名古屋駅でドクター東海に出会う
では、再び先週末の名古屋遠征の話です。
9月23日の夕方、金山で開催されたオフ会に参加。2時間ほど飲み盛り上がった。私は、この日、東横イン尾張一宮駅前に泊まることになっており、21時ごろ、関西方面へ帰る方たちと共に金山を離れた。関西方面へ帰る方たちは、名古屋駅から新幹線で帰るということで、私も一旦名古屋で下車。新幹線連絡改札口までお見送りしたあと、関西線が発着する12・13番線ホームに立ち寄った。最初は、関西線の列車を観察していたのだが、その直後に、突然11番線に珍客が現れた。その珍客とは、JR東海の在来線の架線や軌道を検測する総合検測車「ドクター東海」だった。
名古屋駅に現れたJR東海の総合検測車「ドクター東海」
JR東海には、この総合検測車が2編成存在する。当初は1編成のみだったが、昨年、より定期的に検測を実施する事を目的として1編成増備された。ただ、増備車は架線検測用のパンタグラフが設置されていないが、この日、私が目撃した編成は、パンタグラフを装備した第1編成だった。
電力設備試験車キヤ95-1に設置された架線検測用のパンタグラフ。
この時点で、パンタグラフを上昇していなかったので、架線の検測は実施していない。後日の事だが、23日の夜、春日井駅の中線でドクター東海を見たと言う話を聞いた。どうも中央線で検測をした後に神領車両区に入庫。そしてこの時間帯に名古屋車両区へ回送されてきたようだ。
軌道設備試験車キサヤ94-1。
信号・通信設備試験車キヤ95-101。
キヤ95-101側から編成全体を撮影。
ここまで撮影したところで、ドクター東海は、名古屋車両区方向へ向けてゆっくりと発車して行った。
JR東海に拘る者として、一度はドクター東海を撮影してみたかったのだが、この日、ようやく間近に停まっているところを撮影できた。とりあえず悲願達成である。オフ会終了後に、ふらっと立ち寄った名古屋駅での偶然の出会いに、思わず酔いも覚めてしまった。こうなると、今度は欲が出てくる。次は是非、日中の走行シーンを撮ってみたい。その野望はいつ達成できるだろうか。
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コメント
音は無いですかね?
特にまんなかの「ほぼ等間隔に5台車並ぶ」あたりが興味ありますね。
投稿: クハ1193@球場 | 2006/09/30 14:21
クハ1193@球場さん、コメント有難うございます。
音と言いますと、この車両の走行音と言う事ですかね。私は、走行音を記録することはしていないので、お聞かせすることはできませんが、キヤ95は、キハ85系ワイドビュー特急と性能が似ていますので、私が遭遇したときも、キハ85と同じような豪快なエンジン音で入ってきました。そのため、中間車の独特な台車の配置により、どのような走行音になるかは大変気になりますが、名古屋駅ではエンジン音に掻き消されてしまった感じでした。
投稿: TOMO | 2006/10/02 13:03