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何かが違うぞ!西武2521F

今日は、仕事帰りに所沢まで行って、西武本社ビルに隣接した「くすのきホール」で開催中の「彩の国古本まつり」会場へ出かけてきた。会場で本を3冊買って帰宅したのだが、帰りに乗車した2521Fであることに気がついた。

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クモハ2521の乗務員室付近。

御覧のように、吊革が増設されているのだが、今までの吊革増設車では、乗務員室前は吊革の増設がされていなかったのだが、この編成はここもしっかり増設されている。さらに観察すると、違いはここだけではなかった。

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乗務員室の中を見る。助手席側には見慣れない通話装置のようなものが・・・

御覧のとおり、乗務員室助手席側に、今までの車両には無かった通話装置のようなものが設置されている。もしかして・・・

吊革の更なる増設、乗務員室内の通話装置のようなものについては、弊ブログで以前に取り上げた更新車2031Fで採用されていた。もしかして、スーパー更新車の2031Fの仕様に合わせた改造を重要部検査で入場した時にしてきたのだろうか。

今日は帰宅時間帯に見ただけなので確認していないが、クハ2622のスカートも気になる。もしかしたら2031Fのようにスピーカーみたいな物が付いているのではないか。近日中に明るい場所で確認する必要がありそうだ。

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エキナカ JR藤沢駅ホーム上の湘南電車を訪ねる

30日は、仕事で藤沢まで出かけた。現地の役所に書類を提出するだけの業務なのだが、重要な書類なので、業務自体も重要な任務の一つである。プライベートならば、JRの湘南新宿ラインのグリーン車で優雅に行きたいところだが、仕事での外出となれば「経費節約で」と言われそうなので、往復とも小田急の快速急行を利用した。まあ、小田急の快速急行ならば、新宿も藤沢も始発駅だから充分に座れると言う安心感もあった。

藤沢と言うと、私自身、どうしても見たいものがあった。それはJR藤沢駅のホーム上にある。役所への書類提出を終えて駅へ戻った際に、JR駅の入場券を購入して駅構内へ向かった。やがて私が見たかったものが目の前にドーンと現れた。

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藤沢駅ホーム上に昭和の名車80系電車出現!

突然ホーム上に現れた80系電車。よく見るとお解かりの通り、これはKIOSKである。ヘッドライトも点灯しているし、湘南色の塗り分けも良い感じだ。

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189系「彩野」編成 ついに東武直通特急の運用に入る

今日の昼休み、鉄道ネタ情報掲示板という掲示板を携帯で見ていたら、とんでもない情報が書かれていた。それは、今朝、新宿を出発した東武直通特急の「日光1号」に、189系「彩野」編成が入ったと言うものだった。

189系「彩野」編成は、この3月のダイヤ改正で運転を開始した、新宿~東武日光・鬼怒川温泉間の直通特急の予備車として、これまでの派手な塗装から東武の看板車両「スペーシア」に準じた塗装に生まれ変わったのは、弊ブログでも先日取り上げたばかり。しかし、1本しかない直通特急用の485系の第1予備車は、東武のスペーシアなので、この「彩野」編成が東武直通特急運用に充当される機会は少ない。3月の運転開始以来、彩野編成が特急運用に入るのは、今日が初めてだろう。であれば、是非その模様は撮影したい。夕方の「日光8号」の到着時刻に合わせて、池袋駅へ向かった。

特急「日光8号」の池袋の到着ホームは2番線。反対側の3番線を見ると、ちょうどその時間帯に被る列車は無い。と言うことで3番線で待機するが、どの辺りに停車するのかが解らない。色々と探っている間に、列車が来てしまった。

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代走として久しぶりに特急運用に就いた189系「彩野」編成。

この情報を事前に仕入れていた鉄ちゃんはかなりいたようで、「彩野」編成が入線してくると、大勢の鉄ちゃんが撮影していた。

それにしても、この「彩野」編成に入っているヘッドマーク、かなりシンプルな物だが、このシンプルさが、かつての国鉄時代の在来線特急全盛期に見られた文字のみのヘッドマークを髣髴させる。塗装は変わっても国鉄特急形車両には、このようなマークの方が似合うのかもしれない。久しぶりの特急運用充当で、「彩野」編成がどこか誇らしげな感じに見えた。

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ロクイチもスペーシアも金太郎も登場! イベント終了後の大宮駅は大騒ぎ

前記事でお伝えしたとおり、27日は午後から「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」に出かけたが、その帰りに大宮駅で暫くの間撮影をした。様々な列車の集まる大宮駅では、普段からカメラを持った鉄道ファンが多く集まることで知られているが、この日は隣接している総合車両センターでのイベントがあったこともあり、普段よりも更にファンの姿が目立った。と言っている自分もその一人だが・・・

大宮駅では、何故か4番線と6番線に人が集中していた。何か来るのだろうか? そう思い私は6番線ホームで観察することにした。ホームの端は既に人でいっぱい。その多さから何か大物が来る予感がした。暫くすると、とんでもない物がやってきた。

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現れた車両はEF58 61だった!

御覧のように現れたのは、お召し列車専用機のEF58 61だった。この日は、尾久~東大宮操車場~品川と運転される通称「オクシナ」に入ったようだ。ロクイチは、4番線と6番線の間にあるホームの無い5番線をゆっくりと走行。両ホームに集まったファンは大喜びだった。

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近付いてきたところをもう一度撮影。

オクシナにこのEF58 61が入ったとなると、一瞬ではあるが、JRおおみや鉄道ふれあいフェアで展示中のEF58 89とEF58 93と顔を合わせたことになる。私が会場に着いたときは、通過の後だったようで並びは見られなかったが、その瞬間はきっと大騒ぎだったことだろう。

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JRおおみや鉄道ふれあいフェアに行ってきた

昨日は、恒例の「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」が開催された。今年もJR東日本の大宮総合車両センターとJR貨物大宮車両所との共同開催で、両社の車両が多数展示された。このイベントは、毎年晴天に恵まれる事が多いのだが、今年は生憎の空模様の中での開催となった。

私がこの会場に着いたのが14時ごろのこと。早速会場内を歩き回る。まず気になるのが展示されている車両。一番最初に見えたのが、懐かしいスカイブルーの103系だった。

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JRおおみや鉄道ふれあいフェア会場に展示されていたクハ103-713。この車両は、京葉線で活躍していた車両だ。

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103系最終出場のヘッドマークをつけての展示。

JR東日本の103系が運用を終了してから2ヶ月。このスカイブルーの103系も他の仲間達は全て解体されているものと思われる。この車両が今後どうなるのだろうか。

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西武新宿線でも花菖蒲が開花 20153Fが「花菖蒲号」に変身

今日の夕方、私の携帯に1通のメールが届いた。それは、西武新宿線の20153Fにも花菖蒲のヘッドマークが付いて、しかも、その編成がプロ野球交流戦の観客輸送のため狭山線に入ると言う内容だった。

