交換等に活用していただければ幸いです。

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東京メトロ スタンプラリー経過報告3

前回の経過報告から約2ヶ月が経過した。この間は、歯が痛くなったり、本業が多忙になったり、鉄道の日のイベントで各地へ出向いたり、東京メトロの各線に足を向ける事が無かったのだが、今日の午後から再びスタンプを消化してきた。11月12日現在のスタンプ消化の状況は下記の通りである。

・銀座線・・・19駅中14駅(渋谷~表参道間、青山一丁目~溜池山王間、新橋~上野間)達成。

・丸ノ内線・・・28駅中28駅達成。

・日比谷線・・・21駅中14駅(中目黒~恵比寿間、霞ヶ関~上野間)達成。

・東西線・・・23駅中12駅(中野~門前仲町間)達成。

・千代田線・・・20駅中11駅(代々木上原~大手町間)達成。

・有楽町線・・・24駅中24駅達成。

・半蔵門線・・・14駅中14駅達成。

・南北線・・・19駅中9駅(目黒~白金高輪間、溜池山王~後楽園間)達成。

と言うことで、今回、有楽町線が全駅達成できた。と言っても、開始時間が遅かったため、まだ景品の交換はしていない。有楽町線を潰そうと思ったのは、ちょうど、日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」で有楽町線をやっていたと言うのもある。今日はメトロの07系以外、全ての車種に乗り、メトロの7000系はトップナンバーにも当たった。メトロの7000系もVVVF改造車もあったり、編成ごとにいろんなタイプがあるようだ。メトロの車両は調べると色々あって面白い。東武の車両で、北海道日本ハムの新庄選手の写真が貼ってある車両にも当たった。

そろそろ、どの駅を最後にしようかと言う事も考え始めている。今まで行った事が無い、千代田線の北綾瀬駅が今のところ濃厚。でも、それがいつになるのかは未定である。

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Bトレインショーティーを作る

最近、模型屋さんでよく見かけるのがBトレインショーティーである。

1両辺りの長さが、Nゲージの通常の車両の長さの3分の1程度。しかし、足回りにNゲージ用の小型動力をつけることにより、Nゲージのレールで運転が楽しめると言うことで、なかなか人気があり、最近では大手私鉄などとの協同企画で、ご当地車両のBトレインショーティーを見かけることも多い。

そんな中、宝石と鉄道模型を販売する天賞堂が、新宿店(ここは模型のみ)の移転記念として、オリジナルのBトレインショーティーを販売させた。かつて飯田線で活躍したクモニ83の100番台と大糸線で活躍したクモユニ81と言う、旧型国電ファンならば、すぐにでも手を出しそうな品である。一昨日の夜、仕事帰りに西新宿の天賞堂まで足を伸ばして購入した。

私の家には、組んでいないBトレインショーティーが多数積んである。早く作らなくてはいけないのだが、この製品も同じ様に後回しに・・・となる筈だったが、箱を開けてみると、その作りのリアルさに一目ぼれ。速攻で組み立てることにした。モーターやパンタグラフなどは、昨夜の帰宅時にユザワヤで購入した。で、昨夜は早めに帰宅できたので、そのまま組み立て、1時間以内に2両を組んでしまった。

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御覧のように、なかなか良い感じ。たまにはこんな車両を運転会で走らせるのも面白そう。

早速、動力の動作チェックをしたが、小型モーターだけに仕方ないのか、急発進気味になってしまう。まあ、これはご愛嬌なのだろう。とりあえず、この車両は2両共に動力を入れてある。当鉄道では、事業用車両という事にしようかな・・・

さあ、次はどのBトレインショーティーを組むかなあ。

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北海道用車両の生き残り、485系1500番台車新宿駅に現る!

