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西武 30000系甲種輸送を撮影する 後編

お待たせいたしました。それでは30000系甲種輸送撮影記の続きです。

いよいよ西武線内上陸となった27日は、朝から大忙し。奥むさし駅伝の臨時列車を見て、さらに多摩湖線の225Fの撮影をこなした後に、秋津で昼飯を摂った。ここで、古レール研究家のふずりなさんと合流。JR線内へ行くか、西武線内へ行くか悩んだ末に、結局は西武線内を走るE31重単回送の撮影へと向かった。

E31自体、去就が注目されている中、日曜の午後に運転と言う事で、所沢から先の各駅では、カメラを持ったファンが待ち構えていた。とりあえず、ファンが少なめな駅と言う事で選んだのが武蔵藤沢である。この駅の飯能方は陸橋があり、これが背後に入るからと言う事だろうか、今回もこの駅のホームは人も少なめであった。上り列車1本で練習をして、続いてやってくる列車が、E31の回送であった。列車接近放送を聴いてカメラを構えた。

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30000系甲種輸送追跡2日目。まずは30000系を迎えに行くE31を撮影してみた。

出番がすっかり減ってしまったE31だが、このところ出動するのは、E31+E34のペアとなってしまった。E31は4両在籍しているが、残りの2両(E32・E33)は休車扱いなのだろうか。

撮影後、折り返し乗車のために、武蔵藤沢駅で一旦出場してから、上り列車で秋津を目指す。秋津駅から新秋津駅方向へ歩き、さらに甲種が到着する連絡線付近へ向かうと、物凄いギャラリーの数。西武鉄道待望の新型車両と言う事で、ある程度は覚悟していたが、ここまで多いとは・・・ 20000系第1編成が到着した時も、こんな感じだっただろうかと、ちょっと考えていた。

とりあえず、私は甲種が正面から撮影できる陸橋上へ移動し、到着を待つ。そして15時51分、時刻通りEF210に牽引された30000系がやって来た。

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EF210-111号機に牽引され、新秋津に到着した30000系。

前日まで牽引を担当してきたEF66 112号機は、相模貨物駅で役目を終了。相模貨物~新鶴見までは、EF200-15号機が牽引を担当し、最終的に、このEF210-111号機がアンカーを務めた。

この後、各種撮影となるが、まずは人の少ない最後尾車両付近へ移動する。

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最後尾車両付近から前方を眺める。

そして、前へ移動するが、機関車の連結シーンを撮影しようとする人でいっぱい。ところが、なかなか連結作業が行われない。諦めかけた人達が少しずつ撤収していくのを見計らって1枚撮影してみた。

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EF210とE31のツーショット。

この後、西武線内、E31牽引の姿を撮影するために所沢へ移動するが、既にホーム上は物凄いファンの数。とても撮影できる状況ではないと判断し、改札を出て、線路沿いの道へ移動。機関車が前の方に停車する事に賭けて、待機していたのだが・・・

Img_209760002

所沢では予想以上に後に停まってしまった。

と言う事で、停止位置の予想が見事に外れて撮影失敗。2月下旬には第2編成が到着する事になっているので、この時までは、E31が牽引してくれる事を信じて、次回以降の課題にすることにした。

この撮影を以って、一連の30000系撮影を終了。所沢で同行した皆さんと反省会を開催して、長い1日が終わった。

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コメント

今回は6000系の時よりも後よりでホームからでもレオ車掌君を撮影出来ませんでした。
所沢1805 1810で通常ならば1807のコテ止まりが5番に来るとこですが撮影者への配慮から4番にふられたそうです。

同編成は翌日に後藤社長がカバーを外して報道公開されました。
火曜日にコテの脇を通過した時にヤード二番の駅よりにパン上げて行き先表示していました。

投稿: なるさん | 2008/01/31 11:37

なるさん、コメント有難うございます。

今回の甲種には、そのようなからくりがあったのですか。札ジェイ者への配慮で、ホームを変更するとは、とてもありがたいことです。西武鉄道がここまでしてくれた以上、我々鉄道ファンも、西武鉄道を裏切らないように、マナーを守った撮影を心がけたいですよね。

投稿: TOMO | 2008/02/01 02:40

はじめまして ター坊と申します
いつも拝見させてもらってる本職のてっちゃんです

30000系がらみのコメントしたく書き込んでます
本日(2月1日 日中)小手指の車両基地では 本線よりに
30000系・20000系・6000系・副都心改6000系4編成が顔をそろえて並んでました
デジカメで撮りましたが 発表する場所ももってないので(*^^*ゞ
(一眼でもないし角度も悪いので見せる画像でもありませんが)
それにしても そろそろ小手指を離れるんでしょうかね・・・

投稿: ター坊 | 2008/02/01 18:17

遅くなりましたが西武鉄道30000系甲種の撮影御苦労様でした。30000系の車体番号の付け方東武鉄道9000系以降の一族と書き方が一緒なんですね。例えば、10000系であげれば、11003Fだと、まず1が形式、次の1が号車、次の0が10両固定、次の03が製造番号です。でも10000系の10両固定の一部は車体番号を改番されています。当時は8両固定で登場してます関係で、10両固定化に伴って改番されました。因みにデビュー当時の10000系は、ステンレス板の車体番号でした。後にペイント式の車体番号になりました。途中から東武話になってすいませんでした。

投稿: たけしー | 2008/02/01 18:30

ター坊さん、たけしーさん、コメント有難うございます。

ター坊さん>
いつもご覧頂き有難うございます。30000系、20000系、6000系、6000系(改)との並びですか。いやいやそれは見たかったです。実は私も昨日の午後、小手指へ行ってみました。8連の2000系と、東急車輛から戻ってきたばかりの9108Fと並んでいましたね。ただ、8両編成と10両編成と言うことで、9108Fとは、飯能方の先頭は顔を揃えてはいませんでしたが、9108Fは、前面に車番が貼られていない状態でしたから、貴重なショットが撮れたと自分では満足しています。

たけしーさん>
東武車の実例を使った解説有難うございました。今回の30000系の番号の付け方ですが、東武方式が初めて採用されたんですね。考えて見ますと、これまでの新製車、6000系や20000系は、10両固定又は8両固定の2種類でしたから、千の位を使わなくても区別が出来たのかもしれませんが、30000系は、8連以外にも、2連や6連が計画されていますから、この方式を使うしかなかったのかもしれませんね。

投稿: TOMO | 2008/02/03 10:35

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