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13号線乗り入れ対応車 西武6103Fのハンドル訓練を撮影する

このところ、静岡ネタを連載でお送りしていましたので、すっかり報告が遅れてしまいましたが、地元西武の旬の話題もしっかりと押さえています。今日はお顔の白い6000系の話題。

「スーパー6000系」とか「ガンダム」等と言われている、13号線乗り入れ対応車、白いお顔の6000系こと、6103Fのハンドル訓練運転が所沢~飯能間で繰り返し実施されている。2ちゃんねるの書き込みや友人からのメールを頼りに、17日の昼間、撮影に出かけてみた。

17日の午後、まず私は所沢駅へ向かった。前日の13時15分頃に飯能付近での所沢方面へ向かう6103Fの目撃情報があったので、おそらくは13時35分頃には、所沢駅にやって来るだろうと考えていると、予想通り、6103Fは、ホームの無い6番線に入線して来た。早速、フルカラーLEDによる側面の行先表示機や車外スピーカーなどを撮影していたら、何と出発してしまった。もう少し時間があるかと思っていただけに、出て行ってしまったときには、一体何が起きたのだろうかと、一瞬理解できなかった。まあ、これが最後の試運転ではないし、まずは昼飯を食べて気楽に行こう。そう開き直って、一旦所沢で昼食タイム。そして1時間後に戻ってくる列車を、西所沢駅すぐのところにある、西所沢1号踏切で撮影する事にした。この日はお天気も良く、この場所の光線状態は良かった。直前の上り列車2本(しかも6000系)でタイミングを計って、本番に備える。14時33分頃、前方よりお顔の白い6000系が確認できた。早速撮影開始。

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13号線乗り入れに備えて、T字形ハンドルに改造された6103Fのハンドル訓練が本格的に開始された。

E233系の記事で、しいなんさんより、6103FのフルカラーLEDの撮影についてのアドバイスを頂いていたので、シャッター速度の設定もバッチリ。やはりLEDの文字が綺麗に写るのは有り難い。

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ハンドル訓練列車は各駅で停車。ホームとは反対側の扉を開閉してから発車する。

西所沢1号踏切で、駅進入シーンと停車シーンを撮影して駅へと戻る。1時間前と同じ時刻で再び飯能方向に向かうはずなので、西所沢駅で待っていれば、すぐに戻って来る筈。今度は、下りホームの池袋方から進入を撮影する事にした。14時45分頃、6103Fがやって来た。

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所沢駅6番線で折り返して、再び飯能へ向かう6103F。

西所沢での撮影が、上手くいったので、今度は他の場所で撮りたくなってくる。とりあえず、後続の飯能行きに乗り込み、先を目指した。流石に、飯能までは間に合わないだろうけど、一駅手前の元加治はギリギリ間に合う事がわかり、元加治を目指す事にした。後続の飯能行きで元加治に着いたのは、6103F到着の3分前だった。

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再び所沢へと向かう6103Fを元加治で撮影。

そろそろ、太陽も沈みかけている。6103Fはもう1回、飯能までやってくる事は解っていた。ここまで来たら、飯能の折り返しシーンも撮影してみたくなった。そのまま飯能へと向かい、6103Fを出迎える事にした。6103Fが再び飯能にやって来たのは、16時7分頃だった。

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ハンドル訓練列車の飯能駅での折り返しは所沢と同様、側線を使用。

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ここでも扉の開閉を実施。ホームに面していないため、両側の扉を開閉していた。

折り返し時に6103Fを暫く観察してみた。飯能ではホームの無い線で折り返したため、両側の扉を開閉していたが、その際に多摩湖線の101系などで使用している「乗降促進放送」が6103Fにも設置されている事を知った。ちょうど、飯能では「乗降促進放送」を使用していたのだが、「ピンポーン」と言う音は、多摩湖線の101系と同じものであったが、「ドアが閉まります。ご注意ください。」の声は、ちょっと違う感じがした。

飯能では、最後にホームに停車中の6000系との並びを撮影してみた。停車中は6103Fの方が少し前に止まっているために、公道部分から撮影すると、6103Fの方が手前に写ってしまう。

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車止め付近より6103Fを撮影してみる。

この場面でも、6000系同士の並びとなるが、どうせならお顔が並んだ瞬間も押さえておきたい。ここで6103Fの出発まで待って、隣の6117Fとの一瞬の並びを狙うことにした。

