EF65 535号機最終運行
3月30日、JR貨物の人気機関車であるEF65 535号機が、ついに最終日を迎えた。
前日の29日より、535号機には、かつての寝台特急「富士」のヘッドマークを模したような「惜別」マークを掲出。29日は、2090列車に充当されていた。そして、翌朝、2092列車に充当されている事を知り、急遽、高崎線北上尾駅へと向かった。現地に到着したのは、2092列車通過の25分ほど前。この時点で8名が下りホームの先端で待機していた。最初は、この程度なら何とかなるだろうと思い、後ろ側で待機していたのだが、いざ列車が来ると、かなり身を乗り出して撮る人もおり、ちょっと厳しい。そこで、改札を出て、線路沿いから撮影する事にした。実は、北上尾に来る際、上尾~北上尾間の線路沿いには、殆ど撮影者がいなかったので、上尾方に進む事に。これが間違いの始まりであった。実際に線路沿いで構えてみると、撮影がし辛い事がわかる。やはり駅へ戻ろう。早足で駅に向かって歩いていると、2092列車が来てしまった。仕方なく、線沿いの道から撮影する。
ついに運用最終日を迎えたEF65 535号機。3月29日と30日の2日間は、かつての寝台特急「富士」を模した「惜別」ヘッドマークが掲出された。
出発前に機関士への花束贈呈が行われたのだろうか。助手席側に花束が置かれているのが見えた。
それにしても、同機の最後の撮影は、何とも中途半端な場所での撮影となってしまった。でも、最後の姿をこうして見送る事ができたことは良かったと思う。2004年に整備されて以来、引退となる2008年3月末まで、大変美しい姿で保ってきた高崎機関区の関係者の方たちには、本当に頭の下がる想いである。出来る事ならば、引退後もどこかで保存してもらいたいものだ。
さて、高崎機関区のEF65は、この535号機以外にも、残っていた0・500番台車が3月いっぱいで運用を離脱している。中には、新天地に向かうものもあるようだが、500番台車は、このまま全車両が廃車となってしまうのではないだろうか。3月25日には、唯一のF形車、515号機が8780列車に入ったと知り、西国分寺で撮影する事が出来た。
最後のF形、EF65 515号機は、3月25日、8780列車に充当された。
これで高崎機関区のEF65は、全てPF形に統一。何とも寂しくなってしまった。
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