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山手貨物線でE217系に遭遇する

今日は午後から仕事で東急池上線沿線へ出かけた。その帰り道、五反田駅で山手線に乗ろうとしたら、埼京線や湘南新宿ラインが通過する貨物線の線路上を、湘南色のE217系が通過していくのが見えた。

E217系の湘南色車は、東海道線限定運用なので、湘南新宿ラインの運用に入る事は有り得ない。では、この列車は何だったのだろうか。そんな事を考えながら、渋谷駅で途中下車。そして、再び山手線に乗ろうとしたところ、新宿方向からE217系が近付いてくるのが見えた。私は慌ててホーム先端へ移動。今日はコンパクトデジカメしか持っていないのだが、思い切ってホームの先端より撮影してみる事にした。

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E217系湘南色車が突然山手貨物線に出現。(コンパクトデジカメで撮影。トリミング処理済。)

コンパクトデジカメで慌てて撮った事もあり、大変の見苦しい写真ではあるが、通常は入線しない山手貨物線を走り、さらに所定運用では見られない10両基本編成だけの単独運転と言う事は充分に解るので、自分では満足する事ができた。複数の友人に尋ねてみたところ、この回送は、どうやら国府津車両センターから東京総合車両センター(旧大井工場)への入場回送ではないかとの事であった。

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中央線201系で見つけた小さな変化

29日の午後、国分寺駅から中央線の上り快速電車に乗車すると、ドア上に小さなシールが貼られているのを見つけた。

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201系のドア上の僅かなスペースに貼られたシール。

このシールは、T33編成のモハ201-137の車内で確認した。「すきまに指を入れないで下さい」と書かれているが、「すきま」とは、どこを指すのだろうか。

E233系の営業運転開始も迫ってきている中での小さな変化。この日、私はシールの事が気になり、201系を何本か観察してみた。まだ貼り始めたばかりのようなので何とも言えないが、今のところ、このシールを貼った編成は、T編成しか確認していない。暫くは注意してみる必要性がありそうだ。

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待ち合わせは青ガエルの前で・・・

既にテレビや新聞、いくつかのブログで取り上げられているので、ご存知の方も多いと思うが、渋谷駅前にかつての東急電鉄の名車で、「青ガエル」の愛称で親しまれた旧5000系車両が突如現れた。東急電鉄が渋谷区に寄贈したもので、場所はハチ公口の前と言う、とても目立つ場所だ。

往年の名車、青ガエルが渋谷に現れたと言う事で、その姿を見たくなった。私は28日の夕方、渋谷駅へと向かい、ハチ公口に突如現れた青ガエルを見に行ってきた。時刻は夕方の5時。渋谷と言えば「渋谷で5時」と言う曲もあったが、まさにその時間である。

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渋谷駅ハチ公口前に新名所。かつての東急の名車、旧5000系車両が突如出現した。

この旧5000系は、東急電鉄が渋谷区に寄贈したもの。旧5000系車両は、東急電鉄から引退後、長野電鉄や上田交通など、各地の中小私鉄へ譲渡されており、今回渋谷区に寄贈された5001号車は、確か上田交通から里帰りした車両だったと記憶している。本来ならば、1両丸々の状態で寄贈して欲しいところだが、車体の長さが18メートルもあり、駅前の限られたスペースだけに、車体は少しカットされている。渋谷区としては、この5000系車両を有効活用していく方針で、昼間は車内にも気軽に入れる模様。さすがに、土曜日のこの時間では、車内に入る事はできなかった。この画像でもお解かりの通り、青ガエルの前には警備員の姿もあり、当面は24時間体制で警備もされるようだ。

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レトロなサボも付いている。

渋谷駅前に突如現れた青ガエルだが、既にこの車両を待ち合わせの目印として使っている人もいるようで、私が撮影している間にも、この車両の近くで待っている若い女性の姿も見えた。私も、いつか青ガエルの前を待ち合わせ場所に使ってみるかな。

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都営フェスタ’06in浅草線に出かけてきた

このところ多忙のため、更新間隔が伸びていましたが、そろそろ元の体制に戻していきたいと思っています。

昨日は、午前中仕事をして、午後から都営地下鉄浅草線の馬込車両基地で開催されていた「都営フェスタ’06in浅草線」の会場へ向かった。私自身、都営地下鉄浅草線は殆ど縁が無く、西馬込~馬込間は未乗車となっていたが、今回、このイベントを見に行く事で、ようやく全線走破と言う事になる。なぜ、そんな無縁の都営地下鉄浅草線のイベントを訪れたかと言うと、まもなく引退が予定されているステンレス車5200形が展示されるためだ。

