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玉川上水車両基地で6107Fを観察する

今年も残すところあと数分。この年末に鉄道フォーラムの忘年会出席のため名古屋に行っていました。先ほど、帰宅しまして、紅白を見ていましたが、2006年のうちにどうしてもアップしておきたいネタと言う事で、29日の午前中の話をお送りします。

現在、西武鉄道では、6000系電車の一部に、地下鉄13号線乗り入れ対応工事を実施しており、その改造は玉川上水車両基地で行われているのは、ご存知の方も多いかと思う。この日の午前中、2ちゃんねるの西武4ドア車スレッドを見ていたら、6107Fが姿を現したようなので、急遽、玉川上水車両基地へ向かう事にした。

私が現地に到着したのは、11時少し前のこと。道路を歩いていると白い顔の6000系が見えた。そのまま近付いてみると、後方から2000系の4連(2531F)がゆっくりとやって来た。どうも連結するようだ。これは入替に違いない。私は連結作業を道路から見守った。

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12月29日の午前中、玉川上水車両基地で改造中の6107Fが2531Fの力を借りて、車両基地内を走行した。

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183・189系で運転!「あずさ95号」を撮影する

いよいよ今年も残すところあと2日。私の職場も昨日が御用納めとなった。年内の仕事は終了したものの、残務整理が多少残ってしまい、本日も午後の1時間ほど、事務所で書類整理をした。出かける前に情報を調べていると、今日は新宿駅14時02分発の臨時特急「あずさ95号」の運転があることがわかった。この「あずさ95号」は、「中央ライナー」用の幕張車両センター183・189系で運転される。せっかく西荻窪へ行くのであれば、この列車を撮影してみよう。時間に合わせて西荻窪へ向かった。

E233系T1編成充当の快速東京行きで西荻窪に到着したのは、14時07分ぐらいの事。「あずさ95号」の通過のおそそ3分前である。私は急いで緩行線ホームへと向かう。同ホームの東京方には、国鉄特急色の「あずさ」を待つファンが多数駆けつけていた。前方からは、既に183・189系の姿が確認できた。急いでカメラを取り出して撮影を開始した。

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年末年始の帰省ダイヤに合わせて、中央線では183・189系使用の臨時特急「あずさ95号」が運転された。

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お陰様で500,000HIT達成!

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きましてありがとうございます。

2004年9月6日にスタートした「TOMOの鉄日誌」は、お陰様で、本日、立ち上げから約2年3ヶ月で500,000HITを達成致しました。ここまで続けてこれたのも、幣ブログを応援してくださった皆様のお陰です。この場を借りてお礼申し上げます。

と言う事で、500,000HITを記念しまして、この画像をアップいたします。

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50繫がりでマニ50です。

なお、幣ブログでは、二重カウント防止機能付きのカウンターを使用しております。実はココログの管理画面上のカウンターを見ますと、既にこのカウンターの1.3倍ぐらいの数字になっていまして、最近、機能として加わったココログのアクセスカウンター機能を使用すると、現在のカウンターの数字の1.3倍になるのではないかと思いますが、今後も現在のカウンターを継続して使用していくつもりです。

今後も、より面白く、そして鉄道に興味のない方でも楽しんでもらえるようなブログにしていけるように精進してまいります。これからも「TOMOの鉄日誌」をどうぞよろしくお願いします。


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主役交代!中央快速線の新車E233系が本日デビュー

私の通勤路線でもある中央快速線。この線は、長い間201系の独壇場となっていたが、ついに本日、新しい主役となるE233系がデビューした。

JR東日本八王子支社のリリースによると、中央線のE233系のデビューは、12月26日の朝、豊田駅5時10分発の東京行きからとあった。この列車は、列車番号が528H。運行番号にすると29Hとなるが、実は私が毎朝、国分寺から西荻窪まで乗車する東京行きが728H。つまり、営業運転開始日は、私が毎朝乗っている列車にE233系が入る事になったのだ。何とも偶然の一致である。

と言う事で、本日は、中央線の期待のルーキー、E233系での通勤となった。国分寺駅の西武・JRとの連絡改札を抜けて4番線ホームへ向かうと、ちょうどE233系が入線して来た。入ってきたのは、E233系落成第1号編成となった、分割対応編成のH43編成である。

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2006年12月26日、中央快速線の新しい主役、E233系がデビューした。

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2007年3月ダイヤ改正 特急「東海」廃止で373系はどうなる?

