それでは、ここから先は二回に分けて、静岡ホビーショーのレポートをお送りします。
今年もやって来ました。静岡ホビーショー会場。
まず最初に訪れたところが、お馴染みKATOのコーナー。このメーカーは製品も手堅い作りで、どの製品も安心して見られるのが有り難い。今回注目なのは、やはり新幹線E2系に採用される新しい連結器である。
東北新幹線E2系「はやて」に採用される新しい連結器。
これまで、新幹線の製品と言うとトミックスのほうが一歩リードと言う感じがしていたが、このようなリアルな連結器の採用により、KATOが一気に追い上げてきたなと言う感じがした。そして、このような連結器を開発したとなると、今後は「こまち」等のミニ新幹線も製品化される可能性が高い。新幹線ファンには朗報ではないだろうか。
まもなく登場予定のEF510もここまで出来ていた。
ラウンドハウスブランドで近日発売される485系「きぬがわ・日光」仕様車。
ホビーセンターカトーのオリジナルブランドである「ラウンドハウス」からは、御覧の485系「きぬがわ・日光」仕様車が発売される。このラウンドハウスブランドは、既存の製品の型を流用して作られることから、全製品が「タイプ」と言う3文字が付いている。その為、中間車はカトー製品の485系300番台をベースにするのかと思っていたのだが・・・
モハ484のボディーはしっかりと1000番台車を作っているようだ。
最大の特徴であった、モハ484の1000番台車については、車体だけはしっかりと型を作ってやったようで、こうなると、どの部分を指して「タイプ」と称するのはどうしてだろう。と考えてしまう。
続いてはTOMIXのコーナー。
青いJRマークが特徴の700系3000番台車もここまで出来ている。
ホビーショー直前に発表された「ゆふいんの森」と「さよなら出雲セット」については、まだ写真のみの段階で、どちらも詳細は決まっていない様子。「さよなら出雲」に関しては、牽引機がどの車両をセットしてくるのかが注目かな。会場にいた関係者の方に聞いてみると、機関車については、まだ検討中との事。
このTOMIXの新製品の中で私が注目したのは、鹿島臨海鉄道の気動車である。
7月に限定品として発売される鹿島臨海鉄道のキハ1000。
鹿島臨海鉄道といえば、どうしても大洗鹿島線が思いつくのだが、この車両は、その大洗鹿島線が開業する前のこと。現在では貨物輸送のみとなっている北鹿島(現:鹿島スタジアム)から鹿島港南間で旅客営業をやっていた時期があり、その区間で使用されていたのが、この車両である。
パッケージも良い感じ。
このカラーの車両、だいぶ前にホビーセンターカトーのオリジナル品で、キハ20をこの塗装にしたものが売られた事があったと記憶している。キハ20なら、あくまでも「タイプ」であるが、こちらは限定品とは言え、しっかりと作られたものなので楽しみである。
好評の鉄道コレクション。第3弾は御覧のように大手私鉄の17メートル級車両が登場。
トミーテックから出ている鉄道コレクションの第3弾も試作品が展示されていた。第3弾は、御覧のように大手私鉄の17メートル級車両が登場。小田急2200形、南海21000系共に譲渡車バージョンも発売予定で、こうなってくると、1個ずつの購入ではなく、1箱単位で買いたくなってしまう。
後編に続く。
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