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E233系の試運転を撮影する

このところ、仕事が多忙だった事もあり、更新が遅れてしまいました。ようやく本業も落ち着きましたので、通常の更新ペースに戻して行きたいと思っています。まずは、中央線のE233系の話題から。

12月下旬からの営業運転開始を前に、着々と増備が進んでいるE233系。複数のブログや掲示板にも試運転の目撃情報が伝わってくるようになった。E233系は4連1本が三鷹電車区にも貸し出され、日中、三鷹~中野間の緩行線で試運転が繰り返されているとのこと。現に私も27日の午後、中央線の車内よりこの試運転を目撃した。緩行線を4連で走る姿は、営業運転開始後では考えにくい光景で、私自身も撮影しておきたいとは思っていた。

昨日の事。午前中の仕事がなかなか片付かず、昼休みを迎えたのが12時半を過ぎてしまった。食事のために西荻窪駅周辺へ。昼食を終えると時刻は13時。遅くスタートした昼休みなので、まだもう少しは散策が出来そうだ。私はふと西荻窪駅の時刻表を眺めた。この時間、緩行線新宿方面行き電車の運転間隔が9分空いている。もしかしたらこの間にE233系の試運転が入るのではないか? そう思って、ふらふらと快速線の3番線ホームの吉祥寺方まで行ってみた。すると、緩行線ホーム側で3人の鉄ちゃんがカメラを構えていた。何やら試運転が来そうな気配。そのまま待っていると、吉祥寺方向からE233系がやって来た。私もカメラを構えたが、背後から201系の大月行きがやって来てしまった。そこで入線シーンは諦めて、大月行きが出て行ってから後追いを撮影してみた。

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12月下旬からの営業運転開始を目指して試運転が続くE233系。

慌てて撮影したので、あんまり良い画像ではないが、西荻窪駅で捕らえたE233系4両編成の試運転と言う事で、個人的には満足である。

忙しく働き続けた11月。これ位のご褒美は貰ってもいいだろう。

12月12日画像追加

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12月6日の午後、荻窪駅前の取引先に出かける際に、西荻窪駅でE233系の試運転を捕らえました。

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14年間ありがとう!秩父鉄道3000系さよなら運転

11月25日、ついに秩父鉄道3000系が最後の日を迎えた。

幣ブログでは、これまで何度か秩父鉄道3000系を取り上げてきた。1992年、JR東日本より譲渡された165系電車を種車に誕生した3000系は、秩父鉄道でも14年間急行運用に君臨し、原形は留めていないものの、直流急行形電車本来の使い方をしてきた。

その3000系の最後の日である11月25日は、3000系の最後の花道として「3000系さよならイベント」が開催された。元々、急行形電車が大好きな私。3000系の最後の力走を撮影するため、秩父鉄道沿線に向かった。

前記事でお解かりの通り、25日朝は、八高線金子駅で旧型客車の回送を撮影した。これは当然の事ながら、秩父鉄道沿線へのアクセスを考慮した場所選びである。旧型客車の回送と交換して発車する八高線に飛び乗り、東飯能で西武池袋線に乗り換え。この駅から「秩父フリーきっぷ」を購入して、まずは秩父鉄道の影森駅を目指した。なぜ影森駅かと言うと、この駅手前の踏切で撮影すると、光線状態がちょうど良いから。今年2月に「ロウバイ号」の撮影で訪れており、それ以来の訪問だった。御花畑駅から1000系電車に揺られる事一駅。11時頃に影森駅に着くと、お目当ての踏切は誰もいない。さっそく、この踏切付近で待ち構える事にした。先行列車で練習を重ねて待ち続けること30分。3000系充当の臨時急行がやって来た。

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14年間急行運用に君臨してきた秩父鉄道3000系がついに引退。最後まで残ったのは3001Fだった。

秩父鉄道では、今までに3000系を使用した急行列車で、特別なイベントに合わせて運転するときは、前後で微妙に違うマークを掲出していた。今回のさよなら運転でもそうなのかと思って振り向くと・・・

