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異色ジョイフルトレイン 「ニューなのはな」に乗る

お待たせいたしました。それでは、そろそろ先週の銚子遠征ネタを取り上げてまいります。

1月14日の銚子電鉄オフ参加のため、どのように銚子へ向かうかを考えているとき、知人より面白い列車があることを教えてもらった。それは、1月14日のみ運転される臨時快速「南房総水仙まつり号」だった。この列車は、中央線の高尾駅から、内房線の館山駅までを、秋葉原・千葉経由で運転される。中央線内は、八王子・立川・国分寺・三鷹・新宿と言った主要駅を停車するため、この列車を利用すれば、国分寺から千葉まで直通で行けるというのだ。しかも、車両は幕張車両センター所属のジョイフルトレイン「ニューなのはな」で運転される。普段、なかなか乗れる車両じゃないので、この列車に乗ってみよう。そう思ったときには、西荻窪駅の「みどりの窓口」へ駆け込んでいた。幸いにも最後の1席をゲットできた。

当日の朝、私は発車7分ほど前に国分寺駅に到着した。青春18きっぷに日付を入れてもらって、上りホームの高尾方先端へ。「南房総水仙まつり号」の入線を撮るためだ。中央特快を見送った後、前方より「ニューなのはな」が見えてきた。

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高尾発館山行き臨時快速「南房総水仙まつり号」に使用される、幕張車両センター485系「ニューなのはな」は、異色のジョイフルトレインである。

私は5号車の指定席券を持っており、6両編成の「ニューなのはな」ならば、撮影後、すぐに5号車に行けるだろうと思っていたのだが、その予想はちょっと甘かった。と言うのも、千葉の幕張車両センターに所属する「ニューなのはな」は、千葉県内から見て、東京駅に向かう方向より1号車・2号車の順になっている。中央線の感覚に慣れていると、この順番も当然逆な訳で、国分寺から乗車した最後部車両は1号車であった。仕方なく、他の乗客の流れに逆らうように、前の方へ歩いていった。

電車4両分を歩いて、ようやく自分の席を確認する。4人がけのボックス席は、まだ誰も座っていなかった。実は、この車両の座席は、特殊な座席なのだ。誰かが来る前に写真を撮っておこう。

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「ニューなのはな」のボックスシート。

この「ニューなのはな」は、国鉄時代に165系急行形電車を改造した、お座敷電車「なのはな号」の老朽取替え用として、485系特急形車両の足回りを使用して製造された車両。つまり、本来の姿は「お座敷電車」なのだが、このように設定を変えることにより、ボックス座席の状態で使用することが出来るのだ。583系特急形電車の座席のような幅広のボックス座席は、なかなか座り心地も良かった。座席に座り、頭上を見上げると・・・

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網棚に貼ってあった注意書き。

「お座敷の時は棚使用禁止」と言う、「二足の草鞋」を履く車両らしい表現の注意書きが貼ってあった。

「南房総水仙まつり号」は、総武線に入ってからも、総武快速線内は全ての駅に停車。途中の市川では、同じく銚子に向かうちろさんが撮影しているのも確認。千葉までは、異色のジョイフルトレインの乗り心地を充分に堪能した。

さて、千葉からは、オフ幹事の痛勤形酷電さん等とも合流し、総武本線の列車で銚子へ。最近、房総半島のローカル列車への仲間入りを果たした211系に当たった。かつて高崎線で何度も乗車した車両。久しぶりに、211系のロングシートで約2時間を過ごした。まあ、列車行き違いの停車時間が長かったから、実際には、1時間30分ぐらいの乗車時間かもしれない。

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房総ローカルのニューフェイス、211系で銚子へ。

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途中駅で見かけた113系「ちばディスティネーションキャンペーン」のラッピング編成。

211系は、一部の長時間停車駅において半自動ドアスイッチを使用しており、それなりにサービスアップしているようだが、逆に3分程度しか停車しない駅では、全く使用しなかったり、逆に終点の銚子駅では、なぜか半自動になったりと何かおかしかった。この事は、ちろさんが、ちろログでも書かれているが、サービスが良くない感じがした。


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