5日(土)の夕方、新宿駅で快速「フェアウェイ」を撮影した。

この「フェアウェイ」は、新宿~黒磯間を土曜・休日に1往復する快速列車で、前夜に新潟を出発した「ムーンライトえちご」に使用された新潟車両センターの485系6両編成(国鉄特急色)が使用されるのだが、この日は、御覧のように「新潟色」と呼ばれるカラーの車両が担当だった。

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普段使用される国鉄特急色編成は、6両編成2本しかないため、どちらかの編成が検査等で運用を離脱した際には、この色の車両が上京してくる。通常では、新潟から酒田方面へ向かう特急「いなほ」等に使用される車両なので、新宿駅でこのカラーの車両を見るのは珍しいのだ。

そして、この編成には、もう一つこんな特徴がある。

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御覧のように、運転台頭上のヘッドライトが2灯式になっているのだ。これは元々北海道用に新製された1500番台車を現している。雪の多い北海道では、この2灯式ライトが効果を発揮するのだ。北海道では主に「いしかり」に使用されたが、故障が多く、北海道用に開発された781系の登場により、本州へ転用されたのだ。現在では、クハが6両残っているのみで、うち4両が新潟車両センターに、残り2両が勝田車両センターに在籍している。

週末の新宿駅で、新潟と、そして微かに北海道の匂いのする車両を目撃してしまったのであった。

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総武流山電鉄のイベントを見学する

11月5日は、午前中の歯の治療の後、武蔵野線に乗って新松戸へ向かった。当ブログからリンクしている、くましげさんのブログにもあるように、この土日は、総武流山電鉄の流山駅にて、鉄道の日イベントを開催しているとの事で、出かけることにしたのだ。この総武流山電鉄は、在籍する車両全てが、かつて西武鉄道で活躍していた車両だ。西武時代とは塗装は違っても、車内などにその面影を多数残しているので懐かしさを感じる。

新松戸駅に近い幸谷駅から乗り込む。早速やって来た電車は、2000系という青い電車であった。

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総武流山電鉄の車両は、2連2本、3連4本の計16両だが、これら6編成全てに愛称名が付けられている。この青い電車は「青空」と名付けられている。西武の801系電車の中間電動車にクハの運転台をつけた車両である。

早速車内に入る。車内は西武時代そのままだった。

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「青空」の乗務員室付近。こうやって見ると、本当に西武線の車内かと思ってしまう。

そして流山に到着。

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イベント会場はと探すと、何と流山駅のホームに停車している3連の車内だった。休日ダイヤだと3連は基本的に運用に入らないので、留置中の3連の有効活用でもある。

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西武鉄道101系改造の3000系「若菜」。方向幕に「鉄道の日」と入っているのが面白い。

撮影後「若菜」の車内へ。車内では流鉄グッツの販売や、資料写真やヘッドマークの展示などが行われていた。

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車内では、御覧のように、引退した「あかぎ」のヘッドマークなどもあった。また、最前部の車両ではプラレールの運転会も行われていて、子供たちが沢山集まっていた。

イベント車両から出て、今度は流山駅構内に留置中の車両の撮影をする。

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西武鉄道101系改造の3000系「流星」

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西武鉄道701系改造の2000系「明星」

この後、再び電車に乗り込み幸谷駅へ。ここから線路沿いを歩いて、幸谷~馬橋間の撮影ポイントで列車の撮影をした。

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西武701系改造の2000系「なの花」。この車両も「青空」と同様、701系の中間ユニットにクハの運転台を移植して出来た車両である。

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2000系「青空」

これら2連2本の撮影を終えてからは。そのまま馬橋駅まで歩いた。馬橋駅に到着すると、駅構内には営業に就いていない3連が1本留置されていた。

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西武801系改造の2000系「流馬」

TX開業で一時は会社の存続が危ぶまれたこともある総武流山電鉄。今回訪れてみて、乗客が減っているのかなと気になったのだが、地元在住の知人などに聞いてみても、朝ラッシュ時は意外と乗っているとの事で、常磐線連絡と言う使命からか、TXと今のところは上手く共存している様だ。西武OBの車両たちが1日も長く活躍してくれる事を願いながら、馬橋駅より常磐線に乗り込んだ。

