「ゆとり」と「夢空間」 高崎線で共演
台風が過ぎ去り、再び暑い日々が戻ってきた関東地方。今日は、早朝から高崎線をお座敷客車「ゆとり」と、豪華寝台車両「夢空間」が走ると言うので、撮影に出掛けてきた。
まず、最初はお座敷客車の「ゆとり」である。今日の「ゆとり」は、上野~水上間を快速「お座敷ゆとり水上号」と言う多客臨での運転である。この列車、上野~高崎間はEF65、高崎~水上間はEF55による牽引と事前に発表されていた。高崎線内のEF65は、わざわざ発表されているからには、ネタガマだろうと思っていたので、これに間に合うように家を出発した。池袋から湘南新宿ラインに乗り、向かった先は籠原。目指すは、いつものポイントである。籠原へ向かう際、「ゆとり」の牽引機がEF65 1118号機である事を知る。予想通りのネタガマで、私も気合が入った。
ところが、現地に着いてみると、何と手前の引き上げ線にE231系が入ってきてしまった。その為に、いつもとは逆側へ移動する事になってしまった。そして、その直後に獲物が接近。慌てて撮影する事になってしまった。
今日の「ゆとり」は、多客臨で水上へ。高崎までは、EF65 1118号機が担当した。
完全な逆光。1118号機牽引と言う事で、なるべく側面の「EF65」を少しでも入れられるように、北鴻巣ではなく籠原にしたのだが、これならば、まだ北鴻巣の方が良かったか?
この場所では、「ゆとり」を撮るだけで撤収。次の獲物である「夢空間」までは、まだ1時間近くあるので、場所を移動。北鴻巣に行くことにした。籠原駅から高崎線上り列車に乗り込み、北鴻巣へと向かう。途中、「夢空間」の牽引機が、カシオペア色のEF81だと言う事を知る。「夢空間」を引くカシオペア機は初の撮影で、北鴻巣到着前より気合が入った。
9時48分、北鴻巣駅に到着すると、既にホームの先端には、同業者が4名待機していた。私もその後ろから撮影する事に。「夢空間」の通過までは約20分あったのだが、今日は、朝から京浜東北線で人身事故が発生し、その影響で湘南新宿ラインに遅れが発生。「夢空間」も、先行の湘南新宿ラインの遅れの影響から、予定時刻より2分ほど遅れての通過となった。
24系「夢空間」の団臨を牽引してきたのは、「カシオペア」専用機のEF81。
この団臨、JR東日本が募集した「夢空間・北斗星トレインクルーズ」と言う列車で、上野~札幌間を往路は上越・信越・羽越・奥羽経由、復路は仙台から常磐線経由と、普段の「北斗星」とは違うルートを走る。通常では見る事ができない、EF81「カシオペア」色の高崎線走行シーンが撮れたのも、こう言った列車ならではの光景である。
撮影後、私は午後の予定に備えて、大宮・武蔵浦和回りで一旦帰宅した。
さて、今日の「お座敷ゆとり水上号」は、高崎からEF55が牽引する予定だったのだが、EF55に不具合があったらしく、EF60 19号機が代走したらしい。EF55自体、大変古い機関車なので、致命的な故障でないと良いのだが・・・
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コメント
こんにちは。
やはりカシオペア機+夢空間は注目でしたね。当日は
新潟駅で撮影しました。新潟では赤一色のEF81-85に交代。
白新線内で赤いEF81+夢空間も撮影できました。
投稿: GO | 2007/09/10 21:26
GOさん、コメント有難うございます。
この列車、新潟では機関車を交換するんですね。GOさんの地元では、上手くすると2両の機関車が夢空間編成を引く姿を撮る事ができるとは、羨ましいです。
カシオペア機+夢空間は、やはり注目ですね。この団臨、1回目の運転では、EF81 95号機が登板したようですが、私自身は、カシオペア機の方が良かったです。赤一色の81も、普段は北斗星を牽引しませんので、それも捨てがたいですね。
投稿: TOMO | 2007/09/11 00:32