こんなメールを頂いては狭山線の様子を見に行くしかない。職場最寄の西荻窪駅から関東バスで西武新宿線の上石神井に出て、所沢経由で西所沢へ向かった。西所沢に着くと、すぐ隣にはアルバイト運用に就いている20153Fが停まっていた。早速、その電車に乗り込み西武球場前へ移動。折り返しとなる西所沢行を撮影した。

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2025Fに続いて「花菖蒲号」となった20153F。今日は野球臨に充当され、狭山線の折り返し運用にも入った。

「花菖蒲号」のヘッドマークを西武球場前駅で目撃する事になるとは、夢にも思わなかった。と言うより、昨年の「花菖蒲号」は、国分寺線に期間限定で運用に就いていた2011Fのみだったので、今年は出血大サービスと言えるかもしれない。撮影終了後、この20153Fで再び西所沢へ戻り、西所沢駅でも撮影した。

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西所沢到着後、再び西武球場前行きとなる。

この後、私は所沢駅へ移動。アルバイト運用を終えた20153Fが新宿線の南入曽車両基地へ戻る回送を狙うことにした。どのホームに入るのかは直前まで解らなかったが、新宿線の上りホームとなる2番ホームの発車案内機に「回送」と言う文字を見つけ、これだと信じて新宿線下り1番ホームへ移動。入線を待つ事にした。

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狭山線でのアルバイト運用を終えて南入曽車両基地へと戻る20153F。

2025Fと20153F、今年は2編成体制となった花菖蒲号。東村山市の北山公園の花菖蒲の見頃はまだもう少し先となるので、暫くの間は、この2編成が新宿線や国分寺線で我々ファンの目を楽しませてくれることだろう。今度は明るい時間帯に両編成を撮りたいと思っている。両編成とも新しい写真が撮れた時点で、再度画像をアップする予定。どうぞお楽しみに。

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今年も運転 西武国分寺線「花菖蒲号」

本日の午後、友人より1通のメールが入った。その内容とは、今年も西武国分寺線に「花菖蒲」号が走り始めたというものだった。

我が地元、東村山市にある北山公園では、毎年6月になると花菖蒲が咲き始めて、観光客が沢山訪れるようになるのだが、その花菖蒲をPRするために、昨年から1編成のみではあるが、国分寺線の2000系にヘッドマーク取付が始まった。とりあえず、帰宅時に国分寺線の様子を見てみると、確かにヘッドマークをつけた2025Fが走っているのを確認した。この日は、デジカメを持っていなかったので、一旦家に戻り再出動。まずは小川駅での交換シーンを狙ってみた。

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新2000系6連唯一の貫通扉窓が小さい2051Fと並んだ2025F

この後、この列車の折り返しを狙ってみたのだが、やはりタイミングが悪く2025Fだけを編成単位で撮ることは出来なかった。そこで、東村山へと向かい、先程の「花菖蒲号」を待ち構えることにした。

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西武園線折り返し運用の101系と並んだ国分寺線2025F「花菖蒲号」

西武園行きが入線してきたため、また2025Fだけの撮影は出来ないのかなと思っていたら、西武園行きのほうが2分早く出てくれた。

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国分寺に向けて東村山駅を発車。

そのお蔭で御覧頂いたような6両編成が綺麗に入る画像を撮る事が出来た。思い切って東村山まで来て大正解だったと言えるかもしれない。

画像追加

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2006年5月30日、西武国分寺線鷹の台駅にて撮影。

お知らせ
当ブログと相互リンクしています鉄道系サイト痛勤形酷電どっと混むでは、西武鉄道関連の話題を取り上げる掲示板「レオが吠える」を設けております。同掲示板内では、この花菖蒲号の目撃情報を取り上げるスレッドも設けておりますので、どうぞご利用ください。皆様の撮影のご参考になれば幸いです。

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静岡ホビーショーを見に行く 後編

お待たせいたしました。では昨夜の続きからです。

KATO・TOMIXと来たら、続いてはマイクロエースです。相変わらず、予定品の発表が毎月多数で、会場では各試作品が展示されているものの、いったい次はどれが発売なのか、よく解らなくなるのは何とかして欲しい。そんな中から注目の品をいくつか選んでみました。

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小田急3000形SE車とSSE車。小田急ファン待望の製品化。

小田急3000形SSE車は、これまでにワールド工芸が製品化していたと思うが、価格が高価な額となる真鍮製。プラ製品での製品化は、おそらくこれが初めてだろう。そういった意味では、今回の製品化決定は、小田急ファン待望の品と言えそう。

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先に発売された「オランダ村特急」の色違い品と言えるキハ183系「ゆふいんの森」

JR九州の看板列車の一つでもある「ゆふいんの森」には、御覧のようにキハ183系を使用していた時期がある。既に「オランダ村特急」及び「由布DX」を製品化しているマイクロエースとしては、この期間限定塗装もネタ的には見逃せないはず。今回晴れて製品化となったのだ。ちなみに、マイクロエースでは、トミックスよりも前に「ゆふいんの森Ⅰ世」の製品化決定をアナウンスしている。

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長い車体が特徴のタキ18600形

先日、大宮駅でこの車両が入った貨物列車を目撃したので、妙に親しみを感じてしまった。手持ちのタンク車と連結して、先日大宮駅で目撃した列車を再現するには欠かせない製品である。

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ご当地静岡でもお馴染みの113系。

この113系は、先ごろ勇退した東海道本線東京口の113系15連を再現する製品。東京方の4両増結編成が、JR東海所有のT編成で再現されている。この製品、増結セットのため、残念ながら自走は出来ない。

続いては、グリーンマックス。

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名鉄「ミュースカイ」は実物に合わせて4連セットを製品化

実車の4連化に合わせて、4連セットも発売されることになった名鉄ミュースカイ。この製品は私も持っているので、何とかして4連化用の製品も出してもらいたいところ。早速、グリーンマックスのコーナーにいた担当者に話を聞いてみたところ、増結車両に関しては検討しますとの回答だった。せっかくなので、ミュースカイに限らず、完成品には少し多めにパーツを入れてもらえるように要望しておいた。

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103系に次いで製品化が決定したJR西日本201系体質改善車。

103系の体質改善車に次いで、製品化が発表されたJR西日本の201系体質改善車は、試作品のボディーが会場に展示された。

最後は、地元業者でもあるモデモ。

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小型車両シリーズの新作は、昨年の春まで活躍した名鉄モ750形。

昨年春の名鉄600V区間の廃止でお役御免となったモ750形が、小型車両シリーズの最新作として登場。既に発売中の名鉄モ510なんかと並べて楽しむ人も多いだろう。

以上、静岡ホビーショーの話題を駆け足でお伝えしてきました。

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静岡ホビーショーを見に行く 前編

それでは、ここから先は二回に分けて、静岡ホビーショーのレポートをお送りします。

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今年もやって来ました。静岡ホビーショー会場。

まず最初に訪れたところが、お馴染みKATOのコーナー。このメーカーは製品も手堅い作りで、どの製品も安心して見られるのが有り難い。今回注目なのは、やはり新幹線E2系に採用される新しい連結器である。