西荻窪の事務所を昼過ぎに出て、途中、新宿で昼食を摂り、五反田経由で西馬込に着いたのは、14時15分頃の事であった。西馬込に向かう車内にて、午前中だけで既に5000人近くの入場者があり、撮影会の整理券の配布は終了している模様との情報を聞いていた。都営のイベントは、どう言う訳か車両撮影会は整理券方式にするのだが、通路上からでも充分に撮れるのは他のイベント会場でも経験済み。と言う事で、臨機応変に対応しようと心に決めて会場へと向かった。西馬込駅から歩いて5分ほどで車両基地に到着。早速、中に入ると、メインの撮影会場の裏側からとなるが、都営5200形とこちらも来年で引退が決まっている北総鉄道7000形と良い感じで並んでいるのが見えた。早速撮影を開始する。

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まもなく引退となる都営浅草線5200形と、来年には引退となる北総鉄道7000形が馬込車両基地で並ぶ。

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西武2000系 最後の未更新車2419Fを撮影する

10月22日、この日は午後から新宿へ買い物に出かけた。西武新宿線で新宿へ向かう事にしたのだが、ちょうど乗車した列車の前を、2000系最後の未更新車2419Fが走っている事を知った。途中駅で追い越すので、高田馬場・西武新宿で待ち伏せしていれば撮影できる。そこで、私は高田馬場駅で下車して、同駅進入シーンを撮影する事にした。

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2000系最後の未更新車となった2419Fが高田馬場駅に入線する。

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模型運転会に参加する

昨日は、秋の模型運転会が開催された。会場は、例によっていつもの場所。今回は8名+見学者2名と言う事で、13時から17時までの計4時間、8名が8コースを通して運転すると言う、ちょっと過酷な?運転会となった。

それでは、例によって、当日の模様をどうぞ。

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マイクロエース、トミックスの後を追って、大手では最後に発売となったカトーのEF510形。この車両は1号機を模型化したもの。

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西武NRA 禁煙車になった4号車に乗る

10月14日の夕方のこと。秩父鉄道の3000系を御花畑駅で撮影するため、池袋駅から西武の特急「ちちぶ23号」に乗車した。西武鉄道では、10月1日より全ての特急列車の4号車が禁煙になった。現在、特急に使用されている10000系NRAは、登場時より、7両編成のうち4号車だけが喫煙車となっていたが、この度、全ての車両が禁煙車となった。この日、私が池袋駅で特急券を買うと、運が良いのか4号車だった。

私は、タバコを吸わない。だから、どうしてもタバコの匂いが苦手なのだが、仕事で接客するときなどは、そんな事は言っていられない。新幹線だって、どうしても乗りたい列車で喫煙車しか空いていなければ、気にせず乗る事も多い。しかし、気にしないようにしても、あの喫煙車独特の匂いは、乗った瞬間だけ嫌になる。まあ、すぐに慣れてしまうのだが・・・

西武鉄道でも、その辺りはかなり配慮をしたのだろう。私が乗車した4号車は、喫煙車独特の匂いが僅かに残る程度で、充分に許容範囲だった。そして、周りを見回してみると、壁や座席など、目に付くところは出来る限り綺麗にしたようだ。

秩父からの帰り道、私は4000系の各停に乗車した。帰りはノンビリ帰ろう。途中駅で、下り特急とすれ違ったのだが、4号車で不思議な光景を目にした。それは、リニューアルを受けていない編成なのだが、4号車だけ横引きのカーテンが一部の窓で閉められていたのだ。10000系は、これまで大きなブラインドを使用していたが、昨年中にリニューアルを受けた10104Fからはリニューアル工事時に、ブラインドではなく横引きカーテンに切り替える事にしていた。リニューアル車なら解るけど、非リニューアル車でなぜと思ったほどだ。

そして、次の日の夕方。私は、所沢駅で4号車を中心にNRAを観察した。すると、リニューアル工事を請けていない編成でも、4号車だけは、横引きのカーテンに取り替えられていた。前日、4000系の車内から見たのは見間違えでは無かったのだ。

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西武鉄道では、特急の全車禁煙化に合わせて、4号車だけプチリニューアルを実施。非リニューアル車でも4号車だけは横引きカーテンになっている。