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9101F営業運転開始、そして9104Fが東急車輛へ

まずは速報から。

先日、東急車輛から出場し西武線内に戻ってきた9101F。その後、小手指車両基地の奥の方に留置されたままとなっていたが、今日の午前中、池袋駅で営業運転に入っているのを目撃した。(4312レ~4309レ)

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そして、私はこの後、小手指車両基地の様子を見に行った。明日、9101Fと入れ替わりに東急車輛へ9000系が入場する。その為の入場準備が行われた車両があるのではないかと気になったからだ。雨が降ってきたこともあり車内からの観察となったが、十分に目的は達成できた。

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数日前まで9101Fが停められた場所には、スカートが外された9104Fが停まっていた。既に甲種輸送用の行先札(貨物列車に良く貼ってあるやつ)も貼られており、準備万端といったところだ。9101Fのペースから考えると、おそらくは来年の2月頃に戻ってくることになるのだろうか。


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これは酷い…

只今錦糸町駅にいます。留置線にいるE217系のグリーン車です。E217系は、かつて113系で採用されたスカ色の伝統を帯の色で守っていますが、この編成、グリーン車2両の帯が御覧のような無惨な状態に。特別料金を取る車両だけに、何とかならないものかと思ってしまいました。pcm_05_11_06_0001.jpg

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あれから4週間、10月30日の横瀬車両基地

10月2日の横瀬車両基地のイベントで、イベント列車兼廃車回送として運転された227F。その後、約1週間後である8日の午後には、1週間後の227Fの模様を当ブログでもお伝えした。そして、2週間後の様子をNEOさんからトラックバックしていただき、ついに解体線へ行った所までは把握できたが、その後はどうなったのだろうか。ちょうど10月30日に三峰口まで行った帰りに、横瀬に立ち寄り227Fの状況を見てきた。

227Fは相変わらず解体線にいた。30日午後の時点でまだ解体は始まっていない。

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いずれも公道より撮影。

この場所に来たのは、今年の1月以来。あの時は、まだ低運ツートン車の一部が解体されずに残っており、それはそれで良かったのだが、残っていた車両には無残にも落書きがされていた。この時点でこうして227Fが4両とも見られる状態で残っているのは有り難い事ではあるが、逆に寂しさも伝わってくる。

この後、横瀬駅へと戻り、同駅から「ちちぶ26号」に乗車した。同列車のデッキより、227Fの最後の撮影を実施した。

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公道からの撮影では気が付かなかったが、クハ1227の前面ガラスは外され、ベニヤ板で塞がれていたのだ。この姿は何とも哀れに見える。

この取材からまもなく1週間。227Fはどうなっただろうか。

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地域輸送に活躍する老兵! 秩父鉄道1000系

1週間ほど前になってしまうが、秩父鉄道3000系の撮影に行った時の続き。

秩父鉄道には、3000系以外にも国鉄(JR)からの譲渡車が存在する。それは各駅停車用として秩父鉄道全線で活躍中の1000系電車だ。

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御覧のとおり、この1000系は元を正せば国鉄(JR)の101系電車である。秩父鉄道には昭和61年から順次入線。平成6年からは先頭車両のみ冷房改造も実施され、三峰口方のデハはダブルパンタとなった。現在でも3連12本が活躍しており、秩父鉄道の主力車両として君臨している。今回、三峰口からの帰りは、その1000系電車に当たった。

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三峰口で並んだ1001Fと1004F。今回は右側の1004Fに乗車した。

発車まで時間があったので、この1004Fを色々と観察してみた。

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車内は御覧のとおり国鉄色一色。しかも中間車は冷房改造もされていないので、まさに国鉄時代そのままの姿である。中央線などで101系を実際に利用されていた方がこの画像を見たら、とても懐かしい光景ではないだろうか。

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運転台を覗いて見る。ワンマン運転に備えて、運転台の左右には扉の開閉装置が設置されている。いかにも廃車発生品を後付したような格好だ。マスコンも国鉄時代とは違うような気がする。

私は最後部のデハ1004に乗車。三峰口から御花畑までの約20分間、独特のモーター音を堪能した。この区間ではそれほど速度は上げないが、それでも101系特有のモーター音は充分に楽しめた。

