« 西武鉄道2007年度事業計画発表! | トップページ | 京都旅行 »

4月13日の西浜松

では、少しずつ先週末の関西遠征記を書いていきます。

4月13日の朝、私は職場の慰安旅行に参加するため、東京駅より「のぞみ19号」に乗り込んだ。慰安旅行と言う事もあり、車内では昼間からビールを飲んでいた。京都までの2時間弱、ノンビリと過ごしたいところではあるが、私には一つだけやっておきたい事があった。それは西浜松の観察である。3月18日のダイヤ改正から間もなく1ヶ月が経過。ダイヤ改正で引退したJR東海の113系・115系の最後の姿を見ようと思ったのだ。

11時30分ごろ、列車は浜松駅を通過する。私は望遠レンズを付けたカメラを片手にデッキに出た。それからまもなく、新幹線の車窓に見慣れた湘南色の電車たちが見えてきた。とりあえずシャッターを切る。

Img_134530001

引退から間もなく1ヶ月。西浜松に疎開留置されている113系・115系を、新幹線車内から撮影する。

慣れ親しんできた車両たちが、この場所に集まっているのを見るのは、何とも辛いものがある。でも、これが現実。ファンの一人として、湘南色の車両たちの最後の姿を撮影しておきたかったのだ。

撮影後、デジカメの画面で画像を確認する。よく見ると、113系と115系が連結した状態で留置してある車両があった。113系と115系の併結運転は、JR西日本で実績があるが、JR東海では行われていない。もしかしたら、廃車回送としてここへ運ばれてくるときに、連結してやって来たのだろうか?

| |

« 西武鉄道2007年度事業計画発表! | トップページ | 京都旅行 »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:JR東海」カテゴリの記事

コメント

東海の113系や115系が引退してから早1ヶ月が経とうとしていますが、これだけ西浜松に集結しているのを見ると何ともいえない寂しさがありますね。東海道線で113系に、飯田線で115系に良くお世話になっただけになおさらです。
これらの車両もいずれは解体されるのでしょうか・・・

回送されるにあたって113系と115系の併結運転はやっていないと思いますよ。たぶん西浜松の留置線の長さに限り?があるので、連結して少しでも切り詰めようとしている…こんなところじゃないかと。

投稿: みなづき | 2007/04/19 00:24

流石にこの疎開留置の写真はなんとも言えない悲しさがありますね。残酷なような感じすらします。まさに墓場のような写真で…しかしこれが現実でなんですね。

投稿: 快急新所沢 | 2007/04/19 02:18

みなづきさん、快急新所沢さん、コメント有難うございます。

お二方とも、私と同様、113系・115系には思い入れがあるようですね。

みなづきさん>
113系と115系との併結ですが、私も留置スペースの関係だろうとは思っていたんですが、ちょっと気になることがありまして・・・ 
実は、本文中にJR東海では113系と115系の併結運転は行われていないと書きましたが、JR東海の113系最後の原型ライト車である、クハ111-166の廃車回送は、浜松工場へ入場する115系S8編成が牽引しているんですよね。まあ、この場合はクハ1両のみの回送でしたので、実現できたのかもしれません。

快急新所沢さん>
仰るとおり、この手の写真は、ファンとして悲しさを感じてしまいます。華やかな話題を取り上げるのも良いのですが、その裏側では、このような現実が必ずある訳でして、鉄道ファンの一人として、こう言った現実もしっかりと受け止めなくてはいけませんよね。

投稿: TOMO | 2007/04/20 00:40

はじめまして。浜松在住のmaaと申します。
TOMOさんはじめ鉄道ファンの皆さんと同じく私にとっても辛く見たくない反面しっかり見送らねばと思う光景です。
19日の夜浜松工場の横を通った時工場の建物の横にある引込み線に解体間近と思われる113系が2編成ありました。(もっと辛い光景ですね。)

高校生の時117,119系が導入され同じ場所で153,155,80系と旧型国電を見送ったことを思い出してしまいます。

投稿: maa | 2007/04/21 03:14

maaさん、コメント有難うございます。

浜松在住ですか。となると、今回取り上げた辛い光景を日頃から間近に見てるんですね。しかも、夜の浜松工場で見た113系は、昼間見る留置してある車両軍よりも辛い光景だったことでしょうね。

でも、慣れ親しんできた車両たちですし、最後までしっかり見届けてやるのも、我々鉄道ファンにとっては大切な事だと思います。浜松はなかなか行く事ができませんが、機会があれば、来月あたり、もう一度撮影に行きたいと思っております。それまで何両残っているでしょうか。

投稿: TOMO | 2007/04/21 23:37

先日、普通列車で名古屋まで行く途中、静岡あたり(東静岡ー静岡間の静岡車両区)や、浜松より先(浜松ー高塚間)でも、廃車となった113系や115系が留置されていたのを見ました。私の地元の話ですが、御殿場線が沼津駅に近づいている時、左側に沼津運輸区が見えますが、そこにも未だに113系の4両のユニットが2本、御殿場線の115系が1本留置されています。でも、ここまで大量に留置されている写真を見たのは初めてです。今になり、車内からその光景を見ると、懐かしさを感じます。引退しても、スクラップにせず、留置しててもいいので残してほしいものです。

投稿: mi-ha- | 2007/04/22 22:25

さっきの事につけ足しなんですが、行先方向幕が廃車となり留置されている全ての車両、「回送」ではなく「沼津」となったままでした。

投稿: mi-ha- | 2007/04/22 22:27

mi-ha-さん、コメント有難うございます。

ダイヤ改正から1ヶ月が経過。JR東海の113・115系の全ての車両が運用を離脱し、殆どの車両が廃車となりますから、解体作業を行う浜松工場も大忙しの事でしょう。ご覧頂いた西浜松も、解体待ちの車両たちで満杯の状態ですから、静岡車両区や沼津運輸区に、西浜松に入りきれない車両が残っていると言うのも頷けますね。

ところで、115系に関しては、今後も3連4本が予備車として残るようです。(今月発売の鉄道雑誌でも発表されています)沼津運輸区に「沼津」の幕を出したまま停められている車両は、残留する編成かもしれませんね。

投稿: TOMO | 2007/04/24 00:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 4月13日の西浜松:

« 西武鉄道2007年度事業計画発表! | トップページ | 京都旅行 »