全車禁煙化に合わせて、4号車だけをリニューアルした10000系。全車禁煙化という動きがあったからこそ、古い座席と横引きカーテンの組み合わせが実現するようになったのだろう。非リニューアル編成も、まだ5本残っている筈だから、まだ暫くの間、このような異色の組み合わせが見られるかもしれない。

今回、偶然にも4号車の現状を見る事ができたが、14日の秩父往復は、西武鉄道の特急の全車禁煙化の取り組みが、とても良く伝わってきた。

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久々の上京 JR西日本の14系客車

昨夜の出来事。

鉄道ダイヤ情報の団体列車運転情報を読んでいたら、珍しくJR西日本の14系客車(座席車)が上京してくることを知った。JR西日本の14系客車には、昔ながらのブルーの色の他に、北陸本線・大糸線経由で運転されていたスキー列車「シュプール号」等に使用されていたシュプール・リゾート用カラーの車両が存在する。今回、上京してきた車両は、シュプール・リゾート用車両。既にJR東日本では、14系客車(座席車)が全廃となっているので、どちらが来ても、首都圏では珍しい車両と言える。

その珍しい存在となってしまった14系を確実に撮っておこうと、昨日は、Eos Kiss デジタル持参で出勤した。品川着は18時31分となっていたので、西荻窪の勤務先から駆けつけても充分に間に合う時間だ。

私が品川駅に到着したのは、18時26分頃の事だった。あと5分しかない。急いで臨時ホームの9・10番線へと向かう。入線してくるのは、おそらくここだろうと踏んでいたからだ。同ホームに到着すると、同業者が既に5人ほど待機していた。ここへ来る事は間違いないだろう。その直後、駅事務室から係員が出てきた。そして9番線に列車が到着すると言うアナウンスが入る。このアナウンスを聞いて、反対側の8番線へ移動。どうにか入線シーンから撮る事ができた。

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関西から品川まで長躯回送されてきたJR西日本の14系客車。

紅白のお目出度いカラーを纏った14系「シュプール・リゾート」編成を牽引してきたのは、東京口のブルートレインの牽引で御馴染みのEF66 53号機。EF66にとって6両の14系を引っ張ると言う仕業は、ちょっと物足りないだろう。

長躯品川まで回送されてきた同編成は、一旦入庫の後、同日22時過ぎに、関西へ戻る団体客を乗せて大阪へと戻っていった。

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雷太郎の鉄旅日記と普段さん

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まもなく引退 秩父鉄道3000系

秩父鉄道で急行列車として活躍してきた3000系。見た目は綺麗に見えるこの車両、JR(国鉄)165系直流急行形電車を改造した車両であるが、よる年波には勝てず、ついに来月の25日を以って引退。元西武101系を改造した後継車6000系に後を託す事になった。後継車の6000系は、既に3本が出揃っており、3000系は最後まで残った1編成が時折営業に入る程度らしい。

そんな中、14日の昼過ぎの事、秩父鉄道の3000系が急行運用に入ったと言う情報が入った。私は、その頃、秋葉原にいたのだが、この事実を知ったら3000系の姿が見たくなった。秋葉原から山手線で池袋へ移動。池袋14時30分発の特急「ちちぶ23号」に乗って西武秩父を目指した。この列車に乗ると、西武秩父には15時51分に到着し、3000系が入る筈の御花畑駅15時57分発の急行に間に合うからだ。

西武秩父に到着後、足早に仲見世通りを歩いて御花畑駅を目指す。駅手前の踏切付近で入線を撮るはずだったのだが、踏切まであと少しと言うところで、3000系が通過してしまった。仕方ない。御花畑No2踏切から、御花畑駅停車中の3000系を撮る事にした。

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引退まであと1ヶ月少々。最後まで残った1編成が細々と活躍を続ける。

ご覧のように、最後まで残った編成は、トップナンバーの3001Fだった。この編成は、AU12型クーラーを装備するなど、貴重な存在でもある。確か1~2年以内に全検を受けていたはずで、その事から最後まで残ったのだろう。

後継車両の6000系は、乗務員室内の設備を見ると、ワンマン運転が可能な仕様となっている模様。この画像では、車掌さんの後姿が映っているが、3000系共々、このようなシーンも見納めとなってしまうのだろうか。