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熊谷方先頭車のヘッドマークは違うデザインだった。

やはり、さよなら運転でも前後で違うデザインのヘッドマークを掲出していた。反対側は完全な逆光なのだが、前後で違うマークを掲出していた記録となるので良しとしよう。

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臨時快速「青梅・奥多摩レトロ号」運転。でも撮影場所は・・・

11月も下旬になり、首都圏でも木々が色づいてきた。11月25日、秋深まる青梅線沿線に、高崎車両センター所属の旧型客車を使用した観光列車「青梅・奥多摩レトロ号」が立川~奥多摩間で運転された。

自宅から程近い青梅線沿線でのイベント列車運転と言うことで、もちろん出動といきたいところであったが、この日は時間の都合で、青梅線内の撮影が不可能だった。そこで色々調べていたところ、2ちゃんねるの臨時列車関連のスレに、当日の高崎~拝島間の回送列車のダイヤが載っていた。これなら何とかなりそうだと、朝の八高線内の回送と、夕方、営業を終えて拝島に戻ってきたところを撮影してみた。

まず、朝の回送列車。これは八高線の金子駅で撮影することにした。朝、萩山から西武拝島線で拝島へ。拝島から八高線に乗り換える。お台場からの移籍車両に揺られながら、金子駅に到着したのは9時15分頃だった。ホームの高麗川方には、既に数名のファンが待機している。私もその間に入れていただいて、その瞬間を待った。そして、9時30分頃、高崎方向からDD51に引かれた旧型客車がゆっくりと入線して来た。

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青梅線で運転される臨時列車「青梅・奥多摩レトロ号」に使用するため、高崎から拝島へ回送されてきたDD51 842+旧型客車+DD51 895。

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西武ライオンズファン感謝の集い号が運転される

今日は地元のプロ野球チームである西武ライオンズの「ファン感謝の集い」がインボイス西武ドームで開催された。

ご存知の方も多いと思うが、西武ライオンズのエースとして君臨してきた松坂投手は、来シーズンからメジャーリーグへ活躍の場を移す。西武ライオンズのユニホームを着て公式の場に現れるのは、今日が最後となる事から、例年のファン感謝祭よりも、早朝から駆けつける人が多かったようだ。

このイベントに合わせて、西武鉄道では、今年も池袋~西武球場前間に20000系8両編成を使用した「ライオンズファン感謝の集い号」が運転された。昨年に引き続き、この特別列車を西所沢駅で撮影してみた。

私が西所沢駅に到着したのは、午前10時20分頃の事。特別列車は池袋駅を10時00分に出発と言う事で、この駅の到着は、おそらく33分頃ではないかと予想した。西所沢駅の1番ホームの発車案内機は、既に「臨時」を表示しており、ここへ入ってくる事は間違いない。そこで私は、2番ホームの下山口方でカメラを構えた。ここには、ビデオカメラで撮影されていた方がお一人いらっしゃったので、一声かけてから私も隣で撮影させてもらった。

32分発の西武球場前行きが出発した直後、1番ホームに列車接近放送が入った。この列車に間違いない。前方から20000系が近づいてくる。連結器カバー付きの20151Fだった。

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インボイス西武ドームで開催された「ライオンズファン感謝の集い」に合わせて、池袋~西武球場前間に臨時列車「ライオンズファン感謝の集い号」が運転された。

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代走?転属?西武20108Fが新宿線にやって来た

今日は出先から直接帰宅することになったので、帰りに新宿で買い物をして、西武新宿駅から西武線で帰宅する事にした。

昼間、知人より「20108Fが新宿線に来ているらしい」と言うメールを貰ったのを思い出して、西武新宿駅で15分ほど観察してみた。そして、19時32分頃の事だが、3番ホームに20000系の急行が入ってきた。20108Fか?と思って見てみると大当たり。下車客を気にしながら撮影を開始した。

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池袋線で運用していた筈の20108Fが新宿線にやって来た。代走か?それとも転属か?

