« 臨時快速「四季彩河口湖号」運転される | トップページ | E32+E33を横瀬で目撃 »

秩父鉄道 急行「臘梅号」を撮影する

さて、西八王子で「四季彩河口湖号」を撮影したあとは、八王子から八高線に乗り換え東飯能へ。さらに東飯能から西武池袋・秩父線に乗り換えて秩父へと向かった。

秩父鉄道の公式サイトによると、長瀞の宝登山のロウバイの開花に合わせて、今年も1月19日から2月17日までの間、秩父鉄道の急行「秩父路号」を急行「臘梅号」として運転。さらに今年からは特製のヘッドマークを掲出して運転と言うことで、どうしても撮影しておきたかったのだ。私が西武秩父に到着したのが10時20分。とりあえず、秩父神社への初詣の際に撮影した、神社近くの踏切へ向かうと、先客が1人。ご挨拶をして、横で撮影させてもらう事に。待つ事10分ほど。上りの羽生行きを挟み、急行「臘梅1号」がやって来た。

Img_210220002

長瀞の宝登山のロウバイの開花に合わせて、秩父鉄道では、今年も急行「臘梅号」を運転。今年は6000系に特製のヘッドマークを掲出しての運転となった。

やって来た6003Fは、ご覧のように下り方が黄色ベースのヘッドマークだった。では、反対側はどうだろう。気になって後追いしてみると・・・

Img_210230001

上り方は青色のヘッドマークだった。

前後でヘッドマークのデザインが異なるのは、開運号と一緒だった。

ここでは、「臘梅1号」を撮影して、3号は黒谷へ行こうと思っていたのだが、この踏切でご一緒させていただいた方から、カナリア編成が少し前に影森へ行ったと聞く。影森からは、すぐに上り列車として折り返してくるのだが、その列車が、当初、私が黒谷へ行くために乗る予定だった列車だ。そんな話を聞いてしまっては、黒谷へ行かず、ここで撮る事が得策であると判断し、予定を変更する事にした。ただ、この場所では上り列車の正面からが撮影できないため、秩父方向に少し進んだ踏切へ移動し、カナリア編成の通過を待つ事にした。

Img_210260003

Img_210270004

急行「臘梅1号」の後にやって来た、1000系カナリア編成の羽生行き。カナリア編成の一般運用は、今回が初の撮影となった。

この羽生行きは、秩父駅の停車時間が2分ほどある。そこで、もう一つ先の踏切まで歩き、踏切内から停車中の姿を撮影する事にした。

Img_210280005

西武4000系、デキ108と絡めてスリーショットを撮影。

撮影後、再び秩父神社近くの踏切へ戻り、今度は「臘梅3号」の通過を待つ。その前に下りの普通列車が来るのだが、運が良いのか、この列車にはスカイブルー編成がやって来た。

Img_210300006

続いて1000系スカイブルー編成の三峰口行きがやって来た。

ここへ到着してからおよそ40分。その間に2本の国鉄色遭遇とは、ラッキーだった。そして先行したスカイブルー編成から待つ事およそ15分。影森行きの急行「臘梅3号」がやって来た。

Img_210320007

「臘梅3号」に充当されていた6001Fは、漢字のマーク。しかも下り方が青だった。

先程とは違うマークで、色の組み合わせも違う。と言うことは、上り方は黄色かなと思いカメラを向けて見ると・・・

Img_210330002

反対側は黄色ベースのマーク。

こうなると、今回の撮影時に遭遇しなかった6002Fのマークも気になるところ。各編成違うマークを掲出しているとは、秩父鉄道は、ファン心理を良く心得ているようだ。

この後、昼前に1本貨物列車が通過するので、その列車まで待つ事にした。

Img_210360008

デキ102牽引の下り貨物列車。

この撮影を以って、秩父鉄道の撮影を終了。私は西武秩父駅へと向かい、次の撮影に向かった。秩父神社近くの踏切で1時間弱滞在したが、1000系カナリア編成の一般運用が撮影できた事は嬉しい誤算だった。

2008年2月16日追記

2月11日に西武秩父駅ホームから、急行「臘梅号」を撮影したところ、カタカナの「ロウバイ号」と言うヘッドマークを掲出した6002Fだった。

Img_210580001

Img_210600002

カタカナのロウバイ号のヘッドマークを掲出した6002Fが西武秩父駅の横を通過。

この記事より下記ブログへトラックバックを送信しています。
mattohさん

| |

« 臨時快速「四季彩河口湖号」運転される | トップページ | E32+E33を横瀬で目撃 »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:秩父」カテゴリの記事