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東北新幹線E2系「はやて」に採用される新しい連結器。

これまで、新幹線の製品と言うとトミックスのほうが一歩リードと言う感じがしていたが、このようなリアルな連結器の採用により、KATOが一気に追い上げてきたなと言う感じがした。そして、このような連結器を開発したとなると、今後は「こまち」等のミニ新幹線も製品化される可能性が高い。新幹線ファンには朗報ではないだろうか。

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まもなく登場予定のEF510もここまで出来ていた。

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ラウンドハウスブランドで近日発売される485系「きぬがわ・日光」仕様車。

ホビーセンターカトーのオリジナルブランドである「ラウンドハウス」からは、御覧の485系「きぬがわ・日光」仕様車が発売される。このラウンドハウスブランドは、既存の製品の型を流用して作られることから、全製品が「タイプ」と言う3文字が付いている。その為、中間車はカトー製品の485系300番台をベースにするのかと思っていたのだが・・・

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モハ484のボディーはしっかりと1000番台車を作っているようだ。

最大の特徴であった、モハ484の1000番台車については、車体だけはしっかりと型を作ってやったようで、こうなると、どの部分を指して「タイプ」と称するのはどうしてだろう。と考えてしまう。

続いてはTOMIXのコーナー。

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青いJRマークが特徴の700系3000番台車もここまで出来ている。

ホビーショー直前に発表された「ゆふいんの森」と「さよなら出雲セット」については、まだ写真のみの段階で、どちらも詳細は決まっていない様子。「さよなら出雲」に関しては、牽引機がどの車両をセットしてくるのかが注目かな。会場にいた関係者の方に聞いてみると、機関車については、まだ検討中との事。

このTOMIXの新製品の中で私が注目したのは、鹿島臨海鉄道の気動車である。

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7月に限定品として発売される鹿島臨海鉄道のキハ1000。

鹿島臨海鉄道といえば、どうしても大洗鹿島線が思いつくのだが、この車両は、その大洗鹿島線が開業する前のこと。現在では貨物輸送のみとなっている北鹿島(現:鹿島スタジアム)から鹿島港南間で旅客営業をやっていた時期があり、その区間で使用されていたのが、この車両である。

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パッケージも良い感じ。

このカラーの車両、だいぶ前にホビーセンターカトーのオリジナル品で、キハ20をこの塗装にしたものが売られた事があったと記憶している。キハ20なら、あくまでも「タイプ」であるが、こちらは限定品とは言え、しっかりと作られたものなので楽しみである。

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好評の鉄道コレクション。第3弾は御覧のように大手私鉄の17メートル級車両が登場。

トミーテックから出ている鉄道コレクションの第3弾も試作品が展示されていた。第3弾は、御覧のように大手私鉄の17メートル級車両が登場。小田急2200形、南海21000系共に譲渡車バージョンも発売予定で、こうなってくると、1個ずつの購入ではなく、1箱単位で買いたくなってしまう。

後編に続く。


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珍編成 211系に挟まれた313系

20日の夕方、静岡駅で観察していると、静岡駅18時6分発の御殿場線直通国府津行きとなる車両が入線してきたので撮影してみた。

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静岡駅に入線した御殿場線直通の国府津行き。一見すると211系の6両編成のように見えるが・・・

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あれ?真ん中は313系が入っている。

御覧のように、313系の前後に211系の2両編成を連結した6両編成の列車である。静岡在住の方達にとっては、ごく当たり前な列車なのだが、普段、静岡以外のところにお住まいの方にとっては、こんな編成凄く珍しく感じることだろう。私自身は、この列車の存在を知っていたが、このような編成を生で見たのは今回が初めて。313系を211系で挟み込むような形の組み合わせは、実にユニークである。

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静岡を出発し、一路国府津を目指す。

この列車、東海道本線内はこの編成で進み、沼津到着時に静岡方の211系2両編成を解結し、最終的に国府津まで行くのは、前寄りの4両編成と言うことになる。

地元ではごく当たり前の光景ですが、このブログを見ている静岡地区以外の方に向けて、この記事をまとめてみました。

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ロクヨン現役最若番 EF64 2がチキを牽引

中央本線などで貨物列車を中心に活躍を続けるEF64は、JR東海にも3両が在籍している。JR東海に在籍する3両の中には、ユーロライナーカラーの35号機と66号機、そしてEF64の現役最若番である2号機と、個性の強いメンバーが集まっている。しかし、彼等が牽引していた客車も次々に引退し、現在では、レールなどを運搬する貨物列車、俗に言う「工臨」ぐらいしか仕事が無い状態で、最近では、お目にかかる機会も少なくなっている。

昨日の午前中のこと、私は静岡に向かうために東海道本線の普通列車に乗車していたが、東田子の浦駅手前で、EF64 2号機が2両のチキ6000を引いて東へ向かうのを目撃した。こんな物を見てしまうと、私はついつい撮りたくなる。すぐにここで下車して折り返した。おそらく行先は函南だろう。そう信じて引き返したのだ。

三島で3363列車を撮影して函南に向かうと、予想通り工臨が停車していた。ただ停車位置が悪く、ホーム上からの撮影は不可能。とりあえずホーム上から撮れるものだけ撮ることにした。

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函南駅ホーム上から編成全体を撮影する。

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EF64最若番の2号機は、こうして見ると塗装がだいぶ剥げていた。

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レール運搬用車両チキ6000。コキ5500をレール運搬用に改造した車両らしい。

ここまで追いかけてきたが、すぐには発車しないようだ。三島駅で撮影していた人から入手した3362列車の事も気になるので、一通り撮影した後に富士川へ向かった。先に3362列車を撮ってから、再び東田子の浦駅で待機。これまで工臨は来なかったので、何とか間に合ったようだ。とりあえずホームの先端で113系や115系を撮って暇つぶし。12時45分ごろ、ようやく機関車のライトらしき物が遠くに見えた。先行列車に続けての運転のため、ゆっくりとした速度での運転だった。

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東田子の浦駅をゆっくりと通過するEF64 2牽引の工臨。

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振り向いて後姿も撮影。

随分と回り道してしまったのだが、普段は撮れないEF64 2牽引の工臨が撮れて大満足。この後、前記事で触れた3362列車を下りホームの先端で撮影してから、静岡へと向かったのであった。

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試験塗装機も登場 東海道で貨物列車を撮る

前記事のリゾート21撮影のために立ち寄った熱海駅。ここでは、撮影以外にもう一つの目的があった。それはホビーショウに出かける知人と、この熱海駅で合流すること。ここから先は2人旅となった。

