今日から3連休。JR各社では、秋の臨時列車の運転が始まった。
9月16日と17日の2日間、JR東日本では、上野~水上間に臨時快速列車「EF58浪漫奥利根号」を運転している。この列車、列車名でもお解かりの通り、未だに根強い人気を誇るEF58 61号機が、長野総合車両センターの14系お座敷客車「浪漫」を引くと言うもの。本来ならば、高崎~水上間はD51 498号機が牽引するところではあるが、来月の現場復帰を目指し調整中のため、今回もEF58 61号機が牽引する事になっている。しかし、人気のEF58 61号機が、後継車種の発表により去就が注目されている「浪漫」を牽引する言う事で、3連休で一番の注目列車となってしまった。
その注目列車を撮るべく、私は武蔵野線の電車に乗り込み、浦和方面へと向かった。ところが、例によって寝坊してしまったため、大宮以遠に行く事ができなくなった。最初は南浦和で撮ってみようと思ったのだが、少々欲が出てしまい、京浜東北線に乗り込み先に進んでしまった。とにかく行けるところまで行こう。そろそろ限界かと思い、北浦和で下車した。少々架線柱が気になったが、まあ我慢しよう。
やがて、前方よりロクイチの姿が見えてきた。それに合わせてカメラを構える。すると、後ろからE231系の音が。一瞬ヒヤッとしたが湘南新宿ラインだった。であれば、何とかなるぞ。そう思った次の瞬間、背後から無常にも211系の上野行きが来てしまった。見事に「被った」のである。それでも、私はシャッターを押した。画像を見ると、どうにかトリミングで処理できそうだ。デジカメはこれが出来るので有り難い。
未だに変わらぬ人気を誇るEF58 61号機が14系「浪漫」を牽引して水上を目指す。(トリミング処理済)
いやあ、本当にトリミング機能が無かったら、どうにもならない写真になってしまっていた事だろう。朝から重苦しい1日を過ごさなくて済んだ。
さて、ロクイチに引かれている14系「浪漫」も、後継車種の製作が発表されているだけに、ここはしっかり撮っておきたいところ。北浦和は幸運にも客車を後追いで撮るには、光線状態がそこそこ良かったので、こちらはしっかり押さえた。
211系に被られたものの、後追いはしっかり撮る事ができた。
この列車を撮るために、沿線では早朝から大勢のファンが出動していたようで、北浦和駅では、私以外にはホームの上野方に数名と言う状況だったが、お隣の浦和駅は、大勢のファンが駆けつけていて、綺麗に撮るのは困難な状況だった。その事を考慮したら、今回の北浦和駅での撮影は良かったのかもしれない。自分にそう言い聞かせる事にした。
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鉄道趣味日和さん
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