幕張車両センターの183系を追跡する
12月10日のダイヤ改正まで、残り1ヶ月を切った。
このダイヤ改正では、房総半島の特急列車から幕張車両センターの183系が撤退することになっている。これは183系の定期特急運用の終了も意味していることになる。今、土日になると沿線では183系の最後の雄姿を撮ろうとするファンが殺到している所もあるようだ。
先週の日曜日、私は朝早くに家を出て、横須賀線の西大井駅へと向かった。幕張の183系を撮るのになぜ西大井?と思われる方も多いと思うが、この日は、千葉発伊豆急下田行きの「踊り子161号」が運転されたためだ。この列車に、183系が使われるのである。車両は幕張車両センターの183系8連。7番編成が使用された。ヘッドマークも御覧のように「踊り子」と言うステッカーが貼られ、リバイバル列車のようなムードが漂っていた。
この7番編成には、ちょっとした異端車が連結されている。クハ183-1527がそうで、正面の飾り帯が他車と比べると若干低い位置についているのだ。
飾り帯が若干低いクハ183-1527。
この後、私は横須賀線の電車でそのまま市川へと向かい、房総特急の撮影をした。ここは上下線共に綺麗に撮れることもあり、朝から同業者が多数来ていた。
銚子発の成田線経由「あやめ2号」
銚子発の総武線経由「しおさい4号」
「あやめ2号」として東京駅に到着した編成は、折り返し幕張車両センターへ回送となる。しかしマーク変更は代替省略されるため、回送とは言え御覧のように下り「あやめ」のようにも見えてしまう。
この後、私は錦糸町へ移動。「あやめ4号」や「しおさい」用編成の入替作業を撮影した。
鹿島神宮からの「あやめ4号」
「しおさい4号」として東京に到着した編成は、御覧のように一旦錦糸町へ引き上げられ、再び東京駅へ向かって、定期列車に充当された。
「あやめ4号」で東京に到着した編成も、今度は「しおさい」に入るが、時間に余裕があるので、一旦錦糸町へ引き上げてきた。既にヘッドマークも「しおさい」に変換済みである。
このように、幕張車両センターの183系を狙うには」、どうやら午前中が狙え目らしい。房総特急から撤退まであと1ヶ月。これからどんどん撮影に行く人も多くなると思うが、とにかく事故の無い様に撮影してもらいたいものである。
最後にお知らせです。
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