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京王・都営 地震の影響で代走発生

前記事で触れたとおり、14日の午前中は、分倍河原駅で貨物列車を撮影した。撮影後、秋葉原に行くため、京王線で都心へと向かった。最初は準特急に乗っていたんだが、結構混んでいたので、調布で橋本から来る急行に乗り換えることにした。もともと、都営新宿線で岩本町まで行こうと思っていたので、好都合ではあるのだが・・・

9月1日のダイヤ改定で、京王相模原線~都営新宿線を直通する急行電車は10両化が進み、日中の急行は殆どが京王車での運転となった。ところが、14日に乗車した橋本からの急行は、都営地下鉄の10-300形だった。まあ、都営車の急行は全滅した訳ではないし、たまたまそれに当たったんだろうと、乗ったときはそう思っていた。そして神保町で降りる時、走り去る電車を見ると、運行番号の末尾が「KT」となっているではないか。その瞬間、この列車は代走だったと言う事がようやく判明した。そう、この日は早朝の地震の影響で、京王線と都営新宿線には5~20分程度の遅れが発生していた。私が乗車した列車は、ほぼ時刻通りの運転だったが、実際にはダイヤが乱れていたのだ。

そこで、岩本町に向かう前に、暫くの間、神保町で観察をする事にした。まだ代走はあるだろう。そう思ったのだった。そして20分後の事。ホーム上の発車案内機が急行本八幡行きを表示したのだが、両数が8両になっている。間違いない。代走だ。早速、ホームの新宿方でカメラを持って待機。やって来た車両は、10-300形だった。

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早朝発生した地震の影響で、都営新宿線と京王線では代走が発生。この急行は京王車の運用に入った都営車ということで、運行番号末尾がKTとなっている。

ダイヤ改定前まではよく見られた都営車の急行。以前だったら、全く珍しくない光景ではあるが、代走を示す「KT」と言う表示での運転なので、イレギュラーによる列車だと言う事が良く解る。

さて、京王車運用の都営車による代走があったと言う事は、逆もある筈。岩本町駅で観察していると、都営車運用の京王車による代走がやって来た。

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都営車の各停運用に入った京王車。ちょっと見にくいが運行番号の末尾が「TK」となっている。

京王車は10両運用が増えたため、代走運用も一苦労。笹塚駅での折り返しは、引き上げ線の有効長の問題があり、この列車も新宿折り返しの運用に就いていた。

ここで、ちょっと引っ掛かったのは、岩本町駅の発車案内機。この京王6000系10連による各停本八幡行きは、発車案内機では8両と表示されていた。神保町駅の場合は、所定10両の急行が8両になったときは、しっかり8両と表示されていただけに、なぜ、この時だけなぜ10両と表示できなかっただろうか。システム上は問題ないと思うのだが・・・

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石油輸送返空列車 5270列車を撮影する

先日、某鉄道趣味団体の貨物列車を見るオフ会に参加した。オフ会は、私の地元、武蔵野線や八王子界隈を中心に観察した。その中に、八王子駅を午前中に出発する5270列車と言う貨物列車があった。この5270列車は、八王子から根岸までを結ぶ列車で、石油輸送の返空列車なのだが、注目なのは牽引する機関車である。この列車は、EF64の1000番台車が重連で牽引するのだ。

EF64の1000番台車は、主に上越線で活躍していたが、最近になって中央東線にも進出してきた。上越線では、群馬・新潟の県境の峠を通過するため、高崎より北では重連で運転されているが、東京近郊区間では、なかなか重連で活躍するシーンは見る事ができなかった。しかし、この5270列車は、運用の都合なのか、八王子から重連で牽引する。EF64の1000番台車の重連が、東京都内でも見られるのだ。先日のオフ会では、行程の都合上、八王子駅での入替シーンしか撮影できなかった。そこで、昨日の午前中、この5270列車の走行シーンを撮るため、南武線の分倍河原駅へと向かった。

私が分倍河原駅に到着したのは、11時少し前ぐらいのこと。この5270列車は、立川を11時03分に出発する事は貨物時刻表で判明していた。しかし、土曜・休日ダイヤでは、貨物列車の時間が若干早くなる事はあるので、少し早めに待機していたのだった。

時刻は11時05分頃、上りホームに通過列車接近の放送が入った。明らかに予定時刻より早めである。私は、下りホームの先端でカメラを構えた。そして、見えて来た機関車を見て驚いてしまった。

