またまた「浪漫」を撮影する
引退間近と言う事で、弊ブログの1月22日付記事でも取り上げた、JR東日本長野支社のお座敷客車「浪漫」だが、この土日も団臨で上京。しかも、2月3日は真昼間に中央快速線を上がってくると言う事で、格好の被写体となる。私は、またも「浪漫」の撮影に出かけることにした。
前記事でもお解かりの通り、前日の2月2日は、大船駅で583系「ゲレンデ蔵王号」を撮影している。この日、帰宅したのは0時過ぎ。翌3日は、さすがに朝起きるのが辛かった。本当は、職場のある西荻窪で撮影と考えていたので、場所取りも兼ねて早い時間帯に出動予定だったのだが、結局のところ、朝が起きれず、自宅最寄の萩山駅を出発したのは、なんと11時21分。気づけば、撮影可能な駅は国分寺のみとなってしまった。国分寺駅の中央線下りホームに到着すると、すぐに「浪漫」がやって来た。
2月最初の土曜日となった3日午前中、引退間近のお座敷客車「浪漫」が再び首都圏にやって来た。
慌てて撮影したので、仕上がりはご覧の通り最悪。しかも後追いは大失敗に終わってしまった。このままでは諦めがつかないので、私は、後続の特別快速に乗車し、「浪漫」を追跡する事にした。
「浪漫」は、幸いにも新宿で15分ほど停車する。ここで、中央線から山手貨物線へと入り、品川まで行くのだ。客車列車の続行と言う事で、気持ち徐行運転気味の中央特快で新宿に到着すると、隣のホームには「浪漫」が停車していた。土曜日昼頃の新宿駅に突然現れた「浪漫」には、大勢のファンに混じり一般客までが携帯電話を使って撮影すると言う状況で、かなり混乱していた。
新宿駅7番線に停車中の「浪漫」
車体側面にある「浪漫」のマークもしっかりと記録しておく。
新宿駅では、最低限の撮影をして、私は山手線のホームへ。最後の望みをかけて、新宿~品川間の撮影に挑む事にした。山手線の車内には、同じような事を考えている同業者の姿が目立つ。私は最後部車両でロケハンをしながら先に進むことにした。まず頭の中に思いついた撮影地は原宿だったが、このホームも同業者が既に20人近く。これはまずい。そのまま乗り続けて、次に思いついたのが恵比寿だったが、順光で撮影できるとあって、ここは原宿以上に人が多かった。仕方なく、辿り着いたのが五反田だった。ここはビルの陰が多く、光線状態はかなり悪いのだが、考えてみれば、客車の後追いも撮れる。人も少なかったので、ここで撮影する事にした。山手線の被りが気になったのだが、外回り電車1本見送ると、前方より茶色の機関車が確認できた。これで被りがないことを確信し、安心して撮影。
山手貨物線五反田付近を通過する、EF64 41+浪漫。
後ろ向きも撮影。背後に見える山手線E231系の姿から、首都圏を走行している事がよく解る。
全て満足と言う訳ではないが、それなりの撮影は出来た。この撮影を以って、今回の「浪漫」追跡を終了。山手線内回り電車に乗り込み、東京駅へ向かった。
「浪漫」引退まで、約1ヶ月。再び首都圏に来る事はあるだろうか。
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コメント
こんにちは。
さて、この「浪漫」ですが、順当に運転されれば、来月初旬の熱海行きが「ラストラン」となるようです。
TOMOさんは首都圏在住ですので、お仕事の都合がつけば、根府川の橋梁ででも狙って見られては如何でしょうか?
投稿: 痛勤形酷電 | 2007/02/18 16:44
痛勤形酷電さん、コメント有難うございます。
いよいよ「浪漫」も運転終了ですか。客車のJTがまた一つ減ってしまうのは寂しいですね。熱海行きも撮影したいところですが、行かれるかどうか。行かれたとしても、大勢のファンが駆けつけるであろう人気撮影ポイントは、たぶん行かないと思いますが・・・
投稿: TOMO | 2007/02/19 00:02