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E233系で運転!F1日本GP開催日のホリデー快速河口湖号

前記事でも触れたとおり、今年のF1日本グランプリは、富士スピードウェイでの開催となった。前記事では、御殿場線のF1観客輸送を取り上げたが、今回のF1観客輸送では、我が地元を走る中央線でも、F1観客輸送用に、富士急行線と直通するホリデー快速が増発された。

富士急行線と直通するホリデー快速は、「ホリデー快速河口湖号」として、189系で運転されており、週末の中央線では、すっかり御馴染みの列車となったが、今回は、特急形車両では、さばききれないのではないかと言うことで、通勤形電車による「ホリデー快速河口湖191・193号」を増発。さらに、本日は所定の河口湖号のスジに近い形で、「ホリデー快速河口湖195・197号」も運転された。いずれも新宿駅を出発する際には、10両編成で出発するが、富士急行線内は、最長6両編成までということで、大月駅で切り離し作業を実施。前4両の河口湖行きを先に出発させ、その後に6両編成の河口湖行きを続行運転させると言う、苦肉の策での運転となった。

今回、初の通勤形電車で運転される事になった「ホリデー快速河口湖号」を撮影するため、今日は朝7時ごろに萩山を出発。まずは国分寺駅で「ホリデー快速河口湖191・193号」を撮影してみた。事前の発表では、E233系または201系での運転と発表されていたので、密かに201系での運転を期待していたのだが、やって来たのは、E233系であった。

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富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリに合わせて、中央線ではE233系による「ホリデー快速河口湖号」が運転された。

国分寺駅に特別快速が停車するようになって、来年で20年が経過。中央線の通勤形車両は、営業運転では国分寺に停車するのがすっかり当たり前となっている。それだけに、E233系が営業運転として、私の目の前を高速で通過して行ったのは、実に新鮮に見えた。

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御殿場線のF1観客輸送を観察する

昨年までの鈴鹿から、舞台を富士スピードウェイに移したF1日本グランプリ。会場へ向かうシャトルバスへのアクセス手段として、幾つかの鉄道会社が、F1観客用の臨時列車を運転して対応した。JR東海に拘る弊ブログとしては、今回、初めてF1観客輸送を担当することになった御殿場線の様子が気になるところ。そこで、9月29日の土曜日、私は御殿場線沿線に出掛けて、観客輸送を観察する事にした。

29日早朝、私は自宅から西武新宿線の小平駅へと徒歩で向かい、西武新宿線の上り2番電車に乗り込んだ。この列車で、高田馬場へ出て、そこから山手線で品川へ。品川より朝1番の「こだま」で三島へと向かった。「こだま」は自由席を利用したが、それ程の混雑は見られなかった。7時25分頃、三島駅に到着する。

三島駅からは、御殿場線の下土狩駅付近へ向けて歩く事にした。三島駅と御殿場線の下土狩駅は近く、徒歩で20分ほどの距離になる。予めインターネットで地図を検索し、その地図を見ながら、御殿場線の線路に向かって、適当な撮影地を探し始めた。しかし、途中で道に迷ってしまい、結局は、臨時特急「日本GPごてんば号」の時間ギリギリになってしまった。そこで、以前撮影に使った事がある長窪踏切へ移動し、臨時特急を待ち構える事にした。下り普通列車1本でリハーサルをするが、生憎の天気で露出が上がらない。おそらく、この場所での撮影だと、ライトはハイビームで仕上がりは期待できないだろう。まあ、この場所なら後追いも可能なので、とりあえず記録写真が撮れればと言う思いで撮影に臨んだ。

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今年は富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリ。会場へのアクセス列車として、静岡~御殿場間に、373系による臨時特急「日本GPごてんば号」が運転された。

この臨時特急には、F1編成+F11編成と言う、まさにF1輸送のために結成されたような名コンビでの運転となった。

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お帰りなさい 西武9103F

西武鉄道では、今年度も引き続き9000系の省エネ改造を進めているが、6月6日に東急車輛に入場した9103Fが、この度改造を終えて、9月27日に西武沿線に戻ってきた。

月末と言う事もあり、出場甲種輸送のJR線内の撮影は不可能であるが、例によってラッシュ時間帯を避けるために、所沢での長時間停車が設けられている事から、西武線内の撮影は、何とか可能であった。今回もいつもと同じように、20時過ぎに所沢に出向き、停車中の9103Fの観察からスタートする事にした。

私が所沢に到着したのは、20時20分頃の事であった。まずは池袋方にある跨線橋に向かい、6番線に停車中の9103Fを狙う。ところが、今回は後ろ気味に停車しているため、跨線橋の上からでも9103Fの正面を撮影する事ができなかった。仕方なく諦めてホームへ。まずは、5番ホームの中程より、モハ9503+モハ9603のユニットを撮影する事にした。

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6月6日に東急車輛に入場した9103Fが、9月27日、省エネ改造を終えて戻ってきた。

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米タンとPFトップを撮る

さて、三連休最終日の24日は、青梅線を走る数少ない貨物列車である、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称米タン)を撮影するため、青梅線中神駅へ向かった。この米タンは、休日の運転はないのだが、日本の祝日は米軍には関係ないことから、列車そのものは運転されることが多く、私にとって、米タンを撮るチャンスなのだ。とは言うものの、これから撮るのは、燃料を運んだ後の返しの列車なのだが…

自宅最寄りの萩山から、まずは西武拝島線で拝島へ。車内より青いDE10が構内にいるのを見つけた。もう横田基地から出てきたのは間違いない。私は、そのまま青梅線ホームへ。八高線ホームとの間にある線に、獲物は停車していた。

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3連休の最終日は、青梅線で唯一の貨物列車となってしまった、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称:米タン)の撮影から開始。