JR各社から、2007年3月のダイヤ改正の詳細が発表された。常磐線快速電車へのグリーン車投入や、Suicaと私鉄版のICカードPASMOとの共同使用開始など、明るい話題が多い中、東海道本線から伝説の優等列車がひっそりと姿を消す事が発表された。その列車は、特急「東海」である。

特急「東海」は、平成8年3月16日より運転を開始した列車である。同年の3月15日までは、165系電車による急行「東海」だったが、165系電車の老朽化に伴い、373系特急形電車を投入した事により特急へと格上げされた。特急「東海」は、東京~静岡間を1日2往復運行しているが、この列車の乗車率が悪く、11周年を迎える2007年3月のダイヤ改正時に廃止される事になってしまった。

私は、特急「東海」に過去3回乗車した事がある。いずれも東京又は品川から静岡県内の三島・沼津・富士へ向かう際に利用したものだ。3回とも早朝に東京を出発する1号を利用したが、東京や品川を出発する時点では、どの車両もガラガラだ。それもその筈。山手線内の駅のみどりの窓口で、東海号の自由席特急券をくれと駅員に言えば、「お客さん、新幹線の方が便利ですよ」と、口をそろえて言われてしまうのが現状。しかし、新幹線に恵まれていない、川崎や大船と言った駅からの乗車はそこそこあり、小田原直前では、殆どの席が埋まっていた。こんな状況が全列車で見られれば問題ないが、私が知る限りでは、こんな状況になるのは1号ぐらいしか思い当たらない。それでは、廃止もやむなしと言ったところだろう。と言うより、よく10年間以上も維持してくれたと思う。

23日の昼間、この特急「東海」を川崎駅で撮影してみた。この日は、特急「東海」の廃止の発表があった翌日であるので、もしかしたら撮影している人がいるかなと思ったのだが、私一人だけであった。撮影者が目立つのは、あと1ヶ月ぐらいしてからだろうか。

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ついに廃止が決定した特急「東海」。この姿が見られるのも2007年3月17日までとなった。

この日、上京してきた編成は、F5編成+F7編成。F5編成は、特急「東海」運転開始より一足早く特急化された「ふじかわ」用に製造された編成だ。

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模型 カトー683系「しらさぎ」入線

今日は、12月23日と言う事で、今日は天皇誕生日。世の中は、「天皇誕生日」よりも「クリスマスイブイブ」なんていう人もいたりして、すっかりクリスマスムード。そんな中、自分自身でのクリスマスプレゼントを買ってしまいました。それは・・・

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自分自身へのクリスマスプレゼント(笑)として、本日、683系「しらさぎ」が入線!

ご覧のように、カトーから発売されたばかりの683系「しらさぎ」編成が入線。名古屋にも出入りしている事から、私は「サンダーバード」用の683系が発売されたときから、この「しらさぎ」仕様の製品化にも期待していた。そして、製品化が決定すると、すぐに立川のマイホビーキョーサンに予約。そして、ついに本日、念願適って納車となったのであった。

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13号線乗り入れ対応車 西武6103Fのハンドル訓練を撮影する

このところ、静岡ネタを連載でお送りしていましたので、すっかり報告が遅れてしまいましたが、地元西武の旬の話題もしっかりと押さえています。今日はお顔の白い6000系の話題。

「スーパー6000系」とか「ガンダム」等と言われている、13号線乗り入れ対応車、白いお顔の6000系こと、6103Fのハンドル訓練運転が所沢~飯能間で繰り返し実施されている。2ちゃんねるの書き込みや友人からのメールを頼りに、17日の昼間、撮影に出かけてみた。

17日の午後、まず私は所沢駅へ向かった。前日の13時15分頃に飯能付近での所沢方面へ向かう6103Fの目撃情報があったので、おそらくは13時35分頃には、所沢駅にやって来るだろうと考えていると、予想通り、6103Fは、ホームの無い6番線に入線して来た。早速、フルカラーLEDによる側面の行先表示機や車外スピーカーなどを撮影していたら、何と出発してしまった。もう少し時間があるかと思っていただけに、出て行ってしまったときには、一体何が起きたのだろうかと、一瞬理解できなかった。まあ、これが最後の試運転ではないし、まずは昼飯を食べて気楽に行こう。そう開き直って、一旦所沢で昼食タイム。そして1時間後に戻ってくる列車を、西所沢駅すぐのところにある、西所沢1号踏切で撮影する事にした。この日はお天気も良く、この場所の光線状態は良かった。直前の上り列車2本(しかも6000系)でタイミングを計って、本番に備える。14時33分頃、前方よりお顔の白い6000系が確認できた。早速撮影開始。

