都営フェスタ’06in浅草線に出かけてきた
このところ多忙のため、更新間隔が伸びていましたが、そろそろ元の体制に戻していきたいと思っています。
昨日は、午前中仕事をして、午後から都営地下鉄浅草線の馬込車両基地で開催されていた「都営フェスタ’06in浅草線」の会場へ向かった。私自身、都営地下鉄浅草線は殆ど縁が無く、西馬込~馬込間は未乗車となっていたが、今回、このイベントを見に行く事で、ようやく全線走破と言う事になる。なぜ、そんな無縁の都営地下鉄浅草線のイベントを訪れたかと言うと、まもなく引退が予定されているステンレス車5200形が展示されるためだ。
西荻窪の事務所を昼過ぎに出て、途中、新宿で昼食を摂り、五反田経由で西馬込に着いたのは、14時15分頃の事であった。西馬込に向かう車内にて、午前中だけで既に5000人近くの入場者があり、撮影会の整理券の配布は終了している模様との情報を聞いていた。都営のイベントは、どう言う訳か車両撮影会は整理券方式にするのだが、通路上からでも充分に撮れるのは他のイベント会場でも経験済み。と言う事で、臨機応変に対応しようと心に決めて会場へと向かった。西馬込駅から歩いて5分ほどで車両基地に到着。早速、中に入ると、メインの撮影会場の裏側からとなるが、都営5200形とこちらも来年で引退が決まっている北総鉄道7000形と良い感じで並んでいるのが見えた。早速撮影を開始する。
まもなく引退となる都営浅草線5200形と、来年には引退となる北総鉄道7000形が馬込車両基地で並ぶ。
都営5200形と北総7000形とのツーショットを撮影した後、左手を見ると、大江戸線の12-000形が浅草線の5300形と並んで留置されていた。
浅草線の主力5300形と並ぶ大江戸線の12-000形車両。こうやって見ると車両の大きさの違いが良く解る。
大江戸線の車両も、実は浅草線の馬込車両基地内で検査を受ける事になっており、時折、この場所へやってくるのだ。大江戸線と浅草線は、レールの幅は一緒だが、ミニ地下鉄と言われている大江戸線の車両が、浅草線を自力で走る事はできない。そこで終電後に、大江戸線と浅草線とを結ぶ連絡トンネルを経由して、専用の機関車が牽引して馬込車両基地までやって来る。
この後、各社の即売会コーナー(何故か西武も出展)を冷かして、検修庫内を移動。付き合った先には、大江戸線の車両を牽引する専用の機関車が停められていた。
検査で入場する大江戸線車両を牽引するE5000形機関車。
ここまでは、撮影会の整理券を持っていなくても問題なく入場できる。ここから先は、整理券を持った人のみ、撮影会会場へ行けるのだが、うまい具合に通路が確保されており、ロープが気になるものの、この通路上から撮影が可能となっていた。私も通路上から撮影会用に並べられていた車両たちを撮影してみた。
撮影会場に並べられた車両たち。
今回は、都営5200形の引退を記念している事もあり、浅草線と相互乗り入れをしている京浜急行、京成電鉄、北総鉄道からも、それぞれ古い車両が集められていた。
相互直通運転をしている京成、京急、北総、都営の旧型車両たちが並ぶ。
一番左側の京成の車両は3295Fと言う車両だが、この車両は、京成で唯一残る片開き式ドアの車両。流石に、この場所からの撮影となると、ドアの違いまでは解らない。
今度は現代の浅草線の主力車両、5300形も入れて撮影。
大江戸線の12-000形車両とE5000形機関車との並び。
ここで撮影をしていると、幣ブログと相互リンクをしているKaz-T's blog レインボーラインのKaz-T氏に遭遇した。彼は整理券を貰って撮影会の会場に入ったらしいが、午前中から来て貰ってもこの時間だったらしい。ご苦労様でした。
この後、Kaz-T氏と渋谷までご一緒して、次の目的地へと向かいました。
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コメント
TOMOさんお疲れ様です