熱海駅で合流した知人は、最近貨物列車にはまっている。今回もカバンの中に貨物時刻表を入れていた。東海道本線は、日本の大動脈と言うことであり、静岡県内は昼間でも貨物列車が目立つ。今回の遠征では、当然の事ながら、どこかで貨物列車を撮る事が目的だったようだ。熱海から沼津乗換えを挟んで西へ進む。順調に東田子の浦まで来た所で、ある列車とすれ違った。私は、この列車が撮りたくなり、ここで東へ引き返すことに。

東田子の浦から折り返して乗車した列車は三島行だった。私の目的地は函南なので、この列車では行かれないのだが、同行者が三島まで戻ると3363列車が撮れると言うので、私も一緒に撮影する事にした。三島駅に着くと、既にホームの東京方には、貨物列車を狙っていると思われる人が一人いた。私達がホームの先端部分に向かうと声を掛けられたので、私も挨拶をした。さらに私が撮りたい列車の事を聞くと、確かに函南方面に向かったと言うので一安心。3363列車の撮影に集中することにした。この3363列車は、新鶴見機関区のEF65の運用なので、試験塗装機のEF65 1059が来るのではないかと期待していたが、やってきたのは更新機の1050号機だった。

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三島駅を通過する3363列車。

この列車の通過直後、三島駅で撮影していた方から、上りの3362列車が1059号機らしいと言う情報を教えてくれた。(感謝)その情報を聞き、同行者は早速貨物時刻表で時刻を確認。一旦函南駅に行っても撮影が可能と言う事も解った。

函南駅での目的を終えて、我々は富士川駅へ移動。これから撮影する3362列車は入替の為、富士と吉原で約30分ずつ停車となるが、富士駅の入線場所が解らなかったので、この富士川駅で撮る事になったのだ。上り列車を1本挟み、3362列車が接近。遠目で見てもあの特殊カラーがわかった。間違いなく1059号機である。

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富士川駅を通過する3362列車。試験塗装機のEF65 1059が数両のコンテナ車を牽引。

この後、我々は、東田子の浦駅へ移動。ここで再び3362列車を待ち構える。富士駅、吉原駅と2駅続けて停車して入替えるので、この列車がどんな姿になってくるだろうと期待していた。やがて通過時刻が迫り、列車が接近してくるのが解った。早速カメラを構えたのだが、カメラのファインダー越しに見た姿は先程とは全く違う姿で、思わず自分の目を疑ってしまった。

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東田子の浦駅を通過する3362列車。先程のコンテナはどこへ行った?

積荷が短くなってしまったので、撮影のタイミングが狂ってしまった。とても同じ列車とは思えない。こう言う事があるから貨物列車は面白い。

今回撮影した2本の貨物列車、連結している車両が少ないものの特徴が多く、模型で再現するには良い列車だった。今度の模型運転会では、こんな列車も再現してみるかな。

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伊豆急の黒船電車が東京へ

昨日は、ホビーショウ見学及び113・115系撮影を兼ねて静岡へ出かけてきました。早朝から出かけたのに、ホビーショウ会場に着いたのは何と15時。実はそれだけ撮影が充実してしまったんです。まずはこの列車の話題から。

伊豆急の看板車両でもあるリゾート21。下田港開港150周年を迎えた2004年からは、第1編成を黒船電車として黒を主体とした塗装に改めて運転していたが、今年3月、第1編成は老朽化のため引退。しかし、その黒船電車が好評だったことから、JR線内の高速運転が可能な第4編成に引き継がれ、2代目黒船電車が登場した。その黒船電車が、この度、臨時特急「リゾート踊り子81・82号」として東京へ乗り入れることになった。昨日もこの臨時列車の運転日であり、静岡へ向かう道中、熱海駅で撮影した。

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トンネルを抜け、熱海駅に進入する「リゾート踊り子81号」

リゾート21自体、熱海駅までは毎日顔を出しているので、ここで撮るとなると普段とそれほど変わらないのだが、バックに見える東海道本線のトンネル、そして「リゾート踊り子 黒船電車」と書かれたヘッドマークを付けていることから、普段の姿と違うのはお解かりいただける筈。と言うことで、今回の静岡遠征では、あえて熱海駅での撮影としたのであった。

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JR東海 EF58 122廃車へ そして「トロッコファミリー号」運転終了

19日の夕方、秋葉原の書泉ブックタワーで、Rail Magazine2006年7月号を入手した。貨物列車の特集だったので面白そうだと思ったのだが、同誌の後の方に大変ショッキングなニュースが出ていた。それは・・・

JR東海のEF58 122がついに引退。そして、飯田線の「トロッコファミリー号」が運転を終了する。

と言うものであった。122号機にとっては、ゴールデンウィーク期間中の「トロッコファミリー」が最後のご奉仕だったことになる。JR東海の電気機関車は、EF58に限らず、最近では客車そのものが無くなって来ており、普段の業務はもっぱら工臨が主体。千両役者ゴハチも2両はいらないと言う判断だったのだろう。おまけにEF58自体がもう保守部品の確保が厳しいだろう。どちらか状態の良い方だけを残して、1両は部品確保用にしたという事になったものと考えられる。一鉄道ファンとしては、2両のゴハチの末永い活躍に期待したいところではあるが、これも時代の流れの宿命なのだ。

飯田線の「トロッコファミリー号」については、これまで牽引してきたED18 2とEF58 122の2両の離脱で、牽引機がEF58 157号機の1両のみになってしまい、万全な体制で望めないと言うことから運転終了と言うことになったようだ。ただ、同誌の記事によると、まだ廃車にするような記載はされていないことから、飯田線以外の区間での運転の可能性は、僅かながら残されているかもしれない。

EF58 122号機は、これまで49年間現役生活を続けてきた。しかもJR東海では157号機も合わせて2両のゴハチを所有していた。今回の廃車は大変残念なことではあるが、逆に、今まで2両のゴハチを残してきてくれたJR東海に心から感謝したい。

ありがとう、EF58 122。49年間お疲れ様でした!