正面の撮影を終えてから、最後部車両の女性専用車のステッカーを見てみる。これは池袋線用のものだった。と言う事は借り入れなのか。いや、今は新宿線を走っている20105Fだって、新宿線に来た直後は池袋線用の女性専用車ステッカーが貼られたままだったから、まだ断言は出来ない。

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20108Fが新宿線で走っている証拠写真として、この角度からも撮影。

週明けに突然新宿線にやって来た20108F。新宿線も車両不足のようだし、何となく代走で来たのではないかと言う気がするが、やはり6000系とのトレード要員なのだろうか。いずれにしても暫く様子を見てみる必要はありそうだ。

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都営浅草線に乗ったら

今日は仕事で大田区の会社に出かけた。ここの社長さんは大の鉄道ファン。仕事が17時過ぎまで掛かったので、このまま直接帰宅することになり、更に社長さんが都営地下鉄浅草線の西馬込駅まで車で送ってくれる事になった。鉄道ファン同士、車の中で2人だけになれば、当然車内は鉄談義。先日の馬込車両基地のイベントの話や、パスネット等の話で盛り上げっているうちに西馬込駅に到着した。

西馬込駅から都営浅草線に乗り込む。都営浅草線といえば、京成電鉄や京浜急行など、複数の路線と相互直通運転をしているので、やって来る車両も豊富。次の列車は特急成田空港行き。やって来たのは京成3600形だった。この車両は6両編成でデビューしたが、現在は1本を除き8両編成に組みかえられている。ただ、3600形の8両編成は、先頭車が電動車になっていない事から、京浜急行には乗り入れていないらしい。そのまま五反田まで乗り通した。

五反田駅のホームで、ちょっと観察しようかなと思い、ホーム中ほどにあった業務用の時刻表を見る。押上方面は、暫くの間、都営車と京成車ばかり。では、西馬込方面はと思って見てみると、10分ほど後に「N」の運行番号の列車があった。北総鉄道の車両だ。せっかくだから、この列車までは観察していこう。そう思って、ホームの先端部分で待機した。暫くして、お目当ての列車の1本前の列車がやって来る。その列車を見て、私は慌ててカメラを取り出した。なんと京成電鉄の東成田駅から伸びている芝山鉄道の車両だったのだ。

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五反田駅で捕らえた芝山鉄道3600形。

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江ノ電「タンコロまつり」に行ってきた

今日は、371系を撮影するために小田急沿線まで出たついでに、そのまんま小田急線で江ノ島方面へ向かった。目指した場所は、江ノ電の極楽寺にある車庫。今日は、この車庫で「江ノ電タンコロまつり」と言うイベントが開催されていたからだ。このイベントでは、極楽寺の車庫に保存してある108号車、通称「タンコロ」が展示される事になっており、この車両を生で一度も見た事がなかっただけに、自然と足が向いていたのだ。今日は生憎の空模様で、カバンの中に入っていた「鉄道ダイヤ情報」を読むと、タンコロまつりは雨天の場合は中止と出ていたので、イベント自体やっているかどうか心配だったのだが、道中、携帯で複数の掲示板を見ると、予定通り行われていると言う事で、安心して現地へ。

雨模様の極楽寺駅を下車して、藤沢方向に歩く。3分ほどで極楽寺車庫の入口に到着した。そのまま中へ進んでいくと、お目当てのタンコロが停まっていた。

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雨の中、江ノ電の極楽寺の車庫で開催された「タンコロまつり」。主役の「タンコロ」こと108号車も屋外に出て展示されていた。

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シングルアームパンタになった371系を撮影する

小田急の新宿駅とJR東海の沼津駅とを結ぶ特急「あさぎり」は、JR東海の371系と小田急の20000形が2往復ずつ担当する、相互直通運転の列車だ。今年で運転開始から15年を経過しており、すっかり定着した感もある。この「あさぎり」に使用される専用車両は、小田急が2編成所有しているのに対して、JR東海は1編成しか所有していない。JR東海の車両が検査等で運用に就けないときは、小田急から1編成借り入れて対応する。ちょうど先日までJR東海の車両が検査入場しており、小田急車2編成での運転となっていた。

