牽引機変更！米タンを撮る

先日、新しい貨物時刻表を購入した。

早速中身を見てみると、３月１５日のダイヤ改正で機関車の運用変更がかなり発生している事に気が付いた。中央東線からは、ＥＦ６４の０番台の貨物列車が消滅した。一方、対照的なのがブルーサンダーことＥＨ２００である。なんと、今回のダイヤ改正からは、米軍横田基地への燃料輸送列車（通称：米タン）の牽引も担当することになっていたのだ。これまで、米タンは、ＥＦ６４の１０００番台車が牽引を担当してきたが、ダイヤ改正を前に、南武線でＥＦ６５を使ったハンドル訓練が実施されており、改正後は米タンがＥＦ６５になるだろうと予想していた方は、多かったと思うが、まさかＥＨ２００になるとは、全く予想していなかった。

本日は祝日と言う事で、米タンが運転される可能性が高い。となると、これは撮影に行くしかない。早速、米タンを撮りに出かける事にした。と言いつつ、実は出発に手間取ってしまい、青梅線内の撮影は間に合わない。そこで、まずは立川駅のホームより、青梅線との連絡線から出てくるところを撮影する事にした。１１時４４分、前方よりＥＨ２００の姿を確認。早速、カメラを取り出して撮影を開始した。

今日は祝日恒例（？）の米タンの撮影。３月１５日のダイヤ改正より、牽引機が最新鋭のＥＨ２００に変わった。

撮影後、すぐに南武線が発着する７・８番線へ移動。ちょうど入ってきた川崎行きに乗り込んで先行する事に。車内でどこで撮るか悩んだ挙句、選んだのは分倍河原であった。最初は、隣の谷保と分倍河原で悩んだのだが、東京時刻表を見て、谷保は被られる危険性が高いと判断したのである。

分倍河原に到着してからおよそ４分後、立川行きに被られる事なく、米タンを撮影する事ができた。

鶴見線の安善を目指して南武線を走る５２８６列車。（米軍基地燃料輸送返空列車）

最新鋭のＥＨ２００と、大ベテランのタキ３５０００との組み合わせが、何ともアンバランスに感じてしまった。今回は、出発が遅くなってしまったため、この場所での撮影となってしまったが、考えてみれば、南武線の立川～府中本町間では、以前よりＥＨ２００が走っていたので、機関車だけ見れば、ごく当たり前の光景かもしれない。近いうちに、青梅線内でも撮影しなくてはと思っている。

さて、夕方になって、立川に立ち寄ると、青梅線の１・２番線ホームにＥＨ２００が停まっているのが見えた。午後、安善から拝島へ向かった米タンを牽引してきたＥＨ２００の折り返し回送だ。

米タンの牽引を終えて、立川に戻ってきたＥＨ２００－７号機。

この後、私は第一デパート内の模型店、キョーサンへ行き、買い物をして再び立川駅へ。３・４番線ホームに下りると、５番線にＥＨ２００－７号機が停まっているのを確認した。

今度は立川駅５番線に停車中のＥＨ２００－７号機。

貨物時刻表に掲載された機関車運用表によると、この後は、八王子に回送されると言う。立川駅５番線に停車する姿も、今改正からの光景ではないだろうか。

マンモス機ＥＨ２００に突如出現した、異色の運用とも言える米タン。これまでのＥＦ６４－１０００番台と比べると、試作機以外、皆同じ姿なので、面白味は無くなってしまったかもしれないが、最新鋭機関車に突如出現した異色な運用として、今後も機会があれば記録しておきたいと考えている。次は青梅線内を走るＥＨ２００を押さえなくては・・・

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小倉沙耶のやわやわ日和さん