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西武 奥むさし駅伝開催に伴う臨時列車を観察する

今年も奥むさし駅伝の季節がやって来た。

西武鉄道では、毎年、この奥むさし駅伝の開催日に合わせて、飯能~西吾野間に駅伝応援用の臨時列車の運転とフリー切符の販売をしている。今年も1月の最終日曜日となる29日に駅伝が開催された。私はここ数年、この奥むさし駅伝の臨時列車観察に出かけており、今年も懲りずに現地へと向かったのであった。

なお、昨年の奥むさし駅伝臨時列車観察記は、こちらを御覧下さい。

昨年とほぼ同じダイヤだろうと予想していたので、まず私は昨年観察できなかった、飯能発1本目の臨時列車から観察することにした。その為に、朝6時40分に家を出発。途中、所沢から特急「ちちぶ5号」に乗り込む。臨時の西吾野行きは、確かこの列車の続行だった筈。そう思いながら飯能へ向かうと、しっかりと西吾野行きに接続しており一安心。早速、西吾野行きの撮影に入る。

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飯能駅に停車中の臨時西吾野行き。303Fだった。

昨年の運転と同様、「臨時」の幕のみでの運転で、少々物足りなさを感じてしまう。一昨年までは「西吾野」と書かれた紙を貼って運転していた。ふと、ホームの発車案内機を見ると面白い表示が出ていた。

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「臨時 お乗りになれません」って書かれても・・・

撮影後、西吾野行きを出発まで見届け、私は駅前の松屋へ朝飯を食べに行った。

朝食後、今度は特急券を購入。横瀬へと向かうことにした。先程の西吾野行き、西吾野到着後は、折り返しに備えて横瀬へ回送される筈。そう信じて特急で追跡したのだった。特急が芦ヶ久保に差し掛かると、1番線(側線)に303Fの回送の姿が見えた。先回り成功である。

横瀬に到着すると、ホームの端には既に先客が1人。やはり同じ事を考えていたのだろう。特急出発からおよそ2分後、303Fがゆっくりと横瀬駅4番線(2番ホームの隣の線)に入ってきた。

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303Fは、ここ横瀬で帰りの輸送に備えて待機。

横瀬での撮影を終えて、今度は西吾野へ。2本目の臨時西吾野行きを出迎える。西吾野駅は、山間の駅でなかなか陽が当たらず、待っている間は寒かった。20分ほど待って、臨時列車が到着。昨年同様、2本目の臨時列車は4000系8連(4003F+4015F)だった。

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西吾野に到着した4000系臨時列車

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西吾野到着後はすぐに回送となり芦ヶ久保へ

本来ならば、この回送を追跡して、私も芦ヶ久保へ行きたいところだが、この後、歯医者さんの予約が入っており、後ろ髪を引かれる思いで西吾野を後にした。

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速報!新宿さざなみ号で183系の代走発生

今日の昼間、通常は255系が充当されている筈の特急「新宿さざなみ」号に、183系が使用されたとの情報が入ってきた。私は、東京メトロのスタンプラリーで東西線に乗っていたので、夕方の上り列車に合わせて津田沼駅へ行って見た。

最初は半信半疑だったのだが、接近放送が掛かってから千葉方向を見ると、接近してくる列車のライトの位置で183系だと言う事が解り、デジカメの設定を夜間モードに切り替えた。

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津田沼駅に到着した183系による「新宿さざなみ号」

通常は「中央ライナー」で運用されている幕張車両センターのC3編成が充当されていた。このタイプの編成は、幕張車両センターに配属された当初から、「中央ライナー」等に使用される事を前提としているため、房総特急のヘッドマークは用意されていないのだろう。ヘッドマークも側面方向幕も「特急」と表示されただけのシンプルなものであった。

183系関連の話題を取り上げている掲示板183系連邦によると、どうも255系1本が故障しているようで、このところ183系による代走が度々発生しているとの事。意外な形で房総半島に183系による特急列車が復活しているようだ。せっかくならば「さざなみ」の絵入りマークで運転して欲しいと思うのは私だけではないだろう。

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201系「毎日派遣ナビ」編成の並び

当ブログの1月15日付記事にて、中央線の多摩信用金庫と「毎日派遣ナビ」のラッピング車の話題を書いたところ、201系のブログ管理人であるONDA201さんより、「毎日派遣ナビ」編成同士の並びを期待していると言うようなコメントを頂き、私もこの編成同士の並びを撮りたくなった。それ以降、毎晩のように夜でも明るさが保てる三鷹駅下りホームの東京方に立ち寄って、そのタイミングを狙っていたが、なかなか思うようには撮影が出来なかった。

コンパクトデジカメでは緩急接続シーンの撮影は難しいことも解り、ついに一眼レフデジカメまで持ち出した22日のこと。昼間、仕事の都合で武蔵小金井まで行く機会があった。まあ、こんな時も撮影のチャンスと言うことで、カバンの中にカメラを入れて出かけることにした。しかし、この日は人身事故が発生したためダイヤが狂っていた。私も来た電車にとりあえず乗り込んで目的地へ行くことにした。

武蔵小金井に到着すると、目の前の2番線には始発電車が停まっていた。この停車中の電車が、毎日派遣ナビのラッピング編成だった。すると、次の瞬間、3番線に東京行が入ってきた。もしやと思い待ってみると、何とこちらも毎日派遣ナビ編成ではないか。慌ててカバンからカメラを取り出した。

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武蔵小金井で並んだ「毎日派遣ナビ」ラッピング編成

あんまり撮影条件は良くないが、なんとか「毎日派遣ナビ」のラッピング車同士の並びと言うことが解る。これ以降も何度か狙ってはいるが、なかなかこれを超えるような並びは今日まで撮れていない。これが最初で最後の画像と言うことになってしまうかもしれない。