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八王子発根岸行きの5270列車は、ご覧のようにEF64の1000番台車重連が牽引。この日は1015号機と1002号機の組み合わせだった。

EF64の1000番台車は、更新工事のペースが速く、国鉄色を交えた重連は撮れないだろうと、最初からJR貨物更新色の重連を撮るつもりだったのだが、ご覧のように1015号機が先頭。1015号機は、JR貨物高崎機関区の1000番台車のうち、一番最初に更新工事を受けたため、EF65でよく見られるような更新カラーになった。しかし、EF65との区別がつき難いと言う事で、2両目の更新車からは違うカラーになっている。従って、1両しかないパターンの塗装となっている。

EF64の重連を撮りたい。その思い付きが生んだ嬉しい誤算だった。

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183・189系で運転!「あずさ71号」と「ホリデー快速河口湖号」を撮影する

10月に入り、JR各社では、週末になると秋の行楽用の臨時列車を多数運転しているが、我が地元、中央線でも新宿駅を朝の6時30分に出発する臨時特急「あずさ71号」が、10月中の土曜日に運転されている。

この「あずさ71号」は、通常のE257系ではなく、幕張車両センター所属の「中央ライナー」用183・189系による運転となっている。「中央ライナー」用183・189系は、9両編成で中間に数少なくなったグリーン車を連結。さらに、昔ながらの国鉄特急色となっている。9両中8両がグレードアップ車で、窓も大窓になっており、往年の国鉄特急色とは似て非なる物となっているのだが、それでも、一昔前の特急列車を髣髴させるには充分に貫禄がある。

8日の早朝、私は、この「あずさ71号」を撮影するため、国分寺駅へ向かった。国分寺駅に到着したのは、6時35分頃の事。早速、上り3・4番線ホームの東京方先端へ向かった。ホームの端で撮影の準備をしていると、突然、強い揺れを感じた。地震である。千葉県沖が震源だったようだが、一部の地域で震度4を観測したらしい。我が中央線は、地震による遅れは殆ど無く、6時50分ごろ、予定通り「あずさ71号」が通過して行った。

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昔懐かしい国鉄特急色183・189系で運転の臨時特急「あずさ71号」

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東海道線名古屋地区の新ダイヤを観察する

では、引き続き10月8日の撮影記から。

F1臨観察の後は名古屋へ戻り、10月1日のダイヤ改正で大きく変わった東海道線の新ダイヤを観察してみた。まずは新ダイヤの主役とも言うべき、313系5000番台車を撮影してみる。

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10月1日のダイヤ改正で本格的にデビューを果たした313系5000番台。

日中の快速電車は、殆どの列車がこの新型車両で統一され、列車の両数も4両から6両へ増結された。実際に私も日中の快速電車に乗ってみたが、改正前と比べて混雑も緩和されており、着席できる確率が上がった。さらに揺れも少なく、新採用の車体間ダンパの効果も大きい。

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三岐鉄道富田駅で発見!元秩父鉄道の電気機関車

三重県内を走るローカル私鉄、三岐鉄道。三重県内を走るのに「三岐」と言う社名なのは、かつて岐阜県の関が原までを結ぶ計画もあったとの事。関東の秩父鉄道と並んで、この三岐鉄道も、電気機関車牽引による貨物列車が、今でも頻繁に走っている事から、貨物列車ファンも注目している会社である。西武沿線にお住まいの方ならば、かつて西武鉄道を走っていた車両が譲渡されて活躍している会社としても御馴染みであろう。

四日市駅から、JR関西本線の名古屋方面行き電車で2駅、富田駅は、三岐鉄道の基点となっている駅である。駅前には、三岐鉄道の本社もあり、まさに拠点であるが、富田駅は、JRの電車が時折発着する以外は、貨車ばかりで閑散としている。この富田駅から出発する三岐鉄道の列車は、貨物列車のみで、旅客列車は、近鉄名古屋線の近鉄富田駅から発車となっているからである。

実は、10月8日の朝、関西本線の列車が富田駅に到着したとき、構内にある機関車が見えた。F1臨を撮り終えたら、その機関車を間近で見たくなった。私は、名古屋へ戻る途中、この富田駅で途中下車して、その機関車を訪ねることにしたのだ。列車を下りて、三岐鉄道側へ向かう長い跨線橋を歩いていくと、貨車の隙間から、色褪せた機関車が見えてきた。駅前の道路の歩道から、その機関車を撮影してみた。