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13号線乗り入れに備えて、T字形ハンドルに改造された6103Fのハンドル訓練が本格的に開始された。

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元大垣車加入で一気に倍増 静岡車両区211系を観察する

17日より連載でお届けした静岡特集も、この記事が最終章となります。最後は211系の話題。

静岡車両区の211系と言えば、これまでに3両編成のSS編成が11本、2両編成のG編成(現GG編成)が9本の計51両と少数派であった。昼間の東海道本線に乗っていても、目立つのは113系で、211系はあまり目立たない存在と言えるだろう。しかし、113系の老朽化に伴い、大垣車両区より、313系5000番台投入で捻出された211系5000番台車60両(3両編成20本)が、順次静岡車両区に転入。この結果、静岡車両区の211系の総数、これまでの51両から111両と一気に倍以上になった。大垣から転入してきた211系には「LL編成」の称号が与えられ、さらに、従来から存在したG編成がGG編成になった事から、静岡車両区の211系は、GG・LL・SSとアルファベットを連呼する編成番号に統一された。

今回の遠征は、LL編成の登場後初の遠征となったので、このLL編成の活躍ぶりを中心に、静岡車両区の211系を観察してみた。

12月16日の朝、私は品川から「ひかり405号」に三島まで乗車した。三島からは、一駅区間のみ運転の223Mに乗車した。この列車、211系の4両編成で、10月のダイヤ改正からGG編成に改められた2両編成を2本繫げたものであった。

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10月のダイヤ改正で、大垣からの転入車も含め車両数が倍増。一気に静岡地区在来線の主役級になった静岡車両区の211系。この編成は2両編成のGG編成。

私は、ここで一つ気になったことがある。それは、211系の前面方向幕だ。これまで、静岡車両区の211系と言えば、両数に関係なく、普段は正面にも行先を表示していた。しかし、三島駅で私を待ち構えていたGG編成は「普通」と表示している。そこで、これ以降211系の前面方向幕を気をつけて見てみたのだが、いずれも「普通」表示のままである。

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従来から静岡車両区所属のSS3編成。この編成も正面は「普通」表示のみ。

大垣からの転入車に合わせての事なのか、それとも、種別と行先が別に表示される313系に合わせての事なのかは、謎が残る。日中は、2~4両編成と言った短い編成が主体になるだけに、ホームの端にある階段を利用した人は、停車中の列車の行先を瞬時に判断できない可能性も生じてくる。正面の方向幕に行先が出なくなったのは残念だ。

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静岡地区在来線の新顔 313系ロングシート車を観察する

そろそろ静岡の新車、313系ロングシート車の事が気になる方も多いかと思いますが、お待たせいたしました。313系ロングシート車の観察記です。

前々記事で記したように、富士駅では身延線123系使用列車を2本撮影した。そろそろ、新313系が見たい。実は、この日の朝、新幹線を三島で下車して、東海道線に乗り換え沼津に到着すると、隣のホームに真新しい313系が停車していた。2600番台車トップナンバーのN1編成だったが、乗り換える御殿場線への接続時間が3分しかないため、ここでは正面を撮影しただけだった。それだけに、ここら辺でまともな写真が撮りたいと考えていた。そう思いながら富士駅東海道線下りホームの静岡方先端でカメラを構えていると、前方よりHIDライト特有の白っぽい光が見えた。間違いなく313系である。シャッター速度を320分の1以下に設定して近付くのを待った。

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この日初めてまともに撮影できた313系2600番台車は、営業運転を開始したばかりのN4編成だった。浜松発熱海行き440Mを富士駅にて撮影。

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静岡車両区で発見! ユーロライナー色のEF65

富士駅での撮影後は、静岡まで乗り通してみた。またしても、移動は運良く113系。最初は立っていたが、途中からボックスシートに座れたので、静岡まで113系の旅を楽しんだ。