関連記事 茶色のゴハチが牽引!飯田線「トロッコファミリー号」を撮影する

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西武の工臨を撮影する

16日の夜、ふと2ちゃんねるの西武鉄道関連スレッドをいくつか見ていたら、工臨が運転されている事を知った。

今までの運転実績から推定したおよそのダイヤも書かれていて、今回の目的地は武蔵丘との事。そうすると21時頃には所沢で見られそうだ。私は一旦帰宅して、EOS kissデジタルをカバンに入れて所沢へと向かった。

21時5分ごろ、2番ホームに電車接近の放送が入る。「この電車にはお乗りになれません」とアナウンスされている事から、貨物列車の可能性が高い。やがて列車の光が見えた。ライトの位置からしてE31であることは間違いない。その瞬間、無常にも1番ホームにも列車接近放送が流れた。本川越行きか、工臨かどっちが先か。どうにか工臨のほうが一瞬早く来てくれた。

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所沢駅に到着した工臨。先頭からE32+ホキ3両+E31の編成。

最近では、工臨の運転回数も減っているようで、走行する機会も少なくなってきている。次はいつ撮れるだろうか。チャンスがあれば、また撮りたい列車だ。

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怪しい貨物列車を2つ

久々の貨物ネタ。

13日の土曜日、西浦和駅で「ホリデー快速河口湖号」を撮影してから、ホームのベンチで撮影道具の整理をしていたら、EH500牽引の貨物がやって来た。

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EH500-20が牽引するコンテナ列車

貨物時刻表で見ると、どうも3087レのようだ。この牽引するEH500、何やら変な金具がついている。どうもヘッドマークステイのようだ。1ヶ月ほど前、痛勤形酷電氏が関東に遠征し、東北本線のED75を撮影したときも、このような車両に遭遇したと言う話を聞いた。私自身、自分の目で見たのはこの日が初めてだが、ヘッドマークを何も付けていない状態で金具だけが出ていると言うのは、ちょっと見た目が悪い。

続いて、秩父鉄道のイベントに向かうために、さいたま新都心駅付近を電車で通りかかると、タンク車ばかりで構成された怪しい貨物列車を発見。大宮で乗り換えの際に11番線に立ち寄ったら、ちょうどその列車が入ってきたので撮影してみた。

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怪しいタンク車ばかりを牽引するのはEF65 115号機。

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タキ35000形

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タキ43000形

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タキ5450形

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タキ18600形

車体の長さも短い物から長い物まで、さらに車体の色も黄・黒・白とこちらもカラフル。この列車、貨物時刻表から推定すると川崎貨物発郡山行きの8175レではないかと思うのだが、編成もあまり長くなく、まさに模型化したくなるような列車だった。


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彩野も国鉄色も全車出動!大宮総合車両センター183・189系の超多忙な1日

今年3月のダイヤ改正に合わせた組織変更で、新たに「大宮総合車両センター車両検査課東大宮センター」(以下、大宮総合車両センターと略します)と言う超長い名前の車両基地が誕生した。この大宮総合車両センターには、高崎車両センターから183・189系と185系の全車が、そして小山車両センターから大宮支社の観光用車両189系「彩野」が転属して、185系は高崎方面への特急列車に、183・189系は首都圏近郊の団臨や臨時快速などに活躍している。

ゴールデンウィークも終わり、今度は修学旅行輸送が本格的に始まった。かつては急行型車両が担当だった修学旅行輸送も、今では183・189系の担当となる。鉄道ダイヤ情報によると、5月13日は、大宮総合車両センター所属の183・189系が彩野編成も含めて総動員で活躍するとあったので、183系シリーズ好きの私としては見逃すわけにはいかない。そこで、朝から各地で色々と撮影してきた。

この日、まず最初に訪れた場所は、武蔵野線の西浦和駅。狙う列車は、大宮始発の「ホリデー快速河口湖号」である。この列車には、通常だと田町車両センターの183系が使用されるのだが、今日は189系「彩野」編成が使用されるという。「彩野」と言えば、3月のダイヤ改正より運転を開始した東武・JR直通特急の予備車の予備車に指定されたとあって、かつての派手な塗装からスペーシアに準じた塗装に改められたことで注目を集めている。私自身も生まれ変わった「彩野」を見るのは今回が初めて。朝から気合が入った。西浦和駅には、同じ事を考えている方が大勢いるようで、雨天にも拘らず、カメラを持った熱心なファンが集まっていた。

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西浦和から武蔵野線に合流し一路河口湖を目指す「彩野」編成。

旧塗装では、思わず目を背けてしまう存在だった「彩野」だが、この塗装だと思わず釘付けになってしまう。車両というものは、その塗装でイメージが大きく変わるものだとつくづく感じた瞬間でもあった。

続いて、今度は午後の撮影。高崎車両センターから転属した3本の国鉄特急色編成の活躍を見ることにしよう。まずは、上野~横川間で運転された快速「碓氷号」を狙う。OM103編成充当との情報は西浦和への道中に入手したのだが、朝の下りは間に合わなかった。しかし、変形車クハ183-1527が先頭となる上りを撮った方が絵になると判断。上り列車を撮るべく鴻巣駅で待機することにした。

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変形車クハ183-1527を先頭に上野を目指す快速「碓氷号」

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反対側の先頭車は485系改造のクハ183-103

旧高崎車両センター所属の183・189系3編成は、房総特急から撤退した幕張車両センター所属の183・189系と一部差し替えを実施している。このOM103編成だけは、組み合わせの関係から両先頭車が特急シンボルマーク付きの先頭車に統一され、一段と注目度が高くなった編成である。

残るはOM101編成と102編成の2本。なんとこの2本は2編成併結の修学旅行臨に使用されていた。この編成、夕方上野を出発するとなっていたので、時間に合わせて蕨駅へ移動。12両編成の雄姿を撮ることにした。

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OM102編成を先頭に12両編成で走行する修学旅行臨。

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上野方先頭車は特急シンボルマーク付き。

やはり特急形車両には長編成が良く似合う。出来ることならば、6両目と7両目が先頭車でなければもっと良いのだが、さすがに今となってはそんな編成を組むのは難しい。こんな形でも12両編成が見られるのはあり難いと言えるだろう。

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茶色のゴハチが牽引!飯田線「トロッコファミリー号」を撮影する

今回の名古屋方面遠征記の最大の目的は、飯田線で運転されている「トロッコファミリー号」の撮影であった。このゴールデンウィーク期間中、「トロッコファミリー号」の牽引には、茶色のEF58 122が担当すると発表されていた。私は、これまで青いEF58 157とED18 2の牽引する「トロッコファミリー号」は撮影した事があったが、122号機は今まで撮っていなかった。それだけに、今回のこの列車の撮影は、とても楽しみにしていた。

5日午後、長山駅で117系を撮影した後、下り529Mに乗り込み野田城に向かった。目的地は、野田城駅近くの定番ポイント。夕方に順光で撮れるポイントで、飯田線に旧型国電が走っていた頃からの人気スポットだ。私は14時50分頃に現地に着いたが、まだこの時点では同業者が3名しかいなかった。とりあえず、本番に向けて定期列車で練習開始。

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新城始発542Mは単行で運転。

この542Mは、私が長山から乗車した529Mの折り返し列車。その前に私が長山まで乗車した525Mも単行だった。この時間、新城折り返しの列車も単行での運転が続く。この日は、単行で捌くのは少々きつい状況が続いていたので、こう言う時は柔軟な車両運用をお願いしたいものである。

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岡谷行き531Mは、南部では珍しいワンマン対応車。

この531Mは、飯田線北部で活躍するワンマン対応編成の送り込みを兼ねており、南部では数少ないワンマン対応編成の運用列車である。順光のポイントで特徴あるワンマン車が撮れるのはありがたい。