この1000系、決して状態はお世辞にも褒められたものではなく、本来ならば急行用の3000系よりも先に置き換えの対象になるはずなのだが、なかなか後継車種が決まらないのか、今回は後回しになってしまった。でも、いずれは置き換えの対象になるはず。3000系の記録と共に、この1000系についてもしっかりと記録しておきたいところである。まだ後継車種の噂が出始めていない今のうちに・・・

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4回目の通院

本日11月5日(土)は、10月22日に続いて4回目の通院である。

午前11時の予約を入れてあったので、今日もそれに合わせて歯医者に行くと、やはり今日もずれている様子。どうも2週間サイクルで来ている患者さんが多いようで、待合室でも前回見たときと同じ顔ぶれが集まっていた。

20分ほど待たされて診察室に呼ばれる。ここで診察台に座らされ待つこと約10分。ようやく先生が自分の所に来た。「痛みはどうですか?」との質問があり、もう痛くないと答える。すると、前回同様、仮のかぶせ物を外し、何やら治療用の器具を使って「これは痛いですか?」と訊ねた。これは確かに痛みがある。正直に「痛いです」と申告する。もう1回同じ様な事をやるが、やはりそれも痛い。同じくそう答えると、「もう大丈夫そうですね。では今日で根の治療は終わりにします。」と言われた。ん?今の痛みは何だったの?痛くても大丈夫だったのかな?

根の治療が終わりと言うことで、いよいよ被せ物も本格的なものになる。先生の説明によると、セメントで固めるとの事。そのうち、口の中に半田ごてで物を溶かして固めているような感触があった。これが正式な物なのだろう。作業はすぐに終わり、先生から再度説明を受けて、最後に確認のレントゲンを撮るという。若い歯科衛生士さんに案内されレントゲン室へ。このレントゲンが大変だった。衛生士さんに「すぐに終わりますから我慢してくださいね。」と優しく言われるが、治療中、口をずっと開けていたせいか、このフィルムを噛むのが結構辛い。衛生士さんの方は、自分のやり方が不味いのか、旨くいかないと思われても悪いので、私の方から衛生士さんに、「なかなか難しいですね。」と言って、ちょっとだけ場を和ませた。それが良かったのか?この後は一発で成功した。

本日の治療はここまでで終了。次回は19日の午前中。今度は歯石を取るらしい。

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稲荷山公園駅の停止位置を再検証

昨日は入間航空祭で大勢の方が訪れた稲荷山公園駅。航空祭ダイヤの模様については、前記事でお伝えしたとおりである。ところが、いざ記事にして読み返してみると、ふと気になる事があった。

それは特急列車の停止位置目標である。確かにこの駅はカーブしており、車掌用のモニターに合わせるように停止位置を設定したのは事実である。しかし、この駅は、確か下りホーム前方に改札口があるので、両数に関係なく、前で停車位置を合わせていたのではないか。昨日は最後部付近に臨時改札口を設けていたので、その為に後ろに合わせたのではないかと。

そう思うと確認しないわけには行かなくなり、仕事帰りに稲荷山公園まで行って来た。行ってみて解ったこと。やはり普段は両数に関係なく、下り電車は前側に合わせて停車していた。そう言えば、昨日は「8両最前部位置」と手書きで書かれた立て看板もあったなあと思い出した。となると、昨日だけ8両編成用の停止位置目標も設置していたのだろうか。これは全く気がつかなかった。もっと早く気が付いていれば撮影していたところだが・・・来年は絶対に記録しておこう。

ちなみに、昨日の記事で紹介した稲荷山公園駅の特急停車位置目標、今夜訪問した時には既に無く、昨日のうちに撤去していたようだ。また、準急入間市行きに充当されていた20101Fだが、今夜、新宿線に乗車した際に10両編成の20000系とすれ違ったので、既に新宿線に復帰している可能性が高い。となると、単なる貸し出しだった可能性が高く、同編成による入間市行きは大変貴重な記録と言えるかもしれない。

