四季彩VS風っこ
歯医者さんでの治療の後は、先週に引き続き青梅線へと向かった。先週、行程上どうしても撮影できなかった、四季彩と風っこの並びを撮るためである。
昼過ぎに家を出発。西武線で拝島へ。そして拝島から青梅線に乗り換え、青梅に着いたところでまずは腹ごしらえ。ホーム上にある「想い出そば」で昼食とした。先週は大混雑だったので、乗り換え時間の10分間で食べられるかどうか心配であったが、どうにか間に合った。
注:青梅駅の想い出そばに関しては、当ブログの5月11日付記事を御覧下さい。
そばを食べ終えて、青梅駅13時35分発の奥多摩行きに乗り込んだ。御覧のように「四季彩」充当である。
この列車が鳩ノ巣で奥多摩からの「風っこ奥多摩4号」と交換する。ただ、風っこの方は鳩ノ巣駅通過となるため、ほんの一瞬が撮影の勝負となる。この危険性を選ばずに、軍畑の鉄橋でもう1回撮ってもいいかなと思いながらロケハンしていたが、結局、御嶽まで来てしまった。もうここまで来たら鳩ノ巣駅1本に絞ろう。そう決意した。御嶽まで来ると空席もちらほら。四季彩号の座席に座ってみる。ロングシート側だったが、座席は一般車よりも座り心地が良かった。
鳩ノ巣駅に到着すると、やはり同じ事を考えているのか、ホーム上にはカメラマンの姿が目立った。私は並びだけを狙っているので、下りホームの先端から後ろ向きにカメラを構えているのだが、殆どのカメラマンは風っこの入線を狙っている。それだけに撮るタイミングが難しかった。やがて列車接近のアナウンスが入る。私も最初は風っこの正面にカメラを向け、すぐに振り向き、並びを狙う。「よし!今だ!」と心の中で叫びながらデジカメのシャッターを切った。撮影後、画面を確認。どうにか成功のようだ。
鳩ノ巣駅で並んだ四季彩と風っこ
これで今日の目的の1つが終了。次は、前回撮らなかった八高線の線内での回送の撮影だ。後続の四季彩による青梅行きに乗車する。さすがにハイキング客の帰宅と風っこ撮影者の撤収が重なると、四季彩では捌くのが厳しいようだ。往きはゆとりを感じるような乗り心地だったが、帰りは毎朝の中央線電車と大して変わらない感覚だった。青梅に着くと、ちょうどすぐ隣にはDD51と繋がった風っこが停まっていた。ここでも四季彩と風っこの並びを撮影。
青梅駅でも見られる四季彩と風っこの並び。但し両者の顔の位置は揃わない。
撮影後は、向かい側のホームに停まっていた東京行に駆け込む。これに乗らないと八高線の線内までは先回りできないのだ。拝島からはさらに八高線に乗り換え。とりあえず、一駅目の小宮で待つ事にした。待ち時間は15分少々だったが、徐々に陽が落ちてきて暗くなり、風が冷たく感じる。そして陽がすっかり落ちてしまった15時58分、DD51に引かれて、風っこがゆっくりと小宮駅を通過していった。
小宮駅を通過する風っこ。
撮影中はあまり感じなかった寒さが、いざ終わると身に染みてくる。後続の電車が来るまでの10分間が長く感じた。
小宮駅からは八王子へ向かい、風っこの留置状態を撮影することにした。横浜線ホームのすぐ近くに停められているとは聞いていたのだが、その姿を実際に見て、何となく違和感を感じてしまった。
今日の運転を終えてヘッドマークを外された風っこ
明日の運転に備えて、既にDD51を拝島方に連結した状態で留置されていた。
ところで、風っこには昨年の春、磐越東線で乗車した事があるのだが、その時に車両番号の表記の事が凄く気になっていたので、八王子駅でその辺りも観察した。気になったのはハイフンの事である。
キハ40系列は、もともと形式名と車番との間にはハイフンは入っていないのだが、御覧のように1541号車の方についてはハイフンが使われている。何故1両だけこうなっているのかは解らない。全く不思議な話である。既に去年の春の時点でこうなっていたのだ。この状況を確認して本日の撮影は終了とした。
青梅線での風っこの運転は明日が最終日となる。これをきっかけに再び青梅線で運転される事を期待したい。
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コメント
此処には初めて書きます。よろしく。
う~む、青梅線に気動車ってのも何ともミスマッチで好いですね♪しかも引っ張るのが842号とは。狙ったなJR東!(笑)
投稿: あしがら&さがみ | 2005/11/20 23:33
先週も川井から青梅まで乗ったとき、この四季彩にあたりました。もう停車するたびにギュウギュウ詰めで・・・
四季彩は空いている時は良いのですが、混雑時にはちょっとつらい?ですね。
投稿: sion | 2005/11/21 00:23
あしがら&さがみさん、sionさん、コメント有難うございます。
あしがら&さがみさん>
こちらでは初めましてですね。宜しくお願いします。風っこの牽引機ですが、高崎は元々機関車の持ち駒が少ないですから、DD51の場合は、自然と842号機の登板回数が多くなるようですね。お召し機に抜擢されると言うことは、裏を返せば調子が良い証ですから。まあ、ファンもその方が良いでしょうし・・・ 運転区間に八高線が絡むときは、今後も842号機の登板がありそうですね。
sionさん>
先週もこの列車は混雑したんですね。やはり、混雑時の四季彩投入は無理がありますね。ちなみに、私の場合は多摩川とは反対側のドア横に立っていましたから、乗った感じは、通常の201系の朝ラッシュ時と殆ど変わりませんでした。
投稿: TOMO | 2005/11/23 01:29