架線トラブルの余波
今日は、朝のラッシュ時間帯に、大宮~さいたま新都心間で架線トラブルが発生。現場に立ち往生した電車もあり、冷房も停まった車内に缶詰状態になった方もかなりいたようだ。当ブログの読者の皆様の中にも、缶詰まではいかないにしても、通勤途中に巻き込まれたと言う方もいらしたのではないだろうか。
夕方、ぶらっと新宿へ。野暮用を済ませて、新宿駅を通り掛ると、湘南新宿ラインの池袋行きという表示が目に入った。最初は何故池袋行き?と思っていたのだが、電光掲示板を見て納得。朝の架線トラブルの影響が、こんな時間帯まで影響していたのだ。そこで、湘南新宿ラインの様子を見るべくホームへと向かうと、4番線ホームは、通勤客でいっぱい。さらに埼京線も20分近く遅れており、川越線との直通運転を中止していると言う状況であった。
6月22日夕方の新宿駅4番線発車案内機。
私は、この池袋行きに乗ってみる事にした。その前に埼京線の通勤快速がやって来るのだが、入線して来た電車を見ると、各駅停車大宮行き。ダイヤ乱れから通勤快速の運転を取りやめているとの事だった。満員の乗客を乗せて大宮行きが発車すると、続けて湘南新宿ライン池袋行きが到着。所定では宇都宮線に入る列車であった。
湘南新宿ライン池袋行きの側面行先表示機。「池袋」と「湘南新宿ライン」を交互に表示していた。
側面の行先表示機を撮影した後、車内に乗り込む。池袋までしか行かないせいか、車内はいつもより空いていた。やがて出発すると、ダイヤが乱れているとは思えないほど順調な走りであったが、高田馬場を通過した辺りで急激に速度が落ち、目白駅手前で動かなくなってしまった。車掌のアナウンスによると、池袋の到着ホームに、先行電車が停車しており入線できないとの事。この場所で3~4分は停まっていただろうか。そして、ようやく信号が変ったところで出発するも徐行運転。ゆっくりとした速度のまま、池袋駅は2番線に到着した。
同列車は、池袋駅から、折り返し大船行きとなった。乗客が下車すると、すぐに乗客が乗り込んできたが、グリーン車だけは車内整備をしていた。この辺りはグリーン車の貫禄である。
なお、湘南新宿ラインは、横須賀線~宇都宮線系統の列車のみ、池袋~大船間などで運転していたものの、東海道線~高崎線系統の列車は、運転を中止。宇都宮線・高崎線に関しては上野駅発着となっていたようだ。
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