相鉄 鉄道フェアに行ってきた
このところ、本業多忙につき、ブログの更新が遅れ気味になっております。今日も一週間前の5日の話からの報告となりますがお付き合いください。
5日午後は再び外出。相鉄の相模大塚駅構内で開催中の相鉄「鉄道フェア」の会場へ向かった。自宅のある萩山からは、国分寺・西国分寺・府中本町・登戸・相模大野・大和と6回の乗り換えて、ようやく相模大塚駅に辿り着いたのは、13時50分頃であった。
私にとって、この相鉄は無縁の私鉄で、実は2年ほど前まで全く乗ったことの無い路線だった。それでも、米軍基地へのタンク車輸送等で活躍した電気機関車や、かつての旧型国電の生き残りである事業用車は興味があって、以前から撮影したいと思っていた。そんな中、2月26日に相模大塚駅構内で、電気機関車と事業用車を並べた撮影会をやると聞き、是非行きたいと思っていたのだが、スケジュール的に不可能と判明。諦めていたところ、大雨により一週間順延となり、奇跡的に行ける事になったのだ。
道中、撮影会場は30分待ちと言う情報も入っていたので心配していたのだが、実際に現地に行って見ると、すんなり入場できた。まず、私の目の前に現れたのは、米タン列車などで活躍していた電気機関車の4重連だった。
かつて米タン列車などで活躍した相鉄の電気機関車。
この車両は、色はレトロだが、車体は思ったより近代的だったので、比較的新しいのだろうと思ったのだが、昭和27年製と聞き、驚いてしまった。当時としては、斬新なスタイルだったのではないだろうか。米タン列車廃止後は、事業用車両として活躍しているようで、この辺りは地元、西武鉄道のE31に通じるものがある。
続いては、こちらの黄色い車両。
検測業務で使用されているモニ2000形
このモニ2000形は、かつて相鉄に在籍していた旧型国電の払い下げ車両を事業用車両に改造したもので、10年ほど前でJR東日本の鶴見線で活躍していたクモハ12型と同世代の車両である。この相鉄のモニ2000形は形こそ変わってはいるものの、17メートル級旧型国電の最後の生き残りである。この貴重な車両、今日まで細々と活躍してきたのだが、老朽化には勝てず、10000系等の新形車両の増備で余剰となった7000系改造の事業用車に近々置き換えられることになった。その為、今回の撮影会が最後の晴れ姿となるかもしれない。せっかくなので、1両ずつ丹念に撮影していった。
モニ2019の反対側は貫通型になっていた
中間車には架線をチェックするためと思われる照明装置が屋根上に設置されている
3両目のモニ2005の横浜方運転台は完全な貫通型
今度は、逆光気味なのだが、反対側の模様も撮影してみる。すると、横浜方運転台付近の窓配置が違っている事が解った。
中間車を反対側から撮ってみる。両運転台車両のようだが、こちら側には乗務員室扉が無いことから、もともとは片運転台車両だったと思われる。
事業用車両と言うことで、最低限の改造で対応したのだろう。それだけに車体構造を見ていると様々な特徴があって面白い。
この電気機関車とモニ2000形、展示会終了後はかしわ台の車両基地へ回送される。このダイヤは相鉄の公式サイトにも載っていたので、私も走行写真を撮ることにした。その間に大和のユザワヤで買い物をしてきたのだが、ユザワヤで予想以上に時間が掛かったので、相模大塚~かしわ台間の主な線路沿いは大勢の鉄道ファンで埋め尽くされてしまい、私が駆け付けた頃には、もう殆ど撮影できる場所が残されていなかった。とりあえず、かしわ台駅付近で撮ることにしたのだが・・・
先にやって来たモニは影が入ってしまい失敗。
続けてやってきた電気機関車はどうにか撮れたと言った感じ。
モニは影が入ってしまったので、この撮影場所から少々かしわ台駅寄りへ戻った所で、偶然にも知人に出会い、その場所で一緒に撮らせてもらうことにしたので、どうにか電気機関車の4重連の方は、少しはまともな写真が撮れた。
まあ、最初は諦めていたイベントに参加できただけ良かったと思わなくてはいけないかも。
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