いつもと違う国分寺線と西武園線
3ドア車が1本だけ入ることは時々あるのだが、2本となると明らかにいつもと違う。この発車案内機を撮影し、私は最後部車両へ移動。クモハ281に乗車する。6両編成の101系が走ると言うことは、必ずどこかに2連の101系が連結される。2連の101系は、どちらも「クモハ」なので、何とも力強い走りが味わえるのだ。この日はパンタグラフ付きのクモハが先頭に立つ、俗に言う「前パン」だった。一駅進んだ恋ヶ窪で、101系6連の国分寺行きと交換。あちらも国分寺方に2連が連結されており、前パン状態だ。単線の国分寺線では、この時間帯だと、小川駅でも上りと下りが交換する。こうなったらもう1本も3ドア車で・・・と期待したが、小川で交換したのは2019Fだった。
さて、列車が東村山に到着すると、またしても信じられない光景が待っていた。隣の3番ホームに3ドア10両の本川越行きが入ってきた。この列車はいつもどおりの運用である。この3ドア本川越行きが特急を先に通して出発していくと、同じホームに西武園行きが入ってくるのだが、この西武園行きが2000系(2545F)だったのだ。
東村山駅で並ぶ101系の国分寺線と2000系の西武園線。
国分寺線に101系、西武園線に2000系、普段なら全く逆の筈。ご覧のようなツーショットは、なかなか見ることが出来ない。2545Fに西武園まで往復してもらって、今度は違ったツーショットを狙ってみた。
さらに国分寺行き2019Fと西武園行き2545Fの並び。
国分寺線の2000系と西武園線の2000系の並び。実際に西武園線の折り返し運用に2000系が入ることは休日などに見られるのだが、その場合は、新宿線や国分寺線と直通を考慮しているために、6両編成以上となる。今回のように4両編成の2000系西武園行きとの並びは、滅多に見られないはずだ。さらに、国分寺線の出発を待って、2番ホーム側から西武園行きだけを撮影する。これだけ撮れば4両編成の2000系による西武園行きだという事も解る筈。
出発を待つ2545F。
ここまで撮影して、私はあることに気が付いた。2本走っている国分寺線の3ドア車の並びを撮っておこう。ちょうどやって来た101系の国分寺行きに乗車し小川駅へ。ここで101系同士の交換が見られるのだ。
国分寺線101系同士の交換シーン。両方ともクモハのパンタグラフが勇ましい。
夜の国分寺線で、101系同士の交換シーンを見られるのはそう多くない。これを撮り終えて、いつもと違う国分寺線と西武園線の記録は終了である。
いつもと違う国分寺線に乗車して、いつもと違う西武園行きを撮影。そして101系同士の交換シーン。今日撮影したこれらの光景は、国分寺駅で101系を見なかったら、きっと撮れなかったことだろう。国分寺線と西武園線の観察も大事だなと感じた1日であった。
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コメント
101系2+2同士の交換は下山口(狭山線)では普通の景色です。ところが交換駅の下山口は島式ホームで、前パンになる球場側には階段が邪魔をしていますから、こういう写真は撮れませんです。
一体どういう事情で国分寺線に101Nが2本?
さらに謎な西武園行き2000N4連・・・?
投稿: クハ1193@球場 | 2006/08/04 00:40
クハ1193@球場さん、コメント有難うございます。
101系2連同士の交換シーンは、仰るとおり下山口で見られますね。階段を避けて撮るには、駅を出てすぐの踏切付近から望遠を使って撮ることはできるでしょうか。私も試したことが無いのでなんとも言えませんが・・・
本当に昨日の国分寺線と西武園線は何か変でした。なぜ国分寺線に101系が2本、なぜ西武園線に2000系なのか。西武園線折り返しの2000系4連は、数年前に見たことはありますが、そのときの国分寺線はどうだったかは記憶が無いです。2000系6連が不足しているんでしょうか?
投稿: TOMO | 2006/08/04 08:03