西武 9102Fが東急車輛へ入場
西武鉄道では、池袋線で活躍する9000系電車のVVVF化(省エネ)改造を今年度も進めている。今年度は、既に9105Fが改造を終えて出場。既に営業運転に復帰しているが、今年度の2編成目となる9102Fが、本日東急車輛へ入場した。
昨年度から数えて4回目となる東急車輛への9000系の入場。すっかり御馴染みとなったが、車両新製の無い今年度は、この9000系の甲種輸送時のみが、JRとの連絡線を使用しているところを撮影するチャンスと言う事で、本日は有給休暇を利用して、この9102Fの入場シーンを追跡する事にした。
まずは、自宅を7時30分に出発。所沢へと向かう。既に前夜のうちに9102Fは、E33+E34に牽引されて、所沢へ運んであった。私は、改札口を出て東口へと向かい、線路沿いの道から9102Fのスカートなしの姿を撮影する事にした。
前夜のうちに所沢まで回送されていた9102F。まもなく東急車輛へと旅立つ。
所沢駅停車シーンを撮影後、今度は東口の駅前広場を抜けて線路沿いの道へと向かう。前回は、所沢陸橋の上からの撮影だったので、今回は違う場所を・・・と思いながら歩いていたのだが、結局は陸橋の近くまで来てしまった。線路沿いの道から撮るかと思ったのだが、陸橋の上を見ると、既にカメラを構えている人が1人見えた。このままここで撮影したら私が写ってしまう可能性もある。結局、陸橋の上へと向かい、前回とほぼ同じ場所から、連絡線上を走るE33+E34+9102Fを撮る事にした。陸橋上で待つこと、およそ10分。8時22分頃にE33+E34+9102Fが通過した。
E33+E34+9102FがJR・西武連絡線をゆっくりと走行。新秋津へ向かう。
前回と同じようなアングルで撮影を終えて、再び所沢駅へ。池袋線の電車に秋津まで乗車し、新秋津へと歩く。現地に着くと、既にJR貨物の機関車が連結されており、新秋津までの牽引を担当したE33+E34は、9102Fから切り離されていた。
9102Fから外されたE33+E34。
出発を待つ9102F。先頭には既にJRの機関車が連結されている。
E33+E34と、9102Fを上から撮影して、今度はJRの機関車が連結されている前からのシーンを撮ろうとしたが、停止位置が悪く断念。足早に新秋津駅へと向かい、駅ホームで待機することにした。9000系甲種は、新秋津駅を9時40分に出発し、一旦、新座貨物ターミナルへと向かう。前回の運転時は、府中本町方面ホームの府中本町方で構えていたのだが、9時42分に出発する府中本町行きに被られてしまった。そこで、今回は同ホームの西船橋方で構える事にした。9時40分、甲種列車はゆっくりと動き出したのがホーム上でも確認できたが、その直後、府中本町行きの接近放送が入る。被られるかどうか冷や冷やしたが、どうにか撮影する事ができた。
赤ナンバー原色PFの1078号機に牽引されて、まずは新座貨物ターミナルへ向かう。
前回は、ここから逗子まで追跡をしたのだが、今回は他に追跡したいものがあったことと、新秋津でどうにか撮影できたので、9102Fの撮影に関しては、ここで終了とした。私は、次の目的のため、この駅から武蔵野線に乗って大宮へと向かった。
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コメント
9102Fの甲種回送は昨日の夜に2chで知りました。惜しいっ!!
今度帰ってくるのはまた3・4ヶ月後でしょうかね。
投稿: vizell | 2006/11/07 18:20
TOMO様、こんにちは。いつも拝見させていただいています。
これで残りは9003Fだけですね。ちょっとさみしい気もします。正直、アーム型のパンタは、あまり好きではないのです。
ちょっとここで情報を一つ。今、小手指車両基地にLED化した6003F(と思う)が留めてあるようです。何か前面が白っぽくなってて変な感じでした。近いうちに営業運転に入るかと思いますが・・・いかがですか?ご存知でしたでしょうか?(→う~ん。私がどの辺りに住んでいるか推測されちゃいますかね?)
投稿: ていゆう | 2006/11/07 18:34
TOMOさんこんばんわ
西武の車輌がJR線内を走行している写真をみて感動しました
投稿: 如月瑞穂 | 2006/11/07 20:49
vizellさん、ていゆうさん、如月瑞穂さん、コメント有難うございます。
vizellさん>
今回の9102Fの甲種輸送ですが、鉄道ダイヤ情報にも出ていましたので、事前に撮影計画を立てて休暇をとっていました。これまでのパターンで考えますと、入場してから出場まで約3ヶ月掛かるようですから、9102Fが戻ってくるのは、年明けの1~2月頃の事でしょうか。
ていゆうさん>
このところ、省エネ改造されますと、パンタグラフのシングルアーム化も行われますので、9000系から菱形パンタは急速に姿を消していますね。抵抗制御車は、9103Fと9108Fの2本のみとなりましたが、9108Fは新製時に既にシングルアームパンタでしたから、抵抗制御車で菱形パンタの編成は、仰るとおり9103Fのみとなってしまった事になります。しかし、一番最初に省エネ改造された9106Fは、パンタグラフの交換はしていませんので、菱形パンタの9000系は、他に9106Fが存在する事になります。
如月瑞穂さん>
9000系は、全編成、所沢車両工場で製造された車両ですので、省エネ改造を東急車輛でやらなければ、他社線を走る事はまずありえない形式でした。昨年より東急車輛で改造を担当する事により、初めて9000系が他社線を走る事になり、しかも入場時と出場時では微妙に姿も違うと言う事で、良い記録になりますよね。
投稿: TOMO | 2006/11/07 20:58