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E233系車体広告編成を撮影する

3連休最終日の9月24日、私はあるものを撮影するために、青梅線中神駅へ向かった。現地に到着したのは午前11時30分頃の事である。同駅下りホームの青梅方で、あるものを撮影するために待機していると、本番直前になって、背後よりE233系青梅行きが入線して来た。どうにか被りは避けられたのだが、振り向くと、このE233系は、車体広告編成である事が解った。

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3連休の最終日。あるものを撮影するために中神駅に行くと、E233系車体広告編成に遭遇した。

背後の車両を見ると、私がここで何を撮影していたのかはバレバレなのだが、背後からE233系の姿が見えたときは、また被られたかと思ってしまった。

さて、このE233系T18編成の車体に貼られた広告は、天丼チェーン店の「てんや」であった。「てんや」の車体広告は、中央線では初登場の筈である。車内はごく普通のE233系であり、広告は車体へ貼られたステッカーのみのようである。前面への装飾は無いため、普通に撮影しただけでは、あまり目立たない。

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戸袋部分に貼られた「てんや」の広告。

何やら怪しげな男が写っているが、気にしないようにお願いします。(笑)

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西武 曼珠沙華臨 快速急行池袋行きに乗車する

さて、話は戻って、3連休の中日である9月23日のお話。

高麗の巾着田の曼珠沙華も5部咲きと言うので、午後から曼珠沙華を見に、巾着田へ出掛けてみた。その際、先日の観察で記録し損ねた、快速急行池袋行きに乗る事にした。

巾着田から高麗駅に戻ってきたのは、16時20分頃の事。臨時の快速急行までは、約20分ほど時間がある。駅前のベンチで少し休息した後、16時35分頃、駅に入場。ホームの西武秩父方へ向かい、電車の到着を待った。101系やスカートなしの301系を期待したのだが、やって来た車両は、スカートが付いた303Fであった。

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23日は、巾着田へ。帰りは、先日の曼珠沙華ダイヤ観察時に見逃していた、快速急行池袋行き(西武秩父~飯能間定期列車)に乗る事にした。

私は、撮影の都合上、最後部車両に乗車したが、車内は思ったより空いていた。飯能で向きが変り、一路池袋へ。快速急行なので、下車予定である所沢までも通過運転を実施。特急並みのスピードで走り続け、あっという間に所沢に到着。最近では、4ドア車に押され気味の3ドア車であるが、健在振りをアピールするような走りであった。

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多摩湖線225Fの一橋学園折り返し運用

三連休明けの火曜日。いつもと同じ列車で萩山を出発。そのまま国分寺へ行く筈なのだが、何となく一橋学園で下車してみた。下車した理由はただ一つ。225Fの一橋学園止まりが撮れるのではないか・・・と言う事。萩山から乗車したのが259F。そして一橋学園ですれ違った車両が257Fだった事から、何となく一橋学園折り返し運用は225Fではないかと思ったのだが、その読みは見事的中。国分寺方から225Fが静かに入ってきた。

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連休明けの火曜日の朝。225Fは、一橋学園折り返し運用に充当されていた。

実は、私自身、225Fによる一橋学園折り返し列車は初めての撮影となった。コンデジでの撮影のため、あまり良い画像ではないが、それでも「国分寺-一橋学園」と言う両駅表示の方向幕が記録できたので、個人的には満足である。

この後、私は、225Fの始発列車で国分寺へと向かった。今日の225Fは、朝の一橋学園折り返し運用に就いた後、ラッシュ時間帯終了と合わせて、玉川上水車両基地に入庫する。この撮影から約1時間後、小川駅では、225Fが5番線に入線するシーンが見られた事だろう。

とりあえず、このままローテーション通り進むと、次に一橋学園折り返し運用に入るのは来週に入ってからと言う事になる。今度は、早起きして、沿線での走行シーンを撮るとするか・・・

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併用軌道区間を走る江ノ電を撮影

さて、江ノ電303Fのさよならイベント終了後は、極楽寺駅より江ノ電に乗車して江ノ島へ。せっかく江ノ電沿線に来たので、この辺で併用軌道区間を走る江ノ電の車両を撮影する事にした。

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303Fさよならイベント終了後は、江ノ島~腰越間の併用軌道区間へ。まずは最新鋭の500形から撮影開始。

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さらば江ノ電303F

さて、9月22日は、西武225Fの野球臨を撮り終えた後、そのまま西武拝島線・新宿線で高田馬場へ。さらに高田馬場からは、山手線、湘南新宿ライン、横須賀線と乗り継ぎ鎌倉へ。ここからさらに江ノ電に乗り換え、向かった先は江ノ電の車庫がある極楽寺だ。極楽寺の車庫では、この日限りで引退となる旧型車303Fの引退記念イベントが開かれているのである。

14時30分までに会場に入れれば、何とか見ることが出きるそうだが、私が現地に着いたのは14時25分頃の事であった。早速中に入ると、300形2本が並べられていた。

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タンコロこと100形を連接改造して誕生した303F。(同右) 登場以来78年間活躍してきた同車も、ついに最後の日を迎える事になった。

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9月22日の萩山駅

225F撮影の際に、萩山駅ホームも少々観察。すると、3番ホームの拝島・西武遊園地方に、何やら穴を開けて蓋をしたような形跡があるのを発見した。

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萩山駅3番ホームの下り方に、何やら蓋をしたような形跡を発見。

今回のバリアフリー工事と合わせて、この場所は上屋が設置されることになっている。この蓋がしてある部分は、上屋の柱が建つところではないだろうか。また、既に上屋が設置されている部分も、老朽化により葺き替えが計画されており、1・2番ホームで見られる古レールの柱も、いずれは消滅してしまう筈。工事着工から2ヶ月あまり、これまで手付かずだった古レールの柱にも、今後は何らかの動きが出てくるかもしれない。

そして、もう一つ。先週辺りから気が付いた事なのだが、多摩湖線の青梅街道4号踏切から、南口への跨線橋の真下辺りまで、車両搬入用の板が設置された。

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青梅街道4号踏切から工事用車両が搬入できるように、車両搬入用の板が設置され、工事現場らしくなった。

