東北新幹線開業25周年 「やまびこ931号」を撮影する
昭和57年6月23日、大宮~盛岡間に東北新幹線が暫定開業した。まだ上野まで開業していなかったものの、時速200キロ以上の高速で運転する列車が、北の方角に運転されるようになったのは、革命的なことだったろう。25年前のこの日、日本テレビの朝の情報番組「ズームイン朝」で、東北各地の系列局の各アナウンサーがリレー形式で新幹線開業を報道していたのを、今でも良く覚えている。
あれから25年、開業以来使われていた200系は、一部の更新車を除いて引退し、代わりに二階建て車両など、カラフルな車両たちが過密ダイヤをこなしている。
そして本日、開業25周年を記念した祝賀列車が、大宮~盛岡間で運転されることになった。使用される車両は200系のリニューアル車だが、開業当時の緑のラインを入れた懐かしいカラーで運転されると言う。往年の姿とは若干違いはあるものの、開業当初の姿を彷彿させるには十分である。事前に発表されたダイヤを見た結果、ある程度停車しそうな小山駅へ出向き撮影することにした。
池袋から湘南新宿ラインで約一時間。小山に着いたのは10時34分である。ホリデーパスの範囲と言うこともあり、ここでの撮影を考えたファンは多いようで、大きな機材を抱えた同業者が続々と降りてくる姿を見て、場所の選択を誤ったかな?と思ったが、場所を変える時間も無いので、開き直って入場券を購入。新幹線ホームへと向かった。新幹線ホームは大勢のファンが待機していたが、祝賀列車が入線した後、数分経つと、撮影する事が出来た。
東北新幹線は、本日、開業25周年を迎えた。開業25周年を記念した臨時列車「やまびこ931号」が、昔懐かしいカラーに復元した200系リニューアル編成により運転された。
山形新幹線用E3系と一瞬の並び。
祝賀列車は、「つばさ」+「Maxやまびこ」併結列車に道を譲った後、10時51分、盛岡を目指して出発していった。
一路、盛岡へ。
大宮暫定開業から25周年を迎えた東北新幹線は、今もなお進化を遂げており、今現在、津軽海峡を越えて函館までの工事が始まっている。そして、秋田や山形方面へのミニ新幹線による直通運転。さらには近距離の通勤輸送にも力を入れており、開業当初とは指命も変わりつつある。東北新幹線の更なる発展に期待したい。
現在の東北新幹線の主役はこのE2系。「はやて」から各駅停車の「なすの」まで幅広く使用されている。
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