西武トレインフェスティバル2007in横瀬へ行ってきた
10月に入り、鉄道各社は、14日の「鉄道の日」に向けて、鉄道に関するイベントが連日開催される季節となった。私も、例年同様、いくつかのイベント会場を梯子する様になると思うが、そのトップバッターとして、3連休の初日である6日は、我が地元の鉄道会社、西武鉄道の恒例行事となった「西武トレインフェスティバル2007in横瀬」が開催された。今年も昨年同様、横瀬行きの特別列車の撮影を絡めながら、現地へ行って来た。
今年の特別列車も、昨年同様20000系が使用された。2005年より3年連続での20000系登板となる。昨年は、入間市駅で撮影をしたが、今年も同じ場所では芸が無い。とりあえず、20000系の快速急行の2本前を走る飯能行きに所沢から乗り込み、先頭車両で被り付きながら撮影場所を決める事にした。私の頭の中には、武蔵藤沢・仏子・北飯能が浮かんでいた。まずは武蔵藤沢を見ると、上りホームの池袋方には誰もいない。それを見て決断。今年の特別列車は、この駅で撮影する事にした。
いざ上りホーム先端へ。撮影準備をしていると、4000系の快速急行がやって来た。この列車でカメラリハーサル。そして、背後からの上り列車に被られ撮影できなかった2000系の準急1本を挟んだ後、下りホームに通過列車接近の放送が入る。前方より20000系が見えてきた。
「西武トレインフェスタ2007in横瀬」開催に合わせて運転された快速急行横瀬行き。今年は20151Fが充当された。
2005年、2006年は、20158Fが充当されていたのだが、今年は、連結器カバーが特徴の20151Fが充当された。同編成の横瀬行き臨電充当は何年ぶりだろう。
さて、武蔵藤沢からは、いよいよ横瀬を目指す事になる。後続の飯能行きで、まずは入間市へ。そして、入間市より、秩父鉄道直通の快速急行に乗り換え横瀬へ向かう。入間市から乗車した快速急行は、ハイキング客で賑わっていたが、途中の高麗駅で半分以上が下車してしまった。まだ巾着田の曼珠沙華も見られる状況だった事から、この3連休も賑わっているようである。高麗からは、ワンボックス独占できた事もあり、そのままうとうとと眠ってしまった。気が付けば正丸トンネルに突入。横瀬はもうすぐである。何とか寝過ごすことなく、横瀬に到着した。
4000系による秩父鉄道直通電車で横瀬に到着。20151Fと顔を合わせる。
精算を済ませて会場へ向かう。今年は、特別な目玉と言われるような企画が無いからだろうか。例年のトレインフェスティバルよりも人出は、やや少なめに感じた。
トレインフェスティバル会場に到着。例年同様、貴重な機関車たちが並んでいる。
早速撮影開始。と行きたいところだが、会場内で配布されていたタイムスケジュールを見ると、11時を過ぎれば、時間を区切って撮影タイムがあると言う。であれば、ここは無理に撮影しない方が良いと判断。先に、グッズ販売コーナーや鉄道模型展示コーナーなどを覗いた。鉄道模型のコーナーでは、既に30000系が走行中だった。
本物より一足早く、鉄道模型の30000系が会場内のレイアウト上を走行していた。
鉄道模型を見た後、来年の西武鉄道のカレンダーを購入。そして、通路上から部品即売会の会場をチラッと覗いてから再び車両展示スペースへ。そろそろ撮影タイムに突入となる。まずは20000系からスタートとなるので、20000系の前へと向かう。最前列をキープできたので、11時を待って撮影を開始する。まずはヘッドマークを中心に撮影しようとしたのだが・・・
20151Fのヘッドマーク部分を中心に撮影すると・・・
撮影した際、何か物足りないと感じていたのだが、よくよく見てみれば、走行中に付いていた連結器カバーが付いていない。20151Fの連結器カバーは、新宿線に配属されていた頃に付けられており、池袋線では、これまでに連結器カバーを外して運転したと言う話は聞いた事が無い。おそらく、同編成にとっては、実に久々の姿ではないだろうか。