今回の萩山駅工事レポートはこれまで。

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再び多摩湖線225Fの不定期列車を撮る

9月22日、3連休の初日。この日は、グッドウィルドームでのプロ野球デーゲーム公式戦の最終日である。

先週に引き続き、225Fが野球ダイヤに充当されるだろうか。この日は、午前10時より歯医者の予約を入れていたのだが、歯医者へ行く前に、萩山駅へ見に行く事にした。すると、9時46分に、国分寺から西武遊園地行きとして225Fが到着した。期待通り、野球臨へ充当されている。私は歯医者へ行った後、間違いなく225Fが充当される、萩山11時46分着の西武遊園地行きから撮影するため、萩山駅へと向かった。

先週は萩山1号踏切から撮影しているため、今回はホーム上から撮影する事に。まずは2番ホームの小平方先端へと向かった。既にこの場所には先客が1人。私もその後ろから撮影する事にした。

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グッドウィルドームでのプロ野球デーゲーム公式戦最終日となった9月22日、期待通り225Fが野球臨に充当された。

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特別車両E655系 中央線を走る

21日の夜は、井の頭線のヘッドマーク付き電車を撮影した後、吉祥寺より中央線で八王子へと向かった。八王子へ向かった理由は、本日、中央線で特別車両E655系が試運転をしていると言う情報を入手したからである。E655系に関しては、今月13日に上野駅で遭遇しているが、やはり地元路線である中央線を走る姿は生で見てみたい。ネットを検索すると、20時06分から07分にかけて、八王子駅にて快速「むさしの」用の115系と並ぶ事を知る。そこで、一旦立川に寄ってから、快速「むさしの」で八王子へと向かい、E655系を撮る事にした。

八王子駅に到着すると、既に3番線の東京方には、数名の同業者が待機していた。私も先客の邪魔にならないように、前に座り込んで撮影する事にした。E257系による特急列車1本を挟んでから、前方よりHIDのライトが見えはじめる。近付いてくると、それは茶色い電車であった。

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各地で試運転が繰り返されているE655系。今日は中央線に入線した。

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京王井の頭線 秋の全国交通安全運動HM掲出編成が走り始める

今日は9月21日。残暑厳しい1日ではあるが、季節は確実に秋に向かっている。その証拠に、今朝は西荻窪駅前で、交通整理を実施していた。秋の全国交通安全運動期間に入ったのだ。

午後になって、私の携帯に京王電鉄に詳しい方から情報が入った。今日から京王線と井の頭線で、秋の全国交通安全運動のHMを掲出した編成(1006Fと1013F)が走り始めたとのこと。早速、仕事が終わってから吉祥寺に立ち寄ってみた。

私が吉祥寺に着いたのは、17時40分頃の事であった。PASMOで改札を入ったが、トイレに行きたくなり、改札横のトイレへ。終わって出てきたら、目の前に1006Fが入線してきた。絶妙なタイミングである。早速撮影を開始した。

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秋の全国交通安全運動期間突入に伴い、京王井の頭線でも、交通安全運動のヘッドマークを掲出した編成が走り始めた。

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撤去作業が進む東小金井駅下り仮ホーム

中央線三鷹~国分寺間の下り線が、高架新線に切り替わり早2ヵ月半が経過。同区間では、引き続き上り線の高架新線へ切り替える工事が始まっている。既に仮下り線の撤去はほぼ終了し、まもなく仮下り線跡地に、新上り線用の橋桁を建てる工事が始まるだろう。

そんな中、ちょうど中間地点とも言える東小金井駅では、旧下り線の仮ホームの撤去作業が、いよいよ終盤を迎えている。既にホームの上屋は消えており、残りはホームの土台のみ。仮ホームの最後の姿を記録すべく、私は19日の朝、東小金井駅で下車してみた。

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撤去作業が進む東小金井駅下り仮ホーム。既にホームの上屋は無くなっており、残るはホームの土台のみとなっている。

旧下り仮ホームは、8号車付近よりトラックと重機が入って、撤去作業が進められている。ちょうどほぼ2ヶ月前、7月24日現在の画像と比べると、ホームが辛うじて残っていると言うような雰囲気でもある。この分で行くと、仮ホームが消滅するのは時間の問題。今月中には、跡形も無くなってしまうかもしれない。

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西武 曼珠沙華輸送を観察する

今年も、西武鉄道の各駅には、高麗巾着田の曼珠沙華のポスターが目立つようになった。

沿線に秋の訪れを告げる高麗の巾着田の曼珠沙華は、西武鉄道もPRに力を注いでおり、今ではすっかり秋の恒例行事となった。その巾着田への観光客対策として、西武鉄道では、9月15日より9月30日まで、巾着田最寄となる高麗駅に、一部の特急列車を臨時停車させたり、飯能~高麗間で臨時普通列車を増発して対応している。

弊ブログでは、これまで毎年、曼珠沙華輸送の模様を見学してきた。今年も、前年同様、曼珠沙華輸送の見学を実施。曼珠沙華輸送2日目となった9月16日に、臨時列車の観察をしてきた。

16日の朝、まず私は飯能へと向かう。その道中、所沢駅では、私が乗車する列車の1本後が、高麗行きの臨時特急「むさし91号」だった事もあり、まずは、この所沢駅の電光掲示板の観察からスタートする事にした。

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今年も高麗の巾着田への曼珠沙華輸送が始まり、曼珠沙華輸送2日目となった16日に、沿線の様子を見学してみた。まずは高麗行き臨時特急「むさし91号」の駅側の表示の確認からスタート。

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多摩湖線225Fの不定期列車を撮る

昨日は、15日より始まった西武鉄道の曼珠沙華輸送の取材に出掛けた。その際、萩山駅を出発する時に入ってきた多摩湖線の列車は225Fであった。この日は、グッドウィルドームでのプロ野球公式戦開催日。西武時刻表で、この列車を追跡すると、日中は不定期列車として西武遊園地まで延長する運用に入る事が解った。