静岡駅の一駅手前、東静岡駅に着くと、下り列車に乗って向かって右側、新幹線の線路を挟んで、静岡車両区が見えてくる。東海道本線や身延線・御殿場線の車両を一手に管理しているのだが、留置車両の間に機関車が1両置かれているのが見えた。静岡での昼食休憩を終えて、再び沼津方向へ戻る際、この東静岡駅で途中下車して、ホーム上より静岡車両区内に停められたままのEF65を撮影してみた。

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東静岡駅ホーム上より静岡車両区を見てみる。色褪せた113系の横には、なんとユーロライナー色のEF65が置かれていた。

この車両は112号機。JR東海では、EF65を2両所有しているが、一般カラーの111号機は、既に夏の浜松工場祭りの際に、休車扱いとして浜松工場内にいたのは確認が出来ている。と言う事は、本線上にいつでも出動できるEF65は、この112号機が最後の車両となる。そこで、今度はEF65を中心にズームアップ。

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EF65にズームアップ。確かに112号機である。

JR東海では、このEF65以外にも、電気機関車ではEF58と64が、ディーゼル機関車ではDE10とDD51がいる。ここ数年、彼らの出番は少なく、ユーロライナーが無くなってからは、レールなどを運ぶ貨物列車(通称:工臨)の牽引用として細々と活躍を続けてきた。しかし、これらの工臨にも、ディーゼルカー形式の工臨専用車がデビューする予定となっているので、現役でいられるのも残り僅かとなってしまった。せめてもう一度は走行写真を撮りたいと思っているが、果たして撮る事ができるだろうか。

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最後の活躍を続ける身延線の123系

東田子の浦から電車で2駅、富士駅に到着したのは12時49分だった。身延線の芝川行き3547Gの出発5分前である。この3547G、今となっては、身延線の123系の定期運用の中で、一番奥まで行く列車となってしまった。私は、東海道本線の下りホームの先端部分から、出発していく芝川行きを後追いで撮影する事にした。

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最後の活躍を続ける身延線の123系。この日の芝川行き3547Gは、W103編成(クモハ123-5043)が充当されていた。

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東田子の浦で113系・115系を撮影する

御殿場線の113系撮影後は、そのまま沼津から東海道線に乗車。東田子の浦駅近くの踏切で、113系と115系の撮影をする事にした。沼津から113系に揺られること12分、東田子の浦駅に到着すると駅員の姿がない。ちょうど不在の時間だったようだ。この駅は、簡易式の自動改札機が設置されているのだが、青春18きっぷは自動改札機を使用できない。しかし、JR東海の簡易式の自動改札機は、扉が設置されていないため、そのまま通過する事はできる。なんだか変な感じだが仕方ない。駅から歩くこと数分。東田子の浦駅の東京方の踏切に到着。早速、撮影準備をしていると、後方から下り列車がやって来た。113系だったのでそのまま撮影する。

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下り437MはT116編成。

437Mが通過すると、続いて上り列車がやって来る。実は、この上り列車の方が先の通過の筈だったのだが、どうやら2分ほど遅れていたらしい。順番が入れ替わり、436Mの方が後になってしまったのだ。

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上り436MはC13編成。

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ワンポイントリリーフ?静シス113系C7編成が御殿場線全線で運用される

昨日は、静岡方面へ遠征に出かけた。目的は、12月2日よりデビューした313系2600番台の検証と、僅かに残る113・115・123系の観察である。青春18きっぷも利用できるシーズンになった事だし、朝早く家を出ようと思っていたのだが、このところの疲れのせいか、やっぱり早起きは出来なかった。

出発前に、自宅のパソコンで情報をチェック。えるえる草葉さんが運営する鉄道系サイト、出発進行!!草葉さんの掲示板によると、静岡車両区の113系C7編成が、115系の代走なのか、御殿場線全線で運用に就いていると言う。御殿場線には、沼津~御殿場間で113系の運用が存在しているが、いずれも朝が早く、東京都内在住の私にとって、撮影が困難に近い列車であった。そんな事から、御殿場線内を走る113系と言うのは、静岡車両区の113系の東京乗り入れが無くなった後は撮影した事が無かった。113系自体が徐々に無くなっていく今、撮影できるチャンスが今後もあるかどうかは解らない。そこで、今回の遠征では、御殿場線の運用に就く113系C7編成の走行シーンの撮影を最優先にする事にした。

