初日の出列車を撮る
2008年元旦、関東地方は朝から好天に恵まれた。
関東地方の初日の出スポットは、ご来光を拝もうと言う人達で賑わった事だろう。JR東日本は、そんな初日の出を拝めるスポットへ向かう臨時列車を、元日の未明から運転。我が地元の中央線からも、銚子へ向かう「犬吠初日の出号」と、外房線回りで内房線の千倉へ向かう「外房初日の出号」が運転された。2008年の撮り始めは、この初日の出列車から行う事にした。
自宅最寄の萩山駅から、多摩湖線の終夜臨で国分寺へ。少々時間があったので、最近から使用開始した多摩湖線ホームの待合室で休憩。そして、「犬吠初日の出号」発車の10分ほど前に中央線下りホームへと向かう。ホームの東京方の暗闇には、「犬吠初日の出号」を撮ろうとしている先客が数名待機していた。私もその中に入り到着を待つ。そして予定通り、前方からE257系がやって来た。
2008年の撮り始めはこの列車。高尾から銚子へ直通する臨時特急「犬吠初日の出号」。松本車両センターのE257系M105編成が充当された。
今回充当されたのは、中央線の特急「あずさ」「かいじ」で御馴染みのE257系。国分寺駅利用者としては、中央線の特急列車の国分寺駅停車も実現して欲しいところではあるが、なかなか難しいか・・・ ちなみに、正面は「臨時」と表示されているが、側面の行先表示機には「特急」と表示されていた。
国分寺駅で「犬吠初日の出号」を撮影した後は、中央線の終夜臨で立川へ移動する。ここでは、青梅線の終夜臨を撮るのが目的なのだが、その合間に、千倉へ向かう「外房初日の出号」がやって来る。そこで、青梅線1・2番線ホームの青梅方で同列車の到着を待った。ここも、既に先客が3名ほど。先客の皆様の邪魔にならないように配慮しながら撮影をした。
高尾から外房線経由で千倉へと向かう「外房初日の出号」には、幕張車両センターの255系が充当された。
こちらは、房総特急で御馴染みの255系が充当された。以前は、この車両も秋の行楽シーズンに限り、臨時の「かいじ」に充当されていた事もあったが、現在では、そういった運用も無く、中央線を走る機会は減ってしまった。それだけに、貴重なシーンとして押さえておきたかったのだが、国分寺駅での撮影時に、レンズを広角レンズに交換してしまったため、この停車位置では、かなり強引な撮影となってしまった。トリミングでごまかしているのだが、やはり望遠レンズを使うべきだったなあと、ちょっと後悔。
この後、私は新宿経由で横浜へ移動する。横浜へ来た理由は別にあるのだが、ちょうど、私が乗車した湘南新宿ラインの後を、お座敷電車「華」を使用した「熱海初日の出号」が追いかけてくる事になっていた。そこで、まずはこの列車を撮影する事に。国分寺と立川で撮影した初日の出号とは異なり、お座敷列車と言う事で、全車両グリーン車となる事からなのか、この列車は快速列車となっている。
新宿から伊東へと向かう、快速「熱海初日の出号」は、小山車両センター所属のお座敷電車「華」が充当された。
今回撮影した初日の出列車は、以上の3本。これ以外にも何本か運転されており、中には全部撮ったと言う人もいたかもしれない。私も、あと2本ぐらいとも考えたのだが、寒さと眠さには勝てなかった。
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