この不定期ダイヤには、2本だけ、西武遊園地発萩山行きという列車がある。国分寺から西武遊園地まで延長運転した車両の入庫を兼ねた列車で、ただ単に多摩湖線を走る萩山行きでは、特に珍しいものではないと思う方も多いだろう。確かに、多摩湖線のリニューアル改造を受けた101系であれば、ごく普通の萩山行きで、何の面白みも無い。しかし、これが低運の225Fだと話は変ってくる。西武遊園地~萩山間は、ワンマン運転が出来ない事から、車掌が乗務する。と言う事は、いつもぶら下げている「ワンマン」の札が下がっていないのだ。

いつもと違う姿が撮れるとなれば、曼珠沙華輸送を撮影している場合ではない。昼過ぎの萩山行きの時間に合わせて、私は萩山に戻ってきた。

225Fによる萩山行きの萩山到着時刻は12時46分。私は、その時刻に合わせて、萩山1号踏切へと向かった。時間通り、前方より225Fの姿が見えてくる。私は、てっきり2番ホームに入線してくるものと思っていたのだが、スピードが落ちない。3番ホームへの入線である。

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グッドウィルドームでの公式戦開催日などに運転される西武遊園地発萩山行き不定期列車。この日は、この不定期列車に225Fが充当された。

225Fの場合、国分寺~萩山間でのワンマン運転充当時でも、「国分寺~萩山」と言う両駅表示の幕を掲示しており、単独の「萩山」と言う幕は、入庫を兼ねた列車で掲示される程度。その時も「ワンマン」の札は下げている筈なので、ワンマン札なしの萩山行きは、この不定期列車に充当された時だけ見られるものである。

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武蔵野線で貨物列車を撮影する

9月15日の最後の鉄活動は、地元の武蔵野線での貨物列車撮影である。この日、朝の2090列車に、EF64の1000番台車、原色非冷房車となる1016号機が入ったと言う情報を入手。折り返しとなる2091列車は、夕方、武蔵野線を走る事が解っていたので、「懐かしのはくたか」を撮影した後の帰り道に撮る事にしていた。どこで撮ろうかと悩んだ末、新秋津に辿り着いた。電車2本でリハーサルの後、前方より2091列車が近付いてきた。

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原色・非冷房のEF64 1016号機が、夕方の武蔵野線を走る。

コキ7両と、聊か荷が少なめであるが、逆に模型化しやすい編成であり、さらに、この場所でも楽にフル編成入ったので、個人的には大歓迎である。

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懐かしのはくたか号を撮影する

さて、前記事でお解かりの通り、今日は、午前中、関東鉄道へ出掛けてきたが、守谷から久しぶりにつくばエクスプレスで秋葉原まで乗りたくなり、快速電車で秋葉原へ。そして、昼食後、今度は高崎線沿線へと向かった。JR東日本新潟支社主催の団体臨時列車「懐かしのはくたか号」を撮影するためである。

特急「はくたか」と言えば、上越新幹線の越後湯沢駅から、ほくほく線を経由して、富山・金沢方面へ向かう特急列車を思い浮かべる人も多いかと思うが、もともとは、上野駅から上越線経由で金沢までを結ぶ特急列車の名前だった。(運転開始直後は信越本線経由)特急「はくたか」は、上越新幹線開業と引き換えに廃止になり、今回運転された「懐かしのはくたか号」は、上越新幹線開業25周年を記念して企画された列車だ。

上野駅13時25分発の高崎線普通列車の乗り込み、高崎線を下っていく。沿線は、どこも人がいっぱいとの情報が入ってきた。とりあえず、私は行田へ行こうと思ったのだが、途中駅で待機している同業者の姿に圧倒され、行田へ行くことを断念。結局は、比較的人が少なめだった鴻巣で下車。この駅の2・3番ホーム下り方から撮影する事にした。上り・下りのホームの位置が若干ずれているため、ホームも多少写ってしまうのだが、この際贅沢は言っていられなかった。

普通列車3本で練習し、待つ事20分ほど。ようやく前方より489系「はくたか」の姿が見えてきた。

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上越新幹線開業25周年を記念して企画された団体臨時列車「懐かしのはくたか号」 上野・金沢方先頭車は絵入りのヘッドマーク

今回の「懐かしのはくたか」には、JR西日本の489系急行「能登」用編成を使用している。上野・金沢方先頭車のヘッドマークは、新幹線開業前に走っていた「はくたか」と比べると、若干、ブルーの色が違うような気もするが、当時の雰囲気は充分に出ていると思う。

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長岡方先頭車は、文字のみのマークを掲出。

「懐かしのはくたか号」、新潟県中越沖地震の影響で、当初はほくほく線経由での運転も計画されたが、その後の懸命な復旧作業の結果、当初の予定通り、長岡経由での運転が実現する事になった。今日は、上野到着後、尾久車両センターに回送。明日の朝、再び出庫し、金沢を目指して走り出す事になっている。

撮影後、画像をチェック。上りホームの屋根が多少気になるが、まあまあの仕上がり。ボンネット車の余韻に浸りながら撤収作業をして、次の目的地へと向かった。

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懐かしの首都圏色復活!関東鉄道キハ101を撮影する

三連休初日となった今日は、残暑厳しい暑い1日となった。

先日の秩父鉄道での国鉄色復活に続き、茨城県を走る関東鉄道でも、所有する元国鉄キハ30のキハ101を首都圏色に復活させ、本日開催されるイベントでお披露目運転をする事になった。幼い頃より、拝島駅で八高線のキハ30系を見てきた者として、首都圏色のキハ101をどうしても見ておきたい。私は、関東鉄道に向かった。