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三岐鉄道富田駅構内に停められていた、元秩父鉄道のデキ203。

埼玉県を走る秩父鉄道の機関車に、遠く離れた三重県の三岐鉄道の駅で対面できるとは、どこか懐かしさを感じるが、ご覧のように、かなり色褪せている事から、もう長い事、この場所に停められたままと見て良さそうだ。では、なぜ、この場所に秩父鉄道にいた機関車がいるのだろうか。実は、中部国際空港の開港が大きく絡んでいるのだ。

デキ203が、三岐にやってきたのは、今から6年前の平成12年の事。秩父鉄道から、デキ202と共に2両が三岐入りしたと言う。三岐鉄道では、中部国際空港建設用埋立土砂輸送を受け持つ事になり、機関車を増備する事になったのだ。三岐入りしたデキ202と203は、整備完了後に太平洋セメント藤原工場内の入替作業用として使用された。従って、検査時以外は、太平洋セメントの工場内だけの運転となり、本線を走行するシーンと言うのはなかなか見られなかったらしい。その中部国際空港も無事に開港し、貨物列車の特需は終了。秩父から来た助っ人は、一気に失業してしまったのだ。その後も、暫くの間は除雪用列車やイベントに使用されたことはあったようだが、デキ203は、それすら出番がなくなってしまい、このように富田駅構内に留置されたままとなっているらしい。

秩父鉄道で見慣れた機関車に、こんな場所で再会できたのは嬉しかったが、暫く見ていたら、秩父の同僚たちが貨物列車を引いている姿が頭に浮かび、三岐へやって来た彼等の事が急にさびしく感じてしまった。三岐鉄道で貨車を牽引するだけのパワーは、まだまだ充分に残っているはず。それだけに、何か有効な活用法は無かったのかなと思ってしまった。

撮影後、私は再び関西本線のホームへ。後続の四日市始発の各駅停車に乗り込んで、名古屋を目指した。

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鈴鹿F1観客輸送を観察する

ようやくADSLモデムが復旧しました。これより本格的な更新を再開します。まずは、10月8日に日帰りで遠征した、JR東海の鈴鹿F1観客輸送の観察記から書いていきます。

10月8日、私は、今年が最後と言われている鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリ開催に伴う、JR東海と伊勢鉄道の観客輸送の観察に出かけた。東京を出来るだけ早い時間に出ようと思ったのだが、やはり朝早く起きるのは辛く、東京駅7時3分発の「のぞみ103号」で名古屋へと向かった。名古屋には8時45分に着く。この列車を選んだ理由は、名古屋駅9時02分発の臨時特急「鈴鹿F1 7号」に間に合うからだ。名古屋駅に着いて、まずは「青空フリーきっぷ」を買ってから駅構内に再入場する。「鈴鹿F1 7号」は12番線からの発車なので、11番線ホームへ上がって行くと、既に列車は入線していた。早速撮影を開始する。

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鈴鹿サーキット稲生行き臨時特急「鈴鹿F1 7号」はキハ85系6両編成。

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中日ドラゴンズ優勝!

ここ数日、ADSLモデムが不調で更新が遅れていまして、明日まではダイヤルアップでの接続を余儀なくされていますが、中日ドラゴンズファンの一人として、この話題だけはどうしても上げておきます。

昨日、我が中日ドラゴンズが2年ぶりのリーグ優勝を決めた。東京ドームでの巨人戦。巨人の優勝の可能性もないせいか、地上波のテレビでの中継は無かったので、ニュース番組のスポーツコーナーが待ち遠しかった。試合は延長戦にもつれ込み、12回表、福留選手のタイムリーヒットで勝ち越し。さらに、その直後、ウッズ選手の満塁アーチで優勝を決定付けた。そして12回裏を岩瀬投手が押さえて、2年ぶりの優勝を決めた。

各局のスポーツニュースや今朝の朝刊を見ると、指揮官の落合監督が試合中から泣いていたという。おそらく12回表のウッズ選手の満塁ホームランが出た後だろう。落合監督は、現役時代、FAで中日から巨人に移籍したが、後に巨人にFAで清原が移籍してくる事が決まると、巨人を追い出されるように退団して日本ハムに移籍した。落合監督の脳裏に、その頃の事が蘇って来たのだろうか。

さあ、残す目標はただ一つ。それは日本一になる事。もし、日本シリーズで優勝すれば52年ぶりの日本一となる。中日ファンは52年間、日本一を待ち望んでいるのだ。今年こそ、日本一に。そして、今度はナゴヤドームで落合監督の胴上げが見られる事を信じて、中日ドラゴンズに声援を送る事にしよう。頑張れ、中日ドラゴンズ!

