4月14日の萩山駅
私はいつものように国分寺からの多摩湖線で萩山に到着。本日より稼動を開始したエレベーターのホーム側の入口は、改札口へ通じる階段の後ろ側にある。ホームの柱や階段付近には、エレベーターが階段の後ろにあることを伝えるステッカーが貼られているが、列車から降りていく乗客たちは、その殆どが階段へ向かっていく。初日と言う事もあり、気が付かない乗客も多いのだろう。
エレベーターの存在を伝えるステッカー。
私はエレベーターの前へ。ボタンを押してエレベーターを呼ぶ。萩山駅では初めての体験だ。すぐにエレベーターが下りてきて乗り込む。当たり前の事だが、エレベーターの中はとても綺麗。動き出してから改札階へ到達する短い時間内に、2004年の秋、右足首を怪我して、松葉杖生活を送っていた事を思い出した。あの時、このエレベーターがあったら、どれだけ通勤が楽だった事だろう。もうあんな経験は二度としたくないが、もし再び同じ経験をした場合は、これで少しだけ安心して萩山駅を利用する事ができそうである。
改札階売店前からエレベーターを眺める。
参考:工事着工前の売店付近の様子。2007年7月12日撮影。
さて、新しくデビューするものがあれば、その影で去り行くものがあるのが世の中の定めでもある。萩山駅1・2番ホームの拝島方では、役目を終えた古レールの柱の撤去作業が本格的に始まっていた。
本格的な撤去作業が始まった古レールの柱。
次の週末ごろには、全ての古レールの柱が撤去されてしまうかもしれない。
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