実は、私自身、関東鉄道は今日が初乗車となる。自宅のある東村山市からはどうやって現地入りするか。考えた末に、武蔵野線で南流山へ行き、そこから、つくばエクスプレスで守谷へ。守谷より関東鉄道に入る事にした。関東鉄道は取手から出発するが、このキハ101を使用したイベント列車は、守谷~下妻間での運転と言う事が、つくばエクスプレスでの現地入りを決定付けさせた。

南流山からTXに乗り換えて、守谷に到着したのは11時ごろの事。途中の南流山からは、くましげさんと一緒になった。守谷から関東鉄道に入るが、この後の予定もあったので、とりあえず車両基地のある水海道までの乗車券を買ってホームへ。ホームの下館方先端には、キハ101の入線を撮ろうとするファンが10名ほど待機していた。とりあえず、私とくましげさんは、次の下り列車で一駅、新守谷駅へ移動し、同駅で送り込みの回送を撮影する事にした。10分ほど待った後に、前方より、懐かしい首都圏色のキハ101が見えてきた。カメラを構えるが、後ろから下り列車が迫ってきた。これは被られるか。際どいタイミングであったが、どうにかキハ101の入線シーンを撮影する事ができた。

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秩父鉄道1000系に続き、関東鉄道キハ101が国鉄色(首都圏色)に復元。

この車両も、関東鉄道入りに際して、冷房改造などを行っているのは、秩父鉄道の1000系と全く同じ。しかし、さすがは元国鉄の車両。こうやって首都圏色に塗り替えると、冷房を積んでいても全く違和感が無い。まさにキハ30そのものである。

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キハ101は、新守谷でも少々停車。前後でヘッドマークも微妙に異なっていた。僅かながらの停車時間のお陰で、落ち着いて撮影する事ができた。

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9月14日の萩山駅

不定期連載でお送りしている地元駅の工事状況シリーズ。今日は、バリアフリー工事と関係ないお話から。

夕方、いつものように萩山駅に戻ってくると、自動券売機の横に、自動定期券発売機が設置されているのを発見した。西武鉄道では、今年度の事業計画で、自動定期券発売機を28駅に追加設置する事を発表しており、その結果、池袋線の池袋~飯能間と、新宿線の西武新宿~本川越間では、殆どの駅に、この機械が設置される事になった。

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ついに萩山駅にも自動定期券発売機が登場。

西武鉄道では、定期券を主要駅のみで販売しており、萩山駅は元から定期券発売駅であった。しかし、定期券の発売は、午後8時で終了してしまうので、私の定期券の期限であり、超多忙な時期でもある5月末と11月末は、窓口の営業時間内に定期券を買えた事がないほどだ。そこで、既に自動定期券発売機を導入済みの国分寺駅を利用していたのだが、これからは、我が萩山駅でも買えそうだ。

この自動定期券発売機、おそらく、ここ数日で設置された筈である。では、いつからかと言われると正直言って自信が無い。と言うのも、萩山駅北口を利用していると、どうしても自動券売機を見ずに、自動改札機を通過してしまう事が多いのである。

さて、せっかくこのタイトルで書き込んでいるので、バリアフリー工事の事も少し。前回の報告後、新たな囲いが出来たと言うような話は無いのだが、多摩湖線のワンマン列車の車内から、1・2番ホームのエレベーター設置場所に穴が開けられているのが見えた。囲いの向こうでは何をやっているのだろうか。ついつい気になってしまうのだが、電車から見た光景で判断すると、工事は計画通りに進んでいると言えるだろう。

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特別車両 E655系を撮影する

今日は、午後から新宿で開かれた講習会に出掛けてきた。講習会終了後は、そのまま帰ってよい事になっていたので、夕方の都心をブラブラ。その際に、ふと、くましげさんのブログに出ていた、特別車両E655系の試運転目撃情報の記事を思い出した。

E655系とは、老朽化が進行していた皇室用客車1号編成の置き換え用として、JR東日本が製造した特急形電車である。6両編成のうち1両は、天皇や国賓が利用する特別車両となっており、この車両を外したハイグレード車両だけの5両編成でも、団体臨時列車などに使用できるようになっている。最近では、常磐線で連日のように試運転を繰り返しているとの事。くましげさんの目撃情報から判断して、18時ごろから上野駅にいれば見られるのではないか・・・ そう思って、上野駅に向かった。

18時頃、私は上野駅に到着する。とりあえず、地平ホームへ行ってみる。最初は、それらしき人は見当たらなかったのだが、10分ほどすると、16番線の車止め付近には、同業者と思われる人が次々と現れる。ここに到着するのは間違いない。私も16番線の車止め付近へ移動。カメラを構える。やがて、接近放送が掛かり、前方よりHIDのライトが見えてきた。間違いない。E655系である。いつでも撮影できるように準備をしていると、なんとホームの中程で停まってしまった。これでは撮影できない。16番線は、特急専用ホームなので、入場券が無いと中に入れない。私は入場券を買い、16番線へ。ようやくE655系との対面を果たした。

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連日試運転が繰り返されている、特別車両E655系。ハイグレードな新型特急車両を、ようやく見る事ができた。

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東葉高速鉄道 HM掲出編成運転中

前記事でお解かりの通り、西荻窪から快速中野行きで中野へやって来た後は、中野駅で車両観察。中野駅では、西荻窪駅で見られない、東葉高速鉄道の車両がやって来る。私が中野駅に到着すると、すぐに東葉高速鉄道の車両が3番線に入線して来た。最初は、何気なく見ていたのだが、正面を見るとヘッドマークが付いているではないか。早速近付いてみて撮影する事にした。

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中野駅で遭遇した東葉高速鉄道の2109F。この編成は八千代市制40周年記念HMが掲出されていた。

沿線の八千代市の市制40周年を記念したHMが掲出されていた。停車時間があったので、車内も観察してみたが、車内は普通の車両であった。

さて、この電車が出発していき、暫くすると再び東葉高速の2000系が入線して来た。よく見ると、この車両もヘッドマークが付いていた。

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続いてやってきたのは2102F。この編成は「全国都市緑化ふなばしフェア 船橋市制70周年記念」HMを掲出していた。

