青梅線に新顔 快速「むさしの奥多摩号」として115系小山車入線
ついにゴールデンウィークに突入。関東近郊の行楽地は、どこも行楽客でいっぱい。沿線に多数の行楽地のあるJR青梅線には、各地から臨時の快速電車が運転されているが、このゴールデンウィークには、新たに大宮から武蔵野線経由で運転される快速電車が登場した。その列車は「むさしの奥多摩号」で、車両は宇都宮線から引退した後も小山車両センターに唯一残されていた115系湘南色車Y427編成4連と言うことで、これは面白そう。と言うことで、30日はこの列車の撮影に青梅線沿線へと出かけた。
「むさしの奥多摩号」に先行する形でまずは青梅へと向かい、定番ポイントと言える青梅~宮ノ平間の踏切で撮影。さすがにここは定番ポイントとあって、列車通過直前に着いた時には、既に20人以上はカメラを構えた人たちがいた。私もその中に入れていただき、端の方からそっと撮影。
青梅線の定番撮影ポイントを行く快速「むさしの奥多摩号」
続いて、今度は上りの回送を撮るために青梅駅へと戻り、下り電車に乗り込む。どこへ行こうかと散々悩んだ挙句、結局は宮ノ平駅へと戻ってきた。ここでの停車時間を利用して、サボやヘッドマークなどを中心に撮影した。
115系に付けられていた「むさしの奥多摩号」のサボ
宮ノ平駅を発車する115系の回送列車
この115系は、夕方まで拝島駅構内で留置される。宮ノ平での撮影後は、私も115系を追うように拝島へと向かった。道中、THE diary from 5丁目の管理人であるr104さんに出会ったので、ここから暫くの間は行動を共にすることにした。
拝島に到着すると、115系は丁度良い場所に留置されていた。既にホームの青梅方はカメラを持った人でいっぱい。我々もその中に入り込み撮影開始。ここでは形式写真も撮ることにした。
拝島駅構内に留置中の115系。ここには15時20分頃まで停まっている。
拝島で一通り撮影した後、r104さんと玉川上水まで戻り昼食。その際の反省会?で、二俣尾駅近くの踏切から115系と201系四季彩の並びが撮れる事を知り、懲りない私は再び二俣尾へ。
二俣尾で並んだ201系「四季彩」と115系
この「四季彩」と115系、普段は共に訓練車として使用されている車両。豊田と小山で配置先は大きく異なるが、こうして訓練車同士が二俣尾で並ぶと言うのは実に面白い。ちょっと草が気になるが、わざわざ折り返してきても撮る価値はあったと思う。
二俣尾を発車し、一路奥多摩を目指す115系。
この後、青梅に戻って一休みした後、折り返しの大宮行きを青梅駅周辺で撮影した。もう時刻は18時ごろだったこともあり、走行写真を撮っている人は少なかった。
青梅付近を行く大宮行き「むさしの奥多摩号」
ところで、この小山車両センター所属の115系Y427編成は、JR東日本管内に現存する唯一の115系300番台湘南色車でもある。訓練車という任務で奇跡的に残された編成なので、表舞台に出ることは少ないかもしれない。この貴重な編成が今後どうなっていくのだろうか。気になる編成がまた1つ出来てしまった。
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