私も今年の春に西武鉄道の武蔵丘検修場に行ったときも
なぜか、
「便利で快適な都営交通をご利用ください」と言う垂れ幕を東京都交通局が出ていました
他にも、小田急・つくばエクスプレス・も出展していました
その他、東京都交通局はコミックマーケットにも出展していてパスネットを販売していました
投稿: 如月瑞穂 | 2006/10/29 15:04
TOMOさんこんばんは。
中々良い並びですねぇ。
わざわざ京成3295Fまで持ってくるなんて。
馬込工場に隠してある5000系も出して欲しいですね。
他社の物販は結構色々な所で行われているようです。
各社お互いに出店しあっているんでしょうね。
投稿: ばきしむ | 2006/10/29 21:05
こんばんは。会場でお会いしたKaz-Tです。
このイベントは朝から参加しましたが、まず会場に入るだけで30分は並んだと思います。その後すぐ撮影会の整理券の列に並べばもっと早い時間帯で撮影会に参加できたかと思いますが、会場内限定のパスネットを購入しようとその列にまず並んだ為、その後の撮影会の整理券は13時から配布の14時からの会となってしまいこれに2時間並びました。
5200形の引退と、地上の太陽光の下で見ることができた大江戸線12-000形に機関車E5000、さらに京急から1000形、京成から3200形の元特急車3295F、北総からはこれも残り1編成で今年度で引退の7000形と揃えばそれだけ多くの人が集まるのは当然であると思いますし、この並びはもう見ることはできないのではと思います。
また、イベント会場などでお会いしました時は、よろしくお願いいたします。
投稿: Kaz-T | 2006/10/29 22:07
如月瑞穂さん、ばきしむさん、Kaz-Tさん、コメント有難うございます。
如月瑞穂さん>
そう言えば、武蔵丘にも東京都交通局は来ていましたね。パスネットが導入されてから、首都圏の鉄道各社はイベント会場への相互乗り入れが活発になりましたね。今回の馬込の会場では、他に京急と北総が来ていたと思いますが、西武は都営浅草線の乗り入れとは関係ないので、ちょっと場違いな感じがしました。
ばきしむさん>
馬込工場には、かつての浅草線の主力車両である5000形が残されていたんですか。それは見たかったな。是非、3295Fや京急旧1000形と並べて欲しかったです。
Kaz-Tさん>
当日はお世話になりました。相変わらずの行動力に脱帽しております。今回の展示車両、仰るとおり確かに貴重な並びですね。私も普段は縁の無い路線でありますが、5200形の事がありまして、あえて出動しました。おそらく5200形目当ての人は多かったのではないでしょうか。今後もイベント会場でお会いしたときは、どうぞ宜しくお願いします。
投稿: TOMO | 2006/10/29 23:31
こんばんは。私もこのイベントに行っておりました。西馬込駅に到着したのが11時過ぎ。このときすでに入場制限が行われていて、中へ入るのに20分以上も掛かってしまいました。おまけに、長い列が折り重なるように出来ていて、最後尾がどこなのかもわからない始末。特に「最後尾」と書かれた札もなく、後から来たお客さんも迷うという状況でした。
今回は出遅れてしまったこともあって、パスネット類も会場に到着したときにはすでに完売になってしまいました。このイベントの主役である5200系に会うことが出来たのが何より救いでしたね。
5200系はとうとう一度も乗れずじまいでした。やはり引退の声が聞かれる前に乗っておくことが大事ですね。
投稿: mattoh | 2006/10/31 22:23
mattohさん、コメント有難うございます。
11時ごろの入場でも、既にパスネットは購入できなかったんですね。記念パスネットもICカード導入で消える運命でしょうから、その分も含めて人気が高かったのかもしれませんね。
投稿: TOMO | 2006/11/02 07:58