EF64 41+浪漫上京
かつて、お座敷列車は客車が主体であったが、JR東日本では、お座敷客車の電車化が進み、JR東日本管内に残るお座敷客車は、尾久車両センターの「ゆとり」と長野総合車両センターの「浪漫」の2本を残すのみとなった。その「浪漫」が6月30日から7月1日にかけて上京。特に土曜日となる7月1日は、15時台に品川を出発。新宿駅では20分も停車するするとあって、まさに撮影向きの列車だ。さらに、この牽引を最近ぶどう色2号に変更されたEF64 41が引くとあれば、沿線は大騒ぎになるのは間違いない。私も、このような列車ならばどうにか撮ってみたい。野球臨を撮影した後に、まずは新宿駅へ様子を見に行った。
新宿駅は、どのホームだろうと思ったら7番線に入線していた。ここでは撮る気力が沸かない。ならば、中央線に入ってからにしよう。14番線から三鷹行き電車に乗り込み、各駅の様子を見ながら進む。中野まではどの駅も少なめだったが、撮影に適した構造となっている高円寺からは、ホームの先端に同業者が多数駆け付けている。これでは、普通に撮るのは難しそうだ。私は、リュックの中からマイライン東京圏時刻表を取り出し、浪漫の通過時刻と、中央線緩行電車との時間をチェック。どの駅が「被り」が無いかを予想したところ、やはり、第二のホームグラウンドとも言える西荻窪が一番適していると言う結論に達した。
自分の勘を信じ西荻窪に降りる。ここも凄い人出だ。この駅では、これまでに何度も撮影してきたが、これだけ集まったのは、167系の廃車回送以来だろうか。ここで、デジカメ一眼効果を発揮。いつもは避けてきた、ホーム先端の南側からカメラを構えることにした。
そして、通過予定時刻となる。東西線直通電車が出発していったが、被ることなく、その電車が発車してから1分ほどして、茶色い機関車が前方から見えてきた。
夕方、堂々と中央線複々線区間を行くEF64 41+14系お座敷客車「浪漫」
とりあえず、満足できる写真を撮る事が出来た。第二ホームグラウンドの西荻窪で撮れないのなら諦めもつくだろうと言う考えで、この場所を選んだのが正解だったようだ。これが吉祥寺で撮っていた場合、どうも被られてしまったようだ。
「浪漫」も、そろそろ後継車両の噂が出始めて来ている。夏休み中には、EF58 61が牽引して上越線を走るという列車も企画されているようだ。暫くは「浪漫」に注目する必要がありそうだ。
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