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上諏訪からの544Mは、飯田線では少数派の115系。

この544Mも、先程の531M同様、飯田線北部で活躍する車両の差し替えも兼ねており、南部では1日に1往復しか見る事が出来ない115系が充当されている。飯田線の115系は、静岡車両区の車両。通常は2編成が運用に就いており、何事も無ければ、この544Mで豊橋に来た後、547~1507Mで北部へと帰っていくが、検査等で静岡へ戻す時には、この列車の折り返しの合間を利用する。544M通過辺りから、徐々にカメラマンの姿が増えてきた。

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22M特急「伊那路2号」も、この日は立ち客も出た。

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新城始発の546Mは、元「するがシャトル」編成。

この546Mは、22Mと接続していることから、列車で「トロッコファミリー号」を追跡する最後のチャンスの列車。この列車がギリギリ先行することから、野田城駅まで546Mに乗車して、到着後に走ってこの撮影地に来た人も何人かいた。

そしてお待ちかね。

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EF58 122牽引の「トロッコファミリー号」

最初は3人だったこの撮影地も、「トロッコファミリー号」通過直前にはかなりの人数に膨れ上がっていた。撮影後、私はトロッコ車に乗っているお客さんたちに手を振って列車を見送った。そして、デジカメの画面を見ながら、美しいEF58の姿に暫くの間見蕩れていた。出来ることならば、いつまでもこの姿で運転してもらいたい。そう思ったのは私だけではない筈である。

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深夜の名古屋駅で見たものは?

5月4日の夜の出来事。この日は名古屋泊まりなので、痛勤形酷電氏と、名古屋の美味い物を食べに出かけた。23時ごろ、ホテルへ戻る際に、翌日の行動で使用する「青空フリーきっぷ」を事前購入するために名古屋駅へ。その際に、深夜の名古屋駅を観察しようと言う事になり、入場券を購入してホームへと向かった。

11番線で関西線の313系などを撮影していると、列車接近の自動放送が流れた。このホームは既に本日分の定期列車の発着は終了しているため、いったい何が来るのだろうかと気になった。そこで、私は隣の12番線に移動して観察することにした。移動してから約3分後、名古屋車両区の方からやって来た車両を見て、私は思わず絶句してしまった。

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深夜の名古屋駅に突如現れたのは、このEF64 35号機。

御覧のように「ユーロライナー」と同じカラーに塗られたEF64 35号機が現れたのだ。突然の珍車出現にもうビックリ。慌てて撮影したのだった。この車両、11番線の大阪方に2分ほど停車した後、そのまま発車していった。どこへ行ったのだろう。次の日に、よくJR東海の機関車が常駐しているJR貨物の愛知機関区を電車内から覗いて見たが、そこには見当たらなかった。

ところで、深夜の名古屋駅で機関車の回送を見たのは、実は今回が2回目である。前回は、3月17日。ダイヤ改正前日の夜のこと。時刻は、今回より20分ほど早く、その時は11番線に大阪方からユーロライナーカラーのEF64がゆっくりとやって来て、そのまま名古屋車両区方面へ消えていった。つまり、今回とは全くの逆である。1週間に1度ぐらいの割合で定期的に回送列車が走っているのだろうか。そんな事をつい考えてしまった。

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マイクロエース製品発売記念 JR東海の117系を撮影する

では、ここで今回も撮影してきたJR東海の117系の画像をドーンと紹介しましょう。まずは、5月4日の夕方のこの列車から。

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刈谷駅に到着する新快速5243F

JR東海の117系を語る上で欠かせない存在なのが、この5243Fと言う列車。豊橋を17時4分に出発するこの列車、時間帯からして走行写真を撮れる時期は限られてくる。これから暫くの間、この列車を撮影する良いチャンスではある。この日はお天気も良かったので、順光で撮れそうな刈谷駅の下りホーム豊橋方へ行ってみた。夕日を浴びて向かってくる117系は良い感じだ。

初日の117系の撮影はこれで終了。

続いて2日目の朝は、まず尾張一宮駅へ行ってみることにした。前回、3月の撮影では、快速名古屋行きの進入シーンが、下り列車に被られて撮影できなかった。今回はどうだろうか。定時運転なら1分ほど余裕があるのだが・・・

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尾張一宮駅に到着する快速5302F

私にとって、JR東海の117系で一番似合うと思っているのが、この青い快速幕での運転。と言うより、313系投入前は、こんな列車が当たり前のように走っていたので、見慣れているという点が大きいかも。堂々8連でやって来る姿はいつ見ても良い。

この日、飯田線でも117系が運転された。沿線でさわやかウォーキングが開催されているためである。ゴールデンウィーク期間中は、4月29日にも運転されており、その時の模様は、当ブログと相互リンクしている快速特急INAJIの館で取り上げられている。4月29日は、豊橋止まりの列車の方が青い快速幕で運転されたとの事で、青い快速幕を飯田線で撮れるチャンスと張り切って出かけたのだったが・・・

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1本目豊橋止まりの臨時快速は、御覧のように「臨時」幕での運転。

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2本目名古屋行きの臨時快速は、お馴染みの「さわやかウォーキング」仕様。

いずれも長山駅での撮影だが、御覧のように青い「快速」幕は撮れなかった。それでも4連で運転しているところが撮れたので、よしとしておこう。長山駅は1線スルーになっている事から、臨時快速でありながらも高速運転での通過だった。

以上、今回は4本の列車を取り上げました。出来れば、早朝の区間快速も撮りたいと思っているのですが、いつ撮れる事か・・・

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脇役から主役へ大抜擢 東海道本線新快速5242F

今や名古屋地区の東海道本線の代表列車となった新快速。この新快速には主に313系を使用しているが、一部に、かつての新快速用車両である311系や117系を充当する列車が存在している。これらの車両の座席は、転換クロスシートとなっており、名実共に「快速用車両」として相応しい存在である。しかし、これら転換クロス車両を使用しない新快速列車が、土曜・休日に1本だけ存在している。

その1本とは、列車番号5242F(大垣16時10分発ー豊橋17時32分着)である。使用される車両は、なんと211系である。JR東海の211系と言えば、ロングシートの5000番台車をイメージする方が多いと思うが、その5000番台以外に、国鉄から4両編成2本の0番台車が引き継がれている。この2本しか存在しない0番台の211系を使用するのが5242Fの最大の特徴である。

たった2本しか存在しない0番台編成は、国鉄最後のダイヤ改正である昭和61年11月のダイヤ改正時に東海道本線の快速列車増発用として、名古屋地区に投入された。登場時は、青と白のラインが入り、とても東海道本線の車両とは思えないようなカラーで、中京圏を117系に混じり高速運転で活躍した。関東地方の皆さんにご理解いただくには、西武鉄道の6000系や20000系の帯に近いと言えば、だいたいイメージは解っていただけることだろう。私は、この青帯の211系を修学旅行の新幹線の車内から見て、一目で気に入ってしまった。この車両がいたからこそ、今でもJR東海派でいられるのだろう。0番台車は、後に311系と運用が共通化できるように、120キロ運転対応工事が実施された。この工事があったからこそ、高速運転に投入できるのである。