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成田線で103系に乗る

では、引き続き成田線遠征時のお話。

錦糸町から成田空港行き快速で成田駅に降り立つと、目の前の留置線にエメラルドグリーンの103系が停められていた。ついに10両編成1本、5両編成2本にまで減少してしまった常磐線の103系。この日は成田線に入り、夕方まで成田の留置線で過ごす運用に就いていたようだ。

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成田の留置線で夕方まで休む103系マト7編成

そして、夕方、マニはらさんと分かれた後、小林駅で電車を待っていると、遠くの方から聞き覚えのあるモーター音が近付いてくるのが解った。103系である。私は慌ててカメラを取り出した。

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小林駅に進入する103系上野行き

久しぶりに乗車する103系。早速車内に入ると、とても懐かしい感じがした。駅間の長い成田線では103系もぐんぐんスピードを出すのでモハに乗ることにした。つい先日まではあれだけ走っていた103系も、JR東日本管内では、もう消滅寸前まで来た。常磐線の103系も、3月のダイヤ改正で消えると言う。あと何回、この電車に乗る事が出来るだろうか。

このまま上野まで乗り通してもいいかなと思ったのだが、我孫子で増結作業のために停車すると聞き、ここで下車して、15両編成になった姿を撮影する事にした。

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我孫子からは15両編成となって上野を目指す

クモハ103をじっくり撮りたいと思ったのだが、ホームの位置の関係で、正面まではじっくり撮る事が出来ない。よって低運車のお顔をはっきり撮るには、走り出しの瞬間を撮るしかない。となると、103系に戻れないと言うわけで、ここでは撮影に専念し、103系が見えなくなるまでホーム上で見送ることにした。

JR東日本の103系引退まで、あと2ヶ月を切った。最後にもう1回、まともな走行シーンを撮りたいとは思っているのだが、果たして撮れる日が来るだろうか。

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成田線で初詣臨を撮る

1月も早20日以上が経過。この時期は、毎年恒例の成田線の初詣列車の撮影を撮影に行くのだが、気が付けば、今年は天候と日程に恵まれず、まだまともに撮影をしていなかった。そこで22日の朝、お天気も良くなっていたので、成田線へと出かけてきた。現地で、武蔵野線屋根上日記のマニはらさんと合流。2人で成田臨の撮影を行った。

私が成田駅に到着したのは11時30分頃のこと。既に本日の成田臨1番列車(185系高崎車)は到着しているので、2本目からの撮影となる。成田駅前でマニはらさんの車に乗せていただき、下総松崎~成田間の定番ポイントへと向かった。

まず驚いたのが積雪の量である。私の地元もかなり降ったのだが、どうも成田の方が積雪の量は多く感じた。早速、成田線を見下ろす陸橋上からカメラを構えるのだが、これが成田線の線路かと疑うほどであった。まずはE231系の普通列車で練習開始。

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雪景色の中を走るE231系による成田行き。

常磐線のE231系は、時折目にするのでそう珍しくはないのだが、さすがに雪景色の中を走ると、いつもとちょっと違った感じに見える。

練習を終えて、まずは2本目の485系勝田車から成田臨の撮影スタート。今回は6連のほうが入線するので、両端の先頭車は、北海道用車両の生き残りである1500番台。北海道用車両の証ともいえる運転台頭上の2つ目のライトを点灯するかが気になったのだが、見事にライトを4灯点灯させてやって来た。

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485系勝田車。6連は1500番台車が先頭に立つ。

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幕張車両センターの183系「あずさ色」編成。大糸線辺りと間違えてしまいそう。

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最近、大宮総合車両センターを出場した田町車両センターの183系H81編成。赤帯の幅が統一された。ヘッドマークはなぜか「快速」となっている。

183系H81編成を撮った時点で往路の撮影は終了。これで一旦撤収し昼食。1時間ほど休憩して復路の撮影へと向かう。

復路は、安食~小林間の鉄橋で撮ることにした。ここも有名撮影ポイントである。川から来る風が寒かったが、なんとか綺麗に撮影する事は出来た。

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復路1本目は185系高崎車。7連だったが前3両は乗客が殆どいなかった。

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2本目は往路と入れ替わり、幕張車両センターの183系「あずさ」色編成。

午後はずっと曇り空だったのだが、2本目を撮り終えてから、ようやく陽が出てくるようになった。ちょうど鉄橋上を走る車両の正面に夕陽が当たり綺麗だった。

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3本目は勝田車両センターの485系。車内は6両とも満席に近かった。

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そして最終の田町車両センター183系H81編成。国鉄特急色が夕陽に染まる。

さすがに復路の撮影は足元も冷たく感じて辛かったが、最後のH81編成の画像なんかを見ると、寒い中待っていて本当に良かったと思ってしまった。これにて2006年の成田臨の撮影は終了。マニはらさんには小林駅まで乗せて貰って私は電車で帰宅した。マニはらさん、お世話になりました。

なお、先週までに撮影した成田臨・高尾臨については、後日まとめて紹介する予定です。そちらもお楽しみに。

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実家で鉄道模型を運転する

今日は朝から雪。この天気では何処にも行く気にはなれない。

そんな中、実家の留守番を頼まれたので、それならばと喜んで鉄道模型の車両やレールを持ち込んで、留守番をしながら模型を運転する事にした。実家の方が部屋も広い分、運転しやすいからだ。