40周年の後は、船橋市の市制70周年。東葉高速鉄道沿線の自治体は、今年、節目の年を迎えているようだ。

西荻窪では見られない東葉高速鉄道の車両。このところ、東西線に乗る機会も無かったので、東葉高速鉄道の車両に、ヘッドマーク掲出編成が2編成もあったとは、全く気が付かなかった。西荻窪駅で快速中野行きという怪しい表示を見つけなければ、中野まで来なかった訳で、この撮影は、まさに怪我の功名と言えるかもしれない。

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中央線 夕方ラッシュ時に人身事故発生

今日の夕方、仕事を終えて帰宅しようとしたところ、私の携帯に、「17時06分頃吉祥寺駅で人身事故発生」の一報が入った。夕方のラッシュ時間帯に突入直後の人身事故ということで、今日の帰宅時は、ダイヤが混乱しているだろうと、ある程度覚悟を決めて駅へと向かった。

勤務先から歩いて西荻窪駅改札口に着くと、まずは改札前の発車案内機に目が行く。案内機の表示から判断して、30分ほどの遅れが発生しているようだ。そして、次の瞬間、発車案内機の2番線の表示を見て、目が点になってしまった。

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今日は夕方の帰宅時間帯に吉祥寺駅で人身事故が発生。夕方の中央線のダイヤが大幅に乱れた。

東西線快速中野行き。ここは間違いなく西荻窪だ。人身事故の影響により、地下鉄東西線との直通運転は中止している筈。と言うことは、中野駅で打ち切りになるのか。この電車のことが気になってしまい、私はそのまま2番線へ移動した。

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模型運転会に参加する

9月8日、恒例の模型運転会が開催された。今回の会場は、今年1月に試した高尾駅前の八王子N広場を使用。弊ブログと相互リンクを組んでいる、ミッチーの気分はさくらいろの管理人、ミッチーさんが幹事となり、13時から17時までの4時間、総勢9名で同会場にお邪魔して運転会を実施した。

では、例によって当日の模様をどうぞ。

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恒例の模型運転会を八王子N広場で開催。まずは2007年9月8日に相応しいこの車両から。

この日、2004年10月に発生した台風23号の影響で不通となっていた、JR東海の高山本線が、およそ3年ぶりに全通。特急「ひだ」も、およそ3年ぶりに飛騨古川~富山間を運転するようになった。それを記念して、私も高尾でささやかながら記念運転を行った。

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今日の安中貨物

今日は、歯医者の予約を入れていたので、午前中はノンビリと過ごしていたのだが、昼過ぎに、遠征中の痛勤形酷電氏より、「今日の安中貨物は、虹釜だよ。」と言う連絡が入った。

安中貨物とは、亜鉛焼鉱積タキ15600形と精鉱積トキ25000形による専用貨物列車で、福島臨海鉄道の宮下駅と、信越本線の安中駅との間を、常磐線・田端操車場経由で1日1往復運転している。

私は、これまでにも、この列車を何度か撮影しているのだが、虹釜こと、EF81 95号機牽引では撮影した事がない。そこで、痛勤型酷電氏が撮影すると言う、常磐貨物線の日暮里八丁目2号踏切へ出かける事にした。

私が現地に到着したのは、15時頃の事。安中貨物の通過予定時刻のおよそ10分前の事であった。ネタ釜が牽引と言う事もあり、この踏切には、既に4名ほど同業者が集まっていた。私も、その中に入れていただき撮影する事に。そして、15時11分頃の事。前方より、EF81 95号機が見えてきた。

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常磐貨物線を行く、EF81 95号機牽引の安中貨物。

西日暮里界隈は、この列車の通過直前まで曇ったり晴れたりと言う状況だったのだが、皮肉な事に通過直前になって快晴となり、正面だけに日が当たってしまい、側面の「EF81」と言う文字が殆ど映らなくなってしまった。しかし、95号機が安中貨物の先頭に立ったと言う記録写真にはなった筈。まあ、撮れただけでもあり難いと思わなくては・・・

情報を提供してくださった、痛勤形酷電さん、ありがとうございました。

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「ゆとり」と「夢空間」 高崎線で共演

台風が過ぎ去り、再び暑い日々が戻ってきた関東地方。今日は、早朝から高崎線をお座敷客車「ゆとり」と、豪華寝台車両「夢空間」が走ると言うので、撮影に出掛けてきた。

まず、最初はお座敷客車の「ゆとり」である。今日の「ゆとり」は、上野~水上間を快速「お座敷ゆとり水上号」と言う多客臨での運転である。この列車、上野~高崎間はEF65、高崎~水上間はEF55による牽引と事前に発表されていた。高崎線内のEF65は、わざわざ発表されているからには、ネタガマだろうと思っていたので、これに間に合うように家を出発した。池袋から湘南新宿ラインに乗り、向かった先は籠原。目指すは、いつものポイントである。籠原へ向かう際、「ゆとり」の牽引機がEF65 1118号機である事を知る。予想通りのネタガマで、私も気合が入った。

ところが、現地に着いてみると、何と手前の引き上げ線にE231系が入ってきてしまった。その為に、いつもとは逆側へ移動する事になってしまった。そして、その直後に獲物が接近。慌てて撮影する事になってしまった。

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今日の「ゆとり」は、多客臨で水上へ。高崎までは、EF65 1118号機が担当した。

完全な逆光。1118号機牽引と言う事で、なるべく側面の「EF65」を少しでも入れられるように、北鴻巣ではなく籠原にしたのだが、これならば、まだ北鴻巣の方が良かったか?