以上、昨日の航空祭ダイヤ記事の補足&訂正でした。

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入間航空祭ダイヤを観察する

11月3日、この日は、毎年恒例の入間航空祭が開催される。入間基地へは西武池袋線稲荷山公園駅が最寄となるため、西武鉄道でもこの日は特別ダイヤでの運転となる。私は、毎年、11月3日の午前中は、この航空祭ダイヤを観察しており、昨年もこのブログで記事にしている。興味のある方は、こちらを御覧下さい。

昨年は、秋津駅での観察のみであったが、今年は他の所でも観察しようと、迷いながら家を出発。まずは所沢駅の4・5番ホームへ行ってみた。ちょうど各駅停車入間市行が到着するところで、ホーム上は大勢の乗客で賑わっていた。

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3001Fによる入間市行。3000系は前回のダイヤ改正で小手指以遠では見る機会が減ってしまった。

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この入間市行が到着直後、所沢駅上空を航空自衛隊の飛行機が飛んでいった。

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ホームの端で3000系の入間市行を撮影し、今度は後続の飯能行きに乗り、稲荷山公園駅へと向かう。この駅に来た理由は、稲荷山公園駅に停車する臨時特急「むさし71号」を撮るためだった。航空祭に伴う特急の臨時停車も今回で3回目。すっかり定着したようにも見える。

稲荷山公園駅は駅員総出で対応に当たっていた。私もホーム上に乗客の姿が少なくなってきた頃を見計らってから、特急停車に備えた停車位置目標などを撮影した。

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この日のために用意された停車位置目標。稲荷山公園駅はカーブ上にあるので、車掌用のモニターを共通にするために、特急用の停車位置目標が特別に設けられた。

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こちらは稲荷山公園駅下りホームの発車案内機。臨時特急とはいえ、普段は特急通過駅となる稲荷山公園駅では、システムの都合上、停車でも「通過」と表示されてしまうみたいだ。

そして「むさし71号」到着!

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最近リニューアルを受けたばかりの10104Fだった。

特急の撮影を終えて、今度は一駅手前の武蔵藤沢駅へ移動する。ここで入間市行などを撮影した。残念なことに2000系の幕車による入間市行は、移動中にすれ違ってしまい撮影できなかったが、20000系を中心に色々と撮影する事は出来た。

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6108Fによる新木場発各駅停車飯能行き。小手指行きの延長運転である。

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20151Fによる池袋発各駅停車入間市行き。

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今年度の最新増備編成20108Fによる準急飯能行き。(これは定期列車)

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東京メトロ07系による新木場発各駅停車飯能行き。種別表示のない飯能行きも航空祭ならではの光景である。

ここまでで武蔵藤沢駅での撮影を終了。今度は上りの快速電車に乗り込み、秋津駅へと向かった。昨年は上りホーム池袋方からの撮影だったが、今年は同じ上りホームでも下り方からの撮影とした。

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20102Fによる準急入間市行き。所沢行きの延長運転である。

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2000系LED車による各駅停車入間市行き。

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新宿線用20101Fによる準急入間市行き。転属なのか貸出なのかは不明である。

これで本日予定していた航空祭臨の撮影は無事に終了。所沢駅前の「くすのきホール」で開催している「彩の国古本まつり」を見るために所沢へ移動。

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すると、先程53Sとして飯能に向かった07系第3編成が、飯能到着後、各駅停車清瀬行きとして戻ってきていた。そろそろ帰り客も戻り始めているので、回送列車もこうやって一部区間で営業に入って対応しているのだ。通常、この位置で東京メトロ車の清瀬行きは見られない。

この清瀬行き撮影を以て、今年の航空祭ダイヤの観察を終了とした。朝の便は確認していないので何とも言えないが、今年の航空祭ダイヤでは20000系などのLED車の活躍が目立ったように思う。LEDは何でも表示できて便利な反面、撮影がし辛いと言うのも事実。出来れば幕車による入間市行きが増えてくれるとありがたいのだが・・・  来年に期待しよう。


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