岡山機関区のEF65を撮影する
このブログをご覧の皆さんはお気づきかと思うが、最近は、旅客列車以外にも、貨物列車の撮影にも時々はまっている。今回の関西遠征時にも、遭遇できた貨物列車を撮影する事にしていた。
8月18日の朝、西宮駅で撮影していると、上りの貨物列車がやって来た。早速カメラを向けてみると、首都圏では基本的に見ることが出来ない、岡山機関区のEF65が牽引していた。
西宮を通過する貨物列車。時間帯からして、松山からの72列車と思われる。
この72列車を牽引していたのは、岡山機関区のEF65 1032号機。基本的に、岡山のEF65は、首都圏へ乗り入れてこないので、その時点で普段見られないカマを撮った事になるが、更にもう一つ、貫通扉が黄色く塗られているのも、広島車両所で更新工事を受けた車両に見られる特徴で、これも今となっては、首都圏で見られないタイプである。
さて、西宮で引き続き撮影していると、背後より下りの貨物列車が接近。これが何と岡山機関区のEF65が牽引しているのだが、首都圏では見られなくなってしまった0番台の国鉄色車両であった。ネット上で調べてみると、いまや原色のEF65 0番台車は、岡山機関区にいる4両のみとの事。そうなると撮影したくなる。私は、後続の列車で追跡を開始。時刻からして、高松貨物ターミナル行きの73列車のようなので、途中で追い越せるはずだ。三宮から乗り換えた新快速の車内より、神戸貨物ターミナルで停車しているのを確認。次のスケジュールを考慮し、加古川で出迎える事にした。
高松貨物ターミナル行き73列車は、岡山機関区のEF65 116号機が牽引。
逆光気味ではあるものの、貴重な原色EF65を撮れたので満足である。
ところで、この73列車の画像の後ろには、更に貨物列車が写っているのが見える。この列車、73列車の撮影直前に通過した列車なのだが、実は、この列車も牽引機がこの車両であった。
73列車通過直前に加古川を通過した2082列車も、岡山機関区のEF65が担当。こちらも原色の103号機だった。
いやあ、通過直前にこんな列車が来るとは・・・この2082列車が原色だと解っていれば、73列車を捨てて、順光で撮れる2082列車1本に狙いを絞ったかもしれない。まあ、僅か1分間の間に、原色EF65を2両も撮影する事が出来たのだから、これは嬉しい誤算である。良い物を撮らせてもらいました。
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