開かない窓
毎朝通勤で利用している西武多摩湖線のワンマン電車。新101系257F~261Fの3本と低運101系の225Fが専属で運用されている。新101系の3編成に関しては、昨年より更新工事が行われ、車内は101系とは思えないほど、新車並みに改造された。更新車が出始めた頃は、モーターの音さえ聞かなければ、新車で通勤しているのではないかと錯覚するほどであった。
昨日の朝のこと。いつものように多摩湖線の電車で出勤する。この日の担当は更新車の259F。何気なく乗っていたら、ある事に気がついた。一部の窓ガラスに見慣れないステッカーが貼られているのである。
多摩湖線101系で発見した「この窓はあけられません」ステッカー
御覧のように、窓が開かない事を知らせるステッカーである。このステッカーが貼ってある場所は、更新工事の際に設置された側面方向幕の真下の窓。構造上、どうしても開ける事が出来ないようだが、恥ずかしながら、この部分の窓が開かないと言うことを、このステッカーを見て初めて知った。
帰宅時に、もう1回各車両をチェックする。すると、側面方向幕の真下以外の場所でも、このステッカーが貼ってある場所があった。
車椅子スペースの窓にも、このステッカーを発見。
御覧のように、車椅子スペースの部分の窓にも、このステッカーが貼られているのを発見した。
このように、構造上、開かない窓がある通勤車には、窓が開かないことを伝えるためのステッカーを、最近になって貼るようになったようだ。他形式でも、2000系の更新車で、車椅子スペースの部分に、このステッカーが貼られているのを確認した。おそらく6000系や20000系などでも、車椅子スペース部分の固定窓に、このステッカーを貼っていることだろう。
朝の通勤時に見つけた小さな変化。日々の観察が大事だと言うことを改めて知った1日であった。
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