東京メトロ06系初乗車!
24日(金)は、仕事帰りに小田急沿線に出かけた。吉祥寺から井の頭線に乗り、下北沢で小田急線に乗り換え。小田急の下りホームに着くと、緑の帯の電車が入ってきた。メトロの6000系か?と思えば、帯の色と窓の形が違う。あらあら06系だ。
06系は、1編成10両のみの存在。殆どの鉄道ファンはこう言う車両の事を「レアモノ」と言う。まあ、鉄道会社側も最初からレアモノとして登場させたつもりは無く、この06系も最初は列車増発分の補充での登場だったと記憶しているのだが、いずれは増備されていく筈だったのだろう。しかし、今のところ6000系を廃車にすると言った動きも無く、また仮に6000系を置き換えたとしても、今作るとすれば、その後に登場した05系ニューバージョンや08系をベースにするだろうから、当然の事ながら06系を名乗ったとしても形は違ってくる筈。となると、やはり鉄道ファンの間から見ると06系は「レアモノ」になってしまうのだろう。
この06系は、東京メトロ千代田線を中心に、相互直通運転先のJR常磐線は取手まで、小田急は唐木田及び本厚木まで乗り入れるため運用範囲は広い。小田急・千代田・常磐線の沿線住民の方から見れば、06系なんて珍しくない存在なのだろう。現に私も東西線の5000系アルミ車や05系第14編成、西武新宿線の20101Fなんかはそんなに珍しい存在とは思っていない。でも、私は普段縁が無いせいか、やっぱり珍しいと思ってしまう。さらに、登場してから一度も乗車していないとなれば尚更である。この06系は多摩急行だったので、私の行先は通らないのだが、せっかくなので新百合ヶ丘まで乗ることにした。
初めて乗車した東京メトロの06系。乗車できて感動と思いきや、普段乗っている東西線の05系第19編成~第24編成や有楽町線の07系と大差は無く、更に小田急線内ということで、車内アナウンスも小田急3000形と同じ自動放送となると、特別な電車に乗ったという感じはまったく無かった。そんな事を考えながら乗っていたらあっと言う間に新百合ヶ丘に。せっかくなのでホームの端で撮影だけしておく事にした。
ようやく乗車できた東京メトロ06系
撮影後、06系を見えなくなるまでホームで見送った。次に乗れるのはいつの事だろうか?
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コメント
性能的には07と全く同じ。塗り色での差ですね。
レアモノにはレア行き先が似合います。準急 相模大野や松戸も案外レアかも。
私は取手行きを引いたことがありましたが、マニア曰く「なぜか06は取手行きに入る」とのこと。そうそう「霞ヶ関」もレアですから、06の霞ヶ関行きも撮影してみたいです。
投稿: SATO | 2006/02/26 22:58
珍しさもさることながら、行先がまたマニアックですね。TOMOさんと知り合った頃、一時唐木田に職場があったことを思い出しました。
投稿: 痛勤形酷電 | 2006/02/26 23:11
SATOさん、痛勤形酷電さん、コメント有難うございます。
SATOさん>
普段千代田線に縁が無いからでしょうか、さすがに霞ヶ関行きというのは、見た事が無いです。それだけに06系での霞ヶ関行きに遭遇するのは難しいでしょうね。
痛勤形酷電さん>
あの頃は、小田急との乗り入れは本厚木行きがメインで、今よりも本数は少なかった筈です。今は日中も含めて多摩線に入る多摩急行と言うのがメインで、新百合ヶ丘から小田原線を走る東京メトロの車両と言うのは、なかなかお目にかかれなくなってしまいました。この多摩急行により、多摩センターへの足は小田急が一気に有利になったようです。
投稿: TOMO | 2006/02/27 00:38