そのJR車が検査を終えて出場してきたら、パンタグラフがシングルアームパンタになったと言う。であれば、綺麗なうちに一度は撮っておきたい。本日の午前中、371系を撮影するために小田急沿線へ出向いた。狙うは、新宿を10時20分に出発する「あさぎり3号」である。

自宅最寄駅の萩山から、西武多摩湖線に一駅乗って青梅街道で下車。そこから武蔵野線の新小平駅へ歩いて、府中本町乗継で、まずは登戸を目指した。本来なら、ここから一駅新宿方向へ向かった和泉多摩川駅で撮りたいのだが、朝、多摩湖線の電車を1本乗り遅れたため、急行が通過する和泉多摩川へ行くと、「あさぎり」が通過してしまう。仕方無く下り急行に乗車。一駅目の向ヶ丘遊園で「あさぎり」の通過待ちと言うので、ここのホームの先端で371系の入線シーンを撮ってみた。直前に上り特急が通過したので、被られるかと思ったのだが、どうにか最後部車両まで入るように撮れた。

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検査入場を終えて、シングルアームパンタになって出場したJR東海371系。

登戸から乗車したのが急行だったので、せめて町田ぐらいまで逃げ切ってくれないかなあと思っていたのだが、僅か一駅で抜かれるとは・・・ とりあえず、シングルアームパンタだと言う事は辛うじて解るかな?

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今日はレギュラー?189系「彩野」編成使用の特急「日光81・82号」運転

今年3月のダイヤ改正から運転を開始したJR東日本と東武鉄道との直通特急。JR線内で見る「スペーシア」も、東武鉄道線内で見る485系も、だいぶ見慣れてきた。

秋の行楽シーズンになり、この直通特急も、10月21日から11月19日までの土曜・休日に、臨時列車が1往復運転される事になった。増発される1往復には、期間中、東武とJRと共同で車両を出し合う事になっており、前半は、東武鉄道の「スペーシア」が担当。そして11月11日からはJRが担当することになった。ここで問題になるのはJRの車両である。JRは、この東武直通列車に485系6連1本しか車両を用意していない。当然、通常の車両が足らなくなる訳で、こう言う時に、あの車両の出番となるのだ。あの車両とは、大宮総合車両センターの189系「彩野」編成である。

189系「彩野」編成は、東武直通特急運転開始を前に、直通特急の予備の予備として整備され、これまでの派手な塗装から一転して、スペーシアに近い塗装に改められた。1本しかない直通用の485系が運用に就けなくなった場合、第1予備は東武の「スペーシア」となるのだが、それでも駄目な場合は、189系「彩野」の出番となる。これまでにもイレギュラー的に「彩野」編成が入る事があったが、それはあくまでも代打出場と言えるだろう。今回の臨時運用では、最初から「彩野」を充当する事になっており、普段はベンチを暖めている補欠要員が、レギュラーを獲得したような感じだ。レギュラーを獲った「彩野」使用の特急「日光号」も、気が付けば今日と明日の運転を残すのみ。そこで、今朝は新宿へ買い物に行く際に、ちょっと早めに出て、池袋駅で撮影する事にした。

私が池袋駅に着いたのは、9時47分頃の事。特急「日光81号」の時刻まで10分を切っていた。私は池袋駅1・2番線ホームの新宿方へ向かう。ここは既に10人以上のファンが集まっていた。私は、カメラを取り出して、集まっている人達の隙間から、彩野編成の入線を撮影した。

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今日はレギュラー出場。189系「彩野」編成使用の特急「日光81号」

ちょっと光線状態が良くないが、折り返しの新宿行きは暗くなってからの運転なので贅沢は言っていられない。もう1枚、望遠レンズを活用して、停車中も後ろ向きではあるが撮影してみた。