4日の夕方、私は痛勤形酷電氏と東海道本線の熱田駅へ向かった。ここで、この211系0番台車を使用する新快速5242Fを撮影するのだ。この列車、通過目前に下り普通列車があるので、被らないかどうか心配だったのだが、どうにか被らずに撮影する事が出来た。

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熱田駅を高速で通過し、一路豊橋を目指す211系0番台車。

この異色な列車、今のところ毎休日に見られ、211系が運用に就けないときは、311系に変更されると言う。夏ごろから投入されると言われている313系の増備車登場により、211系の新快速運用から撤退と言う可能性もあるかもしれない。この列車ももう少し様子を見る必要がありそうだ。

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丸栄百貨店 鉄道模型展を見に行く

鶴舞駅で381系の「しなの」を撮影した後は、名古屋駅で痛勤形酷電氏と合流。まずは、名古屋駅構内のきしめんの店へ行き昼食。そして地下鉄東山線に乗車し栄へと移動。ゴールデンウィーク期間中、丸栄百貨店で開催している「鉄道模型展」を見に行った。

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丸栄百貨店の鉄道模型展会場にて。

各メーカーとも新製品を多数展示しており、夏の恒例イベントである銀座の鉄道模型ショウを思わせるような内容。会場内の大型レイアウトでは、各社の新製品の他、名古屋らしい車両も多数見られ、この辺りは土地柄を感じさせる。会場横の販売会場では、鉄道模型展会場限定のJR東海色103系のBトレが売られていて、思わず4両分購入してしまった。同行した痛勤形酷電氏は、トミックスの475系北陸色(現行色)や日車夢工房の名鉄2200系のセットなどを買っていたから、私の散在は彼から比べれば可愛い物だ。

なお、この会場では、当ブログと相互リンクをしている快速特急INAJIさん、ひかり183号さん等ともお会いする事が出来まして、大変有意義な一時を過ごせました。会場でお会いした皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします。

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国鉄特急色381系で運転 臨時「しなの」号

このゴールデンウィークは、1泊2日の日程で名古屋地区へ出かけてきました。これから暫くの間、名古屋遠征記を書きます。どうぞお付き合いください。まずトップバッターはJR東海の381系の話題から。

振り子式特急形電車として国鉄時代に登場した381系。現在でもJR西日本では、特急「くろしお」や「やくも」で定期列車として活躍しているが、381系発祥の地となった中央西線では、JR東海が381系の後継車種となる383系を平成6年度より登場させて、定期特急からは離脱。現在では6両編成2本が波動輸送用として残り、普段は神領車両区の入口付近にぽつんと置かれている。

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現在の特急「しなの」の主役、383系電車。最長10両編成で運転される。

その381系が、このゴールデンウィーク期間中のみ、2編成フル稼働体制で臨時「しなの」に充当されるという。普段は、車両区にぽつんと置かれている車両の晴れの姿を是非記録しておきたい。4日の朝、名古屋入りした後、私はすぐに中央線の鶴舞駅へ向かい、381系の撮影をした。既に1本目の「しなの81号」(白馬行)は出発しており、名古屋10時36分発の「しなの85号」が撮影対象だ。

10時20分ごろ鶴舞駅に到着する。同業者がいるかと思っていたが、誰もいなかった。ちょっと拍子抜けした感じだったが、私が準備をしていると、後から若者が一人やってきた。話をしてみると、友人達と一緒に関西から撮影に来たと言う。この駅で撮影するのは私も初めてだったが、JR東海好きと言う立場上、色々とアドバイスをした。そんな事をしていたら、あっと言う間に通過時刻に。後から名古屋行きの普通列車が近付いてきていたので、ハラハラしたが、何とか撮影する事が出来た。

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松本を目指して快走する381系。松本方先頭車は御覧のようにパノラマ形グリーン車。

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名古屋方先頭車は、御覧のように非貫通型のクハ381。現存する2編成ともこのタイプの組み合わせである。

夕方、今度は名古屋駅で白馬から戻ってくる381系を出迎えることにした。午前中撮影した車両とは違う車両のはずなので、これで現存する2編成を全て撮影した事になる。とは言うものの、見た目は全く一緒なので、撮り潰しをしたという実感は沸かない。

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白馬からの長旅を終えて、名古屋駅10番線に滑り込む381系。絵入りマークが嬉しい。

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クロ381を横から見る。このパノラマ形グリーン車は後輩の383系にも受け継がれた。

長旅を終えた381系は、この直後、配属先の神領車両区に向けて回送されていった。2編成残された381系は、JR東海唯一の国鉄形特急車両である。さらに名古屋駅に乗り入れる唯一の国鉄形特急電車でもある。波動輸送用として、当面は使用されるとは思うが、特急「しなの」の利用状況によっては、383系を増備せずに381系のみ引退させてしまうことも充分に考えられる。撮れる時にしっかりと撮っておく必要がありそうだ。


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国鉄特急色183系で運転 臨時特急「かいじ180号」

ゴールデンウィークもいよいよ後半へ突入。各行楽地などから東京方面へ戻ってくる列車の設定が中心となるが、そんな中、中央本線に注目すべき臨時列車が運転されている。それは甲府~新宿間で運転される臨時特急「かいじ180号」だ。

この「かいじ180号」は、幕張車両センター所属の183系「中央ライナー」用C編成が使用される事になっている。全特急列車がE257系やE351系と言ったJR世代の車両に置き換わっても、中央本線ではゴールデンウィークや夏休み期間中に183系使用の特急列車が辛うじて残る事がある。今までにも早朝に新宿を出発する「あずさ71号」の設定は何回もあり、このゴールデンウィークも前半で運転されている。しかし、今回のような「かいじ」の運転は今までにもそう多くない。そこで、6日の夕方、八王子駅で撮影してきた。

「かいじ180号」の八王子駅出発時刻は18時21分。午後から曇ってきてしまったこともあり、既に走行写真の撮影は不可能な状態ではあったが、滅多にない国鉄特急色の183系による「かいじ」の運転とあり、八王子駅には多数のファンが駆け付けていた。

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八王子駅に到着した「かいじ180号」 この日は幕張車両センターC1編成充当

幕張車両センター所属の183系C編成は、普段は中央線の「中央ライナー」中心の運用で、週末になると臨時夜行快速「ムーンライト信州」に使われる事があるが、日中の走行は殆ど無い。しかし、現存する国鉄特急色の183系では唯一の定期運用があること、年に数回でも臨時特急に使用されることにより、特急形車両本来の輝きを戻すことが出来る環境にあるのは、現在残っている183系の中では幸せな存在なのかもしれない。

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東京メトロ東西線、東葉高速鉄道線、相互乗り入れ10周年記念HM付き電車運転中