12月16日のC7編成の運用は、朝の2522Mから始まると言う。この列車は国府津まで入線する。しかし、これから国府津へ行っても、既に折り返し列車が出発した後となってしまうのだ。そこで、全行程青春18きっぷ利用と言うのを諦め、品川~三島間、東海道新幹線に頼る事にした。丁度運良く、品川9時14分発の「ひかり405号」が三島に停車し、僅か36分で三島まで行けるのだ。その代わり、4000円近くの出費となるが、それだけ払ってでも撮影したかった。まさに「時は金なり」である。さらに三島から沼津へ。沼津発10時09分発の御殿場行きワンマン列車に間に合う。この列車は、裾野駅でC7編成とすれ違うので、その手前である下土狩付近ならば、充分に迎撃が可能だ。私は、下土狩で下車し、御殿場線の線路に沿って、御殿場方向へ向かって歩き始めた。C7編成の通過までは約20分ほど。あんまり時間はない。駅から10分ほど歩いて、「長窪踏切」と言う踏切に辿り着いた。試しにコンパクトデジカメを向けてみると、3両編成ならば充分に撮影できる場所だった。早速、撮影準備開始。5分ほどすると、警報機が鳴り始めた。そして、前方よりY字カットの塗り分けである113系が接近してくるのが確認できた。

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通常の115系に代わり、御殿場線全線で運用に就いた113系C7編成。

撮り終わってから画像をチェックする。ただ単に、単線区間を行く113系と言う感じになってしまったが、旧東海道本線だった頃の名残で、複線用地が充分に確保された単線区間を走っているのは充分に解るので、御殿場線らしさは感じられるだろう。

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助っ人2451F 新宿線で活躍中!

新宿駅で「彩野」を撮影したあと、西武新宿線で帰宅するため、西武新宿駅まで歩く。同駅に到着すると、ちょうど拝島行きの急行が3番ホームに停車していた。この列車で帰ろうと、同列車に乗車しようとした瞬間、1番ホームに前パン姿の新2000系が入線して来た。池袋線所属の2451Fである。

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新宿線に再び新2000系の2連が助っ人としてやって来た。今回やって来たのは、前面貫通扉の窓が小さい2451Fである。

実は、数日前に知人より、2451Fが南入曽へ回送されていくのを見たと言うメールが来ていた。2ちゃんねるの西武4ドア車スレッドでは、2000系原形最終編成となった2419Fが、更新工事のために入場したとも書かれていたので、入場編成の補充分として借り出されたものである。2451Fは、もともと新宿線に新製配置されており、前回助っ人に来た2453Fと同様、里帰りとも言える。前面貫通扉の窓の小さいタイプの新2000系も、実は2両編成となると、この2451Fが唯一の存在。新宿線では見慣れている顔だけに、この車両が新宿線で走っている事には、全く違和感を感じない。

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2451Fが新宿線にいる証拠として側面も撮影。

拝島行きの急行に乗る直前の慌しい撮影ではあったが、効率よく助っ人編成を撮影できた事は有り難い。明日以降、明るい時間帯にもう一度撮影したいと思っているが、果たして撮影できるだろうか。

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やっぱり鉄分の濃い日々さん
西武人の鉄道記さん

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新宿駅で189系「彩野」に遭遇

今日の夕方、平塚から新宿まで湘南新宿ラインに乗車した。静岡方面へ撮影に行った帰りだったこともあり、疲れた体を癒すためにグリーン車に乗車していた。その為、東口改札へ通じる通路へ行くまでに時間が掛かる。歩いているうちに、次の列車がやって来てしまった。接近放送を聴くと、回送だと言う。この時間は確か、東武直通特急の485系の入庫列車が来るなと思い出した。振り返ってみると、そこにやって来たのは、189系の「彩野」だった。

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湘南新宿ラインで新宿に到着すると、続けて189系「彩野」編成の回送がやって来た。

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中央線 臨時保守点検で夕方のダイヤが乱れる

今朝は、出勤時に中央線の四ツ谷~御茶ノ水間で信号トラブルがあり、国分寺駅で足止めを食らってしまった。最近の中央線の傾向としては、人身事故よりも、このようなトラブルの方が多く感じる。人身事故は仕方ないとしても、こう言ったトラブルは出来るだけ少なくしてほしいと思うのは、中央線ユーザーなら誰もが思うことだろう。私も今朝の出勤時は、少々遅刻してしまった。

