東急 新7000系に乗る
さて、23日は、笹塚から戻ってきた後、新宿で食事を摂り、今度は池上線沿線の会社へ向かった。現地で2時間半ほど仕事をして、そのまま直帰扱いとなったため、久しぶりに池上線で蒲田まで乗ってみた。目的は、昨年末にデビューした新型車両7000系に乗ること。弊ブログでは、甲種輸送の模様を取り上げたが、それ以降、実車を目撃した事がなかっただけに、行く時から、見られたら良いなとは思っていたのであった。
とりあえず、蒲田へ向かったのは、多摩川線での運用を視野に入れていたのだが、蒲田駅に到着してから30分ほど観察していると、蒲田到着時に停車していた多摩川行きの車両が、蒲田へ帰ってきてしまった。と言うことは、多摩川線では運用されていない。そこで、携帯で情報を収集してみると、ちょうど池上線で運用中で、五反田を出発した所だと知る。となると、蒲田まで20分ほどは掛かる。駅前のユザワヤで暇をつぶしてから再び池上線ホームへ。車止め付近で待機していると、前方よりHIDのライトが見えてきた。新7000系とようやく対面を果たす。
昨年末に営業を開始した、東急池上・多摩川線用新型車両7000系。甲種輸送時以来、一度も見たことが無かったが、1月23日の夕方、池上線で運用に就いていた7102Fを捕らえる事が出来た。
甲種輸送を八王子で見た際にも思ったことだが、流線型のスタイルは、今までの東急のイメージが全く感じられない。これまでノンビリと走っていると言うイメージが強い、池上線・多摩川線の列車も、この車両なら都会的に見えるかもしれない。
7000系の行先表示は、路線名・行先(日本語)・行先(ローマ字)が交互に表示されるようになっている。
撮影後、7000系に乗り込む。とりあえず2両目に乗車してみたが、7000系の特徴とも言える、車端部のボックスシートは既に埋まっていたので、ロングシート部分に着席する。いざ車内で座席に座ると、東横線や田園都市線を走る5000系シリーズと全く同じと言う感じを受ける。それもその筈。基本的には5000系をベースにしている事から、ドアの上のLCDに関しても窓配置に関しても、5000系に近いのだ。そして、車内に流れる自動放送も、5000系シリーズと声が一緒。このタイプは、池上線・多摩川線では初登場ではないだろうか。走行音も、従来の車両よりも静かで、乗り心地もよく、五反田までの約20分は、とても快適に過ごす事ができた。当面は、2編成のみと言う事で、当てるのは難しいかもしれないが、今度は沿線で走行シーンを撮影してみたい。7000系投入と引き換えに、少しずつ引退していく7600・7700系の記録と合わせて、一度ゆっくり池上線・多摩川線を訪れなくてはと考えている。
さて、最後に、この日撮影した池上線、多摩川線の1000系・7600系・7700系の画像をご紹介しておく事にしよう。
7600系の中には、シングルアームパンタになった車両もある。洗足池駅にて。
多摩川線の運用に就いていた、池上線開業80周年記念マーク掲出編成。
7700系「歌舞伎カラー」バージョン。
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コメント
TOMOさんこんにちは。東急の新型はイメージがぜんぜん違いますね。斬新な電車です。このメカニックな電車の登場で、これまでローカル線だった池上・多摩川線も雰囲気がガラッと変わりそうですね。
投稿: オグリキャップ | 2008/01/26 13:33
オグリキャップさん、コメント有難うございます。
仰るとおり、この車両が池上線・多摩川線を走る姿は、まさにローカル線が都会派路線へ脱皮したと言う感じがしますね。新型車両と合わせて、既存の車両が今後どうなっていくのかも気になるところですね。
投稿: TOMO | 2008/01/27 23:08