この場所では、「ゆとり」を撮るだけで撤収。次の獲物である「夢空間」までは、まだ1時間近くあるので、場所を移動。北鴻巣に行くことにした。籠原駅から高崎線上り列車に乗り込み、北鴻巣へと向かう。途中、「夢空間」の牽引機が、カシオペア色のEF81だと言う事を知る。「夢空間」を引くカシオペア機は初の撮影で、北鴻巣到着前より気合が入った。

9時48分、北鴻巣駅に到着すると、既にホームの先端には、同業者が4名待機していた。私もその後ろから撮影する事に。「夢空間」の通過までは約20分あったのだが、今日は、朝から京浜東北線で人身事故が発生し、その影響で湘南新宿ラインに遅れが発生。「夢空間」も、先行の湘南新宿ラインの遅れの影響から、予定時刻より2分ほど遅れての通過となった。

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24系「夢空間」の団臨を牽引してきたのは、「カシオペア」専用機のEF81。

この団臨、JR東日本が募集した「夢空間・北斗星トレインクルーズ」と言う列車で、上野~札幌間を往路は上越・信越・羽越・奥羽経由、復路は仙台から常磐線経由と、普段の「北斗星」とは違うルートを走る。通常では見る事ができない、EF81「カシオペア」色の高崎線走行シーンが撮れたのも、こう言った列車ならではの光景である。

撮影後、私は午後の予定に備えて、大宮・武蔵浦和回りで一旦帰宅した。

さて、今日の「お座敷ゆとり水上号」は、高崎からEF55が牽引する予定だったのだが、EF55に不具合があったらしく、EF60 19号機が代走したらしい。EF55自体、大変古い機関車なので、致命的な故障でないと良いのだが・・・

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西日本の安全を守る検測車 キヤ141

8月16日の夜、福知山駅で113系を撮影していた時、1番線に見慣れないステンレスの車両が入線して来た。

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夜の福知山駅に突然現れたキヤ141系。

この車両、キヤ141系と言い、JR西日本が2006年2月に2編成4両を投入した検測車両である。JR西日本では、これまでマヤ34やキヤ191、クモヤ441443と言った、国鉄時代からの検測車両を使用してきたが、いずれも老朽化が進んできた事から、次世代検測車両を、電化・非電化を問わずに走行できるように、気動車として作る事になった。キヤ141+キクヤ141の2両1組となっており、1両はキクヤという形式からお解かりの通り、エンジンは載せていない。現在、この車両は、軌道と信号系統の検測を担当しており、マヤ34とキヤ191を置き換えるような形となった。将来的には、架線検測用のクモヤ441443も、この車両を使って置き換える予定との事で、その際には、架線検測用車両が増結され、3両編成になると言う。

新しい検測用車両のキヤ141系。この車両の運転予定は、鉄道ダイヤ情報にも掲載されており、今回の関西遠征時に8月18日の昼間に撮影予定だったのだが、それよりも前に福知山で目撃してしまったのだった。(と言うよりこの列車の存在自身を忘れていたかも?)

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三木鉄道を訪ねて

では、再び関西遠征記の続きです。

8月18日、姫路で名物のえきそばを食べた後は、加古川で加古川線に乗り換え厄神へ。厄神へ来たのは、ここから分岐する三木鉄道に乗るためだ。

三木鉄道は、1985年、国鉄三木線を引き継いだ第3セクターの会社。厄神~三木間6.6キロを結ぶ、とても小さな鉄道会社である。始発である厄神駅は、加古川線の加古川行きホームに隣接しており、三木鉄道のレールバスは既に到着していた。足早に三木鉄道乗り場に向かい、私が乗り込むと、まもなくしてドアが閉まり、出発した。

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8月18日、姫路駅でえきそばを食べた後は、第3セクターの三木鉄道を訪問してみた。

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ブログ開設3周年

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きまして有難うございます。

2004年9月6日に誕生した「TOMOの鉄日誌」は、お陰様で本日9月6日で開設3周年を迎える事になりました。ここまでブログを続けてこれたのも、弊ブログをご覧頂いている皆様のお陰です。本日より4年目に突入いたしますが、引き続き、弊ブログをご覧の皆さんに楽しんでいただけるよう、頑張って良い記事を書きたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

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多摩湖線225Fの小平行き

9月3日、国分寺から西武遊園地行きに乗車して萩山駅に降り立つと、3番ホームに225Fの国分寺行きが停車していた。先日の南入曽車両基地のイベントで展示された225Fは、翌日の2日より、多摩湖線で営業運転に復帰していたので、不思議な光景ではないのだが、この列車、そのまま運用を追っていくと、国分寺発の西武遊園地行き直通最終列車に入る。この列車は、そのまま西武遊園地到着後、小平行きになるので、低運車が萩山~小平間に入線する事になるのだ。

そう言えば、225Fの小平行きは暫く撮っていない。久しぶりに撮影してみよう。一旦帰宅した後、20時30分頃、家を出て、小平駅まで往復してきた。

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去就が注目されている225F。9月3日の夜は、小平まで乗り入れる運用に就いた。

2004年12月の低運車本線引退後も、本線を走行可能な唯一の低運車として、多摩湖線で活躍を続けてきた225F。バリアフリー改造を受けた257F・259F・261Fに混じり、ローテーション通りに運用に就いていたが、最近になって、ローテーションを崩す事があり、どうやら廃車前提の走行距離調整をしているものと思われる。225Fに残された時間は、もうそんなに長くは無いだろう。多摩湖線利用者として、悔いの残らないように、225Fの記録を続けていきたい。

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西武 「30000系ぬり絵号」と「曼珠沙華号」

9月に入り、朝晩は涼しい日が続くようになった。

西武鉄道各駅では、高麗の巾着田に群生する「曼珠沙華」のPR用ポスターが貼られるようになった。今年も9月15日から、「曼珠沙華」輸送がスタートするのだが、その前に9月1日より、恒例の「曼珠沙華」ヘッドマーク掲出が始まった。通常であれば、9月のヘッドマーク掲出は、曼珠沙華だけの筈だが、今年は、さらに、来年春にデビュー予定の30000系を題材に、子供たちが想い想いに色付けしたぬり絵を、車内に展示した「30000系ぬり絵号」も登場。8月ほどではないにしても、ヘッドマークファンにとっては、「残暑厳しい9月」と言う事になりそうだ。