早速午後から線路を引き始める。レールクリーニングを経て運転開始。今回の運転の目的は、2つの「あさぎり」を運転すること。先日の運転会でデビューを果たした、マイクロエースの371系電車の後を追うように、今度はモデモの小田急20000形が発売になった。これで模型の世界でも、JR東海と小田急の両方の「あさぎり」を並べる事が出来る。いつもの運転会同様、今回も模型の写真を撮ってみた。ただし、デジカメを忘れてしまったので、携帯電話内臓のカメラでの撮影である。画像がお見苦しいのはお許しいただきたい。

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JR東海の371系と小田急20000形が駅で並ぶ。

モデモの小田急20000形は、走り出しのモーター音が若干気になること以外はまずまずの出来といえる。このモーター音を随分気にする人がいたようだが、私自身は同社の313系を所有していることもあり、全く気にならなかった。

一通りの運転を終えて、今度は車庫へ引き上げ。せっかくなのでここでも撮影会。実物で言えば、運転開始記念の撮影会といった感じかな?

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それにしても、このような車両をよく完成品で発売してくれたなとつくづく思う。次はどんな珍車が製品化されるだろうか。


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続報!E233系

今日は仕事を終えた後、東京駅構内の書店に早売りの鉄道雑誌を見に行った。今日の時点で、鉄道ファン・鉄道ジャーナル・鉄道ピクトリアルは店頭に並んでいた。その中で私が注目したのが鉄道ジャーナルである。

最新号の鉄道ジャーナルの特集は「東名阪三つの中央線」と言うことで、JRの中央本線の他に、3月のけいはんな線開業で注目度が上がっている大阪市営地下鉄の中央線が入っているのだが、毎日201系で通勤し、JR東海に興味のある私にはピッタリの特集であった。

JR東日本部分の中央線に関しては、当然のように現在進行中の立体交差工事の話題、さらには今年秋にデビュー予定のE233系の事も書かれていたが、E233系に関しては興味深い事実が出ていた。E233系は、現行の201系と同じく10両貫通編成の他に、6両と4両とに分割できる編成が出るのは既に報道されていたことだが、この組み合わせが、現行の中央快速用の分割編成のように、東京方から4+6と言う組み合わせではなく、青梅・五日市線用車両のように、下り方から6+4と言う編成になると言うのだ。

この事に関しては、4連側の方もパンタグラフを2つ搭載すると言われていたので、もしかしたら付属編成の向きを変えることによって、一部の201系の8号車にある霜取りパンタを兼ねるのではないかと、私は予想していたのだが、とりあえず編成の向きの組み換えに関しては的中したようだ。もし、10両固定編成や6両編成のパンタグラフは各車両1台ずつ搭載と言うことになると、現行の201系のように、パンタグラフが奇数モハの東京側に設置される可能性もありそうな気がする。

果たして、この予想が当たるかどうか、今後の情報に注目していくことにしよう。

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でんたび号を撮る

西武鉄道では、秩父・川越をテーマに、俳句・川柳・キャッチフレーズを募集する「でんたび大賞」を定期的に実施している。既に3回目を迎え、今回も受賞作品を展示した「でんたび号」を12月31日より1月15日まで運転。しかも今回からはヘッドマークのデザインを一新しているので、運転期間中にどうしても撮影したかったのだが、なかなか時間が取れず、ついに最終日を迎えてしまった。

そこで、昨日の午前中、西武鉄道公式サイト内にある「でんたび号」の運行予定を調べると、新宿線の6105Fは夕方まで出番なく玉川上水車両基地で昼寝。ちょうど自宅マンションの契約更新で東大和市内の不動産屋に行く予定だったので、ヘッドマークを付けた状態で留置されている姿だけでもと思い、午後から玉川上水車両基地を見渡せる位置へ撮影に行ってきた。

私は、東大和市駅前から線路沿いの遊歩道を歩いた。暫くすると、お目当ての6105Fが見えてきた。車止めの後ろ側にあるポールが気になったが、どうにか綺麗に見渡せる位置を見つけて撮影を開始した。

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玉川上水車両基地内に留置中の6105F

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新デザインのヘッドマークが目立つようにアップでも撮影

とりあえず、最低限の事は済ませた。カメラを片付け駅へと戻ろうとすると、玉川上水始発の小平行きが近付いてきた。この場所、ちょうどカーブしていて、4両編成なら良い感じのアングルで撮れそうなので、こちらも撮影してみた。

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2000系4連の小平行きが玉川上水車両基地の横を通過

この後、自宅に戻り、再び西武鉄道の公式サイトで「でんたび号」の運行予定を確認する。すると夜間ではあるが、19時40分頃に所沢駅で6105Fが3分ほど停車する事が解った。これならば何とか撮影できそうだ。と言うことで、再び支度をして所沢へと向かった。さらに、この直後に知人よりメールがあり、池袋線の「でんたび号」6155Fも19時42分に所沢に来る事が解った。前日、有楽町線内でダイヤが乱れた影響で、公式サイトに出ていた運用とは違う運用に入っているとの事。これは逆にラッキーである。では両方撮影してしまおうと言うことになった。

19時30分頃より所沢駅で待機。獲物の到着をひたすら待つ。そして予定通り、新宿線の「でんたび号」こと6105Fが先にやって来た。

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所沢駅に到着した6105F「川越・秩父でんたび号」

続いて、池袋線の「でんたび号」を撮影するために、同じホームを200メートルほど歩く。池袋線の「でんたび号」は4番ホームからの発車だったので、私がいた2・3番ホームからも撮影が可能なので助かった。ホームの反対側に到達したと同時に入線してきた。

