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尾久車両センター ふれあい鉄道フェスティバル会場に行く

さて、前記事で触れたように、尾久駅で「夢空間」を撮影したあとは、地下道を通って、尾久車両センター内で開催中の「第7回 ふれあい鉄道フェスティバル」会場へと向かった。

地下道の出口付近で、係員さんより案内図を貰い、そのまま上に上がると、すぐに会場入口を発見。そのまま会場内に入ると、いつもの年よりも展示車両が少なく感じた。とりあえず、この場所から、すぐ目に付いた展示車両は、赤い塗装で目立つこの車両だった。

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今回で7回目を迎えた、尾久車両センターの公開イベント「ふれあい鉄道フェスティバル」。会場に入って一番最初に目に付いたのは、「ゲッパ」の愛称で御馴染みのEF65 1118号機だった。

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反対側は「出雲」のマークを掲出。

「ゲッパ」の愛称で御馴染みのEF65 1118号機には、「北陸」と「出雲」のヘッドマークが掲出されていた。「出雲」に関しては、東海道のブルトレ牽引実績があるので、実際に掲出して運転した事もあるはずだが、「北陸」に関しては、元々、EF64-1000が牽引(まれにEF81も牽引)している事から、ヘッドマークを掲出した実績は無い筈。よく見ると、「北陸」のヘッドマークの下には、白い金具のようなものが見えている。おそらく、ヘッドマークを取り付けるための金具なのだろうが、EF64とEF65とでは、ヘッドマークの付け方が違うのだろうか。

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小山車両センター所属のお座敷電車「華」。

「華」は、今回のイベントの展示車両の中で、唯一の電車である。展示会場に架線が無い事から、電車が停められていると、何となく違和感を感じる。まあ、それは機関車も同じなのだが・・・

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「北斗星」を中心に現在でも活躍を続けている24系客車。(一番手前の車両は電源車)

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砕石(バラスト)散布用のホッパ車、ホキ800も展示。

そして、ホキ800のすぐ隣には、こんな車両が停車していた。

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寝台特急「カシオペア」の予備電源車、カヤ27 501。

寝台特急「カシオペア」は、12号車のラウンジカーが電源車となっているが、専用車両が1編成しかないため、この電源車にトラブルがあった際には、列車自体が運転できない事になってしまう。その為、予備の電源車を用意する事になり、24系の電源車を改造して登場したのが、このカヤ27である。この車両が走る時は、所定の「カシオペア」編成に、ラウンジカーが連結されない事になり、「カシオペア」の乗客には不評なのかもしれないが、我々鉄道ファンから見ると、普段は走らない車両を見る事ができるので、こちらの方が見たいと言う人は多いかもしれない。

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お召し列車牽引実績のあるEF81 81号機も、「夢空間」と「エルム」のヘッドマークを掲出して展示。

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休憩用車両として用意されていた24系は、テールマークを常時作動させており、撮り鉄さんにも人気があった。

さて、ここまで見学していると、14時15分より、転車台の実演が行われると言うアナウンスが入った。今回、転車台の上に乗せられているのは、お召し機EF58 61号機である。新型お召し電車、E655系電車の登場、更には、同機そのものの不調説などで、その処遇が注目されている機関車であるEF58 61号機が展示されていると聞き、これはどうしても撮っておきたかった。実演が始まる前に、同機の前へ行くと、JR東日本20周年記念のヘッドマークが付けられていた状態で見る事ができた。

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JR東日本20周年記念ヘッドマークを掲出して鎮座した状態のEF58 61号機。

EF58 61号機が乗った転車台は、ゆっくりと動き始める。ぐるっと180度回転して来ると、反対側は、「はくつる」のヘッドマークを掲出している事が解った。

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180度回転し、今度は「はくつる」マークがこちら側を向いた。

転車台のゆっくりとした回転速度が、EF58 61号機の美しい姿をじっくりと見るのには効果的で、暫くの間、私も見とれてしまった。EF58 61号機は、いつまでも美しい姿で維持してもらいたいものである。

ここまで撮影をした時点で、時刻は14時20分頃に。この後の予定もあり、そろそろ会場を離れなくてはならない。今回もおよそ30分ほどの見学時間という、慌しい見学となってしまった。

最後に、車両センターの建物付近に、懐かしいヘッドマークが展示されていたので、それらを撮って会場を離れる事にした。

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懐かしいヘッドマークの並び。

さすがに6つ並んだところだと、どの列車か見づらくなる事もあるので、今度は2列車ずつ撮ってみることにした。

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「北斗星宇宙号(エルム?)」と「出羽」

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「エキスポライナー」と「夢空間北東北」

「エキスポライナー」は、昭和60年の筑波万博時の臨時列車に付けられていたもの。かれこれ22年も前の列車である。

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「DD13操縦体験」と「北斗星トマムスキー」

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