「ゆとり」最終運行 「さよならゆとり踊り子号」を撮影する
長々と続けてきた3月9日の鉄活動も、いよいよこれが最終章となります。
鶴見駅付近で、西武30000系甲種輸送を撮影した後は、京浜東北線で横浜へ。そして横浜から東海道線に乗り換え、向かった先は国府津だった。国府津へ向かったのは、この日が最終運行となるお座敷客車「ゆとり」の引退記念列車、「さよならゆとり踊り子号」を撮影するためだ。
この列車、前日の8日も運転されたのだが、8日は品川~小田原間が貨物線経由での運転であった。と言う事は、9日も貨物線経由と言う可能性が強くなる。そこで、貨物線経由に賭けて、国府津へと向かったのだが、道中、車内から撮影地を見渡してみると、新子安駅のホームには、大勢のファンが待ち構えていた。後で調べてみると、新子安は通過しなかったようで、この場所で何人かは悔しい涙を飲んだ事であろう。
さて、横浜から東海道線の快速「アクティー」に乗り換えて国府津に到着すると、既に6番線の東京方先端は、数名のファンが待機していた。その中に、弊ブログと相互リンクを組んでいる、武蔵野線屋根上日記の管理人であるマニはらさんを見つけた。ここで、暫くの間、一緒に撮影する事に。上り貨物列車を撮影しながら、待つ事およそ30分ほど。ゲッパこと、EF65 1118号機に牽引された「ゆとり」がやって来た。
お座敷客車「ゆとり」がついにラストラン。運行最終日となった3月9日、「さよならゆとり踊り子号」を撮影してみた。
とりあえず、国府津駅にて最低限の撮影は出来た。今度は、折り返しの上り列車を撮影するのだが、上がってくるのは、既に夕方の時間帯。出来るだけ、熱海に近づいた所で撮影したいが、あまり奥へも行かれない。とりあえず、マニはらさんと相談した結果、小田原で待つ事にした。国府津から、後続の普通列車で小田原へ向かうと、既に、上りホームの熱海方は、大勢のファンが集まっていた。そこで、ホームの中程から人を入れて撮影し、車両部分をトリミングして対応する事にした。待つ事およそ20分後、今度は、EF65 1100号機を先頭にした、「さよならゆとり踊り子号」がやって来た。
熱海から折り返して、今度はEF65 1100号機が先頭に立つ「さよならゆとり踊り子号」
この時、ホーム上は、かなり大勢のファンと一般客で混みあっていたのだが、トリミング機能を使って、どうにかこのような感じの写真に仕上がってくれた。
撮影後、私は、小田原始発の東海道線普通列車で品川を目指した。いつの間にか途中で「ゆとり」を追い越しており、品川へは先着する事ができた。「ゆとり」が到着する品川駅臨時ホームは、大勢のファンが集まっており、私は、暫くの間、その様子を観察した。最後は、人が多く、まともな写真は撮れなかったが、「ゆとり」の人気を改めて肌で感じる事はできた。
品川駅に到着した「さよならゆとり踊り子号」。まともに撮れたのは、これだけでした。
こうして、「ゆとり」の最終運行は終了し、数分後、大勢のファンに見守られながら、品川の車両基地へと消えて行った。ありがとう「ゆとり」。お疲れ様でした。
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E.T.K《E電対策協議会》さん
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