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所沢駅に到着した6155F「秩父・川越でんたび号」

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ヘッドマーク部分が解るようにアップでも撮影

撮影を終えて後ろを振り向くと、まだ新宿線の6105Fが停まっていた。ほんの一瞬ではあるが、池袋線と新宿線双方の「でんたび号」が所沢駅で並んだことになる。最初は諦めかけていた「でんたび号」の撮影であったが、偶然が重なって、僅か5分間の間に双方の「でんたび号」を撮影できた。ラッキーな1日と言えるかもしれない。

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8回目の通院

このシリーズがこんなに長編化するとは思ってもいなかった。

今日は8回目の歯医者さんの通院日。指定された時間に行くとかなり混んでおり、結局1時間近く待たされてしまった。前回は、歯茎が腫れていたので歯石取りだけに終わってしまったが、今回は歯茎の状態も良いと言うことで、ついに義歯の型を取る作業に入った。次回の2週間後には、いよいよ義歯も出来上がってきて、仮止めをするらしい。

全10話で終わるかな?

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中央線 多摩信用金庫のラッピング車と女性専用車専用ラッピング車運転中

普段はあまり車体広告車が走らない中央快速線。今年は正月から車体広告編成が2種類登場。9日に遭遇したので紹介していこう。

まず最初にご紹介するのが、この多摩信用金庫のラッピング編成。

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八王子駅に進入する多摩信用金庫ラッピング編成

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多摩信用金庫のラッピング編成になったのはT13編成。御覧のように全部の車両の側面に広告が貼られている。多摩信用金庫は、1月10日付で多摩地区の3信用金庫(多摩中央信用金庫・太平信用金庫・八王子信用金庫)を合併して誕生した信用金庫で、201系が走行する中央線・青梅線沿線にも多くの支店が存在している。利用者に新生たましんをアピールするには、まさに相応しい車両と言える。

続いては、1号車専用のラッピング車。

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今回1号車に貼り付けられた広告は、派遣をサポートする派遣求人情報サイトの「毎日派遣ナビ」で、女性専用車でもある1号車と言う場所柄、ターゲットは女性のようだ。御覧のように女性が好みそうなデザイン。この「毎日派遣ナビ」編成は、複数いる模様で、御覧のT23編成の他にT3編成にも同様の広告が貼られているのを確認している。

今年は、いよいよE233系もデビュー。201系も、今のうちからしっかり記録しなくては・・・

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今週は疲れ気味

当ブログを御覧の皆様、今週は更新が遅れ気味ですみません。

今、20日までに仕上げなくてはいけない仕事をやっているので、仕事も多忙気味。それだけなら良いのですが、先月から療養型病院に入院している祖母のことで、病院側とちょっとした揉め事があり、その関係で病院の管理者側との話し合いに出たり、何だか仕事以外でも疲れることだらけでした。そんな事があってか、今週はパソコンの前で眠ってしまい、目が覚めたら午前3時なんて事も。送らなくてはいけないメール、ブログ等で報告しなければいけない事がそのままになってしまっていました。この土日で出来るだけ遅れを取り戻すつもりです。

そう言えば、今年の確定申告のポスターを始めて見ました。昨年に引き続き仲間由紀恵を起用したんですね。これを見ると、忙しい日々が近付いて来たなと実感します。

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模型運転会に参加する

昨日、1月8日は新年模型運転会。今回も前回同様、習志野市内の運転会場を使用しました。正月スペシャル?と言う事もあって、今回は参加者なんと12名。さらに見学者の方もいらっしゃいまして、年明け1発目に相応しい内容となりました。では、今回も運転会のシーンを披露していきましょう。

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今年は大活躍?のDE15JR東海車

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海沿いを走る小田急ロマンスカー

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こう言う景色は良く似合う?三陸鉄道のディーゼルカー

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これも三陸鉄道のディーゼルカー。最近はまってしまい更新車バージョンも購入。

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「ムーンライトえちご」用165系。設定は急行「赤倉」にしてある。

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「あさぎり」用371系も今日がデビュー。ロマンスカーの先輩NSEと並ぶ。

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実際にはありえない海沿いを走る「あさぎり」

また、今回は完成したBトレイン、天賞堂のオリジナル品であるクモユニ81・クモニ83と日車夢工房のオリジナル品である愛知環状鉄道2000系も持参。会場で運転しました。

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天賞堂オリジナル品のクモニ83+クモユニ81

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快走!愛環2000系ミニ

ここから先は、他の参加者の方の車両です。

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中央本線の辰野~塩尻間で活躍するクモハ123。デビュー当時はこの塗装でした。

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快速「仙台シティラビット」に運用中の455系。画像では後が見えませんが実は9両編成。

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昨年の終わりに発売されたトミックスの「さよならいそかぜ」セット。

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常磐線の新顔E531系も模型でデビュー。製作者の方は実車デビュー前に作っちゃったそうです!

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485系国鉄特急色の「しらさぎ」も今となっては懐かしい。

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飯田線の旧型国電。

今回は、会場の線路不具合もあって、開始2時間は2線が使用不能になったり、トンネル内で参加者の車両が脱線するなどトラブルも多くありましたが、何とか乗り切る事が出来ました。私の車両は脱線も殆どなくホッとしました。

終了後は、京成津田沼駅周辺の焼肉屋さんで打ち上げ。初参加の方も交えて会話も弾み楽しい一時を過ごせました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。次は4~5月頃開催かな?