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ドラマティック・ドランク・ドラゴンズさん

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中央線 西国分寺~立川間線路切替工事直前の様子

ここ数日、我が家のADSLモデムの調子が悪く、今週中は、更新が遅れたり、更新順序が入れ替わる場合があります。予めご承知ください。

さて、10月8日から9日にかけて、JR中央線は、西国分寺~立川間で、高架工事のための仮線への切替工事が実施された。今回の切替では、同区間の仮線への切替が完全に終了するため、これから先、高架工事が本格化することになる。そして、今回の切替では、国立駅が大きく変わろうとしていた。10月8日、私はJR東海の鈴鹿F1輸送の観察に出かけていたが、新幹線で東京に戻ってきてから、真っ先に国立へと向かった。

私が国立駅に到着したのは、既に23時近くのことだった。ホームに降り立つと、特に普段と変わらない感じがした。とりあえず、ホームを走り去る列車の撮影をしておく。

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10月8日の夜、線路切替直前の国立駅1番線を見る。このホームを使用するのもこの日が最後。列車が出発すれば、日曜日の夜らしく静かなホームとなる。

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運転報告 113系で運転!中央線の「さわやかウォーキング号」

JR東海では、沿線の各地で誰でも参加できる「さわやかウォーキング」と言う、ウォーキングイベントを実施している。名古屋地区では、今年で15周年を迎えており、沿線にもすっかり浸透したイベントと言える。この「さわやかウォーキング」は、東海道線や中央線、飯田線などの各地域で開催されており、場所によっては、参加者の利便を図るために臨時快速「さわやかウォーキング号」を増発して対応しているが、この臨時快速には、113系や117系と言った、国鉄型車両が使用されるため、この「さわやかウォーキング」の企画は、鉄道ファンにもある意味好評だろう。

季節は秋。ウォーキングには適した季節になってきたが、前回、名古屋地区を訪れた9月24日も、中央線に「さわやかウォーキング号」が運転された。使用車両は、神領車両区の113系で、313系への置き換えが予定されている形式である。神領区113系による「さわやかウォーキング号」も、あと何回撮れるか微妙なところ。そこで、前記事でお伝えした、リニモの万博記念ラッピング車を撮影したあとは、中央線沿線へ向かい、ウォーキングを終えて名古屋方面に戻ってくる参加者を乗せた「さわやかウォーキング号」を春日井駅で迎え撃つ事にした。

私が春日井駅を選んだのは、だいぶ前に「鉄道模型趣味」と言う雑誌で連載していた「春日井に電車を見に行く」と言う記事を見て印象に残っていたからだ。この駅は、神領車両区への入出庫線があり、撮影もしやすい。そんな事も手伝っての選択だった。春日井駅に着いたのは15時ごろの事である。下りホームの松本方でカメラを構えると、前方より湘南色の113系が近づいて来るのが見えた。

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さわやかウォーキング参加者を乗せて、一路名古屋へと向かう113系臨時快速「さわやかウォーキング号」

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運転報告 リニモ愛知万博ラッピング編成ラストラン

先月末から今週にかけて、地元ネタが続いてしまったため、すっかり書くのが遅くなってしまいましたが、ここで9月24日に撮影したリニモの話題を書いておきます。

愛知万博の閉幕から丸1年。このブログをご覧になっている方の中にも、万博会場を見学するためにリニモに乗車したと言う方は多いかと思う。万博期間中は混雑が激しかったリニモも、今は地元路線として生まれ変わり、3両編成の車内にも空席が目立つほどである。

そのリニモの車両の中に1本だけ特徴のある車両がいる。それは、第09編成で、この編成は愛知万博をイメージしたラッピングが施されている。万博終了後も暫くはそのままの形で運転されていたが、最近では、車両基地でベンチを暖めている事が多く、今後の処遇が注目されていた。そんな時、リニモの公式サイトで、9月23日と24日の2日間、愛知万博閉幕1周年記念事業の一環として、この第09編成が久しぶりに走行すると発表があった。同サイトでは、今後、第09編成のラッピングを近いうちに解除する事も発表されていた。同編成の万博記念ラッピングの最後の姿をカメラに収めておきたい。そう思い、24日の午後、私は久しぶりにリニモ沿線を訪れた。

