ロクヨン現役最若番 EF64 2がチキを牽引
中央本線などで貨物列車を中心に活躍を続けるEF64は、JR東海にも3両が在籍している。JR東海に在籍する3両の中には、ユーロライナーカラーの35号機と66号機、そしてEF64の現役最若番である2号機と、個性の強いメンバーが集まっている。しかし、彼等が牽引していた客車も次々に引退し、現在では、レールなどを運搬する貨物列車、俗に言う「工臨」ぐらいしか仕事が無い状態で、最近では、お目にかかる機会も少なくなっている。
昨日の午前中のこと、私は静岡に向かうために東海道本線の普通列車に乗車していたが、東田子の浦駅手前で、EF64 2号機が2両のチキ6000を引いて東へ向かうのを目撃した。こんな物を見てしまうと、私はついつい撮りたくなる。すぐにここで下車して折り返した。おそらく行先は函南だろう。そう信じて引き返したのだ。
三島で3363列車を撮影して函南に向かうと、予想通り工臨が停車していた。ただ停車位置が悪く、ホーム上からの撮影は不可能。とりあえずホーム上から撮れるものだけ撮ることにした。
函南駅ホーム上から編成全体を撮影する。
EF64最若番の2号機は、こうして見ると塗装がだいぶ剥げていた。
レール運搬用車両チキ6000。コキ5500をレール運搬用に改造した車両らしい。
ここまで追いかけてきたが、すぐには発車しないようだ。三島駅で撮影していた人から入手した3362列車の事も気になるので、一通り撮影した後に富士川へ向かった。先に3362列車を撮ってから、再び東田子の浦駅で待機。これまで工臨は来なかったので、何とか間に合ったようだ。とりあえずホームの先端で113系や115系を撮って暇つぶし。12時45分ごろ、ようやく機関車のライトらしき物が遠くに見えた。先行列車に続けての運転のため、ゆっくりとした速度での運転だった。
東田子の浦駅をゆっくりと通過するEF64 2牽引の工臨。
振り向いて後姿も撮影。
随分と回り道してしまったのだが、普段は撮れないEF64 2牽引の工臨が撮れて大満足。この後、前記事で触れた3362列車を下りホームの先端で撮影してから、静岡へと向かったのであった。
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