京成津田沼駅までの帰り道、面白いバス停を発見。

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国鉄がJRになってまもなく19年。このバスの行先はいつまで「国鉄」を名乗るのだろうか。


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初詣は秩父神社へ

このところネタが多過ぎて報告が遅くなってしまいましたが、今年も初詣は秩父神社でした。理由は秩父鉄道の急行「開運号」の撮影があるからなのだが・・・

初詣へ出かけたのは、開運号最終日となる1月3日のこと。開運号の時間に合わせて、所沢から秩父鉄道直通の快速急行に乗り、西武秩父へと向かった。現地へ着くと、晴れてはいるものの、怪しい雲が出ていた。これは雪が降るのではないかという予感がした。仲見世通りを歩いて秩父鉄道御花畑駅へと向かう。昨年は、御花畑駅の近くの駐車場から撮影したのだが、ここで撮ると、秩父夜祭りの時に架線を外す御花畑NO1踏切付近の架線柱の影が入ってしまうので、発車時刻ギリギリまで雲を睨んでいた。開運号到着3分前に雲が太陽を隠さないと判断し、三峰口まで開運号に乗る事を選択した。440円の乗車券と200円の急行券を購入。ホームへ入場。最前部車両が停車する辺りでカメラを構えて、開運号の入線を狙った。

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御花畑駅に到着した3003F充当の急行「開運号」

撮影後、2号車に乗車した。列車は多少遅れていたこともあり、御花畑を発車するとぐんぐんスピードを上げて、往年の国鉄急行列車らしい走りとなった。列車は終点の三峰口までノンストップ。車掌から次駅の案内が入った後は、車内放送を利用して正月らしい琴の演奏曲が流れた。なるほど、開運号と銘打っているだけに、こう言う細かい所も正月らしさを演出しているのか。思わず感心してしまった。浦山口を通過した辺りから雪が降ってきた。小雪舞う景色を見ながら琴の音色と急行型電車独特のモーター音を堪能して、終点の三峰口に到着。

三峰口駅では、以前撮影に使った、駅横の駐車場へ小走りに向かう。ここで撮影すれば順光の状態で3000系の撮影が可能だ。この日はこの場所に偶然にも旧国鉄101系の1000系が留置されており、入れ替え中の3000系との国鉄車コンビも撮影が可能だった。当然、入れ替え中も開運号のヘッドマークが出たままだと思ったのだが・・・

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三峰口駅構内で入替中の3003F。ヘッドマークは「秩父路」になってしまっている。

う~ん、残念。来年の運転時には、元西武101系の改造車になっているだろうし、どうしてもここで綺麗に撮りたかったのだが、その狙いが裏目に出てしまった。折り返し乗車する列車までも時間があるので、三峰口駅構内で暫く撮影する事にした。

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秩父鉄道3000系と並ぶ西武からの乗り入れ車。今後は西武OB車との並びになることだろう。

撮影を終えて、今度は秩父神社へ向かうため、三峰口駅から1000系に乗り込んだ。旧国鉄101系である1000系は、外観こそ秩父鉄道カラーに塗られているが、車内に入ってしまえば国鉄時代に近く、いつ乗っても懐かしさを感じる。特に今回は結構スピードを出したので、101系独特のモーター音を堪能できた。秩父駅までの乗車時間はあっと言う間に過ぎ去ってしまった。

秩父駅に降り立つと、雪が降っていた。雪の中を秩父神社目指して歩く。雪の中の初詣かと思っていたが、神社に到着すると雪も上がった。何か神がかり的?

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今年もやってきました。秩父神社。

今年1年間の西武鉄道・秩父鉄道沿線他での安全を祈願して秩父神社を後にした。西武秩父駅を目指して歩いている頃には、雲も少しずつ切れてきた。西武秩父駅からは4000系の飯能行きで帰宅。相変わらず解体されていない横瀬車両基地の227Fを車内から撮影した。

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横瀬車両基地内に放置されたままの227F。いったいいつになったら解体されるのだろうか。

今年こそ、いい年でありますように。

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西武多摩湖南線に2000系入線

1月6日の夜、いつものように、国分寺駅から西武多摩湖線に乗車しようとしたところ、ある異変に気がついた。それは、国分寺駅7番ホームの発車案内機に、多摩湖南線では表示されない筈の「4ドア」と言う文字が出ていることだ。

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国分寺駅7番ホームの発車案内機。確かに4ドアと表示されている。

そこで、ホームの先端部分でカメラを構えることにした。果たしてこの表示どおり2000系がやって来るのかどうか。列車は、発車時刻近くになっても現れず、19時20分になってようやく電車がやって来た。ホームの発車案内機の通り、2000系(2535F)での運転だった。

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国分寺駅に到着した2535Fによる多摩湖線列車。

撮影後、早速車内へと入る。この駅のホームは3ドア車の乗車位置しか設定されていないため、突然やって来た4ドア車には、乗客も混乱している様子。車内でも「いつもと違う電車だ」と言うような声が聞こえた。2000系は、当然の事ながらワンマン運転には対応していない。よって、この列車には車掌が乗務する。最後部車両には、車掌さんの他、さらに便乗の職員が2名も乗っていたことから、どうやらこの列車の前列車である6528列車から急遽差し替えられたものと思われる。

私は、この列車に一橋学園まで乗車。今日は、以前このブログで紹介した、とんかつ「藤乃木」で晩飯を食った。

その後、一橋学園駅から再び多摩湖線に萩山まで乗車。やって来たのは、またも2535Fの代走列車だった。萩山まで乗車すると、再び国分寺まで折り返すことが解ったので、この間を利用して一旦帰宅。今度はデジカメ一眼レフを持って再出動することにした。まずは萩山駅で20時52分発の国分寺行きを撮影する。

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萩山駅で実現した多摩湖線2000系同士の並び。右側が国分寺からの列車。

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折り返しに向けて方向幕設定中?

