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成田線で103系に乗る

では、引き続き成田線遠征時のお話。

錦糸町から成田空港行き快速で成田駅に降り立つと、目の前の留置線にエメラルドグリーンの103系が停められていた。ついに10両編成1本、5両編成2本にまで減少してしまった常磐線の103系。この日は成田線に入り、夕方まで成田の留置線で過ごす運用に就いていたようだ。

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成田の留置線で夕方まで休む103系マト7編成

そして、夕方、マニはらさんと分かれた後、小林駅で電車を待っていると、遠くの方から聞き覚えのあるモーター音が近付いてくるのが解った。103系である。私は慌ててカメラを取り出した。

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小林駅に進入する103系上野行き

久しぶりに乗車する103系。早速車内に入ると、とても懐かしい感じがした。駅間の長い成田線では103系もぐんぐんスピードを出すのでモハに乗ることにした。つい先日まではあれだけ走っていた103系も、JR東日本管内では、もう消滅寸前まで来た。常磐線の103系も、3月のダイヤ改正で消えると言う。あと何回、この電車に乗る事が出来るだろうか。

このまま上野まで乗り通してもいいかなと思ったのだが、我孫子で増結作業のために停車すると聞き、ここで下車して、15両編成になった姿を撮影する事にした。

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我孫子からは15両編成となって上野を目指す

クモハ103をじっくり撮りたいと思ったのだが、ホームの位置の関係で、正面まではじっくり撮る事が出来ない。よって低運車のお顔をはっきり撮るには、走り出しの瞬間を撮るしかない。となると、103系に戻れないと言うわけで、ここでは撮影に専念し、103系が見えなくなるまでホーム上で見送ることにした。

JR東日本の103系引退まで、あと2ヶ月を切った。最後にもう1回、まともな走行シーンを撮りたいとは思っているのだが、果たして撮れる日が来るだろうか。

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