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池袋駅では1分ほど停車した後に出発。

最後の砦あった房総半島からも定期特急運用が無くなった183・189系シリーズだが、まだまだ臨時列車であれば、このように特急運用に入る事もある。我々の世代から見ると、やはりこの車両には特急運用が良く似合う。今回の臨時特急「日光号」の運用は明日で終了となるが、今後も「彩野」編成が、代打ではなくレギュラーとして特急運用に入る日が来る事を期待したい。

関連記事
2006年5月30日付記事 189系「彩野」編成 ついに東武直通特急の運用に入る

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中央緩行線の線路リフレッシュ工事を観察する

11月9日及び16日の両日、JR東日本は、10時30分頃から15時頃まで、中央線中野~三鷹間の緩行線の列車の運転を中止して、同区間の線路リフレッシュ工事を行った。この区間の線路リフレッシュ工事は、定期的に実施しており、昼間、西荻窪で働いている私は、リフレッシュ工事がある度に、昼休みを利用してリフレッシュ工事の様子を記録してきた。しかし、今回は1回目の9日に関しては、仕事の都合で観察する事が出来ず、一昨日の16日のみの観察となってしまった。

16日の昼休み、とりあえず私は西荻窪~三鷹間を往復することにした。早速、西荻窪駅へ向かい、改札口を入ると、緩行線ホームへと上がる通路付近には、リフレッシュ工事を知らせる掲示があった。

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11月16日は中央緩行線の線路リフレッシュ工事の日。西荻窪駅1・2番線への入口にロープが貼られるのもリフレッシュ工事らしい光景。

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小江戸川越鉄道開設111周年記念イベントが開催される

1895年、現在の西武国分寺線に当たる国分寺~東村山間と、西武新宿線の東村山~本川越間が川越鉄道として開業した。小江戸と呼ばれる埼玉県の川越市に初めて鉄道が開通した事になる。今年、2006年は、この開業からちょうど111年。111周年を記念して、11月11日に「小江戸川越鉄道開設111周年記念イベント」が川越市内で開催された。西武鉄道では、このイベントに合わせて、川越鉄道の区間でもある本川越~国分寺間に快速急行「小江戸111号」を運転した。普段はまず走る事がない快速急行国分寺行きが運転されると言う事で、私自身も撮影したいと思っていたのだが、前記事でもお解かりの通り、この日はJR東日本の豊田電車区40周年記念イベントに参加していた。そこで、私とは20年近くの付き合いである、川越市在住のかーごえさんに出動を要請をしたところ、快く引き受けてくれた。今回は、「TOMOの鉄日誌特別カメラマン」として取材をしてくれた、かーごえさんの画像を基に、この「小江戸111号」と記念イベントを振り返る事にする。(以下使用する画像は全てかーごえさん撮影)

「小江戸111号」は、本川越駅を13時00分に出発する。この列車の出発に合わせて、本川越駅では記念式典も行った。記念式典のために、仕様車両も早めの入線となり、12時28分発の西武新宿行き特急列車が出発して暫くした後、「小江戸111号」の使用車両が入線してきた。

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小江戸川越鉄道開設111周年記念イベントに合わせて運転された、臨時快速急行「小江戸111号」。(撮影:かーごえさん)

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豊田電車区開設40周年記念イベントに行ってきた

諸事情により更新順序が入れ替わりましたが、これより11日に開催された豊田電車区開設40周年記念イベントの話題をお送りします。

このイベントは、昨年夏に開催された三鷹電車区のイベントの教訓から、事前申し込みによる定員制のイベントとなった。事前申し込みには2種類あり、まず1つ目が、八王子駅から出発する特別列車に乗車して豊田電車区へ向かう見学ツアーに申し込む事。そして、もう一つが往復はがきで申し込む方法だった。ツアーの方は、記念品と弁当が付くので少々割高だったが、申し込み開始が早い事と、早めに申し込めば参加できる可能性が高い事から、受付初日に国分寺駅の「びゅうプラザ」に並び、ツアー券をゲット。今回は、確実に電車区内に入る事ができた。

