吉原駅で3362列車を撮影する
さて、片浜駅の観察を終えた後は、再び東海道本線の下り列車に乗車する。ちょうど時刻から判断すると、吉原駅で、専用貨物列車(最高速度75キロ以下に制限された列車)の3362列車を捕らえる事が出来そうだ。
3362列車は、東海道の113・115系を追跡していた頃、よく撮影していた列車の一つ。ここは久しぶりに3362列車を撮影してみよう。吉原駅で途中下車をする事にした。
吉原駅に到着すると、すぐに上りの普通列車が出発して行った。ホーム上より富士方を見ると、既に機関車のヘッドライトが見えた。3362列車がこちらへ接近しているのである。私は、ホームの富士方に移動。3362列車の到着に備えた。
東海道本線に残る数少ない専用貨物列車、3362列車が吉原駅に到着する。
この日の3362列車は、EF65 1005号機が牽引。吉原到着時点で、コキ+ワム+タキと言う、まさに期待通りの編成であった。到着後、すぐに入替作業を開始。
吉原では、コキ+ワムが切り離され、入替が始まった。
コキ+ワムを移動させた後、EF65は、再び3362列車の牽引に備える。
ご覧のように、吉原では、コキ+ワムを切り離し、同列車を牽引してきたEF65 1005号機が、他の線へ誘導させた後、残ったタキを牽引するため、再び連結作業に入る。
吉原から先は、タンク車のみの編成になった。
見る場所で編成も大きく異なってくる3362列車。いつ見ても面白い列車である。この日の3362列車は、ご覧のようにタンク車が多く連結されており、タキ5450や日本石油輸送色のタキ43000も連結されていた。しかも、緑色の日本石油輸送色の車両は、全てがタキ43000で、これ程多くのタキ43000日本石油輸送色を一度に見たのは久しぶりだ。
タキ5450形
タキ43000形(日本石油輸送)
タンク車のみとなった3362列車の編成写真を撮り終えた所で、私は次の下り列車に乗り込み、静岡を目指した。
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