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583系最後の定期列車 急行「きたぐに」を撮影する

では、再び関西遠征記の続きです。

12月30日朝6時、ホテルのモーニングコールで起床。前夜、なかなか寝付けず、この日は実質2時間ほどしか寝ていない。すぐに着替えて機材を整え、出発体制に。フロントにキーを預けて出発する。

この日、こんなに早く起きたのは理由があった。それは、廃止が決定している九州方面からのブルートレイン「なは・あかつき」を撮影するためだった。撮影地までの所要時間を考えると、6時半までには出発する必要性があったのだ。淀屋橋の東横インから出発して、まずは地下鉄御堂筋線で梅田へ。そしてJR大阪駅から青春18きっぷで入場する筈だったのだが、なんとホテルに忘れてきてしまった。時間が無いので、とりあえずICOCAで入場する。そして京都方面へ向かう各駅停車に乗り込むのだが、無常にも目の前で出発してしまった。ここで8分ほど足止めになってしまう。その時、ふと4番線を眺めると、583系が停車しているのが見えた。急行「きたぐに」である。じゃあ、待ち時間に撮影してしまおう。私の足は、自然と5番線へ向かっていた。

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早朝の大阪駅で583系に遭遇。新潟からの夜行列車、急行「きたぐに」だった。

急行「きたぐに」は、大阪と新潟とを結ぶ夜行列車で、今では、583系が使用される唯一の定期列車となっている。塗装はJR西日本独自のカラーとなってしまっているが、10両編成という長編成で運転される583系の姿は、やはり国鉄形車両らしい風格が感じられる。電車に乗り遅れた結果、良い物を撮る事ができた。

ところで、この「きたぐに」の停車している4番線のお隣には、こんな車両が入線して来た。

2007_12_30_0010001

489系ボンネット車の回送列車がやって来た。

金沢の489系ボンネット車の回送。実は臨時特急「ふるさと雷鳥」の送り込み回送だった。489系と583系、国鉄形車両の共演に思わず見とれてしまった。

この後、7番線へ移動。入線して来た321系の各駅停車で摂津富田へと向かった。

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コメント

TOMOさんこんにちは。583系と489系。いい競演ですね。489系は、昨年の夏に「ふるさと雷鳥」号で乗りましたよ。とても軽快な走りっぷりで惚れ惚れしたのを覚えています。583系のきたぐに、まだまだ元気なんですね。設備が古くなっていて、色々と賛否両論があるみたいですが、末永く走り続けてほしいですね。

投稿: オグリキャップ | 2008/01/12 09:54

オグリキャップさん、コメント有難うございます。

「ふるさと雷鳥」にお乗りになったんですね。やはり国鉄形車両で育った世代には、あの走りはたまらないですね。583系の「きたぐに」ですが、これから先、北陸新幹線の金沢延伸もありますし、行く末は決して安泰とは言えないかと思います。それだけに、乗車&記録のチャンスがあれば、今のうちからしっかりと記録しておく事が大事なのかなと思います。

PS コメントがダブって送信されていましたので、1つ削除させていただきました。

投稿: TOMO | 2008/01/12 12:00

こんにちは。こちらのブログでは新年最初のコメントになります。昨年に続き2008年もよろしくお願いいたします。

京都総合運転所に60両が所属している583系は既にN40工事を施工して継続使用が可能になっています(車齢は35年)。きっと北陸新幹線が開業したらこの583系は廃車されるのでしょうね。今後の動向が気になる事だと思います。

投稿: ユーブ | 2008/01/12 19:52

ユーブさん、コメントありがとうございます。

京都の583系は、N40工事を施工しているんですね。それでも、車齢35年となりますと、やはり残りの年数と北陸新幹線の開業時期との関係が少々気になりますね。

このJR西日本独自のカラーも悪くはないのですが、せっかく長編成で残っているので、せめて引退前にもう一度国鉄色に戻して欲しいですが、駄目かなぁ・・・

投稿: TOMO | 2008/01/14 02:01

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