9月24日の午後、私は、名古屋駅から市営地下鉄東山線で藤が丘に向かい、そこからリニモへと入った。まず、列車に乗り込んでロケハンしながら、どの駅で撮ろうか考えたが、結局行き着いた先は杁ケ池公園駅だった。この駅は、藤が丘駅側がカーブしているため、ホームの藤が丘側先端から、直線区間を行くリニモのサイドを撮る事もできる。私が訪問した時間は、あまり光線状態が良くなかったが、様々なアングルで撮影できる事から、あえてここで撮影する事にした。

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愛知万博閉幕から1年。この2日間が事実上のラストランとなったリニモの愛知万博ラッピング編成。

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お知らせ 弊ブログの画像が江ノ電写真集に採用されました

いつも弊ブログをご覧頂きましてありがとうございます。

さて、この度、東京鉄道見たまま日記のSATOさんが編集を担当された「江ノ電写真集」に、弊ブログで使用した画像が採用されました。

江ノ電写真集
江ノ電写真集
posted with 簡単リンクくん at 2006.10. 4
吉川 文夫編
生活情報センター (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

この写真集は、吉川文夫先生の写真を中心に、荻原二郎先生、生方良雄先生、青木栄一先生といった、鉄道趣味界の重鎮ともいえる方々の写真でまとめられています。大変貴重な写真が数多く掲載されておりまして、江ノ電ファン必見の内容となっております。ちなみに、私が提供した写真は、この写真集の後半の方に載っております。昨年、現役を引退しました304Fと、大河ドラマに合わせて運転された1101F「義経号」の写真の計3枚です。

江ノ電ファン必見の一冊。是非、お近くの書店又は模型店でお手にとってご覧いただいて、よろしければご購入していただければ幸いです。

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中央線 快速新宿行きに遭遇

毎日通勤で利用している中央快速線。新型車両E233系のデビューも決まり、注目度が上がっている路線であるが、この線は、人身事故や信号トラブルなど、列車の遅れが多い事でも有名。この頃でこそ、人身事故はだいぶ少なくなった感じがあるが、毎日乗っていると、朝か夕方のどちらかの列車は、最低でも2~3分は遅れており、その程度の遅れならば、私も慣れっこになってしまっている。今日の夕方も同じだった。

仕事を終えて西荻窪駅のホームに向かうと、上りホーム4番線で「快速新宿行き」と言うアナウンスを聞き、自分の耳を疑ってしまった。そして、ホーム上の発車案内機を見ると、間違いなく新宿行きである。

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仕事を終えて西荻窪駅に向かうと、次の上り快速電車は新宿行きだった。

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旅のプレゼント号とホリデー快速河口湖号

9月30日、私は、貨物列車を見るオフ会に参加したため、西国分寺や八王子界隈で撮影をしていた。夕方、八王子駅で撮影していると、横浜線と中央線のホームとの間の中線に、ヘッドマーク付きの115系団臨が入線してきた。

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9月30日の夕方、八王子駅に現れた115系の団臨。

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西武トレインフェスティバル2006in横瀬へ行ってきた

今日から10月。

毎年、10月14日の鉄道の日に合わせて、各鉄道会社では、鉄道ファン向けのイベントを数多く開催する。鉄道ファンにとっては、夢のような1ヶ月がこれから始まるのだが、我が地元、西武鉄道では、本日、恒例の横瀬車両基地での鉄道の日イベント「西武トレインフェスティバル2006in横瀬」が開催された。今年も昨年同様、横瀬行きの特別列車の撮影を絡めながら、現地へ行って来た。

今年の特別列車は、昨年同様20000系が使用された。朝、家を出るのが少々遅くなってしまったので、臨時列車の撮影場所は、所沢~飯能間に限られてしまった。その中で、私が選んだ撮影場所は入間市。ここならば、停車時間もあるので、「快速急行 横瀬」と言う表示もしっかり撮れるだろうと言う判断である。この駅の発車は、9時00分だったのだが、列車は8時58分頃に入線してきてしまった。ほぼ同じ時刻に、上りの急行があったので、「被り」が心配されたが、どうにか免れた。

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「西武トレインフェスタ2006in横瀬」開催に合わせて運転された快速急行横瀬行きが、入間市駅に到着。

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