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乗務員室内の列車番号設定機を見る。304運行。確かに多摩湖南線の運用だ。

これらを撮影して、この2535Fに乗車し国分寺へと向かう。再び乗車したのは、国分寺で車掌がドア扱いをするところを撮影するためだ。先程の列車では、自分も乗車するので、そこまでは撮影できなかったしツーマン運転だと言う記録を残しておきたい。それが狙いである。

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国分寺駅を出発。車掌さんがドア扱いしているのが普段と違うところ。

この後、国分寺で時間を潰して、再び萩山まで2535Fに乗車した。入線の際、「本日は都合により4ドア車での運転です。」と言うアナウンスが入った。この列車でも、車内からは「いつもと違うなあ」と言うような声が聞こえてきた。

なお、車両不具合で運用を離脱した編成は、更新車の261Fらしい。多摩湖線では、257Fが更新工事のために入場しているので、現在は予備車なしの状態が続いている。261Fの離脱が長引かなければ良いのだが・・・

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2006年の撮り初め

富山ネタの途中ではありますが、ここで2006年の撮り初めの報告をしておきます。

2006年最初の出動は2日からとなった。大晦日に上野を出発した「北斗星1号」にEF81 95が充当されたと言う話を聞き、その折り返しを狙うことにしたからである。赤い塗装のEF81 95は、まさに正月に相応しいカラーである。大宮へ向かう際、南浦和から乗車した京浜東北線は、なんと三鷹電車区からの借入車だった。正月早々、こんな偶然に当たるとは今年は縁起がいいかな?

大宮駅では、宇都宮線上り列車進入を綺麗に撮れるポイントである6番線の下り方に向かう。95号機充当と言うのに待機していた同業者は何と2人。正月だけに少ないのかな?そう思いながら喜んでカメラを構えた。そして「北斗星2号」の入線なのだが、無常にも高崎線の特急に被られてしまった。仕方なく、6番線を走りに走ってホームの最前部へ。何とか95号機と対面する事が出来た。

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EF81 95牽引の「北斗星2号」

続いて、「北斗星4号」を狙うのだが、こちらは雪の影響か、1時間20分ほど遅れての到着との事。その間にビックカメラへ行って買い物をしたり、大宮運転区に留置中の解体待ち車両を撮影した。特に先日回送されたクハ201-3は、電車内からしか撮れない位置に止まっており、京浜東北線の車内から撮影してみた。

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解体の時を待つクハ201-3

お待ち兼ねの「北斗星4号」だが、これもレアな機関車が充当されていた。田端のEF81では唯一ヒサシの付いた133号機だった。これは待って正解だった。

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遅れていた「北斗星4号」はヒサシつきの133号機が牽引。

この後、駅前のラーメン屋で昼食。午後からは久喜の模型屋へ出かけるため、再び大宮駅に入ると、朝、京浜東北線で乗ったミツ515が入線してきた。朝乗ったときとは違う運行番号になっていたが、借入車を改めて撮る絶好のチャンス。何枚か撮影した。

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大宮駅2番線に停車中のミツ515。黄色い編成番号札が見える。

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所属表記も「八ミツ」のまま。

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大宮を出発!

久喜でちょっと買い物をして、今度は上野へ。奮発してグリーン車に乗ってみました。上野到着直前に、高崎車両センター所属の183系を使用した臨時特急「水上」が来る事を知り、鶯谷で待機。やって来たのは高崎車両センターのS2編成だが、6両中5両が元幕張車と差し替えられていた。

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上野に到着する臨時特急「水上」

色々とトラブルもあったものの、朝から様々な車種を撮影する事が出来た。2006年の撮り初めは幸先の良いスタートと言えそうだ。

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大糸線のキハ52を撮る

富山港線の次は大糸線である。

大糸線は、長野県の松本から新潟県の糸魚川までを結ぶローカル線で、途中の南小谷を境に、JR東日本とJR西日本とで分かれている。また、JR東日本区間は全区間電化されているのに対して、JR西日本区間は全区間非電化と言う対照的な違いもある。この非電化区間も、かつては大阪方面からのシュプール号などが直通し、賑わいを見せた時期もあったが、現在ではそれも無くなってしまっている。

現在の大糸線非電化区間の主力である、糸魚川地域鉄道部のキハ52は全部で3両存在するが、その中に国鉄時代のカラーを継承する車両が2両存在している。国鉄色車2両は、どちらも塗装が違っており、朱色とクリームのツートンカラーである一般色と、朱色一色の首都圏色が存在している。つまり、在籍するキハ52は3両で3種類の塗装パターンがあることになるのだ。まさに鉄道ファンにはたまらない環境なのだが、このキハ52も、いずれは老朽化が問題となってくるであろう。いつ置き換えの対象となってもおかしくない。また、いつ国鉄色を解除してもおかしくないと言うことから、今回の遠征では、撮影重点路線の一つに指定されたのだった。

我々が糸魚川駅に到着したのは12時ちょっと前のこと。次の大糸線南小谷行は、まだ入線していない。ホーム上から糸魚川地域鉄道部構内を覗くと、赤レンガの検修庫と国鉄急行色のキハ58が目に付いた。車番や所属表記を見ると金沢総合車両所の車両と判明した。

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糸魚川に来ていた金沢総合車両所のキハ58

このキハ58、現在入場中で運用離脱中のキハ52首都圏色車両の補充としてやって来たようで、言わば予備車的存在のようだ。大糸線はキハ52の単行によるワンマン運転が主体となっているので、このキハ58を運用するには車掌を乗務させないとならない。

