京浜東北線の新しい主役 Ｅ２３３系１０００番台車運転開始

ちょうど１年ほど前、通勤で利用している中央快速線に新型車両Ｅ２３３系がデビューした。月日が経ち、今日では、２０１系が残り８本になるまでに、Ｅ２３３系の勢力は増した。

そして本日、京浜東北線用のＥ２３３系がデビューする事になった。初日は２３Ａ運用に就いているとの事。時刻表で確認すると、ちょうど昼頃に大宮に来る事が解った。そこで、時間に合わせて新小平から武蔵野線に乗車。南浦和からＥ２３３系に乗車し、さいたま新都心駅で下車。折り返してくる大船行きを撮影する事にした。南浦和駅に到着すると、既にホームの大宮方には、カメラを持った人たちが５名ほといた。私もその中に入り、Ｅ２３３系の到着を待つ事にした。そして、数分後、前方より中央線で見慣れたＨＩＤのライトを確認。Ｅ２３３系が入線して来た。

中央線Ｅ２３３系デビューからおよそ１年。本日、京浜東北線用のＥ２３３系１０００番台車がデビューした。

撮影後、早速乗車する。

デビュー初日。運用に入ったＥ２３３系は、第２編成となるウラ１０２編成だった。この区間では、既に快速運転は終了しているからか、行先表示は、「各駅停車　大宮」と「各駅停車　京浜東北線」を交互に表示しているようだ。

さて、中央線と全く一緒と思っていたのだが、実際に乗車すると、幾つか相違点があった。まずは座席。これは京浜東北線のラインカラーを象徴しているのか。中央線用のエンジ系の座席ではなく、ブルー系の座席。どちらかと言えば、これまでの２０９系やＥ２３１系に近い色の座席であった。そして、もう一つはドア上のＬCＤである。

ドア上のＬＣＤ表示機は、中央線用とは異なり、ハイビジョン対応の画面に。

将来的なことを考慮してか、画面がハイビジョン対応の物になっていた。

とりあえず、目に見える中央線用車両との違いはこんな感じ。モーター音も聞き比べてみたが、中央線用のものと一緒だった。

さて、終点の大宮を目前としたさいたま新都心で下車すると、既にホームの大宮方先端は、大勢のファンでいっぱい。私も待機していたファンの隙間からカメラを構えて、折り返してくるＥ２３３系を待つ事にした。およそ１０分後、ウラ１０２編成は、快速大船行きとして折り返してきた。

大宮で折り返し、快速大船行きとして大船を目指すウラ１０２編成。

こうして華々しくデビューした、京浜東北線用の新型車両Ｅ２３３系１０００番台車。その引き換えに、これから少しずつ２０９系が姿を消していく事になる。本日までに、試作編成に続き、量産車もウラ１編成と３７編成が離脱。既にウラ３７編成は、解体のため長野総合車両センターへ送り込まれている。２０９系の記録もこれまで以上に続けていかなくては・・・　Ｅ２３３系に乗って改めて実感した。

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