コメント

TOMOさんこんにちは。ヘッドマークがなかなか良いデザインですね。ペン習字をやっているものとして、「蝋梅」の書体が知りたいですね。この急行電車は、去年の夏に三峰口から熊谷まで乗りましたよ。車内がきれいで、(ただ三峰口から私一人だったのですが)急行料金も安く、なかなかお手ごろな列車でした。本当に秩父鉄道は鉄心を理解していますね。また行きたくなりました。

投稿: オグリキャップ | 2008/02/03 18:41

 こんばんは。昨日、その急行蝋梅1号に乗っていましたが、蝋梅のシーズンだけあって車内は行楽客で賑わってました。その多くが長瀞で降りてきましたが、私も久しぶりに宝登山山頂に上がって蝋梅を見てきました。黄色く色づいた蝋梅の花が見頃を迎えていてなかなかきれいでしたよ(^^)。

 正月三が日の開運号のときは片方の側のヘッドマークしか撮らなかったので、今回はしっかりと両端撮ってきました。ところが別の6000系の編成を見たら、「蝋梅」と漢字で書かれたバージョンもあることが判明してしまいました(^_^;)。これには正直やられたというところですが、なかなか秩父鉄道も凝っていますね。

 それでは・・・。

投稿: mattoh | 2008/02/03 22:09

秩父遠征、お疲れ様です。『蝋梅号』のHMですが、実はもう1種類、カタカナ横書きのものがあります。1月19日に長瀞で撮影しました。他と同様、三峰側が青、熊谷側がオレンジです。ホビダスの「今日の一枚」に私が撮った写真を投稿してますので、よろしかったらご覧下さい。

http://rail.hobidas.com/rm-now/archives/2008/01/post_3893.html

私はカタカナしか撮影出来てません。ひらがなHMの列車も
同じ日に大野原で撮影しようとしたんですが、突然カメラがフリーズして失敗しました。秩父鉄道は沿線がヤブだらけで撮影場所に苦労しますね。大野原近辺は複線感覚で撮影出来るカーブが2箇所もあるので、私は好きでよく行きます。

投稿: みまさか・みささ | 2008/02/03 22:38

オグリキャップさん、mattohさん、みまさか・みさささん、コメント有難うございます。

オグリキャップさん>
今回のロウバイ号のヘッドマークですが、仰るとおりなかなか凝っていると思います。実は3000系にもヘッドマークが付けられていましたが、デザインは今回の方が上だと思います。ロウバイの書体ですが、なかなか難しい字ですね。秩父鉄道の公式サイト上での案内及び電車のヘッドマークでは、肉付きの「臘梅」を使用しています。弊ブログでは、秩父鉄道での案内に合わせて肉付き「臘梅」を使っていますが、実際にはどれが正しいのでしょうか。

mattohさん>
トラックバック有難うございました。実際にお乗りになって長瀞へ行かれたんですね。今回もヘッドマークは数種類用意されていたようで、秩父鉄道の急行は、必ず前後及び他の編成も注意する必要がありそうです。

みまさか・みさささん>
カタカナ書きのヘッドマークを撮影されましたか。と言うことは、漢字・ひらがな・カタカナと3種類、更に色が前後で違いますから、計6種類のヘッドマークがある事になりますね。期間中にもう1回秩父に行き、カタカナのヘッドマークも撮りたいところですが、撮れるかどうか・・・

投稿: TOMO | 2008/02/04 01:18

TOMOさんこんにちは。再びコメントいたします。ロウバイについて、母に聞いたところ、2つの蝋梅ともあっているとのことでした。まだ正式なところはわかりませんが、こちらではこの結論で落ち着いています。

投稿: オグリキャップ | 2008/02/04 18:13

オグリキャップさん、わざわざお調べ頂き有難うございました。

結論は両方とも正しいのですね。お陰で一つ勉強になりました。お母様にも宜しくお伝えくださいませ。

投稿: TOMO | 2008/02/05 02:14

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秩父鉄道 急行「臘梅号」を撮影する:

» 蝋梅号に乗って蝋梅散策その2~急行蝋梅号 [mattoh]
 昨日の続きです。羽生からはいよいよこの日のミッションである急行蝋梅号に乗り込み [続きを読む]

受信: 2008/02/03 22:14

« 臨時快速「四季彩河口湖号」運転される | トップページ | E32+E33を横瀬で目撃 »