西船橋から勝田台までを結ぶ東葉高速鉄道は、この度開業10周年を迎えた。開業時より、営団地下鉄東西線(現東京メトロ東西線)との相互乗り入れを実施している。その相互乗り入れも10周年と言うことで、東京メトロの05系と、東葉高速の2000系にそれぞれ10周年記念ヘッドマークを付けた編成が登場している。

5月1日の夕方、私は私用で阿佐ヶ谷へ向かった。西荻窪から電車に乗ろうとしたら、なんと、その10周年記念マークをつけたメトロ05系36Fが入ってきた。私は、その編成を撮ろうと、予定を変更し中野まで乗り通した。

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中野駅に停車中の東京メトロ05系第36編成

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ヘッドマーク部分をアップにして撮影

こうなると、もう一方の東葉高速のHM付き編成も撮りたくなってしまう。しばらく中野駅で待機して様子を見ることにした。すると約30分後に、HMを付けた東葉高速の2000系がやって来た。

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10周年記念マークを付けた東葉高速2001F

ちなみに、この待機中に引退間近となった東京メトロ5000系と東葉高速1000系も1本ずつ遭遇。それぞれ撮影する事が出来た。

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三鷹発快速津田沼行きに充当中の東京メトロ5000系

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各駅停車東葉勝田台行きに充当中の東葉高速1000系

両形式とも最近ではすっかり見かけなくなってしまった。どちらも東西線のATCの絡みでまもなく引退となる予定である。次はいつ見られるだろうか。


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青梅線に旧「あさま」色車両現る

引き続き4月30日の撮影記から。

この日、青梅線にはもう一つ注目される列車が走った。青梅線の河辺から1本の団臨が運転されたが、この列車に、なんと長野総合車両センターの183・189系6連が使用された。長野総合車両センターの183・189系と言うと、旧「あさま」色カラー車で有名。長野新幹線開業前まで運転されていた特急でお馴染みのカラーだけに、このカラーには色々と思い出のある方も多いかと思う。

その旧「あさま」色車両を撮ろうと、私は拝島駅へ向かった。時刻は20時ちょっと前。青梅線の2・3番線ホームの青梅方から見える位置にその車両は停まっていた。

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青梅線拝島駅に停車中の長野総合車両センターN101編成

このN101編成、6両編成であるが、両端の先頭車はなんと183系である。183系の「あさま」色は、長野新幹線開業後に登場したものだ。では、なぜ183系なのだろうか。

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クハ183-1528は飾り帯が低い位置にある珍車

答えは、この車両に搭載されているATCに関係がある。以前、長野支社では、午前中に松本を出発し横浜線経由で鎌倉方面へ向かう「はまかいじ」が設定されていた。現在運転されている「はまかいじ」とは兄弟列車の関係で、現在運転中の列車とは正反対の時間帯で設定されていた。よって、折り返しは、鎌倉を夕方出発し松本へ向かうと言うもの。ATCが必要な区間を走ることから、ATC対応の先頭車が必要になり、183系に差し替えられたのだった。

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ATCの表記が今も存在する。

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八高線ホーム側から撮影。ATC搭載の関係で窓配置が異なる。

今ではこのような「はまかいじ」は設定されていないが、この列車の設定していたせいで183系の「あさま色」が存在することになった。

この旧「あさま」色車両、長野総合車両センターに6両編成3本が存在。普段は長野~直江津間の普通列車に使用されているが、首都圏で団臨用車両に不足が生じたときや、中央本線の夜行快速「ムーンライト信州」運転時には、このように首都圏まで乗り入れてくる。そのため、思わぬ場所でこのカラーの車両を見る事があるかもしれない。見かけたときは、碓氷峠を思い出しながら、183・189系の雄姿をしっかりと記録したい。

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青梅線に新顔 快速「むさしの奥多摩号」として115系小山車入線

ついにゴールデンウィークに突入。関東近郊の行楽地は、どこも行楽客でいっぱい。沿線に多数の行楽地のあるJR青梅線には、各地から臨時の快速電車が運転されているが、このゴールデンウィークには、新たに大宮から武蔵野線経由で運転される快速電車が登場した。その列車は「むさしの奥多摩号」で、車両は宇都宮線から引退した後も小山車両センターに唯一残されていた115系湘南色車Y427編成4連と言うことで、これは面白そう。と言うことで、30日はこの列車の撮影に青梅線沿線へと出かけた。

「むさしの奥多摩号」に先行する形でまずは青梅へと向かい、定番ポイントと言える青梅~宮ノ平間の踏切で撮影。さすがにここは定番ポイントとあって、列車通過直前に着いた時には、既に20人以上はカメラを構えた人たちがいた。私もその中に入れていただき、端の方からそっと撮影。

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青梅線の定番撮影ポイントを行く快速「むさしの奥多摩号」

続いて、今度は上りの回送を撮るために青梅駅へと戻り、下り電車に乗り込む。どこへ行こうかと散々悩んだ挙句、結局は宮ノ平駅へと戻ってきた。ここでの停車時間を利用して、サボやヘッドマークなどを中心に撮影した。

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115系に付けられていた「むさしの奥多摩号」のサボ

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宮ノ平駅を発車する115系の回送列車

この115系は、夕方まで拝島駅構内で留置される。宮ノ平での撮影後は、私も115系を追うように拝島へと向かった。道中、THE diary from 5丁目の管理人であるr104さんに出会ったので、ここから暫くの間は行動を共にすることにした。

拝島に到着すると、115系は丁度良い場所に留置されていた。既にホームの青梅方はカメラを持った人でいっぱい。我々もその中に入り込み撮影開始。ここでは形式写真も撮ることにした。

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拝島駅構内に留置中の115系。ここには15時20分頃まで停まっている。

拝島で一通り撮影した後、r104さんと玉川上水まで戻り昼食。その際の反省会?で、二俣尾駅近くの踏切から115系と201系四季彩の並びが撮れる事を知り、懲りない私は再び二俣尾へ。

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二俣尾で並んだ201系「四季彩」と115系

この「四季彩」と115系、普段は共に訓練車として使用されている車両。豊田と小山で配置先は大きく異なるが、こうして訓練車同士が二俣尾で並ぶと言うのは実に面白い。ちょっと草が気になるが、わざわざ折り返してきても撮る価値はあったと思う。

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二俣尾を発車し、一路奥多摩を目指す115系。

この後、青梅に戻って一休みした後、折り返しの大宮行きを青梅駅周辺で撮影した。もう時刻は18時ごろだったこともあり、走行写真を撮っている人は少なかった。

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青梅付近を行く大宮行き「むさしの奥多摩号」

ところで、この小山車両センター所属の115系Y427編成は、JR東日本管内に現存する唯一の115系300番台湘南色車でもある。訓練車という任務で奇跡的に残された編成なので、表舞台に出ることは少ないかもしれない。この貴重な編成が今後どうなっていくのだろうか。気になる編成がまた1つ出来てしまった。

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