編成全体を入れて20151Fを撮影。やはりカバーが無い。
このときは、安全性を考慮し、架線へ電気を流していなかった事から、残念ながら行先の表示は出来なかったのだが、その分、連結器カバーを外すと言う粋な演出で、貴重なシーンを撮る事ができた。
続いては、機関車のコーナーへと移動していく。
国鉄時代のED10 2号機に復元した状態で保存されているE71。
かつてはブリヂストン小川工場専用線でも活躍したD16。
E31とE32が仲良く並ぶ。
イギリス生まれのE43。
アメリカ生まれのE61。
スイス生まれのE52。
E33とE854の並び。
E33は、ホキ4両をE34と挟み込む形で展示されており、工臨の編成を再現していた。
このあとは、昼食のため休憩。そして13時頃より、5000系初代レッドアローの撮影タイムに入ったので、そちらの撮影に参加する。ヘッドマークも「ちちぶ」「むさし」の両方が掲出された。
初代レッドアロー5000系も13時より撮影タイムに。「ちちぶ」「むさし」の両方のマークを掲出。
そして5000系の展示場所から、さらに奥へ向かうと、2両の貨車が停められていた。
構内の奥に留置されていた2両の貨車。ワフ105とスム201。
最後にモ505の顔を眺める。
ここまで撮影してきた時点で、時刻は13時30分を過ぎた。そろそろ撤収に向けた行動に切り替える。20000系の留置場所へ向かうと、折り返しの池袋行きへの充当に向けた出庫点検を始めたところであった。
折り返し運転に向けて出庫点検中の20151F。既に連結器カバーは付いている。
この撮影を以って、トレインフェスティバル会場を後にし、横瀬駅より101系の飯能行きに乗り込んで、武蔵横手へ先回りした。もちろん、20151Fの快速急行を撮影するためである。武蔵横手駅から飯能方に歩いて数分の所にある踏切で、20151Fを待った。
235F+237Fの西武秩父行き。
武蔵横手駅を出発する20151Fの快速急行。
15時30分頃、20151Fは池袋へ向けて走り去っていった。撮影後、武蔵横手駅へ戻り、後続の飯能行きに乗車。さらに、飯能にて池袋行きに乗り換え、向かった先は、ひばりヶ丘。ここで、20151Fの折り返し回送を待つ事にした。
営業運転を終えて、小手指車両基地へ回送される20151F。
ひばりヶ丘から、さらに後続の所沢行きに乗り込み追跡すると、清瀬駅で再び20151Fを捕らえる事が出来た。
清瀬駅に停車中の20151F。
私は、清瀬駅で20151Fを見送り、ここで撮影を終了。清瀬駅からは飯能行きに乗り込んで所沢へと向かい、日頃、西武鉄道関係でお世話になっている皆さんと所沢での懇親会に参加。西武鉄道について熱く語り尽くした。
今年は、大きな目玉がなく、賑やかさをあまり感じられなかった、西武トレインフェスティバル。来年は、新形式30000系もデビューしている事から、横瀬車両基地で30000系と101系との並びが目玉になるかな?
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コメント
はじめまして。鉄道かわら版管理人の西武っちと申します。
この度トラックバックを送信させていただきました。
私のブログでは西武鉄道をはじめとする鉄道関係を取り上げています。よかったら見に来てください。
もしよろしければ相互リンクしたいのですが、いかがでしょうか。
これからも是非よろしくお願いします。
投稿: 西武っち | 2007/10/07 13:44
西武っちさん、トラックバック&コメント有難うございます。
相互リンクの件は了解しました。こちらからも先程リンクを貼りました。今後ともどうぞ宜しくお願いします。
投稿: TOMO | 2007/10/08 10:50