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伊豆急の車両たち

現在、伊豆急では、東急電鉄からの譲渡車8000系の登場で、既存の車両の置き換えの真っ最中。そんな伊豆急の車両たちを、今回の慰安旅行の合間にも少しではあるが撮影する事が出来たので、今の伊豆急の現状として報告します。(注:本編で使用している写真には、一部に今回の旅行期間以外に撮影したものもあります。)

まず、今回の旅行中で勢力拡大が目立ったのが8000系電車。当ブログでも以前に伊東線内で乗車した時のレポートをアップしているが、その時は、JR線内での乗車体験レポートだったため6両編成での姿であるが、今回、伊豆急下田駅で目撃した8000系は4両編成と身軽な姿であった。

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伊豆急下田駅を出発する8000系4連による熱海行き普通列車。

画像でもお解かりのとおり、4両編成の列車ではワンマン運転を実施している。おそらく、この列車は伊豆高原まで4両編成で運転し、伊豆高原駅から2両編成を増結して熱海まで運転されるのであろう。熱海からの直通電車でも、区間を限定してワンマン運転を実施し合理化を進めているようだ。

この8000系電車の投入により、置き換えが進んでいるのが、元JRの113系・115系を改造した200系電車。まだまだリゾート21と並んで主力として活躍しているが、その姿は少しずつ数を減らしている様子。今回の旅行期間中では、元中央本線で活躍していた115系0・800番台を種車にしているタイプに何度か遭遇した。

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100系置き換え用として伊豆急にやって来た200系。インバータークーラー車は元115系0・800番台車だった車両である。

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中間車のパンタグラフ付近。シングルアームパンタの編成は、元115系の低屋根車である800番台が種車。パンタ付近の屋根が隣の車両よりも若干低くなっている。

200系には、御覧の赤系の車両の他に、赤い部分をブルー系にした車両、さらに河津駅近辺の「河津バガテル公園」をイメージした「トランバガテルカラー」なる編成もある。

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伊豆高原の車庫にいた「トランバガテルカラー」車だが・・・

この「トランバガテルカラー」は3連2本が存在したが、伊豆高原にいた編成は、かなり状態が悪いようで、既に様々な部品が外されているように見える。

さて、8000系に追われて廃車になるのは200系だけではない。約20年前、観光電車の目玉として投入された2100系(リゾート21)も1~3次車が置き換え対象となってしまった。昨年から「黒船電車」として活躍してた第1編成は、既に廃車となっている。

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3月で廃車になってしまった「リゾート21」第1編成。

この「黒船電車」は、大変好評だったのか、当面は安泰となる第4編成に引き継がれた。この第4編成を撮影したいところであったが、今回は残念ながら走行写真は撮れず、伊豆高原の車庫に停車しているのを見ただけであった。

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伊豆高原の車庫で休む2代目黒船電車。

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次に引退が予想される「リゾート21」の2・3次車タイプ。

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週末は特急列車として東京駅まで乗り入れる「リゾート21」5次車。

最後は、ちょっと懐かしい車両。

帰りの特急列車の車内から、伊豆高原の車庫を覗いたところ、懐かしい車両を見つける事が出来た。伊豆急開業当初に投入された100系のうち、両運転台の車両が構内入替用として1両だけ残っている。今でも「伊豆急といえばこの車両」と思われる方も多いかと思う。

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構内入替用として残る100系両運転台車両。

以上、駆け足気味に伊豆急の車両をまとめてみました。私自身は、今後も200系を中心に、伊豆急の車両の撮影を続けるつもりなので、また機会があれば伊豆急ネタをお送りする予定です。

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