暫く観察していると、クリーム地に緑の斜めラインが入ったキハ52が、糸魚川地域鉄道部の奥の方から出てきて入替を始めた。

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糸魚川駅構内で入れ替え中のキハ52

このキハ52、元々は福井と九頭竜湖を結ぶ越美北線用として使用されていた車両で、越美北線へのキハ120系投入により大糸線に転用されてきたのだ。それまではキハ58を使用していたのだが、キハ58だと最低でも2両編成で運転しなくてはならないので、利用客が少ない大糸線では輸送力過剰になることから、このキハ52が抜擢されたのだ。この緑のラインが入ったキハ52は、当時の越美北線カラーの生き残りでもある。

一旦改札を出て昼食用の食材を確保。再び改札を入ると、大糸線のホームには、先程の緑帯の車両が入線していた。

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糸魚川駅で発車を待つ大糸線列車

早速、大糸線の列車に乗り込む。ドアを手で開けて車内に入ると、単行列車と言う事もあって座席はそこそこ埋まっていた。とりあえず、先頭の乗務員室後部のロングシート部分に腰を下ろす。この列車で上下列車が交換する3駅目の根知駅まで乗ることにした。根知駅に着くと、雪が激しく降っていた。

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根知駅に到着

とりあえず下車して、ホームの先端より糸魚川行きの到着シーンを撮ることにした。ところが予定時刻になっても対向列車が現れない。どうやら遅れているようだ。糸魚川行きが到着したのは、それから5分ほど後のことだった。

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根知駅に進入するキハ52国鉄色車

この列車の到着で、待ちに待ったキハ52の並びを撮影。贅沢を言えば両車とも国鉄色だったら良かったのだが、首都圏色車が入場中となれば仕方がない。

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根知駅で見る事が出来るキハ52同士の交換シーン

この後、我々が乗車してきた南小谷行きに乗っても良かったのだが、乗車せず、糸魚川行きの出発シーンをホーム上から撮影する事にした。

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根知駅を出発する国鉄色車

撮影終了後、駅舎内へと向かった。この駅は無人駅ではあるが、未だに駅舎が残っているので、とりあえず雪からは免れる事が出来る。駅舎内で食事をして、次の交換シーンを撮るために備えようかと思ったのだが、ここでとんでもない勘違いが判明。何と次の列車は、南小谷から戻ってくる糸魚川行まで1時間半近く列車が無い。しかも、この時は列車交換が無いのだ。おまけに国鉄色車が入庫してしまうことも時刻表上で判明。仕方なく、駅舎内で昼食の後、この列車まで待って糸魚川に戻る事にした。駅舎内の掲示によれば、ちょっと歩くと糸魚川行きのバスが出るバス停があるらしいが、こちらも1日8本。列車と大して変わらずで当てにならない。これではどうしようもない。

結局、ちょっとした雪国体験を発車時間まで堪能して、先程乗ってきた車両に再び乗車し、糸魚川へと戻ったのだった。これなら、撮影後に南小谷行きに乗って、南小谷まで往復してきた方が良かったかも。

糸魚川に戻ると、なんと留置していたキハ58のエンジンが回っていた。これは出庫か?暫く様子を見ていたのだが、結局、夕方の富山港線撮影のための移動時間となり、その後どうなったのかまでは確認できなかった。せっかくだから国鉄色のキハ58の大糸線走行も見てみたかったが、これは適わなかった。と言うより、本当に走ったのかとても気になっている。

どなたか、大糸線のキハ58走行シーンを見た方がいたら教えてください。

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LRT化目前!JR富山港線を訪ねる

それでは、富山遠征記を少しずつ書いていきます。

今回の遠征の最大の目的。それは2月末でLRT化のために廃線となるJR富山港線の乗りつぶしと撮影である。現在、この富山港線は、JR路線としての最後のイベントとして、金沢総合車両所の475系2本を国鉄急行色に復元して運用している。撮影は、この車両を中心にしたいところではあるが、この富山港線、撮影するにも曲者の路線である。現在の富山港線では、この475系を使用するのは朝と夜のみ。日中から夜間の列車は、キハ120形気動車によるワンマン運転となっているのだ。その為、475系が2本とも運用に入るのは朝のみとなるため、この撮影をするには、早朝もしくは前夜までに富山入りする必要があるのだ。私も、この撮影のために29日夜に富山入りし、撮影は30日に行った。

30日の朝、私は宿泊先の東横インjr富山駅前で朝食を食べた後、富山駅8時1分発の岩瀬浜行きに乗車するために富山駅へと向かった。富山駅の富山港線乗り場は、一番北側の7・8番線。早速ホームに行くと、既にホーム上には475系国鉄急行色編成が2本並んでいた。

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富山駅の富山港線ホームに停車中の475系国鉄急行色編成

足元を気にしながら、7番線に停車中の電車に乗り込む。まず、最初に目指すのは城川原駅だ。元々私鉄買収路線だった事もあり、富山港線は駅間が短い。あっと言う間に城川原に着くのだが、ここでアクシデント発生。なんと座席の上に載せておいたEOS kiss デジタルが落下してしまったのだ。この瞬間、生きた心地がしなかった。幸いなことに、雪対策として用意していたレンズフィルターが割れただけでカメラ側には異常が無かったが、とにかくヒヤッとした。

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雪の城川原駅に到着した475系。カメラの動作確認を兼ねて撮影。

ここ城川原駅は線内で唯一の列車交換設備のある駅。20年ほど前、旧型国電の73系電車が走っていた頃は、ここに車両基地も置かれていた。今では、その時の面影は殆ど残っていない。私が乗車した列車は交換はなく、そのまま岩瀬浜まで走りとおす。ここで、折り返し列車の到着を待ち、475系同士の交換シーンを撮影すると言う作戦だ。

