寝台特急「なは・あかつき」を撮影する
さて、大阪駅で国鉄特急形車両の共演を撮影した後は、東海道・山陽線の各駅停車で摂津富田へ。今回の遠征の最大の目的の1つである、寝台特急「なは・あかつき」の撮影に向かった。
寝台特急「なは・あかつき」は、3月のダイヤ改正で廃止される事が決定しており、関東在住の私にとっては、この遠征が撮影の最後のチャンスとなる可能性が高い。そこで、今回はどうしても撮影しておきたかったのだ。前夜お会いした痛勤形酷電氏やwakasa-express氏のアドバイスから、この摂津富田に撮影地を絞り込んだ。当初乗車予定の列車より1本後の列車になってしまったので、「なは・あかつき」通過前に到着できるか、少々心配だったが、現地には通過15分ほど前には到着する事が出来た。
2007年12月30日早朝、廃止が決定している「なは・あかつき」を摂津富田駅で撮影した。
この日、「なは・あかつき」を牽引してきたのは、EF66 42号機。現在JR西日本に在籍するEF66の中では、一番綺麗な車両らしい。早起きして撮影しにきた甲斐があった。
ところで、この「なは・あかつき」は、摂津富田通過直前に、運転士さんがわざわざヘッドライトを減光してくれた。この日、摂津富田で撮影していたのは私1人。どうやら撮影している私を見て、運転士さんが減光してくれたようである。良い運転士さんに当たってラッキーだった。私も自然と運転士さんに向かって軽く会釈をした。
この撮影を以って、摂津富田から一旦撤退。宿泊先である淀屋橋の東横インへと戻り、青春18きっぷを取ってきた。せっかく戻ったので、東横インのロビーでおにぎりを食べてから、再び出発した。
| 固定リンク | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武4000系 川越鉄道開業130周年記念特別臨時列車を撮影する(2025.04.26)
- 西武多摩湖線と桜(2025.04.20)
- 上信電鉄線 烏川橋梁を訪ねる(2025.04.12)
- 新型車両導入へ向けて・・・ 2両編成に統一された八高線のキハ110系(2025.04.09)
- 西武多摩湖線 「52席の至福 お花見トレイン」を撮影する(2025.04.03)
「鉄道:JR西日本」カテゴリの記事
- C56 160号機本線ラストラン SL北びわこ号を撮影する その2(2018.07.30)
- C56 160号機本線ラストラン SL北びわこ号を撮影する その1(2018.07.26)
- 惜別 大阪環状線の103系(2017.10.06)
- 古い鉄道写真9 「トワイライトエクスプレス」宮原駅停車!(2015.03.14)
- 電気検測試験車クモヤ443系 湖西線を検測する(2015.01.18)
「鉄道:JR九州」カテゴリの記事
- 青いキハ200系を撮影(2010.12.18)
- キハ66・67系国鉄色編成と出会う(2010.12.17)
- 415系国鉄色編成と出会う(2010.12.12)
- 初めての九州 885系ソニックに乗ってみる(2010.12.12)
- 最後の「富士・はやぶさ」を出迎える(2009.03.17)
コメント
TOMOさんこんにちは。「なは」も「あかつき」も廃止。あの「なは」の南国的なヘッドマークも、レガートシート車の派手なカラーも見られなくなるんですね。非常に残念です。いい運転士さんに出会いましたね。こういうちょっとした心遣いがうれしかったりするんですよね。
投稿: オグリキャップ | 2008/01/12 18:35
あかつきは...
今から34年前の高校2年の時の山陰西部のSL撮影行きの時に乗りました。新大阪―下関を。
(14系急 壇之浦に乗った半年後です)
20系から24系三段に置き換わった四ヶ月後でもあります。
山陽新幹線開業の頃には西のあかつき、東のゆうづると言われて各七往復もありました。
大窓58がヘッマ付けてたのをD51と一緒に下関運転所で撮影しましたのが三ヶ月くらい前のことにも思えてきます。当時は電話すれば運用運行を教えてくれましたし、事務所で記帳さえすれば見学が当日でも出来ました。
さて、東横イン新大阪本館だと部屋から窓開けて新大阪に進入する列車が撮影できます。鉄道が見える所だと部屋が空いてれば変更してもらうことも。
私は東横インで朝だいたいオニギリを八個は普通に、多いと10個は食べためします。昼無しなんで、やっぱり
大食いですかね。
投稿: なるさん | 2008/01/12 22:33
TOMOさん、はじめまして... だったと思いますが。
以前コメントしたことあったかな?
何れにしても、F02のオヤジと申します。
時々息子のF02がお邪魔しておりますが、宜しくお願い致します。
さて、年の瀬の関西遠征お疲れ様でした。
弊方、今年はいよいよ五十路を迎えますが(嫌になっちゃいますね!)、ブルトレの相次ぐ廃止は寂しい限りですね。
「なは」はその昔「日向」と組んで、昼行DC特急として山陽路から九州鹿児島本線、日豊本線を走っていたときの事が思い出されます。当時は新幹線も「岡山」まで開業していたか否かという時代です。
いずれは、「富士」「はやぶさ」も東京口から、はたまた東北路からも「北斗星」が、北陸・羽越路からは「日本海」が... 要はもう夜行寝台の時代じゃないってことなんでしょうね。
しかし、早けりゃ良いってもんでもないと思うんですがね。
車窓から弁当を購入して、窓辺を通り過ぎる景色を見ながら、目的地はまだかまだかと思う気持ち...
こういう体験が、失われつつある心の情緒を作り出すんですがね、なんて思うのは私だけでしょうか?
投稿: F02のオヤジ | 2008/01/13 21:31
オグリキャップさん、なるさん、F02のオヤジさん、コメントありがとうございます。
オグリキャップさん>
仰るとおり、「なは」の南国ムードのあるヘッドマーク、そして、ブルートレインのイメージを覆すようなカラーである「あかつき」のレガートシート。どちらも関西ブルトレの象徴とも言えるような存在感だっただけに、3月のダイヤ改正での廃止とは、寂しいですよね。この日は、本当に良い運転士さんに遭遇する事ができました。朝から摂津富田まで出掛けた甲斐がありました。
なるさん>
「あかつき」の思い出話ありがとうございます。なるほど、以前は「あかつき」もかなり多く運転されていたんですね。今回の「あかつき」廃止は、一つの時代の終わりを表しているような感じがしますね。
東横インのおにぎり、私はせいぜい食べて4個です。
F02のオヤジさん>
息子さん共々、弊ブログをご愛顧頂きありがとうございます。管理画面で調べましたら、お父様も昨年の2月にコメントを頂いておりました。
さて、このところ相次ぐブルトレ廃止のニュース。本当にこういうニュースは寂しさを感じてしまいますね。一見人気があるように見える「銀河」でも、年末年始でも、直前に窓口に聞いてみても空席があるといった状況でしたから、やはり、こう言う実態を目にすると廃止も仕方ないかと言う気がしますね。来年には、東京発着の九州ブルトレも廃止。そして「北斗星」もいずれはと言う動きになることは間違いないでしょうから、これらの列車も今のうちからしっかり記録しておきたいですね。
投稿: TOMO | 2008/01/14 17:08