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豊田電車区に出入りする車両がずらりと並んだ撮影会場。

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終焉間近!身延線123系が南甲府まで入線

JR東海では、管内に残る、国鉄形電車の113・115・123系の313系への置き換えを進めている。既に増備された313系も営業運転を開始しており、国鉄形電車が徐々に勢力を弱めている。

そんな中、鉄道友の会静岡支部主催による123系の団体列車が、本日、静岡~南甲府間に1往復運転された。事実上、123系の「さよなら運転」とも言うべき列車である。123系は、デビュー当時、身延線全線で使用されていたが、313系がデビューしてからは、甲府口での営業運転は無くなっており、今回、団臨とはいえ、久しぶりに甲府周辺で走る事になった。そこで、私は、123系最後の力走を撮影すべく、立川から「ホリデー快速ビューやまなし号」に乗り込み、一路、甲斐住吉駅を目指した。なぜ、そんな駅を選んだかと言えば、団体列車の折り返しとなる南甲府駅での撮影タイムを考慮して、同駅まで徒歩で移動できる場所にするしかなかったのだった。

私自身、身延線甲府口を訪れたのは5年ぶりぐらいのこと。南甲府駅や甲斐住吉駅周辺ならば、畑も多く撮影もしやすいだろうと思っていたのだが、実際に現地に着いてみると、宅地開発がかなり進んでいることがわかった。最初は甲斐住吉駅周辺をぐるぐる歩き回ったのだが、結局、駅すぐの緩いカーブのところで撮影する事にした。光線状態があまり良くないのだが、他に選択の余地が無かったのだ。12時30分ごろ、踏切が鳴り、前方より123系特有の豪快なモーター音が聞こえてきた。

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引退間近の123系による団臨が静岡~南甲府間で運転された。

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新天地で運用開始!幕張車両センターの211系

以前、幣ブログでは、房総地区転用に向けて大宮総合車両センターに入場中の211系を取り上げたが、この度、転用される211系が出揃い、10月21日より順次営業運転に入るようになった。房総地区へ転用された車両は、高崎車両センターに所属していた211系3000番台車14編成。全て寒冷地仕様の車両だが、房総半島でも比較的寒い総武本線・成田線を中心に、房総各線に投入された。

新天地で運用を開始した211系の姿をどうしても見ておきたくなり、11月最初の日曜日である5日は、千葉を目指して出発したのだが、途中で常磐線に立ち寄った事は、一つ前の記事でお伝えしたとおりである。そして、この日は痛勤形酷電氏が関西へ戻ると言う事だったので、彼を東京駅で見送った後、211系を見に千葉へと向かった。翌日、休暇を取っていたからこそ出来る技で、我ながらタフだなと感心してしまった。

東京駅から成田空港行きの快速電車で千葉駅に到着したのは、16時頃の事であった。快速の車内で鉄道ダイヤ情報誌と時刻表を睨めっこすると、この時間帯、総武本線・成田線の列車が3本続けて211系である事が解った。これなら撮影するのに効率が良い。千葉駅まで乗ってきた快速電車を見送ると、すぐ隣のホームには、211系の総武本線成東行きが停車していた。早速撮影を開始する。

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10月21日より営業運転を開始した幕張車両センターの211系。千マリ408編成(旧高タカA44編成)

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旧型客車の回送を追う

3連休の最終日となった5日の事。前夜の痛勤形酷電氏を囲んだ飲み会の影響で遅く起きた。今日は千葉で運用を開始した211系でも撮りに行こうかと思い、ホリデーパスを買って、国分寺から中央線に乗り込んだ。車内で携帯を使用し複数の掲示板をチェックすると、常磐線で旧型客車の回送が運転されている事を知った。

この回送は、前日まで、水郡線で運転されていたイベント列車に使用された旧型客車を、高崎車両センターへ戻すためのもの。この日は、尾久車両センターまで運転されると言う。中央線の沿線から北千住周辺へ行くと、ちょうど旧客の回送を迎えられそうな時間だった。そこで、予定を変更し上野から常磐線に乗り換え、亀有へと向かった。時間的にも、ここが限界だった。