夕方、私の携帯にダイヤ情報メールが入った。また中央線遅延の情報である。今朝の信号トラブルの影響か、東京~新宿間で臨時の保守点検を行ったため、一部列車が同区間で運休となっているとのこと。つまり、一部の中央線が東京ではなく、新宿で折り返しを行っていると言うのだ。こういう話を聞くと、不謹慎ではあるが、いつもと違う光景を記録してみたくなる。仕事帰りに新宿駅へ行ってみることにした。

私が西荻窪駅に到着し、電車に乗り込む頃には、既に上り電車は全て東京行きとなっていた。このままではいつもと一緒かなと思っていたのだが、新宿駅に到着すると、7番線と9番線に下り列車が停車していた。早速7番線に停車していた列車から撮影する事にした。7番線に停車していた列車は、新宿折り返しとなった列車のようである。

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朝の信号トラブルの影響で、臨時の保守点検を実施し、夕方の中央線では一部の列車が新宿折り返しとなった。新宿駅上り7番線に停車中の下り列車。

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大人買い?

13日は、仕事を終えてから都心方面へ出かけた。道中、カトーからタキ43000の再生産品が発売された事を知った。このところ、貨物列車にはまっているので、今回の再生産品はどうしても欲しかった。そこで、最近は模型屋さんが数多く進出してきた秋葉原で下車して、複数の模型屋さんを回ってみた。すると、3割以上の割引額で販売しているお店は、ほぼ品切れ。黒なら在庫があると言う店もあったが、私が欲しかったのは青なので、どこも駄目。結局、ラオックスのホビー館に在庫があることがわかり、ここで青を8両購入した。

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青いタキ43000を8両確保。

実物の貨物列車は、タキを10両以上連ねている事が多いので、1両でも多く購入したいところ。タキ43000発売直前に、トミックスからはEF65 500も発売しているし、青いタキを大量に購入して行った人が多かったのだろう。タイトルに「大人買い」と入れたが、8両ではまだまだ「大人買い」には入らないかな?

ところで、このタキ43000は、「日本オイルターミナル株式会社」等のシールを貼らないといけない。中にはヘッドマークのように、丁寧に丸く切らなくてはいけないものもあり、結構面倒である。8両分やるのは大変だなあ・・・

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残り2本 東京メトロ東西線の5000系

昭和39年の開業以来、地下鉄東西線を走っている5000系電車。今年度中での全車両引退が既に発表されているが、ここへ来て、有楽町線から転用の07系も営業を開始した事から廃車が進み、ついに2編成(ステンレス・アルミ1本ずつ)を残すのみとなってしまった。以前であれば、私の勤務地でもある西荻窪でも良く見かける事があったが、ここ最近では、本当に見かけなくなってしまっている。

12月6日の夕方、仕事帰りに吉祥寺で買い物をするため、西荻窪駅から緩行線の電車に乗ることにした。三鷹行きが発車する1番線ホームへ上がっていくと、一発でやって来たのが、なんと東京メトロの5000系だった。いつ以来の乗車だろうか。久々の再会で思わず嬉しくなってしまった。急ぐ旅でもない。予定を変更し、終点の三鷹駅まで乗り通して撮影する事にした。

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残り2本となってしまった東西線の5000系。久々の再会で、三鷹まで乗り通してしまった。

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E233系T1編成の試運転を撮影する

12月26日の営業運転開始に向けて、E233系は毎日のように試運転を繰り返している。昼間、仕事で中央線に乗る用があると、見かける事も多くなってきた。そんな中、E233系の試運転を、デジカメ一眼レフでは撮影していなかった事に気が付いた。10日の午後、自宅で情報を収集していると、T1編成が中央線で試運転をしている事を知った。そこで、14時30分頃から中央線に出かけて撮影してきた。

とりあえず、どこで撮るかも決めないまま西国分寺まで行くと、下りホームの高尾方に同業者が数名集まっているのを発見。これから来るんだなと思い、私もこの後ろから撮影する事にした。201系を数本撮影した後、上りホームに回送列車接近の放送が入る。これがE233系である事は間違いないだろう。すると、前方からHIDの明るい光が見えた。その光を確認してカメラを構えた。

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12月26日からの営業開始に向けて、試運転が繰り返されているE233系。10両固定編成のT1編成は新津製。