通常、このようなヘッドマーク掲出が始まると、私も出来るだけ多くの種類を撮影しようと、西武沿線に撮影に出掛けた時には、出来る限りヘッドマーク掲出編成を追跡しているのだが、1日で全てを撮影したと言う事はまず無かった。ところが、南入曽車両基地でイベントが開催された9月1日は、巡り会わせが良かったのか、とりあえず全種類のヘッドマークを、1日で撮影する事ができた。

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池袋線「30000系ぬり絵号」は6155F。2007年9月1日所沢駅にて撮影。

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新宿線「30000系ぬり絵号」は6101F。2007年9月1日田無駅にて撮影。

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西武 南入曽車両基地「電車夏まつり」に行って来た

夏休み最後の土曜日となった9月1日、西武鉄道の南入曽車両基地にて、恒例の「電車夏まつり」が開催された。

このイベント、昨年は午後からの参加となったが、今年は午前中のみの参加となるため、まずは、朝一番に西武新宿から出てくる急行新所沢(南入曽車両基地)行きで会場入りする事にした。このアクセス列車、撮影と乗車を効率よくするにはどこが良いかと考えた結果、まずは花小金井駅に向かい、同駅で進入シーンを撮影した後、最後部車両に乗り込む事にした。

私が花小金井駅に到着したのは、9時を少々過ぎた頃のこと。直通列車は、この駅を11分頃に発車する。あまり時間は無い。早速ホーム先端に向かい撮影準備に入る。既に先客が3人いたが、その中に知人の姿があったので、すんなりと受け入れてもらった。各駅停車新所沢行きでカメラリハーサルをしてから待つ事数分。定刻より、やや遅れて直通列車がやって来た。

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「電車夏まつり」のヘッドマークを掲出した20157Fによる、急行新所沢(南入曽車両基地)行きが花小金井に到着。

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秩父路に国電復活!秩父鉄道1000系がオレンジ色に

秩父鉄道の公式サイト内にある秩父鉄道からのお知らせによると、10月14日にオープンする鉄道博物館に合わせて、旧国鉄101系を改造した1000系3編成に、懐かしい国電カラーを復活させる事になった。そして、この度、第1弾となるオレンジバーミリオンの塗装変更が完了し、今日と明日の2日間、国鉄色復活を記念して、熊谷~影森間を臨時急行として運転する事になった。現役中央線ユーザーである私は、このオレンジバーミリオンの編成は、是非とも営業初日に見たみたい。今日は、西武鉄道南入曽車両基地の電車夏まつりも開催されていたのだが、このイベントを午前中で切り上げて、午後から、この臨時急行を撮影するため、秩父へと向かう事にした。

所沢駅12時52分発の「ちちぶ15号」で、西武秩父へと向かい、西武秩父駅に到着したのは13時48分。改札を出て、いつもの撮影ポイントへと向かった。国電色の復活運転と言う事で、御花畑駅周辺は、大勢のファンが掛け付けているだろうと思っていたのだが、実際に現地に行ってみると、ファンの姿はゼロ。とりあえず、「ちちぶ15号」車内で合流した知人達と一緒に、オレンジ色の1000系の到着を待った。そして14時5分頃、前方よりオレンジ色の車両が見えてきた。

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奇跡の復活!鉄道博物館開館に合わせて、秩父鉄道では懐かしの国電が復活。今日は第1弾であるオレンジバーミリオン編成が臨時急行として熊谷~影森間を往復した。

旧国鉄101系である秩父鉄道1000系は、先頭車のみ冷房改造を受けており、このまま国鉄色にすると、ちょっとイメージが合わないのではないかと思っていたのだが、流石は国鉄形車両。いざ塗装が復活すれば、やはりこのカラーがピッタリ合う。子供の頃、中央線で乗車した101系の姿が頭の中に蘇ってきた。

撮影後、御花畑No2踏切へ移動し、御花畑駅停車中の姿も撮影する。

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御花畑駅停車中の模様を踏切より撮影。

秩父鉄道1000系は、先頭車のみの冷房改造時に、デハ1000形にパンタグラフが増設された。その為、前パン姿となってしまった。この前パン姿は、当然の事ながら、国鉄時代には有り得ない姿なので、狙うのであれば、クハ側からの方が良さそうである。

この後、同編成を出発まで見送り、西武秩父駅へ戻る事にした。オレンジバーミリオンの1000系、やっぱり懐かしいなあ。101系は、やはりこの色が一番似合うんじゃないかな。この後、来月にはスカイブルーが。更に11月にはカナリアの編成も登場との事。これから先がとても楽しみになってきた。

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ちょっとだけ加古川線に乗ってみる

では、再び関西遠征記に戻ります。

姫路で、播但線・姫新線の車両を撮影した後は、再び新快速で加古川へ。ここから三木鉄道を訪ねる為、厄神まで加古川線に乗る事にした。

加古川線は、山陽本線の加古川駅から、福知山線の谷川駅までを結ぶローカル線。長年に亘り、ディーゼルカーが活躍してきたが、2004年12月に全線が電化され、103系改造車と両運転台1M車の125系電車が活躍するようになった。姫路から加古川に到着すると、加古川線ホームには、103系による西脇市行きが停車していた。

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三木鉄道を訪ねる為、厄神まで加古川線に乗る事に。私を出迎えてくれたのは、加古川線用に改造された103系電車だった。

加古川線の103系は、播但線の103系同様、体質改善工事を実施しており、さらに前面も103系にしては珍しく貫通形としているため、103系らしくない出で立ちとなっている。この車両は、首都圏の常磐快速線で採用されていたエメラルドグリーンのカラーとなっているが、加古川線の103系には、西脇市在住の美術家、横尾忠則氏がデザインしたラッピング車両が、4本存在するが、遭遇する事はできなかった。

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