JR東海 EF58 122廃車へ そして「トロッコファミリー号」運転終了
19日の夕方、秋葉原の書泉ブックタワーで、Rail Magazine2006年7月号を入手した。貨物列車の特集だったので面白そうだと思ったのだが、同誌の後の方に大変ショッキングなニュースが出ていた。それは・・・
JR東海のEF58 122がついに引退。そして、飯田線の「トロッコファミリー号」が運転を終了する。
と言うものであった。122号機にとっては、ゴールデンウィーク期間中の「トロッコファミリー」が最後のご奉仕だったことになる。JR東海の電気機関車は、EF58に限らず、最近では客車そのものが無くなって来ており、普段の業務はもっぱら工臨が主体。千両役者ゴハチも2両はいらないと言う判断だったのだろう。おまけにEF58自体がもう保守部品の確保が厳しいだろう。どちらか状態の良い方だけを残して、1両は部品確保用にしたという事になったものと考えられる。一鉄道ファンとしては、2両のゴハチの末永い活躍に期待したいところではあるが、これも時代の流れの宿命なのだ。
飯田線の「トロッコファミリー号」については、これまで牽引してきたED18 2とEF58 122の2両の離脱で、牽引機がEF58 157号機の1両のみになってしまい、万全な体制で望めないと言うことから運転終了と言うことになったようだ。ただ、同誌の記事によると、まだ廃車にするような記載はされていないことから、飯田線以外の区間での運転の可能性は、僅かながら残されているかもしれない。
EF58 122号機は、これまで49年間現役生活を続けてきた。しかもJR東海では157号機も合わせて2両のゴハチを所有していた。今回の廃車は大変残念なことではあるが、逆に、今まで2両のゴハチを残してきてくれたJR東海に心から感謝したい。
ありがとう、EF58 122。49年間お疲れ様でした!
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コメント
>TOMOさん
TBありがとうございます。
これは、弊ブログでは敢えて触れませんでしたが、現東海社長が「イベント列車が大嫌い」的な事を公言しているとかいないとか…
カマはDE10やEF64、EF65等々…別にEF58や飯田線に拘らなければ、いくらでも「トロッコファミリー号」を運転することは可能だと思うんですが、やはり「トロッコ~」までも運転終了となるのは、この噂、本当なんでしょうかねぇ…
投稿: 痛勤形酷電 | 2006/05/21 01:43
痛勤形酷電さん、コメント有難うございます。
私はそういった噂話は聞いた事がありませんが、鉄道会社も一企業でありますから、イベント列車を走らせたからといって儲からないと解れば、イベント列車自体運転しなくなることは充分に考えられます。
今回、飯田線でのトロッコファミリー号運転には、入線できる機関車がEF58 157しかいないために中止になったんだと思います。従って、他の区間、路線ではまだまだ運転できる可能性は充分にあります。例えば高山本線はどうでしょう。実は、高山本線の高山~飛騨古川間に昨年も一昨年もトロッコ列車が運転されています。この区間なら、距離も短いですし、DD51も今のところは2両在籍していますから、ここなら期間限定で運転できるのではないでしょうか?
投稿: TOMO | 2006/05/22 01:05
>TOMOさん
なるほど。まあ、景色と観光路線性を鑑みると、高山本線が一番妥当だろうと思いますね。
飯田線も、もうちょっとカマに制限が無ければ問題無かったでしょうに、残念です。
投稿: 痛勤形酷電 | 2006/05/22 06:59
痛勤形酷電さん、コメント有難うございます。
前のコメントで、飯田線に入線できる機関車がEF58 157しかいないと書いてしまいましたが、他にはDE10が入線可能です。現に、国鉄時代からJR初期の頃までは、飯田線南部からED62を追い出した後、DE10しか入線しない時期がありましたて、「トロッコファミリー号」運転開始当初もDE10が牽引していました。現在、JR東海には3両のDE10があります。以前はもっと在籍していましたが、これらは沿線の吉原や富士などで貨物の入替えに使われていましたので、昨年だったと思いますが、JR貨物に数両譲渡されてしまっています。仮にDE10が確保できても、今度はDE10を運転できる運転士の確保も必要ですね。今の飯田線だと、こちらの方が問題になるかもしれませんね。
投稿: TOMO | 2006/05/24 01:02
初めまして。いつも楽しく読ませてもらっています。
ご丁寧にTB返しして頂きありがとうございます。
今回はEF58の話題でしたが他の58や同様に生き長らえている車輌についてもいつ退役してもおかしくない危機感を持っていないといけないのかと改めて痛感しました。
当方のブログでも記しましたが本当に好きな鉄道や車輌ならば無くなる時点で慌てるのでなく思い立った時点で赴いてこつこつと撮影していきたいものです…といっても遠方だとなかなかそうもいかなく歯痒いところでもあるのですが…(汗
投稿: 明之秀次(仮名) | 2006/05/24 11:14
明之秀次さん、いつも弊ブログを御覧いただきまして有難うございます。
コメントを拝見してまさに仰るとおりだと思いました。私も少し前までは、日常の記録と言うのは重要視していなかったのですが、ある人との出会いがきっかけになって、日常の記録を大事にするようになり、あまり慌てなくても済むようになりました。現在、私はJR東海に残る113・115系の全編成の記録を目指しているんですが、昨年の夏ごろから始めて、現在では全編成のうちの8割ぐらいは撮影が終わりました。いずれマイフォトに公開する予定ですが、一番近い静岡でも頻繁に行ける訳ではなく、残り2割がいつ達成できるか微妙であります。仮に全編成撮影が不可能だったとしても、早いうちから動いた結果でこれだけ撮れた訳ですから、たぶん後悔はしないと思います。これからも日常の記録を大事にしていきたいですね。
投稿: TOMO | 2006/05/26 07:54