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西武多摩川線武蔵境駅が高架新駅へ切替

先週お伝えしたように、西武多摩川線武蔵境駅は、12月8日の終電後、高架新駅への切替が行われ、9日初電より高架新駅へ切り替えられた。以前より幣ブログでは、JR中央線と西武多摩川線の連続立体化事業について取り上げてきたが、今日はこの観察の一つの区切りとして、高架切替初日の西武多摩川線の様子を、午後から撮影する事にした。

私が武蔵境駅に到着したのは15時20分頃の事。中央線のホームから普通に歩いて多摩川線のホームへと向かってみた。11月30日からの南口への自由通路の変更と高架新ホームへの切替により、乗り換え時間は6~7分掛かるようだ。ちょうどホームへ上がると、15時30分発の是政行きが停車していた。

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連続立体化事業が順調に進み、JRより一足早く12月9日から高架新駅へ切り替わった西武多摩川線武蔵境駅。明るい新ホームで湘南形スタイルの伝統を保つ低運転台の101系が出発を待つ。

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西武20108F 新宿線に再登場

12月8日の午前中、私は仕事で狭山ヶ丘へ出かけた。

朝から直行で現地へ向かい、ここで仕事を終えてから西荻窪の事務所へ向かう事になっていた。狭山ヶ丘での仕事が終了したのは、11時30分頃の事。途中、所沢で途中下車をして昼食。そして所沢から東村山・国分寺経由で西荻窪を目指した。

所沢駅の改札を入り、2番ホームに向かうと、次の列車は快速急行だった。この列車では東村山は通過となるので見送る。20101Fだった。そして4分後の急行に乗る。入ってきたのは20000系だった。20103Fか20105Fだろうと思っていたのだが、番号を見てびっくり。20108Fではないか。20108Fと言えば、先月も突然新宿線にやって来て、いつの間にか池袋線へ帰っていったのだが、今回も突然やってきたという印象である。私は、女性専用車のステッカーが気になったので、先頭車両へ行ってみた。すると、カラープリンタのようなもので印刷した新宿線用の女性専用車の案内をセロテープのようなもので車内から貼っている事を確認した。本来ならば写真を撮りたいところだが、さすがに乗客が座席に座っているので、今回は撮影をしなかった。とりあえず、本来の目的地である東村山駅で下車し、ホーム上から撮影した。

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転属か?貸出か? このところ謎めいた動きが続く20108Fが再び新宿線にやって来た。

女性専用車のステッカーの強引な貼り方から見て、今回も一時的な貸出ではないかと思う。とすると、1週間ぐらいで池袋線へ戻ってしまう可能性もありそうだ。

おまけ

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顔の白い6000系、13号線対応の6103Fを池袋線車内から撮ってみました。

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秩父夜祭ダイヤを観察する 西武鉄道編

では、続いて西武鉄道の夜祭ダイヤのレポートです。

前記事でも触れたように、今回の観察では、明るい時間帯に秩父鉄道を観察したため、西武鉄道の本格的な観察は日が暮れてからとなった。しかし、秩父へ向かう際に乗車した列車でも面白いシーンが幾つか見られたので、まずはそちらから触れておく事にする。

12月3日の午後、私は、飯能駅13時04分発の西武秩父行きに乗り込んだ。通常ダイヤであれば、4両編成の4000系によるワンマン運転であるが、さすがに夜祭当日とあって3ドア車の8両編成に増強されている。私が乗車したのは、8両固定編成の303Fであった。

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夜祭ダイヤのため、通常の4000系4連から3ドア車8両編成に増強された飯能始発の西武秩父行き。

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秩父夜祭ダイヤを観察する 秩父鉄道編

お待たせいたしました。ココログのメンテナンスで報告が遅くなっていましたが、これより秩父夜祭ダイヤの報告を開始します。

日本三大曳山祭りの一つである秩父夜祭。毎年12月3日に開催されているのだが、今年は前夜祭の2日が土曜日と言う事もあり、かなりの見学者が見込まれていた。秩父夜祭の会場である秩父市への足となっている西武鉄道と秩父鉄道では、毎年、夜祭当日に特別ダイヤを実施している。特に、秩父鉄道は屋台が通過する御花畑No1踏切の架線を外し、秩父~影森間を一時的ではあるが、列車の運行を中止するため、かなり大掛かりなダイヤとなっている。私自身、この秩父夜祭特別ダイヤの観察は、毎年の恒例行事となっており、幣ブログでも今回が3回目となる。毎年、事前に作戦を練るのだが、今回は、明るい時間帯は秩父鉄道を撮影し、西武鉄道は暗くなってから撮影する事にした。

