秩父鉄道 急行「開運号」を撮影する
昨日は、毎年恒例、秩父神社へ初詣に行ってきた。
ここ数年、秩父鉄道の急行「開運号」撮影に合わせて、秩父神社への初詣にしているのだが、昨年は、3が日に行く事ができず、6000系の「開運号」は終了してしまった後であった。では、今年はどうなるのか。秩父鉄道の公式サイトで確認すると、なんと今年はヘッドマークが復活するとの事。これは撮影に行かなくては・・・と言う事で、最終日である1月3日に、秩父神社の初詣と急行「開運号」の撮影に出かける事にした。
朝9時ごろ家を出発。小平・所沢・飯能と乗り継ぎ、西武秩父駅に到着したのは、急行「開運号」通過のおよそ10分前であった。とりあえず改札を出場。線路沿いの道を歩き、西武秩父駅手前にある、西武鉄道と秩父鉄道の踏切付近へと向かう。この場所で撮影すると、3両編成ならば、ちょうど順光の状態でカメラに収まるので、ここ最近、手軽な事もあり、この場所を撮影に使っている。通過時刻となり、踏切が鳴ったが、やって来たのは上り列車。「開運号」は、やや遅れているようだ。そして、それからおよそ3分後、再び踏切が鳴る。前方の御花畑駅には、6000系の姿も確認できており、今度は間違いない。カメラを構えて、列車の通過に備えた。
正月3が日、秩父鉄道では恒例の急行「開運号」が運転された。6000系での運転2年目となる今年は、円形のヘッドマークが用意され、正月気分を盛り上げた。
順光の中を走る3両編成の急行。綺麗に撮れたなと通過直後は自己満足していたのだが、ふと、後ろ側のヘッドマークのデザインが違っていたら・・・と心配になった。折り返しの列車には、マークが付かないので、マークを押さえるには、これが最初で最後のチャンス。とりあえず振り向いて撮影してみると・・・
慌てて後ろ側も撮ってみると、こちらは「謹賀新年」と書かれていた。
やはり後ろ側はデザインが違っていた。この場所では障害物だらけではあるが、ヘッドマークの違いが記録できたので、良しとしておこう。
「開運号」を無事に撮り終えて、これからはいよいよ初詣に。そのまま線路沿いを歩き、秩父神社へと向かう。明治神宮や成田山新勝寺のような賑わいは無いが、それでも1月3日と言う事もあって、秩父神社の境内は、結構賑わっていた。
20分ほどで初詣も終了。すぐ近くの秩父鉄道の踏切まで来ると、それなりに撮影できそうな場所を発見。ここで30分ほど撮影してみる事にした。
影森行き急行「秩父路3号」
デキ108牽引の貨物列車。
国鉄色もオレンジ編成を撮影する事ができた。
1000系オレンジ編成を撮り終えた所で、この場所から撤収。西武秩父駅へと向かい、12時25分発の特急で所沢へと向かった。
秩父夜祭に続いて、開運号でもヘッドマークが登場した秩父鉄道の急行。次はロウバイ号の季節となるが、こちらも期待できるかもしれない。3色揃った1000系国鉄色と合わせて、秩父鉄道から目が離せなくなりそうである。
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コメント
6000系にヘッドマーク、LEDよりも似合ってますね。いっそのこと「秩父路」も、とも思ってしまいますが、コストの問題やヘッドマーク取り付け作業で出来ないのでしょうか。
投稿: F02 | 2008/01/04 10:28
こんばんは。
秩父鉄道は、イベント毎にヘッドマークを掲出してくれて、列車が映えますし、良いアピールにもなっていますね。6000系はLED化で、ヘッドマークは無くなるのかと思っていましたが、秩父鉄道の独特のヘッドマークが継続されて楽しみが増えました。
投稿: テームズ | 2008/01/04 22:18
こんばんは。私も2日に現地へ行って乗ってきました。
実は恥ずかしながら、こうした列車を三が日に運行していることを今年初めて知りました(^_^;)。そんなわけで、正月早々に秩父鉄道に乗ったのは今回が初めてだったわけですが、秩父鉄道もいろいろとネタが多く今年も何度か訪問する機会が多くなりそうですね。去年登場したリバイバルカラー共々、今年は彼らを見に訪問したいと思います。
投稿: mattoh | 2008/01/04 22:45
おはようございます。
今となっては一昨年12月のサヨナラ運転の時のヘッマも前 後ろ違ってましたから、そのあたり秩鉄のこだわりなんでしょうね。
投稿: なるさん | 2008/01/05 09:30
TOMOさんこんにちは。秩父鉄道もおめでたい演出をしますね。感心いたしました。LEDの部分にヘッドマークを付けるのは、思い切った決断ですね。確かに、晴れの正月に花を添えるという意味では、いいですね。秩父鉄道は本当に楽しい路線ですね。
投稿: オグリキャップ | 2008/01/05 18:00
皆さん、コメント有難うございます。
F02さん>
日頃の急行「秩父路」もLED式ではなく、ヘッドマークにすれば、鉄道ファンから見ると良いのですが、現行のダイヤを考えますと、夜間の運転もありますので、おそらくヘッドマークを光らせる必要性がありますよね。(3000系はサボ式でしたが、夜は光っていたかと)その点を考慮して、LEDを採用しているでしょうから、レギュラーの急行にヘッドマークを付けるのは難しいかもしれませんね。
テームズさん>
6000系は、西武101系からの改造ですから、西武時代は円形のヘッドマークを良く付けていましたので、やはり楕円形のヘッドマークは似合いますね。秩父鉄道の急行が6000系になって1年が経過しましたが、LEDで列車名表示よりはヘッドマークを作った方が良いと言う現場の判断が出たのかもしれませんね。鉄道ファンとしては、秩父鉄道がそういう判断をしたと信じたいです。
mattohさん>
開運号ですが、3000系の頃から実施していました。私が注目しだしたのは、ここ5年ぐらいの事ですが、それ以前からもあったかもしれません。仰るとおり、秩父鉄道では、1000系の国鉄色リバイバル編成もあり、注目度は上がっています。そんな中、今度は急行にヘッドマークが掲出されるとなると、これは定期的に訪問する必要がありますね。次はロウバイ号です。1月下旬頃から、秩父鉄道の動きに注目したいですね。
なるさん>
そうでした。確かに3000系のさよなら運転の時も前後でヘッドマークが違っていましたね。そうなると、出来れば往復で掲出して欲しいところですが、開運号は下りの1号のみなんですよね。
オグリキャップさん>
秩父鉄道は本当に楽しい路線です。急行のヘッドマークは、秩父夜祭号に続いて2例目。ここまで続きますと、今後も期待できそうです。ロウバイ号や芝桜号などが楽しみになってきました。
投稿: TOMO | 2008/01/05 20:59