雪の中、約30分ほど待って、先程の編成が富山行きとなって帰ってきた。ここから撮影再開である。運良く雪も止んできた。

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岩瀬浜からの折り返し列車が到着。白熱灯のやさしい光が良い感じ。

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そして、富山からの下り列車が到着。国鉄急行色の並びは美しい。

並びを撮った後、富山行きに乗り込んで、下奥井駅へと向かう。実は、城川原へ来る途中の車内で、下奥井駅付近に良い撮影ポイントを見つけたのだ。LRTへの転換に備えて、新しい架線柱の設置工事が進む沿線の中では、比較的綺麗に撮れるポイントなのだ。この列車で現地へ向かった場合、通常では下りの岩瀬浜行きは撮影できないのだが、私が訪れた30日は競輪開催日として、もう1往復、475系による列車が運転されていたので、この撮影が可能となったのだ。

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下奥井~越中中島間を行く岩瀬浜行き。

撮影後は、下奥井駅から富山行き列車で富山へ戻り、ここで一旦富山港線の撮影を終了。大糸線へと向かったのであった。

そして夕方、再び富山港線を訪れた。時刻は既に17時を過ぎており、走行撮影は不可能であるが、とりあえず全線通して乗ってみようと言うのが趣旨だ。富山港線ホームへと向かうと、今度は朝と違って可愛らしいキハ120系の単行が停車していた。

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富山港線のもう一つの顔、キハ120系による岩瀬浜行き。

このキハ120系は、高山本線と共通運用で、富山港線にはトイレなしタイプの車両が単行運転用として投入されている。朝のラッシュ終了後から富山港線に入り、そのまま夜まで運転。夜のラッシュ時は、475系との交互運転となるので、3連と単行によるワンマン運転ではかなりの落差がある。年末の30日の夜なので、乗客の数も少なく余裕があるのだが、普段は増結するのだろうかと気になり、痛勤形酷電氏が発車前に運転士に話を聞いてみたが、普段の日でも、このキハ120の単行と475系との交互運転なんだそうだ。

このキハ120でそのまま岩瀬浜まで乗り通す。終点の岩瀬浜も、ホーム片面の駅でのんびりとしたムードだった。ここで、折り返しまでの様子を駅の外から撮影する。もうすっかり暗くなってしまったので、大した写真は撮れないが、とりあえず、ひっそりとした終着駅と言う感じは撮影できた。

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岩瀬浜駅で出発を待つキハ120系。

ここ岩瀬浜では、折り返しの列車には乗車せず、後続の475系の列車まで待つ事にした。約30分後、先程のキハ120を撮影した場所とほぼ同じ位置から撮影したのだが、なかなか上手くいかず、同じ場所での撮影は諦め、翌日の朝に再度訪問することにした。

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岩瀬浜駅からの帰りは475系に乗車。

帰りに乗車した475系は、3両編成と言う事もあり車内はガラガラ。終点までワンボックスを占領してしまった。途中の城川原でキハ120のワンマン列車とすれ違ったが、あちらは結構乗っており格差が激しい。私が富山港線沿線住民なら、この475系で帰宅したいと考えるだろう。

翌朝、前夜のリベンジで、私は再び富山港線に乗車した。痛勤形酷電氏も、カメラの設定ミスで下奥井での走行写真をもう一度撮影するとの事で、彼は私よりも一足早くタクシーで現地入りした。前日の朝と同じく、宿泊先の東横インのロビーで朝食を食べてからホームへ行くと、何人か見覚えのある顔があった。そう、先程まで同じホテルのロビーで朝食を食べていた人達である。後で痛勤形酷電氏から事情を聞くと、彼がロビーへ行った6時55分ごろには、朝食を食べようとしている客が殺到。その殆どがカメラと三脚を持っていたと言うから、富山港線撮影のために宿泊した客が結構いたことになる。私が7時10分ごろ行ったときに、おにぎりが殆ど無かったのはその為だったようだ。

前日と同じ様に8時1分発の岩瀬浜行きに乗る。今度は終点まで乗り通すので、先頭車両への乗車だ。急行型電車特有のモーター音を楽しみながら、のんびりと車窓を楽しむ。前夜には解らなかった臨時駅の競輪場前駅も確認が出来た。岩瀬浜に着くと、駅の外も含めて撮影している人が多かった。私は一人黙々と前夜撮影した場所に立つ。

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岩瀬浜駅にて出発を待つ475系の富山行き。

この列車は、折り返し時間が約15分ほどあり、撮影するには充分な時間なのだが、私のように敷地外から望遠で撮影する人は少なく、車両の近くで撮影する人が多いため、撮影チャンスは少なかった。私も何枚か撮影したが、モノになったのは、ほんの僅かだった。それでもフィルムを気にせずに撮影できるのがデジカメ一眼レフの強みでもある。それを充分に思い知った一時であった。

リベンジも達成し、折り返し列車で富山へと戻る。これが私にとってのJR富山港線最後の乗車となるだろう。次に訪れる時は、LRT化後になる。LRT化後にもう1回乗りに来よう。そう誓いながらJRの富山港線に別れを告げたのであった。

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謹賀新年

皆様、新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、TOMOの鉄日誌をご愛顧いただきましてありがとうございました。今年も昨年同様、鉄道を中心に様々な話題を取り上げてまいります。

さて、私事ですが、昨年の年末に大きな買い物をしました。キャノンの「EOS kiss Digtal N」です。富山へ出かける予告の際に触れた「秘密兵器」です。今後は、このカメラも利用して、従来よりもより鮮明な画像を使った記事が作れるかと思います。

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御覧頂いております画像は、その秘密兵器を使って撮影した北越急行の681系です。

では、今年も宜しくお願いします。

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