12月3日、私は昼頃から家を出て、一路秩父へと向かった。西武秩父線で西武秩父駅に到着したのは14時ごろのこと。人がごった返す仲見世通りを抜けて、秩父鉄道の御花畑駅へと向かった。ここで、前もって乗車券を購入してから、駅近くの駐車場へ移動する。ここへ来たのは、急行「SL秩父夜祭号」を撮るためである。秩父鉄道では、土曜・休日に熊谷~三峰口間でSL列車「パレオエクスプレス」を運転しているが、この「SL秩父夜祭号」は「パレオエクスプレス」の特別バージョン。そして、秩父鉄道の今シーズンのSL最終運行でもある。駅近くの駐車場は、鉄道ファンとSLを見たい観光客で既に沢山の人が集まっていたが、私もその中に入り込んで撮影した。およそ10分後、前方よりC58が見えてきた。何と日章旗付である。

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大勢の観光客と鉄道ファンに見守られながら御花畑駅を出発する「SL秩父夜祭号」

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EF55誕生70周年記念号が運転される

12月最初の土曜日となった2日、古稀を祝う列車が上野~高崎間に1往復運転された。古稀を祝うと言っても人間ではなく、電気機関車の話である。その機関車の名はEF55。

今から70年前の1936年(昭和11年)に誕生したEF55は、当時流行であった流線型スタイルで登場。計3両が製造された。デビュー当時は東海道本線でも使用されたが、後に高崎線に活躍の場を移す。片側のみが流線型で、後部の第2エンド側は切妻で運転台はあるものの、デビュー当時は構内入替用ぐらいしか使えなかった。電気機関車でありながら、折り返し時には転車台での方向転換が必要となる珍しい機関車である。

老朽化により一度は廃車となるが、1号機だけは運良く保存され、1978年(昭和53年)には、準鉄道記念物に指定された。その後、国鉄末期となる1986年に奇跡の復活を果たし、JR東日本に継承。現在まで高崎を中心にイベント用として活躍してきた。そのEF55が目出度く誕生70周年を迎えた。70周年を記念して、上野~高崎間に記念列車を運転する事になったのである。このところ出番が減っていたEF55にとっては、久々の上野乗り入れでもある。

私は、この70周年記念を撮影するため、午後から高崎線沿線へと向かった。前記事でもお解かりの通り、昼頃は、武蔵境駅周辺の観察をしているので、あまり奥へは行けない。最初は、北上尾~桶川間でどこか良いポイントが無いかと、線路沿いの道を歩いてみたのだが、宅地開発が進んだせいか、あまり良い所が無く、結局は撮り慣れていた宮原駅近くのポイントに来てしまった。ここもそれ程良いとは言えないのだが、パニックが予想されていた大宮駅で撮るよりはマシだ。このポイントに着いたのは、列車通過のおよそ10分前。なぜか先客が一人と言う、予想外の展開に驚いてしまった。下りの貨物列車が通過してまもなく、前方よりEF55のライトの灯りが見えてきた。慌しくカメラをセッティングして撮影開始。

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誕生70年を記念して、上野~高崎間に「EF55誕生70周年記念号」が運転された。

その風貌から「ムーミン」と言う愛称でも呼ばれているEF55。古稀を迎えたものの、日頃の整備は行き届いているようで、車体はますます輝きを増しているようにも見える。今後も同機がイベント用として末永く活躍してくれる事を期待したい。

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THE diary from 5丁目さん

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切替まであと1週間 西武多摩川線武蔵境駅がまもなく高架新駅へ

西武鉄道では、JR中央線の連続立体化工事に合わせて、多摩川線武蔵境駅付近の高架工事を進めてきたが、この度、高架工事の一部が完成し、12月9日(土)の初電より、高架新駅に切り替わる事になった。

このブログを始めた2004年ごろは、武蔵境付近の工事の記録もマメにしていたのだが、ここ最近では、高架工事の記録をサボってしまっていた。高架への切替を1週間後に控えた本日、地上部分を走る最後の姿を記録しようと思い、昼頃に家を出発。武蔵境駅すぐの天文台踏切(武蔵境1号踏切)付近を歩いてみた。

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高架新駅切替まで残り1週間。地平ホーム最後の土日を迎えた西武多摩川線武蔵境駅を、天文台踏切(武蔵境1号踏切)から見てみる。

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