亀有駅では、既に同業者が3名ほどカメラを持って待機していた。私もその中に入れさせてもらって、旧客の通過の瞬間を待つ。3分ほど経過して、水戸方向から赤い機関車が見えた。間違いない。この列車だ。早速カメラを構える。

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前日まで水郡線で運転されていたイベント列車に使用した旧型客車の返却回送が、5日の白昼、常磐線を走った。

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最後尾車両は、小窓が並ぶスハフ32。

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13号線乗り入れ対応車 6103Fを見に行く

有給休暇をとった6日の昼間、西武の甲種とある列車を撮り終えて、都心へ戻ってきた。その後、新宿で買い物をした後、携帯で2ちゃんねるを見ていたら、13号線乗り入れ対応車の6103Fが、前面を白く塗った状態で小手指車両基地にいるとの事。これは見に行かなくては・・・と思い、西武新宿から所沢経由で小手指へ。途中で3ドア10両の快速急行池袋行きを見てしまい、小手指駅で撮影をしてから車両基地方向へ歩いていったため、現地へ着いたのは16時を過ぎてしまった。

もう辺りは暗くなり始めている。構内を見渡してみるがどこにもそれらしい車両がいない。ようやく検修庫内に白い前面の6000系がいるのを発見。間違いない。これが6103Fだ。少々目障りなものがあるが、普通の6000系との比較用の撮影をするため、線路沿いの道から苦しい体制ではあるが撮影してみた。

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フルカラーLED、T字形ワンハンドルなど、今までの西武車両に無い仕様に改造された6103F。前面も白く塗装された。

6000系が登場して10年以上が経過し、前面が銀色の電車と言うイメージが焼きついているため、この白い前面の6000系と言うのは、かなり違和感がある。ステンレス車で正面だけ白塗装ベースの車両と言えば、JR東日本の209系・E231系、JR東海の313系でも見られる事だが、これまでそのような車両が無い西武鉄道では、見慣れるまでに、暫く時間が掛かりそうだ。

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西武 9102Fが東急車輛へ入場

西武鉄道では、池袋線で活躍する9000系電車のVVVF化(省エネ)改造を今年度も進めている。今年度は、既に9105Fが改造を終えて出場。既に営業運転に復帰しているが、今年度の2編成目となる9102Fが、本日東急車輛へ入場した。

昨年度から数えて4回目となる東急車輛への9000系の入場。すっかり御馴染みとなったが、車両新製の無い今年度は、この9000系の甲種輸送時のみが、JRとの連絡線を使用しているところを撮影するチャンスと言う事で、本日は有給休暇を利用して、この9102Fの入場シーンを追跡する事にした。

まずは、自宅を7時30分に出発。所沢へと向かう。既に前夜のうちに9102Fは、E33+E34に牽引されて、所沢へ運んであった。私は、改札口を出て東口へと向かい、線路沿いの道から9102Fのスカートなしの姿を撮影する事にした。

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前夜のうちに所沢まで回送されていた9102F。まもなく東急車輛へと旅立つ。

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助っ人2453Fを撮影する

今、西武新宿線では、2連口の2000系が不足している。これは、9月1日に更新工事のために入場した2417Fが、まだ復帰していない事が影響している。9月前半にも、池袋線から2457Fが貸し出されて、新宿線で使用されていたが、9月中に返却されている。そして、今回、再び車両不足が発生し、池袋線から2453Fが貸し出されていた。新宿線で運用される機会が少ない新2000系の前パン車を撮影できるチャンス。返却前に一度は撮影したいと思っていたが、この連休までなかなか撮影できずにいた。

