西武 南入曽車両基地「電車夏まつり」に行って来た
夏休み最後の土曜日となった9月1日、西武鉄道の南入曽車両基地にて、恒例の「電車夏まつり」が開催された。
このイベント、昨年は午後からの参加となったが、今年は午前中のみの参加となるため、まずは、朝一番に西武新宿から出てくる急行新所沢(南入曽車両基地)行きで会場入りする事にした。このアクセス列車、撮影と乗車を効率よくするにはどこが良いかと考えた結果、まずは花小金井駅に向かい、同駅で進入シーンを撮影した後、最後部車両に乗り込む事にした。
私が花小金井駅に到着したのは、9時を少々過ぎた頃のこと。直通列車は、この駅を11分頃に発車する。あまり時間は無い。早速ホーム先端に向かい撮影準備に入る。既に先客が3人いたが、その中に知人の姿があったので、すんなりと受け入れてもらった。各駅停車新所沢行きでカメラリハーサルをしてから待つ事数分。定刻より、やや遅れて直通列車がやって来た。
「電車夏まつり」のヘッドマークを掲出した20157Fによる、急行新所沢(南入曽車両基地)行きが花小金井に到着。
撮影後、足早に最後部車両に乗り込む。中間車は空いているようだが、先頭車は混んでいたようだが、花小金井の時点では、最後部車両は空いていた。しかし、最後部車両付近に跨線橋がある所沢からは車内も混んできた。
列車は、新所沢に到着すると、ここで約10分ほど停車し、後続の急行本川越行きからの接続を受けると共に、車両の表示も「臨時」へと変更。さらに、案内係として、先月デビューしたばかりの女性の車掌さんが1名乗り込んできた。私は、この停車時間を利用して、再び撮影をする事にした。
新所沢駅では、約10分間停車し、後続の急行本川越行きと接続を取る。そして、この駅からは車両の行先表示も「臨時」へと変る。
発車直前まで撮影していたので、気が付けば、車内はどの車両も混雑が激しくなった。私は、その中でも比較的空いていた5号車へ移動。いよいよ南入曽車両基地へと向かう。ここから先は、新所沢より乗り込んできた女性の車掌さんによるアナウンスが中心となり、車両基地へはスムーズに進んだが、ここから先は徐行運転で洗浄線へ。洗車機を通過し、洗浄線に到着すると、8号車と4号車から乗客を降ろし始めた。私は5号車に乗っていた事から、一番最後になる。到着から外に出るまでおよそ15分は掛かっただろうか。
南入曽車両基地に到着!
ようやく外に出たものの、ここから先もまだ列は続く。ゆっくりと臨時改札口へ向かう際に、留置中の車両も撮影した。
まずは、留置中の313F(?)がお出迎え。
撮影しながら、ようやく臨時改札口へ。私はPASMO定期券で入場していたので、PASMOの処理をしてもらわないといけないのだが、まずは臨時改札口で証明書を貰い、そして臨時きっぷ売り場の方へ案内される。とりあえず、帰りまでに処理してほしいとの事だったが、先に済ませる事にした。そして自分の番が来たのでPASMO定期券を渡すと、係員より帰りはどうするか尋ねられた。とりあえず、帰りは入曽から乗る事も考えていたので、出場処理だけにしてもらった。
さあ、いよいよ会場の見学開始である。まずは、電気機関車と綱引きをやっている会場へ向かった。昨年は101系2連を使用したのだが、今年は、何かと去就が注目されているE31形電気機関車のうち、E34が子供たちの相手になっていた。
恒例の綱引き、今年はE34が使用された。
綱引き会場の横には、30000系ブースもあったのだが、こちらは混雑していたので、今回は省略した。
さて、綱引きの模様を見ながら外に出ると、2連の101系が2本並べられていた。この2本は、共に運転台見学用になっており、今回からは事前応募制が導入され、281Fは事前応募用に、そして295Fは当日参加用になっていた。
運転台見学(当日参加用)に使用された295F。クモハ296は、未だに旧式方向幕を使用しており、注目編成でもある。
こちらは事前応募制の運転台見学に使用された281F。
運転台見学用の101系の隣にいた4連の2000系車内では、車内マナー展が開かれていた。
続いて検修ピット内へ向かう。ここには、車掌体験用として255Fが停められていた。
車掌体験用に使用された255F。
30000系導入で去就が注目される新101系。検修ピット内で間近に見られたのは、いろんな意味でありがたかった。
検修ピットを出た後は、いよいよ撮影会会場へ。今回も新宿線で活躍中の車両を中心に、多数の車両が展示されていた。その中でも、まず注目を浴びた車両がこちらの車両。
ホキを連結した状態で展示されたE33
先月発売された「鉄道ファン」誌に、このE31形電気機関車の記事があった。同誌によると、このE31形を101系改造車と軌道モーターカーによって置き換える事を検討しており、この車両が活躍するのも、あと僅かとなった。今回の展示では、ホキを連ねた状態での展示となっており、大変注目された。
2000系更新車同士の並び。左側は2031Fかな?
2029F?
20000系、新旧101系、10000系の並び。
今回も、我が地元、多摩湖線より225Fが出張展示された。この225F、今年度中の引退が決定しており、このイベントに参加するのも、今回が最後となる模様。
新旧101系の並び。
20155Fと225F。
新旧101系と10000系NRA。
暫くすると225Fからは急行札が外され、普段の多摩湖線内の姿に。
一通り撮影を終えた後、会場の外へ。撮影会場隣で行われている「運転台乗車体験」に使用されていた2417Fを公道から撮影してみた。
運転台乗車体験に使用された2417F。
この2417Fの撮影を終えたところで、そろそろ南入曽車両基地を離れなければならない時間となった。私は、足早に入曽駅へと向かい、同駅から西武秩父へと向かった。そして、前記事でご紹介したとおり、国鉄カラーになった秩父鉄道1000系を撮影して、再び西武沿線へ。今度は、南入曽車両基地発西武新宿行き直通列車に使用された20157Fの折り返し回送を撮るために、まずは鷺ノ宮へと向かった。
イベント終了後、南入曽車両基地から急行西武新宿行きが運転された。同列車に使用された20157Fの折り返し回送を、まずは鷺ノ宮で狙ってみた。
鷺ノ宮からは、下り準急で田無へ。ここで、再び20157Fの回送を狙う。ここでは、下り急行との並びを撮ってみた。
回送列車は、田無駅で下り急行を先に通す。
この田無駅での撮影を以って、今回の南入曽車両基地イベント関連の撮影を終了とした。夏休み最後の土曜日となった9月1日は、「夏まつり」に相応しくない涼しい1日であったが、この日の鉄行動の内容に関しては、「夏まつり」に充分相応しいくらい、暑い1日となった。
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