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6117Fと6103Fとの一瞬の並び。こうやって見ると白いお顔の視認性の良さが良く解る。

この並びを撮ったところで、飯能での撮影を終了。駅へと戻ると、次の池袋行きは4000系の快速急行。丁度入線して来た4000系のボックスシートに腰を下ろして、所沢まで4000系のボックスシートを堪能した。

所沢に到着後、新宿線に乗り換えて帰宅と思いきや、ふと6番線を見ると、まだ6103Fが停車していた。ハンドル訓練を終えて小手指車両基地へ帰るようだが、最後の回送は、所沢駅到着後、5分ぐらいで折り返すと言う訳ではなく、少し停車時間が長かったようだ。せっかくなので、池袋線下りホームへと行き、6番線に停車している6103Fを撮影してみた。

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この日のハンドル訓練はこれで終了。小手指車両基地へ回送される直前の6103F。

その後、暫くの間、6103Fをホーム上で観察した。そして、小手指車両基地へと回送されていく同編成をここで見送って追跡取材を終了。所沢から新宿線に乗り換えて帰宅した。

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コメント

TOMOさんこんにちは。
僕も16日に6103Fの撮影に成功しました。
が、1枚撮影したところでデジカメの電池が・・・orz

あの顔面蒼白6103Fはもう一生新宿線に入ることは無いんだろうなぁ。

撮影を終えると今度はやっぱり乗ってみたくなりますね。本格運用開始はいつ頃になるのでしょうか。

投稿: vizell | 2006/12/23 14:26

なにやら、13号線直通改造された6000系の顔が白いのは視認性をよくするためなんですね。
ところで、13号線対応の車両は予備車のことも考えると6103Fだけでは足りないと思います。なので、他の編成にも乗り入れ改造が施されるでしょうね。
私は横浜在住ですので、13号線経由で東横・みなとみらい線に乗り入れる6000系を早く見てみたいと思いました。
ちなみに、私も写真をとるときLEDがきれいに写っていると「なんか気持ちがいいな!」と思います。
(追伸→横浜市営地下鉄の車両は比較的LEDがきれいに写りますよ。)

投稿: 横浜電車 | 2006/12/25 20:18

vizellさん、横浜電車さん、コメント有難うございます。

vizellさん>
6103F撮影成功おめでとうございます。お顔の白い6000系ですが、営業運転で新宿線を走るチャンスは少ないかもしれませんが、最近の傾向としては、玉川上水車両基地でもちょっとした改造はやっていますので、今後も何らかの形で玉川上水まで回送されたりと言う事はあるかもしれません。現に、この6103Fも玉川上水で改造していましたね。

横浜電車さん>
13号線対応工事ですが、既に次の編成(6107F)が改造中だったはずです。そろそろ何らかの動きが出てくるかもしれません。横浜市営地下鉄は、実を言いますと一度も乗ったことがありません。今度乗りに行ってみますね。

投稿: TOMO | 2006/12/26 12:18

ダイヤ情報載ってないやつ(試運転・ハンドル訓練・廃車回送)などはどこで情報を手に入れるん?

投稿: 国鉄雷鳥 | 2010/04/10 22:35

国鉄雷鳥さん、ご質問の件ですが・・・

仰る通り、試運転やハンドル訓練等の列車は、毎月発売されている月刊誌には掲載されていません。しかし、今は情報化社会。ネット上を見ましても、目撃情報をアップするSNSもあり、私自身も登録しています。また、今回のように、私にとって地元の鉄道会社である、西武鉄道であれば、当然、沿線に友人知人も多く、目撃情報を直接メールでくれる人もいます。ハンドル訓練であれば、数日間実施しますので、前日もらった目撃情報を頼りに撮りに行くという事もあります。

古い記事へのコメントですので、この時がどうだったかという記憶が少し薄れていますが、本文を見ますと、この時は2ちゃんねるにアップされた情報と、友人からの目撃情報を頼りに撮影に出かけたと書いていますので、この日、運転していれば良いなという感じで、現地入りしていると思います。

投稿: TOMO | 2010/04/14 17:30

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懲りずに今日も撮影に行ってきました。 ハンドル訓練、毎日やっていますね。 元加治 [続きを読む]

受信: 2006/12/23 10:32

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