4日午前中、自宅で2ちゃんねるの西武4ドア車スレッドを見ていたところ、2453Fの目撃情報が出ていた。時刻表で追跡をすると、萩山駅11時23分発の各駅停車西武新宿行きに入る事が判明。自宅から自転車で小平2号踏切へと向かった。前から気になっていた踏切だったが、これまで一度も撮影した事がなかったのである。現地に到着してみると、新宿線の列車はほぼ問題なく撮影可能。そして、拝島線の上り列車も8両ぐらいなら何とかなりそうだと言う事が解り、ホッとする。

通過時刻が近づき、踏切が閉まった。歩行者の邪魔にならない場所を確保してカメラを構える。通過の瞬間に備えたが、やって来た車両を見て驚いてしまった。

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助っ人2453Fを撮影しようとしたら、なんと2419Fがやって来た。

2453F充当列車の1本前は、2419Fが連結された西武遊園地発の小平行きだった。同スレには、2419Fの情報も出ていたのだが、2453Fの方に頭が集中していたので、2419Fの運用追跡はしていなかったのだ。まさか2453Fと2本続けて来ていたとは思ってもいなかった。

そして、2分後の事。

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2419Fに続いて、2453Fの各駅停車西武新宿行きが予定通り通過。

今、新宿線で注目の2000系2連口2編成が、僅か2分間の間に両方撮れるなんて、夢にも思っていなかった。ラッキーな1日だった。

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やっぱり鉄分の濃い日々さん


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西武 入間航空祭ダイヤを観察する

毎年11月3日は、入間基地で航空祭が開催されている。会場への最寄駅は西武池袋線の稲荷山公園駅。毎年、西武鉄道では、臨時列車を増発して対応しており、このブログでも航空祭ダイヤの観察記を取り上げている。今回も昨年同様、この航空祭ダイヤの模様を観察してきた。

前夜、秋葉原での飲み会に参加したため、早朝からの出動は無理だった。とりあえず家を出て、最初に向かったのは所沢駅。ここで観察できる列車から観察を始めた。ちょうどやって来た列車は、池袋発の各駅停車飯能行き。所沢止まりの5403列車の延長運転と言う事で、4番ホームからの出発だった。

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入間航空祭へ向かうお客さんを乗せて、所沢止まりの各駅停車が飯能まで延長運転。

通常のダイヤでは、日中の飯能行きは優等列車ばかり。池袋からの各駅停車と言う事で、8両編成の2069Fが充当されている。普段は殆ど見る事ができない2000系8両編成の各駅停車飯能行き、しかも幕車の車両と言う事で、幸先の良いスタートとなった。

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西武 20103Fが新宿線にやって来た

昨夜は、秋葉原で飲み会があった。22時前にはお開きになり、通常ならば、中央線~西武多摩湖線、もしくは新宿へ出て西武新宿線で帰宅と言う形になるのだが、翌日に控えた入間航空祭に伴う臨時列車の時刻の確認のため、池袋から西武池袋線を使って帰宅した。

所沢で新宿線に乗り換える。やって来たのは20000系の準急だったが、車両番号を見ると20103F。6000系の13号線乗り入れ対応工事第二弾のトレード要員として、つい最近、転属してきた車両だ。

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所沢から乗車した20103Fは、つい最近、新宿線に転属してきた編成。

私自身、新宿線へ移動してきてからは、これが2度目の乗車であるが、ゆっくり同編成を観察できたのは、転属後、これが初めてだった。せっかくなので色々と観察してみる。7月にやって来た20105Fと異なり、1号車の女性専用車のステッカーは既に新宿線のものに貼りかえられていた。そして、車内を歩いていると、あるものに気が付いた。

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20103Fの天井には、ご覧のような広告シールが貼られている。

天井の広告、この編成の各車両に1箇所ずつ貼られているようで、ドアも近い事から、立ち客の多いラッシュ時間帯には、宣伝効果はあるかもしれない。たぶん試験的に実験されているものではないかと思うが、この場所を宣伝用に提供するとは、なかなか考えたなと思った。

これで新宿線の20000系10両編成は、20101F・20103F・20105Fの3編成となった。次のトレードはどの編成になるかな。

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